バカものどもの成れの果て・・・
先月、岐阜短大の2年生6人が2人の教員に引率?されて海外研修旅行にでかけ、行き先のイタリア・フィレンツェの『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』の大理石の壁に日付や自分の名前、短大名などを油性フェルトペンで落書きしたという事件がマスコミに取り上げられて大騒ぎになった。
すると、そのすぐ後に、今度は京都産業大学の男子学生3人が、やはり同大聖堂の柱に日付と名前のほか『京都産業大学』などと落書きしたということが報道されて、きっとおなじようなことをしている連中がいるはず、まだ続くぞ・・・と思ったものだ。
大学側は間をおかずに3人に対して停学処分にしたが、これは人々がすぐ反応して、各新聞の『読者の声』欄では落書き行為に対して抗議の意見が何通も掲載されたことに対する、世間を意識しての防衛策だろう。
先週に末だったろうか、一部の夕刊紙にとネットでは、茨城の野球の強豪校の監督がおなじようなことをしたことが明らかになったという情報が流れ、間もなく学校名が出るぞと思っていたが、一昨日予想通りデカデカと報じられた。
記事によると、茨城の私立常磐大学高校(常磐大学って名前は始めて聞く上、大学高校なる名称はナンジャイと思ってしまうが)の硬式野球部の30歳の監督が、やはり同じ大聖堂に落書きをしていたという。
前2件は、いずれも海外旅行(国内でも同じだが)時、おびただしい落書きを見て(日本語もいっぱいあるのだろう)やってしまったという、モラルの欠如。ごく個人的な問題で、極論を先にいえば『ゴメンナサイ、二度といたしません。罰金を払いますのでお許しください・・・』ですむ問題化もしれない。実際に大学生人は停学処分になっている。
が、高校の野球部監督という社会的にいえばある意味指導者指、しかもこの高校が地区大会のシ-ド校となると事は簡単ではない。実際に、学校は県の高野連に報告して(監督を解任して)措置を待っているらしい。
高野連に限らず、この種の組織の幹部たちは大体が年寄りの権威主義者が多いのも特徴で、何でも連帯責任にする傾向がある。部員の一人が喫煙しても、チ-ムとして対外試合自粛などといった決定が過去にはザラにあること。大袈裟な処分をすることがこの方たちにとっては『自分たちの仕事』と思っているようなので、今回もこの高校の試合に何らかの影響があるのかもしれない。
学校側が事件が明らかになった翌日、直ちに監督が解任したのも、高野連の印象を少しでも良くしようとしたものだろう。確かに、地区大会に出場禁止やシ-ド校の取り消しとなっては選手たちが気の毒。全く関係のない部員たちに類が及ばないことを願いたい。
この監督は新婚旅行にでかけた際、浮かれて『相合い傘に妻の名』を書いたというが、この種の落書きは、最も稚拙でたかだか小学生か中学生の年代が好んでノ-トの隅にでも描くデザイン・・・。高校の教師としての行為とはとても考えられない。
3つの例はいずれもネットの書き込みで分かったという。共通していることは、外国だからバレる恐れはないだろうと思ったのか『旅の恥はかき捨て』という意識が罪悪感など無くしたのだろうが、困ったものだ・・・としか言いようがない。
また、小学生ならともかく(小学生の方がモラルが高いのが最近の特徴だが)高校の教師たるものが、最近日本人観光者が世界に溢れている上、ネットでの情報が当たり前になっていることを考えないとなると、それだけで教師失格か。
大切な文化財に落書きをする事自体、許しがたいことはいうまでもない事であって、この連中に何らかの罰則を与えることに異論はない。異論はないが、3人は運悪く見つかっただけで、他に同じような落書きをした人間はゴマンといるはず。
この連中をどうするか、そして何よりも今後、悪質な落書きをなくすようにするためにはどうすれば良いかを論じる事の方が必要不可欠だろうと思うが、いかがだろう・・・。
蛇足ながら、最近の政府・自民党の『利権第一』の政治屋たちが、意識的に重大な事実を国民に隠していることや、『金儲け命』の輩の醜いやり方を思えば、こんな学生や教師が生まれるのは仕方ないか・・・と、諦めに似た境地になっていることを付け加えておきたい。(田舎親父)


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