« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

2008年9月28日 (日)

次は蜂蜜か・・・

 『島田化学工業』という悪徳業者が、カビの生えた汚染米を原料にして作った『米粉でんぷん』の流通先が『特定できない』と農水省が発表したというニュ-スに、何か変だなと感じた人は少なくないはず。

 記録が残っていないため、汚染米で作った商品をどこに販売したのかわからない、とのことらしいが、そんなことが俄に信じられないのは私が商売に疎いからなのだろうか。

 そんなことはあるまい。如何に経済音痴の私であっても、商売するためには仕入れ先伝票が必要で、出荷の際にも売り上げ伝票がなければ、とても経営などできないことぐらいは理解している。

 本当に販売伝票が残っていないとしたら、全てヤミで流していたのか、それとも意図的に焼却でもして消してしまったかのどちらかであり、いずれもれっきとした犯罪だろう。この方向から徹底的に捜査をするのが当たり前なのに、販売先が特定できないのでこの件はお終いとする理由で考えられるのはただ一つ・・・。

 それは、伝票を押収したら『あまりにも凄い数』だったからでは。『三笠フ-ズ』の汚染米の販売先が、当初は370社だったものでどんどん増えて400社と膨れ上がり、中には汚染米と本当に知らずに入手した人もいたらしく、その人たちからも『俺たちも被害者だ・・・』という声も無視できないほどの大きな社会問題になっているという。

 『米粉でんぷん』は『島田化学工業』の、謂わば独占市場とらしいから、この商品を購入した会社の中には、一流という食品企業も多く、農水省サイドは発表したらその影響は計り知れない・・・と判断したのではないだろうか。

 一流といわれる企業の経営者たちが政治屋サンに献金するのは『何かの時にはよろしく・・・』という意図があるのは常識。この時とばかり、そんな一流企業が団結?して、農水省の口を封じたのかもしれない、なんてこともありえない話ではではない。

 ところで、これも農水省の発表だが、外国産小麦の輸入を当面見合わせる方針を明らかにしたとのこと。小麦はコメと同様の仕組みで輸入されているため、残留農薬などに汚染された事故米が、食用に転用された問題の再発防止策が固まるまで停止することにしたという。

 政府は、小麦の国内年間消費量の約9割に当たる約500万トンを外国から輸入しており、その仕組みは米と殆ど同じ。小麦に関してはこれまで基準を上回る残留農薬が検出されたことはないらしいが、水にぬれるなどして品質が落ちた小麦は存在するという。

 米と同じようにそれらの事故麦は家畜の飼料用として、入札を通して業者に販売されるシステムとのことだが、これは恐ろしい。『三笠フ-ズ』などのような悪徳業者が存在するとは限らない。いや、必ず存在するといった方が間違いない。

 これは知らなかった。事故麦が市場に出回っているとしたら、麦を原料にしたお菓子も危なそうだ。私にとってはもっと身近で切実な問題は焼酎のこと。事故米の時は、自分の飲む焼酎は麦が原料だから大丈夫・・・とタカをくくっていたが、麦も疑わしいとなるとちょっと考えさせられる。

 『いいちこ』ならば絶対大丈夫と思って、せっせと晩酌に飲んでいるが、麦焼酎も少し考えてみる必要がありそう。そうなると蕎麦粉も中国から輸入しているというから、蕎麦焼酎だって怪しく思えてくる。焼酎も含めて、しばらくは中国産の可能性のある食材は使うのを控えた方が安心のようだ。

 といってもそうは簡単にいかないのが現実。現在、食材で殆どを中国に依存している必需食材といえば『蜂蜜』である。一部の高級店を除いては、国産の『蜂蜜』をおいていないのが普通で、ごく僅か置いてあっても価格的に庶民にとっては高値の花。アルゼンチンという国名も併記されている場合が多いが、その割合まで記載はない。

 農水省は『輸入蜂蜜』の扱いはどうなっているのだろう。いままで問題になった米や麦、その他の野菜などの例からみて、厳重なチェックなどしていないと考えた方が間違いなさそうだ。

 ならば、今度新たな汚染が問題になるのは『蜂蜜』ではなかろうか・・・。(田舎親父)

(追記)都合により、明日から1週間程休載。

2008年9月27日 (土)

こんな輩が大臣では・・・

 5人組猿芝居一座のどさ回りが終わり、予定通りアソウ総理大臣が誕生した。組閣前から大臣の顔ぶれがある程度マスコミがキャッチ。幹事長や官房長官などはまさにその通りになったのは、派閥の親分衆の意向もあったことがうかがえる。

 テレビで閣僚発表の場をみていたが、この御仁らしく自分で読み上げ、しかもその都度自分の望むこと・・・などを交え、やる気は満々に受け取れるが、新しく官房長官になった川村サンという方の表情が何となくさえないように映ったのは私の気のせいだろうか。

 従来は、閣僚の発表は官房長官の仕事で、謂わば、この場が『お目見え』の儀式。これによって内閣の姿勢が何となく国民に伝わったものだが、今回は川村サンの出番はなし。大将自ら、部下のお目見えの花道を奪ったような感じがして、これでは川村サンが可哀相と思ったものだ。

 が、一夜明けたら、このカワムラ官房長官に早速の醜聞が明らかになったから、ひょっとしてアソウさんはこのことを事前に知ったので、お目見えの花道を奪ったのでは・・・なんて思いもしないでもない。

 記事によると、カワムラ官房長官は自らが代表をつとめる『自民党の山口支部』が過去に談合で摘発された問題企業などから、その後も多額の寄付を受けていたという。このことを追求されるのを恐れてか、自ら明らかにし、『管理・監督が不十分だった。おわび申し上げる』と謝罪して、献金を返還する考えらしい。

 『政治活動に対する善意のもので、違法性はない』と釈明しているというが、摘発された企業から寄付金を受けるのは、普通の感覚で判断したら、これはドロボウから寄付を受けているようなもの。もし、何らかの利権が絡んでいたら、まさにドロボウの上前をはねていると言っても過言ではない。

 これは政治屋サン達のよく使う手段、不浄のカネを受け取ることは立派な犯罪。カネを返せば済むものではないことは明らかなのに、最近万『返せばいいんだろ返せば・・・』と開き直る万引きが増えているというが、変な風潮になったもの。これらも政治屋サン達の姿勢が影響しているようだ。

 昨日になって、この手の寄付金を受け取っていたのは、カワムラさんだけでなく、ナカガワ財務相もがと判明。財務を担当する大臣がこれでは、世の中『不浄のカネ』ばかりで浄財なんて存在しなくなってしまう。これは困ったもの・・・・。

 選挙の目玉にするために選んだオジョウチャマ大臣までこのたぐいだというから、もう一度全ての大臣の身体検査が必要なのではないだろうか。

 俄仕立の内閣だけに、今後もこのような『カネの問題』が明らかになる閣僚も多いだろうが、カネよりもっと困る、人間の資質の問題を疑われる大臣が現れては、折角の親分の意気込みが凄いアソウ内閣も、所詮は選挙のための内閣では・・・。

 ナカヤマいう国交相は就任の挨拶で、成田空港反対派の住民について『ごね得というか、戦後教育が悪かった。公共の精神というか公のために自分を犠牲にしてでもという気持ちがなく、自分さえ良ければいいという風潮で、空港を拡張できなかったのは残念だった』と発言したというから、この男のアホさ加減がよく分かる。

 農民たちの平和な生活が、突如、誰が言いだしたのかいまではわからないが『成田の地に飛行場を造るから立ち退け・・・』という一言で、『何故この地が・・・』という疑問にひとつも答えることなく、『国策』だと強弁して、警棒に囲まれながら重機が動き出した。 

先祖伝来、農業で生計を立ててきた農民たちにとっては、ここは自分たちの故郷であり聖地、反対するのは当たり前である。それを、自分勝手という人間の頭をカチ割って脳細胞を見たいもの。この『自分さえ良ければいい・・・』という言葉をそっくりこのナカヤマというアホ大臣に返したい。

 それどころか日教組を目の敵にしているらしく『日教組の強いところは学力が低い』とか『日教組の子どもは成績が悪くても先生になる。だから大分の学力は低いのだ』という発言に至っては正気の沙汰とは思えない。

 さらに、このアホ大臣は自分が文科相時代の全国学力テスト導入を提唱した理由に関しても『日教組の強いところは学力が低いと確かめたいから・・・』とは、驚きを通り越してあきれてモノがいえない。

 そんな馬鹿馬鹿しい理由で行っている『全国学力テスト』の結果に振り回されて、大騒ぎしている大阪のタレント知事はじめ首長たちや教育長たちの姿は『情けない・・・』としか言いようかない。

 官房長官と国交相の二人が共に『この国の未来を担う子どもたちの教育を司る』文部科学省の大臣経験者とは困ったものである。こんな輩が文科省のトップでは、この国の未来は限りなく暗いようだ・・・。(田舎親父)

2008年9月26日 (金)

大阪も賑やか・・・

 少し古い話になる。過日、全国一斉に行われた学力テストの結果が発表されたが、大阪府の成績は小中学校ともに最下位の部類だったようだ。
 この成績に、選挙で選ばれた橋下というタレント弁護士知事さんが激怒。『くそ教育委員会め・・・』と口汚く罵って、教育委員会を批判したとかしないとか賑やか・・・。言ったという知事も、大袈裟に取り上げるマスコミもどっちもどっちだが・・・。
 橋下知事サンは府の教育委員会に『学力テストの結果を市町村別のデ-タ-を公表して、競争させれば、テストの成績は上がるはず・・・』と迫ったところ、色好い返事が聞かれなかったことからこの発言になったらしい。
 橋下サンという知事、就任以来の言動が過激なため、いろいろな方面に波紋を投げかけている。今回の『学力テストの成績公表』ということについては、『学力テスト』そのものがナンセンスと思っている私には意味あるとは思えないが、伊丹空港の廃止や職員の服務の改訂などには耳を傾ける価値のある発言も多い。
 しかし、ワンマン都知事と同じで『俺のいうことが正しいのだから、お前らは黙って俺に従えばよい・・・』という雰囲気があるのはいただけない。
 選挙で大勝したのだから、府民(都民)は全部俺のいうことを認めているはず、という奢りが言動に感じられ、へそ曲がりの私はどうしても、このような言動を受け入れられない体質を持っているようだ。
 学力テスト問題はさておき、『知事が教育にものを言えないのはおかしい』と教育委員会の中立性に疑問を投げかけているのも拝聴に値する考え方であるが、自分の意見に反対したからといって『くそ教育委員会・・・』は大人げない。
 府教育委員会も情けない。いっそうのこと『教育委員会は何のためにつくられているのか、知事は知っているのか・・・』程度のセリフと、辞表を叩きつけるぐらいの強い態度を示してほしいところだが、恫喝に降参して、早速府の教育長は市町村教委のトップらを集め、成績を開示するよう正式に要請したというから、勝負にならない。
 当然のことだろうが、市町村側からは『知事の要望は脅しのようだ』とか『公表すれば競争や序列化を招く』などと反発が相次いだという。が、公表するのが嫌なら、初めから犬山のように学力テストに参加しなければ良いのに・・・と思ってしまう。
 文科省が莫大な税金をつぎ込み、現場の教職員を酷使して行った『学力テスト』の意味は『競争』を煽るために、結果として『序列化』は当然という論理でごり押ししたことは最初からわかりきっていたはず・・・。なのに、今更『競争や序列』が嫌だとは、甘え以外には聞こえない。
 ある市の市長は『限られた教科の点数だけでは公教育の成果は計れない。点数公表をめぐる馬鹿げた議論には付き合えない』とか『点数至上主義よりも知徳体、総合力の育成に力を入れていきたい』とかのたまい、知事に反論しているらしいが、言っていることが抽象的過ぎて説得力に欠けるきらいはぬぐえない。
 点数が最下位に近い府であって、さらに最下位になった市町村にとっては、『公表=日本一点数の低い』とのレッテルが張られるとあっては、発表しにくいことはわからないではないが、文科省の命令にホイホイと従って行った『学力テスト』なのだから、潔く堂々と公表した上で、『学力とは・・・』と明確にし、こんな点数は意味がないことを住民に説明して理解を求めるのが筋だろう。
 『学力テスト』なんて所詮はペ-パ-テスト。塾の講師たちの『実力』とはこれらのペ-パ-テストの点数を上げることに他ならない。学力テストで上位を占めた県では、すでにこの塾方式の学習を学校に導入しているとか・・・。
 その県のやり方に学べ・・・と、ばかり他の自治体の教育委員会の関係者がどっと押し寄せているというから情けない。
 『塾が上』という風潮が浸透し、学校の教師たちが塾の講師から指導を受ける場が多くなっているらしいから、今に『○○塾付属××市立△△小中学校』なんて看板が掲げられるのではないだろうか。
 全国の教育サン達。公表したくない言い訳に『教育の自主性』を主張する前に、学校と塾との違いをきちんと把握して、学校教育の基本理念を再構築してほしいものだか、いかがだろう。(田舎親父)

2008年9月25日 (木)

何となくいやな予感が・・・

 三菱UFJフィナンシャル・グループが、米証券2位モルガン・スタンレーの第三者割当増資を引き受け、普通株式を最大20%取得する方向で合意したとのこと。
 経済には全くの素人の私には、このニュ-スの持つ意味は殆ど理解できない。が、ブッシュ政権が7000億ドルという(俄には信じられない)天文学的な巨額の資金を投入して不良債権を処理しなければ金融が安定しないというほど、謂わば、恐慌状態のアメリカ金融市場に9000億円も出資して大丈夫なのだろうか・・・と思ってしまう。
 その決定は、僅か数日で決められたというから、経営陣は『金儲けのチャンス』と判断したのだろうが、もしモルガンがリ-マンのように破綻したら・・・というリスクを乗り越えた判断基準はなんなのだろう。
 報道ではリ-マンからも出資の依頼があったという。結果的に、断わったことによって損失を未然に防いだのだから経営陣の判断は正しかったことは間違いないが、その時はある程度の熟考を経て断わったとのことだが、今回は即答で引き受けた。リ-マンは第三位モルガンは第二位だから大丈夫と判断したわけでもないだろうが、何か気になる。
 同時進行するように、日本の証券業界トップの野村證券が、経営破綻した米証券大手リーマン・ブラザーズのアジア・太平洋部門を買収するは発表、続いてヨ-ロッパ部門も買収するとのこと。
 三菱UFJの出資は実際にアメリカ金融市場の牽引しているモルガンに対してだが、すでに破綻したリ-マンを買収して、それこそ大丈夫なのだろうか。
 バブルがはじけた時、日本の金融界は不良債権を抱えて身動きがとれなかった。政府は強引に公的資金を惜しげもなく投入し、銀行を救済したことは記憶に新しい。銀行の再編が進んだのもその頃から・・・。
 それまで5%だとか7%という金利が当たり前になっていたのが、以来、金利は0.0何%と極端に金利が引き下げられ、現在に至っている。貸し渋りが当たり前になり、なんでも高額な手数料をとって我々貧乏人いじめ強めているにもかかわらず、海外投資や不動産などの巨額の融資で焦げつきなどの話題が尽きない。
 証券業界トップだった山一証券が破綻したのもバブルのはじけた頃だった。破綻の詳しい原因など、私には理解できるはずはないが、破綻するはずはないと思っていただけに、表現できないほどのショクを受けたことを鮮明に思い出すことができる。
 これらの教訓を『三菱東京UFJ』や『野村』の経営者たちはどう学んだのだろうか知りたいもの。当時の経営陣は退き、新しいメンバ-達が経営を担っているのだろうか、銀行経営者に、破綻しそうならまた政府が助けてくれる、という甘えがあるとしたら、とんでもないことになりそうだ。
 アメリカ政府が巨額の資金を投入する、ということが担保になっているのかもしれないが、そのニュ-スが流れた翌日にはその日上昇したアメリカの株式が、様子見というより大幅に値下がったのをどう判断しているのだろう。そして値下がり傾向は現在も続いているのを・・・。
 私は、アメリカの世論が末期状態のブッシュ政権に7000億ドルなどの資金投入など許さないという方向に動いているのかもしれないと思えてならない。
 ならば、余計にリスクは大きくなる。もしも、投入した資金が焦げついたとしたら、日本経済は本当に立ち直れないのではないだろうか。そしてその時、次代を担う青年たちの未来に対して、誰がどのように責任をとるのだろう・・・・。(田舎親父)

2008年9月24日 (水)

このままでは汚染食品ばかりに・・・

 中国で粉ミルクにメラミンが混入していたことが原因で、複数の幼児が腎臓障害を起こして死亡するという悲惨な事件が報じられた。中国という国らしいと言ってしまえばお終いだが、目に見えない何か不気味なものが迫って来るような感じ・・・。
 粉ミルクを現在も乳幼児に飲ませているかどうかは不案内だが、その数日後、中国発として『粉ミルクに続いて牛乳からメラミン』というニュ-スが流れた時に、これは日本にも波及しそうだという危惧をしたが、すぐにそれが現実になり、しかも日々その影響が拡大しているのに恐怖感すら覚え始めた。
 『国家品質監督検査検疫総局』という厳めしい名称の組織が、緊急調査した結果『蒙牛』と『伊利』という大手メ-カ-の製品の1割近くがメラミンに汚染されていたことを明らかになったとのこと。中小のメ-カ-の牛乳にも混入していることも発表。
 ここまでは中国の話であるが、『丸大食品』という日本の大手メ-カ-が中国に子会社をつくり、住友商事を通して『伊利』の子会社から仕入れる形で生乳を輸入していたというから、私にはなかなか理解しにくい話になる。
 どうも安全よりも儲けを重要視という『丸大食品』の経営者の姿勢が見え隠れ。これは『三笠フ-ズ』などとも共通する『儲けるためならなんでもあり・・・』という姿勢に他ならない。
 結局はのところ、中国で作られたメラミン入りの牛乳を昨年から40トン以上が丸大食品に渡り、丸大食品が作っている人気食品に混入したという次第・・・。日本では牛乳が余って酪農家は大変な経営を強いられているというのに、わざわざ農薬混入のリスクがある中国から輸入しなければ良いものだと思うのだが・・・金儲けの論理ではそうはいかないらしい。
 丸大食品では、混入の可能性のある商品を自主的に回収しているとのことだか、対応が後手・後手にまわり、すでに消費されているものが多く、回収はなかなか進まないという報道が、今朝も流れている。
 私はこのような食品には全く興味がないので、どのようなものか理解できないが、メラミンに汚染されている5品目は(恐らく消化が良いのが売り物なのだろうが)いずれも子どもやお年寄りには好評だったらしく、ス-パ-はもとより多くの病院や保育園でも給食などで利用されていたというから大騒ぎ。マスコミの絶好の餌食になっている。
 中国の乳製品を輸入している国は日本ばかりでない。特に東南アジアの国々は殆ど輸入しているらしいが、汚染が明らかになったら直ちに輸入禁止の措置をとったとの報道に大拍手。
 禁輸措置をとったと報じられているシンガポール、マレーシア、ブルネイの東南アジア諸国連合の三カ国とバングラデシュ、台湾らの国々は『たとえ中国との関係が難しくなろうとも、自国の国民の安全は守る』という姿勢がはっきりしている。
 それに引き替え、我が国の対応がお粗末過ぎる。
 商品を自主回収している丸大食品は、さすがに現在は中国からの輸入は差し控えてるだろうが、中国の生乳を輸入しているのはこの会社だけではあるまい。
 『三笠フ-ズ』の例を出すまでもないが、偽装が当たり前になった食品業界ではモラルの低下どころか喪失状態と言っても決して言い過ぎではない。こんな業界では、メラミン汚染と知っても輸入を続け、平気で流通させている会社や個人がゴマンと存在していると考える方が間違いなさそう。
 丸大食品が自主回収は当然のこと、評価も同情もする必要はない。しかし、国民の安全を守ることが国の最大の義務であるはずの農水省は直ちに『中国からの生乳の輸入禁止』という措置をとらねばならないと思うのだが・・・。
 ところがここ数年、歴代の農水省の大臣が自分の懐を潤すことが何より大切と思っている輩ばかりでは、とても業者と癒着した役人たちを指導できるわけがない。
 しかも、こんな大事な時に、自分たちの大将を決めるために、投票権のない国民に訴えるなんて馬鹿馬鹿しいお祭騒ぎをしている自民党には、はっきりとNOをつきつけなければ、食の安全なんか夢の夢・・・。国民の命は風前の灯火といっても過言ではなさそう・・・。(田舎親父)

2008年9月23日 (火)

学校給食にも汚染米が・・・

 一昨日取り上げた福岡での小学1年生の男の子の殺害事件は、予想通り母親の犯行だということが明らかになった。自分の子どもを殺すという心理が理解できないが、この種の犯行が増えているのが気になる。

 昨日も茨城で5歳の保育園に通う女の子が全裸で放置され、病院に搬送するまでに死亡したという事件が報道された。こちらは女の子というから変質者の犯行のような気もするが、真昼でしかも着衣の隠し方などから、この子や家族と近い関係の者だという線も捨てきれない。いやはや嫌な事件が続くものである。

 ところで、『三笠フ-ズ』などの悪徳業者の犯罪行為で、農薬で汚染された米などが全国に食料米として流通している事件はその解決の糸口すら見つからず、むしろ被害が拡大化する一方という報道に、改めて農水省のチェック体制のいい加減さに憤りを感じる。

 先日、酒蔵では直接米粒の姿を見るはずなので、汚染米と酒米とを見分けられないのはプロとして恥ずかしいのでは・・・と指摘した。何人かの方から『その通り』と共感していただいたが、『米粒』そのものではなく、機械によってすりつぶされて『米粉』に姿を替えてしまったら、いくら米のプロであっても見分けはつかない。

 『島田化学工業』とい会社は(恐らく意図的だろうが)このことを悪用して、汚染米を安く入手、粉にして『米粉でんぷん』という商品にして販売していたというから、これはまさに悪質も悪質、極悪の確信犯と言い切って差し支えない。

 不思議なことに『米粉でんぷん』という製品を作るのはこの会社だけだらしいが、何故なのだろう。こんなものを作っても儲からないという理由は、規制緩和が進んだ今、この業界で一社だけで他に存在しないということが引っかかる。

 『島田科学工業』という極悪会社は『米粉でんぷん』をつくり始めた当初から『汚染米』をただ同然で仕入れてこれをつくり、価格的に他社の追随を許さなかったのか、あるいはこの手法で先進メ-カ-を駆逐して生き生き残ったのがこの会社だけ・・・と考えても差し支えないのでは・・・・。

 だとしたら、何年いや数十年間『汚染米』で作られてきた『米粉でんぷん』が市場に流れ続けていたことになる。これは大変な問題である。一社だけが独占的に食品材料を作っていることについて、農水省はその事実をつかんでいたはずなのに見逃していたことは国民に対しての背徳行為・・・。

 健康被害が出ていないというが、この会社の『米粉でんぷんが』があたり前のように流通しているのだから、もし身体に不具合が出たとしても、『米粉でんぷん』のせいだと思う人などは皆無に違いない。

 その意味で『現在のところ健康被害が出ていない』という言い方は正しくない。今後は何となく身体の調子が思わしくないという人から、『米粉でんぷん』を食べたからだという訴えは増えるのではないだろうか。

 『米粉でんぷん』はいろいろな食品に使われており、『島田化学工業』からこの製品を仕入れた『すぐる食品』という会社が作ったオムレツが、ある県の小中学校などの給食として提供されていたことも明らかになっているという。

 少し視点を変える。自治体によって事情が違うが、だいたいは『学校給食会』などという財団法人組織が存在し運営はこの組織が牛耳っていることが多く、今回明らかになった自治体の場合も『学校給食会』が『すぐる食品』から仕入れる形をとっている。

 財団法人組織というものは多くの場合は利権が存在し、その利権の維持のために作られているはず。当然のことながら関係省庁や監督機関からのお偉方の天下りが当たり前。となると、今回明らかになったのは氷山の一角で今後全国の学校給食の安全を脅かす問題が次々と発生するはず・・・。

 事実、昨日になって学校給食への影響は数府県に及んでおり、さらに拡大する模様との報道があった。やはり、何度も主張していることだが『学校給食』を根本的に見直す時がきているようだ。(田舎親父)

2008年9月22日 (月)

ペットの葬儀に思う・・・

 先日NHKの『首都圏なんとか・・・』という番組で、ペットの葬式業者と住民とのトラブルを取り上げていたが、そんなことがあるのだ・・・と、なかなか面白い視点での構成に、ついつい最後まで見てしまった。

 ペットを焼却する車があることに始めて知ったが、こんな車が自宅の前で止まって作業されたらたまったものではない。

 以前、谷川岳で遭難者の荼毘に立ち会ったことがある。物凄い薪を積み上げて一気に燃やすのだが、風向きによっては大変な臭いがして、とても耐えられるものではないことを一度経験している。

 体積は小さいといっても、犬や猫も組織的には人間と同じ。焼却する時間や燃料は少なくてすむだろうが、あの何とも言えない嫌な臭いは同じはず。付近の住民から苦情が出るのは当たり前だろう。

 ペットを焼却したり、埋葬する場所については法令の規定がないという。ここに目をつけた業者が、焼却車(こんな名前があるのかわからないが・・・)を入手して、ペットの葬儀という職業を編み出したようだ。

 我が家で14年も生きてくれた愛犬『ジョン』が死亡してすでに10年ほど過ぎる。その時、ペット葬儀屋の存在を知って電話したところ、車で死体を取りにきてくれて『立ち会いますか・・・』と聞かれた記憶がある。

 立ち会わないといったら、翌日に骨壺に入った骨を持ってきてくれたが、映像にあったように住宅地の近くで焼却していたとなると、今更ながらその近くの住民の方に『ご迷惑をおかけしました・・・』と謝りたい気持ちになる。

 世はペットブ-ム。都会や田舎に限らず日本中至る地域の、公園はもちろん街角でも洋服を着せられたワンちゃんで溢れている。今では家の中で飼うのは当たり前。中には赤ちゃんのように乳母車でワンちゃんを乗せて散歩している人も稀ではなくなった。

 嘆かわしい風潮と嘆いているのは私だけではないはずだが『生き物を可愛がってどこが悪い』と開き直られたら反論のしようはない。地球上にはその日の食事にも困る人が数億人もいるというのに・・・である。ペットを愛している人にとっては、そんな事実など無関係とばかり知らぬ顔。

 まあ、まわりの人に物的な迷惑をかけない、というそれなりの環境が整えばペットを飼う楽しみは容認できるが、中には公園で野良猫を自分の飼い猫のように餌を与えている人の姿をみるのも珍しくなくなった。

 先日などは、わざわざ大雨の中、傘をさして野良猫に餌をやっているオバサンの姿を見かけたが、決して美しい光景に映らない。可哀相でしょう・・・という言葉に反論しにくいが、自分勝手な行為には違いない。

 東京都のある区で『ハトやカラス、野良猫などに勝手に餌をやって周辺住民に迷惑を掛けることを禁止し、違反した場合は罰金を科す条例の素案を発表した』というニュ-スを見たのは、雨の日に猫に餌を与えるオバサンを見かけた日。

 この素案では、自分で所有していない動物に餌を与え、鳴き声やふん尿などで周辺住民が被害を受けるケースを禁止事項として規定。住民の苦情などを受けて区が立ち入り調査し、中止を勧告する。従わない場合は、弁護士らによる審査会に掛けて中止命令を出したり、氏名を公表したりできるという。

 『生き物を可愛がることがどこが悪い』という金科玉条の論理で、人に迷惑をかけていることなど気にしない人間がここまで多くなったのでは、法令で禁止は仕方ないだろうが、立ち入り調査を拒めば10万円以下、中止命令に違反すれば5万円以下の罰金というのも気にならないわけではない。

 こんなことまで条例化しなければならないのだろうか・・・と、少し寂しい気になってしまった。(田舎親父)

2008年9月21日 (日)

福岡でまたまた怪事件・・・

 福岡というところは何とも賑やかな(物騒な)地域である。何度も同じ書き出しになってしまうが、内閣総辞職数日前に党利党略で農水大臣を辞任したオオタという無責任男の地盤、次の首相と噂の高いアソウという御仁も福岡。

 政治の世界の賑やかさだけなら笑い話だが、殺人事件が報じられると『また福岡・・・』と瞬間に頭に浮かぶようになっているほど、凶悪な犯罪報道が頻発されるのは、一体どうしてなのだろう。

 そんな福岡でまたまた殺人事件発生。玄界灘に近い<公園という本来ならば市民の憩いの場、殺人などという話題がもっとも似合わない場所で小学1年生の男の子が首を閉められて殺害されるという報道に、改めて『福岡って何なの・・・』と問いたい気持ち。

 18日というから木曜日。母親と遊びに来ていた男の子が、母親がトイレに入っている数分の間に殺害されたというから何とも不可思議な事件である。

 報道によると、母親がトイレから戻ると子どもがいなくなっていたという。その間に絞殺されて死角になる場所に放置されていたとのこと。『うちの子がいなくなったんです』と真っ青になって探し求めていた姿は、一緒に子ども探しに協力者は『全身をがたがたと震わせ、唇も青ざめていた』とその様子を振り返る、とある。

 私の散歩コ-スに『四季の森公園』という市民の憩いの場がある。幼い子ども連れの母親の姿もよく見かけるが、多くの場合仲間の母親と一緒で、母と子だけの組み合わせは見かけることは少ない。少ないというより皆無といってもよいぐらいである。

 この公園の何カ所かあるトイレの中には、遊歩道から死角になっている建物もあるが、そんな場所で絶対に殺人事件が起きるなど考えも及ばない。

 この母子は木曜日の午後、母子だけでこの公園に遊びに来ていたという。それなりの事情があるだろうが、普段の公園事情を見聞きしている私には、母子だけという組み合わせが何か譜に落ちない思いがしないでもない。

 トイレから戻った時に子どもの姿がない、確かに驚くだろうが、普通に考えるとまさか殺されるなんて思いも寄らないはず。母親として気持ちが動転していることは理解できるが(目撃者談が正しいとしたら)探し方が異常に思えてならない。  『いなくなったこと=殺された』と何か瞬間的な思いがあったのではないだろうか。

 家庭内に事情に踏み込む気はサラサラないが、殺す標的は誰でも良かったわけではなく『この子』を意図的に狙ったような状況、ならば『この子』のまわりに犯人がいるような気がしてならない。

 いずれ警察が真実をつかむだろうが、公園で親がトイレに入っている隙に子どもが殺害されるとなると、親は子どもに『紐』を着けて絶えず離れないようにしなければならなくなってしまう。子どもを守るのは親の責任だとは言っても、そんな社会の存在を認めたくない。

 何となく分かりにくい構図になっているのでマスコミの絶好の餌食になりそうだが、訳知り顔の学者やタレントが勝手なことをのたまい、わけのわからない話にならないためにも、一日も早い真相究明を求めてやまない。(田舎親父)

2008年9月20日 (土)

どうも気になるサンマの価格・・・

 今日20日は彼岸の入り、と同時に『二百二十日』台風の特異日でもある。実際に沖縄から八重山諸島で大暴れして台湾に向かい、そのまま進んで中国大陸に上陸と思われていた台風13号は(毒を恐れたわけではないだろうに)180度進路を変えて沖縄方面に逆戻り九州から近畿・東海を痛めつけて今し方関東沖を通過したようだ。

 中心気圧があまり低くないのが救いであるが雨が心配。この台風は実に複雑な進路をとっているので(ありえないと思うが)突然進路を北西に変えて東北地方に向かうことにならないことを願う。

 明日あたりには台風一過で秋の澄みきった空になると期待しているが、昔から諺で『暑さ寒さも彼岸まで・・・』と言われているように、いよいよ秋本番を迎える。

 『実りの秋』とも言われるように、食べ物が美味しい季節になる。中でも庶民の秋の味となると、やはり『サンマ』ではないだろうか。

 今月の初めごろから、時々散歩の途中で立ち寄るス-パ-で、このサンマが一尾98円で売り出されている。もっと安売りをしているス-パ-では89円という価格に『地元では一体どのぐらいの値段で取引されているのだろう・・・』とか『油代がかさんで出漁もできない船があると聞いていたのに・・・』なんて心配になってくる。

 ところが、同じサンマでも少しグレ-ドが少し高いと思われる店では一尾298円だとあり、本日の特売となっている。それを結構な人が買い求めていたのに驚き・・・。

 方や98円、こなた298円。こんなに違うのはどうしてなのだろう。担当者に直接質したわけではないので何ともいえないが、恐らく『大量に仕入れたからできる』という答えが返ってくるだろう。しかし、298円の値を着けたス-パ-も全国規模。これは単にス-パ-のグレ-ドの違いだけで片づけられる問題ではなさそうだ。

 私はこのところ北海道に出かける機会が多く、新鮮で安価な魚介物の店の店主とも懇意になり、毛ガニやサクラマス、時鮭などを時価(と言っても信じられないほど安価)で購入できるようになっている。この店の『塩イクラ』は特に有名で、高級品として築地でも扱っている。(宅急便の費用の方が高く感じるほど)

 秋鮭が解禁になったという知らせで早速お願いしたついでに、他の魚介類もあったら送ってくれるようお願いしたところ、早速素晴らしい『新巻き』が送られてきた。恐らくこんな立派なものは、年末の贈答用でしかお目にかかれない代物で、その品質はもとよりだが価格に大感激・・・。

 一緒に送られてきた、タコ、クロガレイ、カスベなども新鮮そのもので、しかも価格はこちらのグレ-ドの高い魚専門店の数分の一にも驚く。ところが一緒に送られてきたサンマの価格は1尾100円とある。こちらの最安値だが、それでもドデカイ真タコの大足が2本で800円に比べると驚くほどの高値・・・。

 お礼の電話で『こちらではサンマは98円で売っているよ・・・』と言うと『それはきっと曰くつきのサンマだよ。送ったのは根室港に上がったものだから脂が乗っているはずだから食べてみて・・・』とのこと。

 早速塩焼きでいただいたが、なるほど美味い。店主が言うように、サンマの質そのものが違うようだ。

 最近は食材の偽装が大流行。一尾98円のサンマが偽装されたものだとは思いたくないが、この店主が『現地でも本物はこの値段で流通・・・』というからには、何かとんでもない『からくり』がありそうだ。

 去年までは一尾98円のサンマを『炭火』で食べることを恒例にしていたが、今回現地の流通価格している価格を知ると、どうもこれらのサンマは怪しくなってきた。今年は、この店から一尾100円のサンマを仕入れて『サンマ炭火焼きパ-ティ』など催したいもの・・・。

 興味のある方にはこの店を紹介するので、新鮮な魚を時価で購入し、自分で試してみることをおすすめする。(田舎親父)

2008年9月19日 (金)

全日空にもの申す・・・

 先日、全日空のコンピューターシステムに障害が起き、全国の空港のカウンターにある端末を使った搭乗手続きができなくなったという事件があった。

 未明に係員がコンピュ-タの電源を入れた時に発生したとのことだが、ちょっと考えられない事故だ。各空港で社員が手作業で手続きをとるなどして対応したが、羽田空港の発着便を中心に国内便の欠航や遅れが相次いだという。

 全日空によると、14日午前3時45分ごろ、北九州空港で端末が起動しないトラブルが発生。その後、羽田、伊丹、福岡など全国51の空港にある約1000の端末のうち、9割ほどが起動しないことが判明。端末情報を管理するシステム内の日付を管理する機能に何らかの障害が起きたとみられ、この機能を停止することで復旧したとのことであるが、(コンピュ-タにはあまり詳しくない私でも)何たる初歩的なミスなのだろう・・・と思えてならない。

 昨日になって、原因がセキュリティを万全にするために定期的に変更される暗唱番号が変わったことを係員が知らなかったというから、もはやこれは呆れる以前に笑ってしまうしかないようだ。

 この日は連休の中日、全運航便の約4割にあたるというから、行楽客を中心に迷惑を被った人は莫大な数になったのではないだろうか。

 全日空では昨年5月、ホストコンピューターと空港端末を結ぶネットワークの障害で、130便が欠航するなど約7万人に迷惑を掛ける事態を起こしたはずなのに、どうもその教訓を生かしていないようだ。

この報道で、先日、成田から広州までの全日空便で、とんでもないミスを経験したことを思い出した。

 その日、私は仲間と一緒に雲南省に向かうことになっていた。毎年のように雲南省に出かけているのだが、いつもは日本航空便を使っていた。今年から昆明への直行便がなくなったので、全日空便で広州経由昆明に向かう計画である。

 第一タ-ミナルビルからの搭乗も初体験だった。搭乗手続は実にスム-ズ、単にパスポ-トを端末の読取機に押し当てるだけで搭乗券が出てくる。仲間たちから『これは便利だ・・・』との声も上がり、出足は実に良かったのだが・・・。

出国手続きも終え搭乗口で待っていると、突然我々の隊長の名前がアナウンスされたのには驚いた。詳しい経過は省くが、結果的には『パスポ-トを完全に読み取れなかったのでもう一度手続きをしてほしい・・・』とのことであった。

 これは奇怪しい話。機械がやることだからミスは仕方ないが、パスポ-トを完全に読み取れなかったのに搭乗券が発行されるというのは納得できない。これではパスポ-トの役目をしていないことになってしまう。まさに初歩的なミスと断言しても間違いない。

 このあたりの説明を求めたが、係員は『申し訳ありません』と繰り返すだけ。何を言ってもただ『申し訳ありません』の一点張り。恐らくこの係員はことの重大さが理解できないのだろうが、このようなトラブルの場合『申し訳ありません』と頭を下げるように躾けられているのだろう。

 その時、3月に沖縄で搭乗券を購入する時の光景が蘇った。それは私の持っている銀行カ-ドでは稼働しないという。有効期限を見ると問題がないので『では、このカ-ドに何か問題があるのか・・・』とつっこむと、上司らしい係員が出てきて『カ-ドを預からせてもらいたい』とのこと。これには面食らった。

 まさか全日空が私の某かの預金を狙っているとは思えない。偽造を疑られるのも業腹なので、預けて調べさせた結果、やはり『申し訳ありませんでした。コンピュ-タのミスで読み取れなかったのです。銀行に問い合わせたら間違いありませんでした・・・』とのことに、全日空のコンピュ-タはどうなっているのだろうかと思ったものである。(このカ-ドはその後何の支障もなく稼働している)

 私のような飛行機に乗る機会が少ない者でも、今年になって2度も全日空のフロントでコンピュ-タトラブルに出会っている。これは多すぎるのではないだろうか。

 全日空は、今回のトラブルを教訓にして、このような初歩的なミスを置かさないようにすることはもとより、単に『申し訳ありませんでした』だけではなく、原因をわかりやすく説明できる人的なシステムの構築を願ってやまない。(田舎親父)

2008年9月18日 (木)

こんな緊急時に5人一座の猿芝居公演とは・・・

 一昨日、アメリカのリーマン・ブラザーズという大手の証券会社が経営破綻。この会社は証券会社としてアメリカでは第4位の規模らしいが、その負債額6130億ドル、日本円にして約64兆円というから物凄い。

 日本の国家予算には少し及ばないものの、信じられないほどの巨額。私のような経済音痴でも、この影響は世界に及ぶだろうことは予測できる。実際に、世界中で金融恐慌が起こるような雰囲気で、各国の政府はピリピリしているという。

 去年あたりから、サムプライム住宅ロ-ンが問題になって、アメリカでは折角手に入れた住宅を手放さなくなってしまった人々の悲惨な様子が度々テレビで紹介されていたが、リ-マンという会社のやり方は、このような低所得者への住宅ロ-ンの融資を商品化して大儲けしていたようだ。

 しかし所詮は、言葉巧みに人の懐から某かのカネを引き出すという、謂わば他人のふんどしで相撲をとるマネ-ゲ-ム。しかも相手が貧乏人となると、破綻するのは時間の問題で、そのあたりの目論見が狂ってしまったようだ。

 経営悪化で連邦政府にSOSを出していたが、政府ははっきりと公的資金支援を拒否したというから、いかにもアメリカらしい。日本では放漫経営のツケで経営がピンチになった銀行を、数年前何の躊躇もせず公的資金を惜しげもなくつぎ込んで支援した(一部の銀行は生贄にされたようだが)自民党が牛耳っている日本政府のやり方とは大分違う。

 この連邦政府の拒否の姿勢を受けて、再大手銀行の『バンク・オブ・アメリカ』が急遽方針転換。メリルリンチというよく知られているアメリカ業界で3位の証券会社を買収したというからまさに弱肉強食。アメリカらしいが、金融市場は大変な騒動になっているようだ。

 リ-マンといえば日本支社がホリエモン騒動の時の影で蠢いていたことを思い出す。六本木ヒルズに本社を構えてやっているそうだが、この『日本リ-マン』も早速に破綻宣告をしたと、例によってマスコミが面白おかしく報じている。

 リ-マンの破綻はアメリカ最大の保険会社『アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)』にも及んでいるようだ。AIGは信用不安に陥り巨額の不良債権問題を抱えているとのことで資金繰りが悪化、『米連邦準備制度理事会(FRB)』にSOSを出したとのニュ-スが流れている。

 FRBが急遽日本円にして6兆円という、信じられないような巨額の支援を打ち出したとこが報道されて何とか生き残れるようだが、経営権は政府に握られることになるので、これも今後の動きに目がはなせない。

 リーマンの経営破たんを受けて、世界同時株安が起こっており、一昨日は先週末に比べて日経平均で600円以上の大幅に株価が下がった。昨日は少し持ち直したといえ、全体的に殆どの会社の株が下がっているだろうから、株をやっている人にとっては緊急事態発生というところだろう。

 株をやっていない人はそれほど影響を受けないと思うが、もしAIGが破綻することになったら日本でも(クル-プ会社が運営している)保険などに大きな影響が出ることは確実。アリコ・アリコとテレビコマ-シャルに惹かれて(騙されて)契約している人も多いだろうから大変な騒ぎになることは間違いない。

 ところで、全世界が金融の話しで大変な騒ぎになっているというのに、我が国の現状は政権を何としても手放したくないという輩が、党の『総裁選挙』の方が大事とばかり、5人組が群がって一座をつくり『どさ回り』・・・。争点も明らかにしないで、自分の勝手な思いをぶちまけているというから呆れてしまう。

 普通の国だったら、二代も続いて首相が『俺ヤメタ-・・・』となったら、大混乱が起こるはずなのに、普段と全く変わらない日常生活というのだから、余程国民が醒めているのか、それとも総理などは飾り物にすぎないと認識しているのか・・・、不思議といえばこんな不思議なことはない。

 私でも感じるの『この不思議な現象』を自民党の政治ヤたちは無頓着。というより自分の利権の方が大切だという感覚が支配的。連日、アソウだコイケだ・・・、はてまたヨサノだと右往左往・・・。

 当の5人組一座には、金融不安など頭にないらしく、今日はどこどこ、明日はここ・・・と全国を飛び歩いているノ-天気。これでは、世界から相手にされなくなるのは間違いなさそう。困ったものである・・・。(田舎親父)

2008年9月17日 (水)

三笠フ-ズだけで380社とは・・・

 昨日の朝のテレビで『三笠フ-ズの汚染米転売事件で、転売した先が約380社にのぼり、農水省は近くこれらの会社全てを公表する・・・』というニュ-スが流れた。

 本当に公表されるかどうかは疑問だったが、昼過ぎに農水省のサイトでそれらしき項目を発見。おっ本気なんだ・・・と思って開いたが全てエラ-。単なる偶然かそれとも農水省の故意なのかはわからないが、まあそんなものかと諦めた。

 夕方になって新聞社のサイトで見ることができたが、いやすごい数。あまりの多さに途中でやめてしまったほど・・・。とてもこれらの会社がどんな製品を造り販売したのかなどを見分けるのは難しい。三笠フ-ズだけでこの数字、他の悪徳業者の数値を加算するとなると、ゾッとしてくる。

 先日、果実酒を作るためにホワイトリカを購入しようと思い、散歩を兼ねてス-パ-に出かけた。そこには2種類のホワイトリカが並べてあり、2リットル入り紙パックの価格が、方や1580円、もう一方が1180円とある。

 製造会社を調べてみると、高い方は宝酒造、安い方はアサヒビ-ル。アサヒビ-ルは焼酎に汚染米を使ったことが明らかになっているので、ここは宝酒造のものの方が安心できそうだが、宝の方を3本買う価格でアサヒが4本買えるとなると、貧乏人の私には簡単に高い方を選びにくくなる。

 いままでホワイトリカの原料なんて考えもしなかったが(今回は始めてだが)、もし米あるいは米麹など使っていたとなると無条件に宝酒造製を購入するつもりで、じっくりと確かめたところ、両方ともにタピオカとある。

 『事故タピオカ』などという話題は聞いたことがない(実際にあるのかもしれないが)ので、また、アサヒビ-ルほどの大会社がミスを重ねるわけがないと思い結局は安価な方も求めた。ただ、今でも宝酒造の法にした方が良かったのでは・・・という思いは捨てきれていない。

 ホワイトリカのように製造会社自体数が少なく、今回の場合のように2種類だからじっくりと選べたが、煎餅やおかきなど米を原料にしている菓子類を作る会社はゴマンとあるらしいから、汚染米を使っていたかどうか確認するのはかなり困難だろう。

 本来ならば、菓子メーカ-は安心・安全な物を提供する義務があるはずなのに、消費者がいちいち裏面の製造会社名や原料を確かめなければならなくなったことは悲しいことに違いない。しかしこれだけ食品の『偽装』が横行していては、自衛のためにはこれも仕方ないようだ。

 ところで、前回取り上げた時、恐らく農水省の役人が検査に手心を加えていたのに違いないと記したが、やはりそれらしき事実が明らかにされた。

 農水省『大阪』農政事務所の不正転売などを監視する直接担当部署である消費流通課の元課長が、現職時に冬木三男社長らから飲食店で接待を受けていたことが、同省の調査で分かったと発表。

 この元課長は、調査に対して、接待を受けたことを認めているというが、その言い分には笑ってしまう。焼き鳥やビールなどの飲食接待を受けたが数千円程度だと思うというからあまりにもミミッチイ話で説得力がない。しかもその費用をどちらが払ったか覚えていないというから、余程この男はウソをつくのが下手らしい。

 さらに、2度目にはビ-ルにも手をつけず、仕事の話だけだったと強弁しているらしいが、仕事の話の内容が知りたいものだ。この元課長はすでに退職しているというが、出先機関とはいえ重要部署の課長までつとめたとなると、恐らく関係先に再就職しているだろう。農水省はこのあたりも明らかにする必要があるはず。

 どんな調査をしたのかわからないが、すぐに元課長の行為がわかったというから、こんなことは日常的に行われていたのでは・・・と勘繰れないことはない。幕引きを急ぎたいので、この元課長を生贄にしたとも捉えられないことはない。

 農水省は三笠フ-ズなどを告発すると息巻いているが、責任逃れの遠吠えのように聞こえてならない。告発は当然だろうが、その前に農水省の関係幹部を逮捕して、徹底的に捜査してほしいものである。

 それ以前にオオタという脳死衣装(農水相)を罷免するのが筋だろうが、統治能力を全くなくし、すでに辞めたつもりのウ-タンには無理な話か・・・・。(田舎親父)

2008年9月16日 (火)

『仮登記』という手口で進む田畑の荒廃・・・

 見渡す限り広がった雑草が風に揺れ、水田だった面影はない。成田空港に近いある町の『仮登記農地』。宅地開発を目指した不動産業者が地上げを進めて所有権移転を仮登記した後、バブル崩壊で事業が頓挫した。売買代金を受け取った農家には『他人の土地』で、耕し手はない。農地法の趣旨を逸脱しているのに規制のない仮登記が、貴重な農地を荒らしている。(一部省略)

 これは先日ある新聞で見つけた記事である。最近、農地の転用を当て込んだ開発業者らが農家に売買代金を払って事実上買い取った末、転用できずに耕作放棄地化する現象が各地で起きていることをよく耳にする。

 ある新聞社の調べでは、判明しただけで6県11カ所計約123ヘクタールありとのことだが実数はよくわからないらしい。その道の専門家は、こんな数字は『氷山の一角』と指摘しているというから、このまま捨ておいたら大変なことになるのは明らか。

 農地は『農地法』で農家と農業生産法人しか所有できないことは、法律に疎い私でも知っているが、法の網を潜ることに何の抵抗も良心も持ち合わせていない開発業者らは農地の登記簿に『転用が許可されたら所有権を移す』という『仮登記』という手口を巧妙に使って買収を進めているらしい。

 汚染米などでも明らかになったように、業者と癒着することが慣れっこ(仕事)になっている農水省の役人は、開発業者のこんなやり方を見て見ぬふりをしているらしく、この『仮登記』の実態をつかんでいないというから困ったもの・・・。

その上、無責任にも『実情は把握していないが、仮登記を妨げる法的根拠はない』と、他人事のような態度というより『仮登記』を煽るような発言に憤りを感じる。

 農家では後継者の育成がなかなか進まない。若い世代は、随分以前から、農業に見切りをつけて農業以外の職業を選択する傾向が続いている。当然、広い農地を持ちながら農業を続ける人はお年寄りだけ・・・という農家が続出。その人が倒れたら、そこで農業はストップしてしまう。そのままでは折角の農地が荒れ地になるのは自明の理。

 農業を続けたくても続けられないとなると、高値で買うという話があり、実際に札束を見せられて予想以上の価格を提示された上、私らが責任持って『転用許可』をとるという話しに飛びつくのも致し方ないところ・・・かもしれない。

 農地の転用は制度上では厳しく規制されているというが、現実には開発や公共事業で転用が簡単に許可されているのが現状。実際に私の前の農地や山林が、数年前のある日突然大型機械が入り、あっという3種の老人施設ができしまった。

 この『からくり』はいろいろあって、私もある程度捉え手いる。反対運動も起こしたが役所が老人施設の建設には積極的であり、むしろ補助金を出しているのだから、殆ど無審査で『転用許可』を与えているのが実態。結局は虚しい思いをした経験がある。

 自宅近くではすっかり様相が変わり、今まではめったに車が通らなかったのが、車は当然人の動きも賑やかになってしまった。これも時代の流れと諦めているが、実際に建物が建って稼働すれば(一部の人の迷惑は置いても)納得もきるが、業者が倒産などしてしまったら『耕作放棄農地』になることは明らか。 

 『老人施設』の建設はいまや黄門様の『印籠』のごとき力を持ち、その言葉をちらつかせれば安易に転用許可が出るとあれば、仮登記という掟破りの方法は、農地を押さえたい業者と、高値で売りたい農家が少なくないのだから蔓延するのは当然かもしれない。

 そろそろ業者との癒着を解消して、農地を確実に保全することに専心しなければ、ますます農地を荒廃させてしまうことになるのは自明。食料自給率を上げるなんて、農水省のお題目だけになってしまい実際には夢物語となるだろう。

 食料事情が逼迫してますます住みにくくなっている現在、真剣に土地利用のあり方を考えるべき時期がきたようだが・・・。(田舎親父)

2008年9月15日 (月)

『敬老の日』に思う・・・

 先日100歳以上の人の数が発表された。それによると、過去最多3万6276人で、前年度に比べると3981人も増えているというから驚く。この傾向はここ数年続いているというから来年度はさらに増え、数年後にはこの数字が10万人を越えることも十分予想できる。

 平均寿命も毎年延びているが、これはあくまで平均値であって誰もがその年齢まで生きられるとは限らない。しかし、今回の数字は実際に100歳を越えても生存している実数だけに、本当に長寿というか高齢化が進んでいることを実感する。

 私がもし100歳まで生きるとすると、後35年も生きなければならない計算。とてもそんな体力や気力など持ち合わせているとは思えないので、まさに夢のような数字。現在日本中で生存しておられる3万6千人超の長寿の方には心から敬服したい。

 この記事に水を差すつもりはないが、100歳を越えて生存している方たちが全て元気で生活しているというわけではないだろう。ごく一部の人を除いて、介護を受けているのは間違いなさそうだし、場合によったら寝たきりの人もいるはず。全ての人がはたして幸せに100歳人生を謳歌しているとは思えない。

 介護には年齢は関係ないと言いながらも、年齢が上がるとともに介護の量も増えるのは当然、100歳ともなると手厚い介護が必要になるだろうことは想像に難くない。

 私の知っている方で96歳になる男性がいる。この方は、去年まで自分で散歩に出かけて、疲れたらタクシ-で帰宅するというスタイルを続けておられたが、今春風邪をひいて寝込んだことが原因ですっかり気力がなくなり家に引きこもっていると聞く。

 家庭での生活態度は詳しく知らないが、風邪をひいてからはお風呂も一人で入るのが難しくなり、家族の手助けでやっと入れる状態だという。そのため、嫌々ながらデ-サ-ビスや巡回の介護に頼っているらしいが、プライドが高い人だけに家族の方は何かと気苦労が多いのではないだろうか。

 ここまで書いて、先日インドネシアから大勢の若い人たちが来日したニュ-スを思い出した。我が国の医療や福祉の現場では人手不足が深刻になり、とても日本人だけではまかないきれず外国に頼った結果である。

 インドネシアなど東南アジアの諸国に比べ、給料が格段に良いことから希望者も多いらしいが、この人たちがすんなりと日本の医療福祉の現場に馴染んでくれるか気になってしまう。それ以前に、不足なものは何でも外国から輸入するという考えが、私にはすんなりと受け入れられない。

 『人で不足だから仕方ないだろう・・・』と言われても、本気で医療や福祉の現場で働くプロを養成してきたのだろうか・・・という疑問がぬぐい去らないからである。

 農家に減反を強いて田畑を荒廃させる政策をすすめる一方、約束だからと言い訳しながら米の不足している国からわざわざ汚染米を平気で受け入れる(汚染米だから輸出するのだろうが・・・)ことと介護師達の受入れ、底流には同じような安易な考えがあるような気がしてならない。

 食料と介護を同じ土俵で語るつもりはないが、少なくとも先進国だというならば、自前で介護に従事するプロは育成しなければ・・・。

 100歳以上の生存者のことから、随分飛躍した話になるが、福祉部門で働く人たちが契約社員であったり、アルバイトであっては高齢者も安心して身を任せられないだろう。

 介護に従事する人々が、誇りを持てる環境の整備こそ、本当の意味での『敬老』だと思うのだが・・・・。(田舎親父)

2008年9月14日 (日)

何もかもが奇怪しくなっているようだが・・・

 昨日に続いて汚染米の続きになるが、農水省は『三笠フ-ズ』を農薬などに汚染された米を美少年酒造に不正転売していたとされる問題で、熊本県警に告発したとのことだが、何かトンチンカンな対応ではと首を傾げるのは私だけだろうか・・・。

 農水省がまずやらなければならないことは、数十社もあるというこの汚染米を流通させたり、食品に加工した業者の名前を公表すること。そうすることで、汚染米を一切使っていない良心的な業者を風評被害から守る姿勢を打ち出すのが重要だと思うのだが・・・。

 法律がどのようになっているのかは、素人の私などにはとても理解できるものではないが、汚染米を横流しして不当な利益を上げていたのみではなく、食品として転売していたことが明らかになっているにもかかわらず、一つの酒蔵から関係書類を提出させて、不備が見つけてしか『強制捜査』に踏み込めないという説明がどう考えても納得できない。

 それはともかく、美少年酒造は『三笠フーズ』のグループ会社『辰之巳』を通じて、清酒の原料として米を『1キロ当たり約100円』で年間約70トン程度購入したとのことであるが、その安さに驚いてしまう。もっとも業者が農水省から買い取る価格が1円~10円だと知ってもっと仰天しているのだが・・・。

 今ス-パ-などで売り出されている『米』の価格は、大安売りの時でさえ、5キロで1500円は下らない。普通に流通しているのは5キロで2000円程度。1キロ3~500円前後だと考えても間違いなさそう。

 昨日も書いたが『酒づくりは米が命』という清酒業界では、こんな安い米を使っているなんて思ってもいなかった・・・というのが正直な感想である。

 これまで全国のいくつかの酒蔵を見学したが、そこには『杜氏(とじ)』と呼ばれる専門職が存在し、『山田錦』に代表される酒米の管理していた姿があった。中には米の一粒を見ただけで、どこで生産されたどんな米なのか見分けられる人も少なくなかったが、美少年酒造は、すでに『杜氏』と呼ばれる人など置かずに、全て機械で作っていたようだ。

 全国のブランドとして流通している『美少年』であってもこの有り様なのだから、他の酒蔵も似たりよったりなのかもしれない。

 『福徳長』という名前の酒も街の食堂や飲み屋ではよく目にする。その酒蔵が目立たないように酒屋の店頭から『福徳長』を主回収し始めたというニュースが流れたが、この会社も悪徳業者『汚染米』を極端に安い価格で買い取っていたようだ。

アサヒビ-ルの子会社が作る焼酎も自主回収をはじめているというから、大会社とて信用できるものではなさそうだ。次々に自主回収する銘柄が出るのではないかと興味深いものの、汚染米など一切使っていない良心的業者には気の毒・・・。

 農水省が関係業者を公表するのは随分先だろうから(多少費用はかかるだろうが)『下町のナポレオン』で知られている『いいちこ酒造』のように『弊社は米麹を一切使っていません・・・』というようなお知らせを出すのが良策なのかもしれない。

 もっとも、『事故米』に相当する『事故麦』や『事故蕎麦』がないという前提がなければいくら『米』は使っていないと言っても汚染された『麦』をつかっているのではないかという疑いを晴らすことはできないだろうが・・・。

 それにしても農水省の業者癒着の体質が目立つ。不正の発覚当初、転売先の企業名公表をすぐに公表すれば良いものの、汚染レベルが『ただちに健康被害につながる恐れはない』と業者の利権を守ろうとする姿勢はいただけない。その利権が農水省の役人に還元されているのだろうから当然かもしれないが・・・。

 『無用な風評被害の防止』も言い訳の一つになっているが、逆にこのことが消費者の不安を募らせ、焼酎や清酒、あるいは菓子業界全体への不信増大につながったことは明らか。

 危険度が低いと明確な証拠があれば、なおさら事実関係を明確にし、真っ先に消費者の理解と協力を求めるのが筋で、ここにも『臭いものに蓋』というお役所体質が現れている。

 もっとアホらしいのはオオタという脳死衣装(農水相)の言動だが、これは書くのも馬鹿馬鹿しい限りで、こんな男が大臣だとふん反り返っていては、この国の『食の安全』という言葉はすでに死語になってしまった感がある。(田舎親父)

2008年9月13日 (土)

即刻 市中引き回しのうえ獄門を・・・

 9日の深夜、ホ-チミン空港の全日空の機内で久しぶりで日本の新聞を手にする。例によって、一面は自民党の総裁選のチョウチン記事だったが、社会面に『三笠フ-ズ』による『事故米』の転売という見出しがあった。

 その時は『事故米』などという始めて聞く言葉に、きっと何らかの原因で市場に出せない米があって、その米を管理している農水省の役人をちょろまかして安く入手、それを転売して大金をせしめたのだろうという程度の認識だった。

 ところが、帰宅して一休みしてから少し調べてみると、こんなことが実際にあるのだろうか・・・というほど大変な事件であることに驚愕。これは許しがたい。

 『事故米』とは私の予想していた水害などで水に浸かった米以外に、基準値を越える農薬残留があったり、カビが生じた米だという。その米を農水省は保管し、使用目的を限定して業者に販売していたらしい。食料にしなくても米は利用価値があるので確かに捨てるにはもったいないが、いい加減な管理態勢だったに違いない。

 ここに『三笠フ-ズ』という会社の冬木という社長が目をつけて、農水省の検査さえ誤魔化せれば、トンデモないほどの大儲けになると頭をひねったらしい。農水省の担当課は過去数年間に69回もの立ち入り調査をしても摘発できなかったと・・・と言い訳をしているが、ほんの少し係官が本気で調査していれば発見できたはず・・・(だと思う)。

 報道にはないが、私はこんなずさんな検査を繰り返していた背景には、三笠フ-ズの冬木という男と農水省の幹部がツ-カ-の仲だったか、検査部門の役人が役員などに天下っていたのではないだろうか・・・という疑いをぬぐい去れない。

 このような手口を使って転売していた業者は『三笠フ-ズ』だけではなかったことにも驚く。報道によると愛知県の2つの業者、あるいは仲介した複数の業者がそれぞれに横流し、汚染した米が広範囲に流通し手いるようだ。

 本来、絶対食用に使ってはならないこの『事故米』が、焼酎や清酒の原料に転売されていたのだから、今後人体への影響も報告されるのではないだろうか。

 購入した製造業者は、まさか『事故米』だと知っていたとは思いたくない。恐らく営業マンが言葉巧みに安価を武器に売り込んだのだろうが、見つけられなかったのだろうか。『酒造りは米が命』と聞いたことがあるが、最近の酒蔵は外国の事故米と国産の酒米を見分けられなくなってしまったようだ。

 『美少年』という清酒は全国的なブランド。有名地酒として酒屋やス-パ-に並んでいる。また、多くの飲み屋でも目にする銘柄。私も随分以前に何度か飲んだ記憶がある。ここまで記事にされたのでは、今後購入する人は皆無になることも考えられる。当然、売り上げは極端に下落、場合によったら倒産という事態も考えられるが、米を見分けられないような酒蔵では、それもしかたないのかもしれない。

 昨日になって、『三笠フーズ』などが販売した『事故米』の中の基準を大幅に越える残留農薬が混入されている中国産もち米が食用として高齢者福祉施設や医療施設、あるいは学校の求職に使われていた、というトンデモない事実が報じられた。

 給食業者達としたら、最近の食料品の値上げで、ついつい『安価』という言葉につられてこのよう商品を購入したのだろうが、メニュ-を選択できない、これしか食べるものがない老齢者や病人、児童生徒など食べさせられる側にとってはこんな迷惑なことはない。

 冬木という社長は『事故米』を『普通に食べられた米が安く買える。あればあるだけ買いたい』という姿勢を明らかにしていたというから、初めから『食料』として流通させることを目論んでいたことは明らか。

 こんな『事故米』で製品を作った業者は限られているだろうが、農水省や地方自治体はそれらの業者の名前を未だに公表していないのが気になる。流通や製造にかかわった業者がはっきりしないとなると、米を原料にする煎餅はじめ菓子、焼酎や清酒を口にするのも恐ろしくなる。

 これは人間として絶対に許されるものではない。まさに魂を『カネ』で悪魔にうった行為。ある意味では、最近各地で頻発している不特定多数の人命などを奪う『通り魔』事件より醜悪だと断言できる。

 しかも、事件の解明をウヤムヤにする為に従業員を全員解雇したというから、良心の一かけらも持ち合わせていないのは確か。人権派の方にはお叱りを受けるかもしれないが、冬木という社長は早速逮捕、市中引き回しの上で『火あぶりの刑』にでも処してほしいと思っているのは私だけではないのでは・・・。(田舎親父)

2008年9月12日 (金)

教育長の処分はどうなっているのだろう・・・

 私は取材旅行に限らず、いったん自宅を離れたら一切ネットとは無縁の生活をすることをモット-にしているが、今回は出発直前のウ-タン氏が政権を投げ出したことはともかく、大分の教員の処分問題には関心があり事件のその後の動きは気になった。

 出発前に県教委の『不正が明らかになった今年度採用された教員の中の21人を免職』という発表に、まさにいい加減と表現する他はないほど、世間を誤魔化す為の姑息な方法だと呆れ驚きながら出かけた。

 この処分は、決論的には『見せしめ』のためというか、教育委員会の幹部たちの生き残りのための『シッポ切り』としか思えない。しかも21人の教師は自主的に退職をさせるというから笑ってしまう。さらに、その場合でも本人が望めば、同じ学校で講師として勤務できるようにする、などとはただ一言『アホカ』としか言いようがない。

 決定的な不正の証拠が明らかになっているのなら、それを本人に公開し『免職』を言い渡すのならいらしらず、『こっちのメンツを建てるために辞めてくれない・・・』とはどの面下げて『不正教員?』に言っているのか、この連中の頭をかち割って、頭脳構造を調べてみたいものだ。

 不正は前年度以前から続いていたことは警察の調べでさえ明らかになっており、教育委員会の元幹部たちも自分が不正に関与したことを証言しているという。

 不正がバレないように、法的には保存期間が決められているのにもかかわらず答案用紙を即廃棄にするようにしていたというが、組織の常識として、このような『法令にも反する処置』を命令できるのは教育長しか存在しない。ということは現職も含めて、事件に関与していることは疑いないだろう。

 そのあたりは全く取り上げないで、教育長はシラっとした態度で21人の処分を発表している映像に怒りを感じるが、マスコミの突っ込みも何だか『出来合いレ-ス』の様相で割り切れない思い。教育委員会もマスコミの追求が弱いことに自信を得てこのまま『頬かむり』で済ませるようだ。

 現職の教育審議監などは、ことが明らかになると『商品券は受け取ったが、何の為に送られてきたのかわからない。賄賂性はない』などととぼけた言い訳。そして、そんないい加減な言い訳が通じないとなると、体調不良で欠勤。そして逮捕が囁かれると入院とは、人間として恥ずかしいという気持ちのかけらも持っていないようだ。

 2学期が始まってすでに10日以上過ぎている。留守をしていたので、その間のことはよく理解できていない。が、すでに14人もの若い教員が教職を離れたらしい。気になるのは子どもたちに与える心理的ダメ-ジ・・・である。

 処分を受けた者の中には、実際に教員としての資質や能力がなく、同僚教師からも子どもや保護者からも『処分は当然』と思われる教員も存在するだろうが、21人全てがこんな教員ばかりとは思えない。

 中には、子どもからも親からも信頼され、生き生きと仕事に励んでいた若者も多いはず。このような教員を担任から外したらとんでもないことになるのは明らか。こんな場合の教育委員会の常套手段は、子どもの心をケアするためにカウセラ-の派遣という処置だろうが、カウンセラ-が解決できるのなら、今日全国の学校で起きている様々な問題などとっくの昔に解決していなければならない・・・。

 以前にも述べたが、学科試験の点数が足りずに本来ならば採用されないはずの『バカ校長のチャラチャラ娘』が、教員として実際につとめてみると『子どもからの信頼は抜群の教員』になっているかもしれない。

 恐らく14人の中には、こんな教員もいるに違いない。残りの6人は採用取り消したというが、合わせて20人。一人足りないのはどうしてなのだろう・・・。

 この事件は、教育委員会が必死になって幕引きをしているのはミエミエなのだが、どこからか圧力がかかっているらしく、はっきりとした続報がないのが気になる。 

 学級委員を選ぶような自民党の総裁選挙に大騒ぎするよりも、この問題に対して真実を知りたいと思っている人が多いはずなのに・・・である。(田舎親父)

2008年9月11日 (木)

これではまるで小中学校の学級委員選挙では・・・

 恒例化している中国雲南省を旅してきた。今年は省都『昆明』から南下。『蒙自』を経て、『河口』から率路ベトナムに入るル-トで旅をしていたので、しばらくこのコ-ナ-を休載していた。
 中国やベトナムの道路の悪さは想像以上。日本ではこんな道路は存在しないことはもちろんだが、たまに工事中などでぶつかったとしてもソロリソロリしか走らせられないが、この程度が当たり前の現地の運転手にとっては『これが国道』・・・。砂利道だろとぬかるみだろうとお構いなし、ガタガタ道を相当のスピ-ドですっ飛ばす。
 毎度のことだが、最後部の席を陣度っている私は、いつも以上に注意をしていたが、あまりにも大きな衝撃に身体を宙に持ち上げられて(シ-トベルトなどないのだから仕方ないが・・・)思い切り床に叩きつけられてしまった。幸い病院に行くほどのことではなかったが、未だに、ぶつけた部分が痛む。
 かなり過酷な旅となったが、陸路で国境をわたるという、めったにできない経験やハノイやホ-チンミン市の、現実に自分の目で確かめなければ『絶対に想像できない』交通事情などが体験できたことは大きな収穫であった。
 この旅行の紀行文はいずれまとめるとして、旅行前に急に『俺ヤメタ-』と総理の職務を投げ出したウ-タン氏の後釜争いが昨日になってその顔ぶれが揃い、ニコニコ笑いながらそろって握手している姿がテレビで紹介されていた。
 わざわざ、民社党の小沢代表が無投票で選ばれるタイミングを選んで、自党の大将の候補者を勢ぞろいさせるような猿芝居は、醒めた目で見ている私のような者にとってはお笑いとしか映らないが、このような手段でした国民の注目が引きつけられないのだから仕方ないに違いない。
 責任を『ねじれ国会』のせいにして、自分の能力ではどうしょうもなくなったら、『ボクチャンもう嫌になった・・・』とか『私はあんたらとは違うんだ・・・』なんて捨てぜりふを残して、さっさと敵前逃亡するのでは、もう自民党には統治能力がなくなったのは明らか、ここは潔く野党に政権を任せるのが当たり前なのに、目先を変えて誤魔化して何とか自分たちの利権を守りたい醜い姿に呆れてしまう。
 開かれた自民党を演出して、誰でも立候補できるという言い分は勝手だがが、国を引っ張っていくリ-ダ-なのだから、それなりの人物でないと選ぶ方も困ってしまう。推薦人がないので諦めたという候補をも含めて、昨日出揃った顔ぶれ見ると、まるで小中学校の学級委員のように『私も一度やってみたい』とばかり手を挙げてという人物ばかりなのが気になる。
 小中学校の学級委員は、『担任』という学級にとっての絶対権力者が存在し、その担任の意向を受けた発言をしたり、リ-ダ-シップをとっていればことはうまく納まる。
 どうも最近の自民党の国会議員の言動は国をリ-ドするという気概などなく、単に『自民党』という『学級』の中で動いているように思えてならない。昨日握手していた人を見ても、それ以上の人物だとは思えない。困ったら自分の『担任』に相談できるという、学感覚で立候補をしているのではないだろうか。
 誰が選ばれたとしても、この難局は切り開けるとは思えない。今度こそは『嫌になった・・・』とは言えないだろうから、行き詰まってどうしようもなくなったら解散しなければならないはず・・・。まあこれまで以上に醒めた目で、動きを見つめることにしたいものだ。
 それよりも農水省ご推薦の『三笠産業』というトンデモ会社が、汚染米を横流しして焼酎や和菓子の原料にしていたという問題に、オオタ脳死衣装(農水相)はダンマリを決め込んでいる。
 ひょっとしてオオタ脳死衣装ドノと深い関係があるのかもしれない。また、うっかり『横流しする方が、元気があって良い・・・』など言わないように、自民党の幹部たちの中には、この男を表に出さないようにしているのかもしれないが、自民党の『学級委員』を選ぶ問題より、国民にとってはこちらのほうが重要だろう。
 旅の疲れもあって、今日はこれぐらいに・・・・。(田舎親父)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ