この御仁の辞書には『反省』という言葉はないらしい・・・
ほとんど国民の頭からはオリンピック招致のバカ騒ぎは過去のものと思っていたら、この御仁の頭の中にはまだ『東京でオリンピックを開かねば・・・』という思いが消えていないらしく、『私の代での責任で東京はアプライ(申請)する』と、宣言したという記事、誰かの歌の文句ではないが『本気かしら・・・』と思ってしまう。
恐らく都民(国民)の多くは失敗した16年のオリンピック招致には最初から反対か疑問を持っていたに違いない。さらに、圧倒的多数は成功するとは思っていなかったはずで、失敗したことにホッとしているという表現がふさわしいのではないだろうか。
公称150億円もの都民の税金をつぎこんだ招致運動。大新聞があまりこの問題に触れようとしないのは、どこからか圧力がかかっているのだろうが、ネットで『オリンピック招致』というキ-ワ-ドで検索してみると、とんでもない無駄遣いをしていることを指摘している。
イベントに参加した芸能人やアスリ-トたちに数時間舞台に立っただけで100万円超という常識外の謝礼を払っていたこともその一つ。
国民の圧倒的多数の常識として、芸人はともかく、過去にオリンピックで活躍し名声を得たり、現役選手でオリンピック代表になるだろうと思われているアスリ-ト達は、東京での開催を本気で応援しているはずなので、そのほとんどはボランティアとして参加しているに違いないと思っていたはず。
それが、莫大な謝礼が目的だとしたら、オリンピックそのものの精神を自らが踏みにじんでいたことになる。その連中にお揃いの一着30万円もするブレザ-を着せてのパフォ-マンス。これを無駄としなければ他に無駄はない代物・・・。
それはともかく、唐突に招致をぶち上げた、あまりにも有権者をなめた発言に『いい加減にしろ!』と怒り心頭の都民も多いはずなのに、その意志が現れていないのは、一帯何なのだろう。都民があまりにも常識はずれの発言だと呆れているのならともかく、この御仁に飼い馴らされているとしたら・・・と考えるとゾッとする。
先日、ある大衆新聞に『このタイミングで表明したのは、予想以上に知事が追い詰められているからだ・・・』という記事を見つけた。
記事によると、知事は失敗した16年五輪招致に150億円も浪費しているが、12年五輪の招致に成功したロンドンの招致活動費は60億円と2倍以上の税金をつぎこんだのに、落選したことによって、オリンピック基金として積んだ4000億円の使い方も問われるのを誤魔化そうとしてとのことだという。
都議会で多数を占めた民主党は、それらを12月議会で徹底的に追及する予定で、このままでは『150億円をドブに捨てたも同然だ』と批判されるのは確実。しかし、20年招致を表明すれば『150億円は無駄にならない』『2020年招致につながる』と強弁できるという論理を展開すると書いている。
どこまで真実かは疑わしいが、確かに、少なくとも五輪招致を言い続けていれば、招致失敗の総括を迫られたら、この御仁のいつもの発想法で『まだ終わっていないのに総括の必要はない』という論理に強引にすげ替えることは疑いのないところ。
さらに記事は、もともと五輪招致を強く訴えていたのは、自民党都議団だと続けている。五輪招致を大義名分にして東京を再開発し、国のカネで10兆円の公共事業を進めるつもりだったというのも何となく頷けないことはない。
この御仁の立場はともあれ、150億円(一説には400億とも言われているらしい)が何に使われたか明らかにもしないで、ほとんどの都民(国民)が望みもしない五輪招致に、また莫大な税金をつぎ込もうなんて許されない話であることだけは間違いない。(田舎親父)


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