教員が食堂の店員では・・・
これまた高知に出かける前のことだが、学校もこんなレベルに落ちてしまったのでは、子どもが荒れるのは無理ない話と思わさせるような情けない事件が報道された。
このところ『食育』が大流語になっている。食べることは生きるための最低条件なので言葉そのものを決して否定する気はないが『○○育』という言葉からくるイメ-ジが学校と重なるらしく、食育=学校給食という考え方をする人が多いのが気になる。
そんなことが背景にあるらしく、日本中どこでも学校給食に変化を持たせ豪華にすることが大流行。バイキング給食・おかず選択給食・お誕生日給食・縦割り給食・○○特別給食などなどネ-ミングもなかなか賑やかである。
そんな学校の一つで、ある日の給食で、50代の男性教師が単純な注文ミスを犯したらしい。その日の選択メニューは『うなぎのかば焼き』と『トンカツ』(この自治体は給食費の不払いなどないらしく、メニュ-から受ける印象はかなり高価なもの・・・)。
教諭は事前にクラス全員に希望をとったが、双方の希望数を取り違えて『トンカツ』を選んだ児童が多かったのに『かば焼き』がたくさん来てしまったという。
馬鹿な話である。学校の先生は最近食堂の店員も兼任、勉強を教えるより昼飯の注文をとる方が重要になってしまったらしく、朝から注文を取り付けていたというから情けないという以前に、あまりの阿呆らしさに開いた口がふさがらない。
しかし、まあここまでは最近の学校の様子からよくある話だとしても、報道では、『トンカツ』を希望した児童に『かば焼き』を食べさせたらしいが、最後まで手をつけなかった7人に、自分の財布から100円ずつ渡して『お許し』を願ったというから驚き。まさに食道のアルバイトと同じ感覚ではないか・・・。
『誰にも言うなよ』と渡していたというが、もらった子どもが誰にも言わないわけはない。恐らく家に帰って『これこれで、先生から100円せしめた?・・・』と大いばりでしゃべっている顔が思い浮かぶ。
保護者の中の誰かが学校に『変な話では・・・』と連絡したので教師の行動が明らかになり校長は真っ青。何とか新聞種にならないようにと、クラスの全児童宅を回って謝罪し、数日後にはこの学級を対象に保護者会を開いて再び謝ったらしい。
確かに100円を渡してお子さまに『お許し』を願うという教員の態度は情けない。
50代の男性教師というから、この教師は普段から子どもからなめられている教師に違いない。資質という意味では即刻クビにするべきだろうが、こんな教師がゴマンといるのが現在の学校現場の現実・・・。
今回の50代の男性教師もこんな教員の一人、ある意味まあ仕方ないだろうと思うが『・・・別のクラスの教諭に相談するなど対処法は他にもあったはず。学校側も教員に対する指導が 足りなかった』という談話は校長として情けない。
これでは、食堂の店員が注文を間違ったので親爺がでてきて、ひたすら『お許し』ねがう構図と変わりない。
『食育』の充実と称して、教科以上に力を入れる学校が増える一方『給食は学校が勝手に出すから仕方なく喰ってやっている』とばかり、平然と給食費を払わない親が増えているという。こんな信じられないような現状さえ打開できない。
『食の確保』や『食事に関する躾』は親の仕事、学校が手を出すべきではない、というのが私の自論。日常的に矛盾が吹き出した学校給食、そろそろ根本的に考え直す時になったのではないだろうか・・・。(田舎親父)


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