国民にお約束? どこかで聞いたフレ-ズ・・・
マスコミは歴史的な敗北と大騒ぎしているが、あれほど国民をバカにした金まみれのスキャンダルと不見識な言動ばかりの閣僚のデタラメさと、それに対して注意すらできない首相の態度では与党の大敗も当然といえばこれほど当然といえる。
議席を37まで落とした自民党と9議席に終わった宗教政党の敗北に終わった今回の参院選挙。(私もその一人であるが)申し分のない結果に、してやったりと思っている人も多いだろう。
最初から与党不利という情報に、首相は『私をとるのか小沢さんをとるのか・・・』と小泉亜流の二者択一を国民に選択させようとする戦術に切り換え、この言葉が何度もテレビやラジオから流れたので、ほとんどの国民は耳にしたのではないだろうか。
この二者択一という手法は、勝つことが前提で負ければ責任を自分一人で負うという覚悟が必要なことは小学生でもわかる理論。この捨て身戦法は日本人好みだから、タイミングを見計らって打ち出すと凄い力を発揮する。
前回の衆議院選挙では、小泉首相は万が一つも負けないだろうが圧勝しなければ潔く消える、という覚悟を持っていたに違いない。その気迫が演説に現れ、刺客というとんでもない方法を生み出した。結果は自民党の地滑り的な大勝利だったことは記憶に新しい。
今回の結果で即、国民総体が『小沢さん』を選択したとは思いたくはないが、アベ首相に対しては『お前はいらないよ』という意思表示であることは疑いのない事実。なのに、情勢が厳しくなると結果も出ていないうちに『例え負けても責任はとらない』と発言しては、行きがかり上でも『小沢をとる』と思いたくなるのは人の機微というもの・・・ではないだろうか。
翌日の記者会見の様子がテレビで流れたが、首相の口から『国民とお約束したから責任がある・・・』という言葉が聞き飽きるほど何度も何度も出ることにうんざり。ほとんどの国民は『約束』などしたと思っていないはずなのに、この御仁の(幼稚園児的と言っても差し支えない)感覚と頭脳構造を疑わずにはいられなくなってしまう。
この『お約束云々・・・』という違和感のある表現、どこかで聞いたことがあると思ったが、何のことはない小学校の教員が子どもたちと会話する時に使うごく普通の言い方であることに気がついた。
小学校の教員(特に女教員)の言葉――『皆さん、明日は遅れないように集まりましょうね。お約束ですよ。お約束しましたよ』あるいは『皆さん、この学級のお友達は良い人ばかりです。喧嘩などしないとお約束しましょうね。お約束しましたよ』
アベ総理の言葉――『国民の皆さん、日本は美しい国ですよね。一緒に美しい国をつくりましょうね。お約束ですよ。お約束しましたよ』 まったく同じ言い方である。
教員は一方的に『お約束しましたよ』と、自分の都合の良いことを『お約束』という言葉で子どもを縛りつけることが常套手段として日常的に使っている。その『お約束』が果たせないときは『ちゃんとお約束したじゃない。なぜ守れないの・・・』と叱責するのも日常茶飯事。子どもと教員意識のずれが生じ、子どもの信頼感が薄れていく・・・。
どうやらアベという総理には、もう一度小学校の国語の勉強を教える必要がありそうだ。聞くところによると、このオボッチャマは幼い時から家庭教師がつき有名私立への受験勉強をさせられていたらしいが、その家庭教師は言葉の使い方を教えなかったようだ。
かってに『お約束しました』といわれても迷惑な話。噂によると家庭教師の御仁も自民党の議員らしいので、遅くなってしまったが『アベ君、お約束しましたという言い方はおかしいよ』と教えてあげないと大変なことになりそう・・・。
早くすっきり辞職するか、あるいは本当に『私をとるか、小沢さんをとるか』という二社選択で国会を解散して、国民と真の約束を結ぶ場を作らないと、永久にアンタの居場所はなくなるよ。といらぬ心配さえしたくなってしまう・・・。(田舎親父)


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