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2010年5月

2010年5月31日 (月)

これで逮捕とは納得できかねるが・・・

 どう考えても、こんなことで逮捕されてはかなわない・・・。一昨日の話である。午前2時10分頃、兵庫県加古川市野口町の加古川バイパス下り線で、大型トラックと乗用車が衝突し、乗用車を運転していた男性が車外に投げ出されて間もなく死亡したという記事があった。

何の変哲もない、よくある事故のことのようだからそのまま読み流そうとしたが、事故を起こした車は400mも逆走していたとのことに『?』。しかも、バックで・・・というところに引っ掛かりじっくり読んでみた。

よほど運転に自信があるのか知らないが、普通、数十メ-トル程度ならのバックは理解できるが、400mもの距離となると、呆れるという以前に凄いなあ・・・と関心すらしてしまう。

記事には(そそのまま引用すると)、死亡した男性は直前、同県赤穂市の会社員男性(22)運転の乗用車に追突し、バックで約400メートル逆走していたという。会社員男性と助手席に乗っていた赤穂市の鉄筋工男性(25)が首に軽傷とある。

記事を普通に読むと、自動車専用道路を走っていた(死亡した男性が運転する)乗用車が、会社員の男性の車に追突し、バックで大急ぎで現場から逃げ去ろうとしたところに、後から北トラックと衝突した・・・としか理解できない。

この場合トラックの運転手に過失があるのだろうか。例え相手の運転手が死亡したからと言って、逮捕に値するほどの過失があったとはとても思えない。

ごく常識的には、このトラックを運転手でなくても(一方通行だろう)バイパスを逆行する車などなどとは思いもしないだろう。まして、高速道路のバイパスとはいえ夜中の2時ではあたりは真っ暗だろうから、テ-ルランプが見えたとしても、一瞬停車しているとしか思えない。

そして、とっさにブレ-キを踏んで、こちらが減速しているのに相手の加速が止まらないとしたら、これは避けられない事故ではなかっただろうか。

ところが、県警高速隊は、この38歳のトラックの運転手を自動車運転過失致死容疑で現行犯逮捕したという。

トラックの運転手についての記述はない。物凄いスピ-ドで飛ばしていたのかもしれない。あるいは酒酔い運転という可能性もないことはないが、12時間後に釈放したとあるから、異常な運転状態ではなかったことは間違いないようだ。

釈放したから問題ない、という意見があるのかもしれないが、ごく普通に運転してところにバックで真正面から衝突され、例え相手が死亡したからといって即逮捕が許されて良いとはとても思えない。

過失はゼロながら、正面衝突したという衝撃と事故を起こしたというショックは計り知れないだろう。落ち込んでいるところに『手錠』されたとなると、この運転手は回復不能的な精神的打撃を受けたはず。県警は釈放したから終わりであって良いわけはない。

この種の事故にはよほど違う局面にならない限り続報がない。もしこの運転手が会社に所属していたならば、会社の経営者はぜひ県警を相手取って、運転手の名誉のためにも、県警の強圧的な行為を不法として訴えてほしいもの。

このところ『冤罪』の話題が多く聞こえてくるが、これも12時間だけだったといえ冤罪だったことは間違いないところ。

警察はどんな事件にせよ逮捕する以前に状況を十分調べて、無過失の人間を『犯人』と断定し、逮捕する暴挙が続かないことを願いたい。(田舎親父)

2010年5月30日 (日)

こんなものが流行るのも・・・

 10年ほど前に、かかとにロ-ラ-が組み込まれた運動靴が流行ったことを覚えている人も多いのではないだろうか。

当時は、こんなものを子どもに与えたら事故が続発するだろう・・・と危惧したことを思い出すが、幸い国民の大多数の常識が流行を抑えたらしく、しばらくすると下火になりホッとしたことは記憶に新しい。

ところが、またまた『大流行の兆し』が見えだしたのではと思うほど、この靴を履いている子ども(小学生)に出くわすことが多い。

そして、不思議なことに、この靴を履いているのは全てと言って良いほど小学校低・中学年の女の子。横浜の片田舎だけの現象かもしれないが、男の子がはいている姿はほとんど皆無と言って良いほど目撃しないのは、子心に男の矜持として、こんな阿呆らしいものをはきたくないのかもしれない。

それはさておき、最近この靴を履いた子どもたちの転倒事故が相次いでいるそうだ。先日、国民生活センター(どうせ天下りように作られた部署だろうが)が発表したところによると、滑走してきた子供を避けようとして大人が負傷する巻き添え事故も起きているとのことである。

また同センターによると、事故報告や相談は05~08年度はゼロだったが、09年度は15件と急増し、今年度も既に5件あったという。早め来対策が急がれるとのことだが、その通り、放置すれば大事故につながることは間違いないだろう。

この種の靴には『人通りの多い所では使用しない』などの注意書きがあるらしい。が、テレビに影響されて、タレントなどの仕種が『あこがれの的』になっている小学生、特に女の子達にとって、この注意書きなどはまず目に入らないと言っても間違いない。

製造業者もそんなことは十分知っているが、売らんがためには、その少女心理を巧みにつく発想で、責任逃れのために記載しているのはミエミエ。事故の報告があっても『これこれ・このようにはっきり注意書きをしています』と、責任は全て使用者にかぶせるという算段なのだろう。

ロ-ラ-スケ-トで風を切って滑る快感は、私も経験ある。しかし、私がロ-ラ-スケ-トを路上で楽しんでいた頃は、車が少なく且つ人通りもまばらな空間。障害物などなかったし、またある程度自信がないと道路に出なかったものである。今は路上では禁止になっているはず・・・。

それ以前に、人通りのある道路でロ-ラ-スケ-トなどしていると、すぐに怖い親爺に怒鳴られてしまう。もっとも怒鳴られることによって、これが迷惑な行動だということを教えられたものだが、最近は『自由』という言葉が拡大解釈されるようになり、周りの人がどう考えようと自分の行動をすることが自由だとはき違える人間が多くなって、注意すれば逆に食ってかかられる。場合によっては刃傷沙汰も稀ではないとなると注意するのも命懸け・・・。笑えない笑い話だが、これではだれも注意しなくなっている。

そもそもこんな靴が流行るのは、ロ-ラ-スケ-トというスポ-ツを日常生活で味わえるという安易な発想から生まれたもので、しかも、爪先を上げるだけで滑れるとあっては、さほどの熟練は必要としない。これが低・中学年の女の子が安易に手を出す要因になっているのだろうが・・・。

本来ならば、親がこんなものを与えてはならないはずなのに、携帯と同じで、周りの子ども達が持っていると、持たさなければ仲間外れにされるのではないだろうか、という恐怖感も働くようだ。しかも普通の運動靴と余り変わらない価格ではないとなると・・・。

そして、買い与えると(誰でもできるのだが)嬉々としてさっそうと滑る姿に『うちの子も運動神経が良いのだ・・・』と錯覚してしまい、親として満足感を味わっているのかもしれない。

麻薬など法的に禁止されているもの以外は、どんな商品を考え販売しても自由だというゲンダイの社会では、この便利でかっこいいと錯覚する靴の販売を禁止することはできないだろうが、放置して良いとは思えない。

こんな場合、以前は学校が『危ないから禁止』という通達が可能だったのだが、最近の学校はその権威もなくなり、とても禁止など言える雰囲気ではない。

周りの大人達も(私も含めて)うっかり注意したら、とんでもない反発が来ることは必至なので、見て見ない振り・・・。自己嫌悪に陥るが、それしか方法がないのが悲しい。 

首相が公約など守らなくても平気な国に成り果てたわが国では、親の義務や役割など説く方が無理なようだ・・・。(田舎親父)

2010年5月29日 (土)

フクシマ社民党首にエ-ルを・・・

『アメリカ従属』がいつまで続くのだろう。先の政権交代は、国民が自民党の強権姿勢に反対する気持ちの現れだったことは誰の目に明らかだが、沖縄での余りにもひどいアメリカ軍の犯罪に対して、何とかしなければ・・・。言い換えればアメリカからの真の独立という願いが沸騰した結果だったと私は捉えている。

その一つがハトヤマ首相の普天間基地は少なくとも県外に移設するという『公約』だったはず。事実、首相就任以来ことあるたびに『国外、少なくとも県外』と発言を繰り返し、『では何処へ』というマスコミの追求(今思うとデキ芝居?)に『私には腹案がある』と大見得を切って国民に期待を抱かし続けた。

それがどうだろう、閣僚達のそれぞれ勝手な場当たり的な発言が続き、どうやら腹案なるものが怪しくなった時を同じくして、徳之島への凶器一部移転が明らかにされたが、島民の大規模な反対集会に発展し、水面下の交渉も難しくなって、ついには沖縄県内への移設という言葉に行き当たり、国民をガッカリさせてしまったことは今更語ることはない。しかも、そのあたりの時間的経過など誰も明らかにせず、結局は闇の中。

ことが一挙に動いたのは、アメリカのクリントン国務長官が、韓国の軍艦が謎の沈没事件(アメリカの誤射の可能性が大)についての打ち合わせに中国・韓国訪問の途中に羽田に降りて、数時間官邸に立ち寄って首相や外相と顔合わせしたあたりからのようだ。

政治に素人の私には裏の事情は全くわからないが、クリントンは『私が、官邸に来てそうりや外相とおしゃべりする様子を公開して日本政府の顔を立てたのだから、普天間問題は予定通りにすすめなさいよ』とでも迫り、その確約をさせたのではではないだろうかと想像している。

それに対して、首相以下閣僚たちが『了解しました、直ちに日米合意の署名を急ぎます』と言うことになって、防衛相がアメリカに出かけて国防長官あたりに『お騒がせしました』ということで幕引きという筋書きだったのではないだろうか。

そして、いつ誰がアメリカと打ち合わせたのか明らかにされていないが、『あの騒ぎはどうだったの・・・』と表現しても奇怪しくないほど、驚くほどのスピ-ドで、昨日には普天間飛行場移設に関する日米の共同声明を発表し、その日のうちに閣議決定された。

声明では、普天間飛行場の移設先を名護市のキャンプ・シュワブ辺野古崎地区及び付近の海域と明記されているという。何のことはない、これは自民党前政権が進めていた案そのもの。よくぞそんな声明を臆面なく発表できたもので、これではアメリカの植民地であることを広く世界に発信したと言っても過言ではない。

こんな動きに対して一人気を吐いている野が社民党のフクシマ党首。こんな案は絶対に受け入れられないとして、閣議で反対すると明言。社民党の内部の事情も複雑なようで、政治的な発言だと受け取っている面もあるだろうが、この御仁の発言は誰の目にも正当も正当。国民の大多数は評価し応援しているのではないだろうか。

恐らく、アメリカとの約束の一つが『全閣僚の署名』という手形だろうから、ハトヤマ首相としてはフクシマ党首に署名を求めざるを得ないだろう。

『腹案』などはじめから持たず、その場その場での場当たり的な発言で事態を迷走させ、しかも、地元に声明すらせず与党として(スクラムを組んでいるはずの)社民党の了解も取り付けずに、アメリカ様の言う通りにしてしまったことを棚に上げて、署名を求めるという発想は、もはや宇宙人などと笑っている場合ではないだろう。

フクシマ党首はハトヤマ首相の説得にも関わらず徹底して署名を拒否し、罷免されたと言う。この姿勢は見事と評価したい。

社民党には連立を解消すると何かと不利な要素があるようだが、ここはそんな現実的な問題より理念を押し通し、速やかに連立を解消して野に下り、堂々とこの問題を取り上げて国民の支持を訴えてほしいものであるが・・・。

そして、時期的に苦しいかもしれないが、7月に予定されている参院選挙には『真の独立国家を作ろう』というスロ-ガンだけでいい。国民にはその意図は通じるだろう。

私も含めて、社民党に投票したいと思っている人も多いはず。頑張ることが嫌いで、現職時代から『頑張りましょう・・・』という言葉は禁句にしていたが、今回だけはフクシマ党首と社民党に対して『ここは正念場、頑張って正論を通せ・・・』とエ-ルを送りたい。

が、今朝のニュ-スでは即、連立離脱とはいかない事情があるらしい。折角の党勢挽回のチャンスなのに、一度与党という美味ご馳走の味が忘れられないとしたら、この政党の未来はないのに・・・。(田舎親父)

2010年5月28日 (金)

宇宙開発より先に行うべきことがあるだろうに・・・

 政府の中にある様々な組織の一つに『宇宙開発戦略本部』(本部長がハトヤマ首相だというから、それなりに重要な会議という位置付けのようだが)という部署があるらしい。その会議が、一昨日、政権交代後初めて開かれたと報道を新聞の片隅に見つけた。

政権交代後初めてとのことは、自民党政権から続いている組織のトップだけをすげ替えたものだろうが、記事によると、宇宙産業の規模を現在の『年7兆円』から10年後に『14兆~15兆円』まで倍増させる振興策に本格的に着手することを決めた、とあるから我が目を疑った。

 発展途上国の衛星開発などの宇宙事業に政府開発援助(ODA)を活用するほか、安価な小型衛星の開発を大学や企業に促し、打ち上げ用の小型ロケットを国が開発する計画で政府は6月に策定する新経済成長戦略に盛り込むという・・・。

 宇宙開発そのものに頭から反対ではない。『宇宙』と言う言葉には子どもたちの夢とロマンをかきたてるイメ-ジがあることは間違いない。が、やみくもに巨費を投じてロケットを打ち上げて良いのかと言うと、そんな時代はすでに過ぎ去ったと思っている。

 民主党が10年後の国家予算の規模をいくらに算定しているのかはわからないが、世界的に経済が落ち込んで回復の見込みなどない現実では歳入が大幅に増えるわけがない。今年異常の規模にすることなどできるはずがないことは、経済音痴の私でも理解できる。

その中で15兆円と言うと国家予算の6分の1。こんな数字をどうして算出できるのだろうと、首を傾げるどころか呆れて開いた口がふさがらない。

 新聞報道の解説では、ロケットや衛星などの宇宙開発は、これまで国費を投じて国内事業として進められてきたが、国の予算の伸び悩みとともに市場規模が縮小し、産業として維持することが厳しくなっているおり、このため、民需の拡大や海外市場への進出が、宇宙産業振興に不可欠と政府は判断したとある。

 字面からは、産業として維持するために予算を拡大するとしか受け止められない。世界的に宇宙産業が盛んになって、税金が歳入として国家に入ってくるというなら別だが、現実は経済としての宇宙産業などは『虚像』として存在するだけ。

その虚像を維持するために巨額の国家予算を使うというらしいが、そんな余裕など世界のどの国にもないのは明らか。一番熱心なアメリカでさえ予算を削減しているのが現状なのに・・・である。

 民主党は無駄をなくせば財源などいくらでもひねり出せると言っていたはず。そのために鳴り物入りで『仕分け』をやったはずなのに、出てくるものはおよそゴミのようなものばかり。高級官僚が天下っている組織の解体などと威勢のよい発言は時が過ぎるに連れて消え去り、ある独立法人では1部50円のコピ-が高いから改善せよというテイタラク。

 これでいて、子ども手当ての範囲は広げるとか、新幹線や高速道路のさらに拡充するとか、予算の入りがないのに出ばかりの話・・・。結局は国民から搾り取るという発想なのだろうが、一番搾り取りやすいという意味で『消費税』の値上げが規定の事実になっているのも許せない。

同じような話だが、『月探査に関する懇談会』という組織があるらしい。この会議が宇宙開発の会議と時を同じに開かれて、2020年に月の南極に電力の供給機能などを備えた無人基地を建設し、ロボット探査を進めながら、岩石の地球回収を目指すという『月探査戦略』の報告書をまとめたという記事もあった。

 戦略全体の予算規模は総額2000億円と試算したとのことだが、宇宙開発に現在7兆円をつぎ込んでいるのにも関わらず、やっていることはアメリカ様にお願いして、信じられないほど大金(具体的金額は公表されていない)を支払って、一人か二人の宇宙大好きおじさんやおばさんを宇宙ステ-ションに送り込んでいる程度。2000億程度の予算で、月面に基地などとは誰が考えてもキチガイ沙汰。とても正気の感覚とは思えない。

 アメリカは宇宙開発予算が捻出できなくなったので『ポチお前が出せ・・・』というところではないだろうか。最低でも県外と言っていた普天間基地の移設問題と同じで、民主党政権も、まずはアメリカ様のおっしゃる通り・・・。

やはり根はここらあたりにあるようだ。(田舎親父)

2010年5月27日 (木)

感染していない牛まで殺すことはないだろうに・・・

 宮崎で発生している『口蹄疫』という厄介な牛や馬などの家畜が感染する伝染病の広がりが不透明とのことで連日マスコミが大騒ぎをしているが、何となく豚インフルの時と似て理性を失っているように感じるのは私だけだろうか。

 タレントとして活躍している宮崎県知事の言動は(視聴率が稼げるという理由だけだと思うが)マスコミにとっては相当価値があるらしく、今回の口蹄疫問題でも彼の挙動を詳しく報じているのは仕方ないとしても、口蹄疫の流行した背景などを本気で追求する姿勢が欠けているように思えてならない。

知事の発言の一つに『種牛の殺処分を待ってほしい・・・』というものがある。それに対して、何故か担当大臣としてのアカマツ農水相ではなく、長崎の牧場経営主である(との情報)副大臣が国の代表となっているらしく偉そうな口ぶりで、知事を批判しているのだから余計にヒ-トアップしているように見えるのだろう。

 宮崎は子牛からある程度の大きさに育てて各地のブランド牛肉産地に転売する『肉牛畜産』の盛んな地域だという知識は持っている。

雌牛が子牛を産める程度の年齢に達したら、種牛の精液で妊娠させて子牛を得る方法は一昨年北海道で目の当たりにすることができた。そのときの様子が今でも生々しく思い浮かぶが、人工受精が酪農家にとっては一番大切な仕事だと知ったものである。

 北海道では牛乳を絞るためには飼育牛の多くが常時妊娠か、あるいは出産直後の状態にしておく必要があるのだろうが、肉牛であっても基本的には同じ。

むしろ子牛を誕生させなければ育てられないのだから、種牛の役割は特に大きいものがあり、種牛の精子によってブランド牛になれるかどうかが決まるのだから、種牛の存在が畜産の振興にとって何より大事だということは素人の私でも十分に理解できること。

その大事な・大事な種牛が宮崎県では(特別の5頭はすでに避難させてあるらしいが)49頭がいるとのことだが、今回国の方針で、その全てを殺処分するのだそうだ。

全て殺処分されたと言う報道はないが、国の方針は一言で言ってしまうと、現在健康な牛でも、このまま生かしておくといつ口蹄疫に感染するかわからないから、今のうちに殺してしまうということ。何という傲慢な言いぐさなのだろう。

県知事は『49頭の種牛が殺処分されたら、県の畜産は壊滅する』と、日頃のヘラヘラした顔つきではなく、真剣な表情で『毎日健康管理を厳重に行うので殺すのだけは止めてほしい』と国に申し入れしているようだ。が、国は問答無用と切り捨てたと報じられている。

タレント知事としては自然環境的な動物愛護の立場で種牛救済を言うのではなく、政治的な発想に違いないが、それでも今回は彼の言うことの方に正しと賛同したい。考え過ぎかもしれないが、ヤマダという副大臣は何か含むところがあるのでは・・・。

先日も述べたが、種牛だけというより発症していない牛は、厳重な管理の元に即刻殺処分ではなくどこかに一時避難させて、投薬してでも良いから口蹄疫の感染から守るという発想がもてないのだろうか。

 口蹄疫に感染した肉を食べても人間には影響しないという。政府は本当に安全だと確信し、ここまで人体に『無害(およそ本当だと信じられないが)』と言うならば、殺処分はともかく、廃棄処分などせず、無料で各省庁の食堂や学校給食で利用すれば良いはず。外食チエ-ン店などでは喜んで引き受けると思うのだが・・・。

素人の感想だと断っておくが、人間にも即悪影響を及ぼす狂牛病の危険性をはらんでいるアメリカ産の牛肉は輸入を許可して外食チエ-ンで使用させているのに、人間には感染しない口蹄疫の場合は、感染の恐れがあるというだけで、殺処分と同時に完全に廃棄するというのは変な話では・・・と思えてならない。(田舎親父)

2010年5月26日 (水)

気象庁も苦心しているようだが・・・

 地球規模の異常気象が続いているが、わが国でも信じられないような気象現象が度々発生し、その都度大きな被害が報じられている。特に大雨や強風の災害は甚大で、今までならとても考えられないような事故が発生、人命が奪われることも珍しくなくなっている。

気象庁は早めに警報などを出して警戒を呼びかけているのだが、局地的な大雨などにはほとんど役立たず、バケツをひっくり返したような雨が降っている地域であっても、少し離れていると、わずかばかり雨しかが降らないということも稀ではない。

さらに竜巻などとなると、数キロどころか数百・数十メ-トルの違いで全く被害状況が違うのだから予想などできるはずがない。

ところが最近になって気象庁には、こんなロ-カルな気象異変にも対応せよと、どこからかの圧力がかかったのかもしれないが、先日『大雨や洪水などの警報、注意報を市町村単位に出す』と決めたと発表したが、そんなに気合を入れて出しても確率的に当たらなかったら笑い物、いやかえってオオカミ少年的心理に走らせることになるのでは・・・と心配になってしまう。

気象に関する警報や注意報は23種類もあるという。それをこれまでは全国を375の地域に分けて発表していたが、今月の27日からはこれに加え、原則として市町村単位の1777地域に分けた発表もするという。

具体的には、今までは『東京23区の西部』という範囲が、『品川区』とか『大田区』、あるいは『世田谷区』とか『目黒区』と細かくなるようだ。一見素晴らしい進歩だと評価する声があることは間違いないが、そんなことが果たして可能だろうか、という疑問がわいてくる。

例えば『大田区に大雨警報が出されました』という情報がテレビから流れたとしよう。大田区の西の端には全国的に有名な『田園調布』があり、東側(東京湾側)には『羽田空港』がある。距離的には歩いても3時間程度しか離れていない。

田園調布地区と羽田地域ではかなり地形が違う。大田区のほぼ中央には池上本門寺のお山があり、そこから蒲田をへて東京湾側はほとんど平坦地であるのに比べて、調布地区となると台地が入り組み、しかも緑豊かな住宅地が広がっている。

ロ-カル気象は地形によって大きく影響されることはよく知られているように、調布地区と蒲田地区とは気象現象はかなり相違がある。雨の降り方や風向き強さなどが違うのは稀ではない。

そんな中で『大田区に大雨警報』発令されたとしよう。うまく大田区全体に警報に値する大雨が降れば、人々は気象庁の情報を信じるだろうか、ゲリラ豪雨の場合はそれほど地形差のある広範囲に降るとは限らない。むしろ確率的には降らないと言ってもまちがいではないだろう。

また、田園調布からほんの数分歩くだけで『世田谷区』になるが、この住民は大田区への大雨警報を自分達への警報と警戒するだろうか・・・。一般的にこの付近に住む世田谷区民はプライドが高く、大田区という言葉には意識的に反応しないような心理を持っていることはよく知られている。

多分に大田区にでた警報に対しては無関心に違いない。ゲリラ豪雨が羽田地方を襲った場合は、よく当たると感心するのだろうが、調布地域に降った場合は、被害は自分達や目黒あるいは品川の一部に及ぶことが考えられる。

精度が上がったとはいえ、ロ-カル気象には不確かな要因が多い現在、警報発令の範囲を細かくするだけでは、当たらなかったら『またか・・・』という雰囲気になり、警報そのものを信じないということにもなりかねない。

さらに、ここまで細かい情報は人間個人の危機意識を衰退させる恐れもあるのではないだろうか。テレビで傘をもって行けと言われなくても、自分で危ないと思えば持っていくというのが一番良いように思えるが・・・。これ以上、テレビの命令で動きたくないと思っている人も多いのではないだろうか。

ひょっとして気象庁のお偉方の一部に、今流行りの『仕分け』で業務の縮小などと言うことになったら困るという焦りが、今回の細かな警報発令の背景にあると言うとうがちすぎかもしれないが・・・。これがピント外れであることを願いたい。(田舎親父)

2010年5月25日 (火)

劇的に効く人が近所にいたことに感激

 二日ほど時間的にも頭脳的にもワ-プロに向かう余裕がなく休んでしまった。

今日から再開しようと思っているのだが、ハトヤマ首相の普天間基地の移転問題のおバカな言動や宮崎の口蹄疫の処理に対してのアカマツ農相の無責任さと、輪をかけたようにトンデモ発言を繰り返しているヤマダとかいう副大臣をテレビで見たら、気持ちが萎えてしまい、いよいよこの国も終わりではないかと情けなくなり文が進まない。

 しかし、このままずっと落ち込んでいてはいけないと、日記風になるが最近感激した出来事を綴って見ることにする。

二月ほど前に近所の方と話している時、何故そんな話になったのかは記憶にないが、その方から『自分は長年糖尿と高血圧で薬を飲んでいる』と打ち明けられ『ならば、騙されたと思って、桑の葉のパウダ-を試してみませんか』と一袋差し上げた。

 数日して、『調子がよさそうなので続けてみますから、5袋ほどいただけますか』と言われてビックリ。そのときには在庫がないので『2袋にしていただけませんか、すぐ作っておきますので・・・』と、2袋で勘弁してもらったが、続いて何度か『できましたか』と催促されて何袋かを渡している。

 前日の日曜日のことであるが、来客のため珍しく車で買物に出かけて帰宅した時、タイミングを合わせたように『これみてくださいよ』と、桑の葉のパウダ-を飲みはじめて初めての血液検査の結果ですと診断票を見せていただいた。

 『こんなに下がっているのですよ。他に要因がないので桑の葉としか思えない』と示されたのは血糖値とHbA1cの値。何と血糖値が150から130になっている。さらに、HbA1cの値7.9から7.4になっているのにはビックリ。

 確かに前回までは横ばいの数値が続いている。今回、数日前に受けたという今回の血液検査の数値が劇的に改善されている。

数カ月前にも、桑の葉を飲みだしたという友人から同じような話を聞いたことがあるが、血液検査票を見せられたわけではないから、『○○さんには劇的によく効くんだ・・・』という程度だったが、今回は『個人情報だけどこんなに効くことがわかった』と言って、実際に病院名の入った検査票を見せられたのには大感激。

私自身『桑のハパウダ-』を飲みはじめて数カ月過ぎてから、HbA1cの値が6.3から5.6に減少し、糖尿予備軍だと言われ2年ほど薬を飲まされていた。それから開放されたことから桑の葉の効能は信じて疑わず、糖尿と聞くと必ずすすめているのだが、実際に私以上の数値を診断票で具体的に示されたのは初めてである。

この話を信じるかどうかは勝手だが、もしも糖尿で悩んでいる方がおられるなら、桑の葉を試していただきたいものである。

私は山梨の養蚕農家のかたから桑の葉茶用に作っている乾燥した桑の葉を入手して、それを10万円ほどで購入した石臼もどきの機械でパウダ-にしている。

自分用に作っているのだが、このところ分けてくださいという連絡が絶えず、月に一回ほどのペ-スでパウダ-を作っているのだが、この機械は水冷式のモ-タ-なので連続運転は30分が限界。

そして2時間ほど冷やさなければならないので、結局は一日仕事になってしまう。家内はこの姿を見て『粉引き爺さん』と言うが言いえて妙。私も気に入ってこの言葉を使っている。

一日かかって(4回興行)やっと18袋(一袋100g)ではとんでもなく効率が悪いのだが、健康には変えられず面倒だけど作り続けてはや1年になる。

桑の葉のパウダ-は時々道の駅などで販売しているのを見かけるが、価格が高いのが難点。近所の方のように血糖値などが劇的に下がれば決して高くはないのだが、100gが2000円では、最初の私がそうだったがちょっと手が出ないようだ。

私は、自分の人件費などは全く無視して、一袋500円で分けているが、実際に作ってみると2000円という価格は高くない。もう少し高めの価格設定をすべきだったかと、ちょっぴり下司根性もないこともないが、社会貢献と割り切って続けている。

恐らく近所の漢方薬屋などで購入できると思うので、10日に100g程度を使うつもりで効能を確かめてみたらいかがだろう。そして、この効果があれば、桑の葉はどこにでもあるのだから、ご自分で作られることをすすめたい。

明日になったら気力が戻ると信じたいが・・・・。(田舎親父)

2010年5月22日 (土)

朝鮮半島報道が賑やかに・・・

 韓国の軍艦が真っ二つになって沈没した事件で(ある程度予想はしていたが)韓国政府は)『北朝鮮製魚雷による爆発』という調査結果を発表。何でもスクリュ-部分にハングル文字が見つかったことが証拠らしいが、北朝鮮がそんなヘマなことをやるだろうか、という素朴な疑問がわく。

マスコミは、北朝鮮は経済が破綻し、金正日総書記の健康不安もあるという国内事情をから、国民を結束させるため常に軍事的な緊張が必要だと言う立場で、おらく韓国が北朝鮮を攻撃するだろうとした上で、それに対して北朝鮮が報復して軍事力を誇示する一方で、国内を引き締めるのが狙いではないかと報道している。

ずいぶん勝手な論調で、戦争が起こるのは当然、というより見方によってはむしろ必然だという見方のようにすら感じるが、そんな単純な方程式が成り立つとは思えない。

この時代だからすぐに宣戦布告はないだろう。韓国政府もすぐにはドンパチをはじめる度胸も国力もないだろうから、まず国連安保理に提案という国際ル-ルをとり北朝鮮に何らかの制裁を求めるはず。しかし、今の国連はほとんど機能していないことを考えると『北朝鮮の関与』という結論さえも出ることは難しい。

となると、結局はアメリカ主導の北朝鮮屁の経済的軍事的包囲網を展開するという、核問題の6ケ国会議の進捗状況と同じ道をたどるのではないだろうか。

今回の韓国の軍艦沈没事件については、発生当時からアメリカの潜水艦のミサイル誤射だという説もある。そんなバカなことはないだろうというのがマスコミや識者の見方のようだが、政治に着いて全く素人の私には、むしろこの方が説得力はあるように感じる。

気になるのは、時を計ったように来日したアメリカの国務長官の来日と日本政府の『アメリカと日本は韓国を全面的に支持する』と表明した姿勢である。

普天間基地の問題をかかえている微妙な時期に国務長官が直々に来日するのは日本政府に対する圧力の一つなのだろうが、韓国の軍艦沈没の調査委員会の結論を出した瞬間といって良いほどのタイミングで、しかもはたった4時間滞在しなかったという顔見せ興行的来日は何かの意図が隠されているに違いない。

 今日は時間的余裕がないので短めに・・・。(田舎親父)

2010年5月21日 (金)

大物も息子に譲るのに苦労しているらしい・・・

 自民党が公認候補を選択する基準として、年齢制限と世襲禁止を打ち出したのは良いことだと国民の多くが評価していることは間違いない。

党は今度ばかりは危機感を持っているらしく、今回の参院選挙には70歳以上ということで、前回の参院選挙で落選していた大物といわれていた人物が公認されず、やむを得ず新しく立ち上げられた政党から立候補するという話が溢れている。

なんとしてでも議員に返り咲きたいと思っているのだろうが、こんな情報を聞くにつけみっともないと軽蔑したくなるが、それだけ議員の特権というものが大きく、一度その立場になり甘い汁を吸ってしまうとその味が忘れられないのだろうと思ってしまう。

参院のドンと言われている(すでに過去形の方が良いのだろうが)アオキというオジイチャンが一人区である島根選挙区にいる。あの参議院の本会議で『偽装投票』の片割れである。この御仁は70をはるかに超えているのに、勝てる候補ということで、自民党の公認というお墨付きがずいぶん前にでていたことは聞いている。

先日そのオジイチャンが体調を崩し入院しているというニュ-スが流れた。この選挙区には民主党が若手の候補者をすでに公認して有利な選挙戦が始まっているとのこと、これは『アオキ先生』の晩節を汚さないために引退と思ったが、そんな奇麗事ではなさそうな情勢のようだ。

入院しているのだから当然なのかもしれないが、アオキ氏本人のコメントは一切ない。その中で、本人が引退を決意し選挙には長男が立候補するという情報に『何だ。その筋書きだったのか』と気づいた人も少なくないだろう。

今までの自民党ならこの種の話題は決して表沙汰にはならなかったに違いないが、この処置に幹事長代理というポストに着いたコウノタロウという御仁が疑義を唱えたから面白い。

新聞報道によるとコウノ幹事長代理は党役員会で、病気を理由に参院選島根選挙区への出馬を辞退し、引退するアオキ前参院議員会長の後継に党島根県連が長男を選んだことについて『公募が原則なのに世襲はおかしい』と発言したとのこと。これはコウノ氏のいうことの方が正論で国民に対して説得力はある。

 常々アオキという御仁は息子に後を譲りたいと思っていたらしく、周りにもそのように働きかけていたという。マスコミ報道だから、どこまで信憑性があるかはわからないが、一般的にはあり得る話である。

アオキ氏も自民党の幹部の一人として、公には『俺の後は息子』だと公言できる訳はない。しかし、何としても息子に譲りたい、という気持ちがあったことは十分考えられる。

周りに戦術家がいて『ぎりぎりまで引っ張って病気になれば、勝てる候補ということで誰からも文句はでないだろう』という知恵をつけたとしたら、全て符丁があう。このことは、古い体質の自民党であれば『素晴らしい考え』と評価されていたはずだろうが、少し異質なコウノという御仁が、そのあたりの内輪の事情をバクロし批判しているようだ。

自民党の内部のことなので、結果がどうなろうと知ったことではない。しかし、国民の多数は、この問題でコウノ幹事長代理のいうことを『その通りだ』と受け取るだろうと思っている。

となると、公募で公認候補を決めにと出遅れとなり、結果的に島根選挙区では負けるかもしれないが、他の民主党と接戦している選挙区では自民党が有利になるのでは・・・という思考になるのだが、やはりこの党は消える運命なのかと気の毒に思えてしまう。

ハトヤマ内閣の支持率が下がり、世論調査では20%を切るというところまできているという。普通なら、今度の参院選挙は民主党の完敗だろうと思うが、政党支持率となるとそれほど落ち込んでいないらしい。だから、この問題をうまく使えば自民党の党勢挽回につながるはずなのに・・・。

『自民党が変わったと思わなければこんなポストはすぐ捨てる』明言して幹事長代理に就任したコウノ氏は今後どんな言動を見せるのか楽しみになってきた。(田舎親父)

2010年5月20日 (木)

今頃になって非常事態宣言とは・・・

 口蹄疫については4月末に取り上げた。その時点で、1000頭強の牛や豚を殺処分ということに対して、なんの罪もなく、単に人間の管理不足で伝染病にかかったために殺されて、しかも本来の役割である人間の食料にもならずに処理される牛たちがかわいそうでならない、とい言葉で締めくくった。

そして最後に、これ以上牛が殺されないことを願うだけ・・・という私の正直な気持ちを表したが、先日のニュ-スでは殺処分された牛や豚は11万頭をはるかに超え、この勢いは衰えないというから、願いは虚しく消えてしまった。それにしても対策は一体どうなっているのだろう。

 4月末の段階で口蹄疫の疑いのある牛は全て殺処分したのだろうはばかり思っていた。マスコミも(故意かどうかはわからないが)しばらくは話題にすることはなかったので、この問題は収まったのだろうと思っていた人も多いのではないだろうか。

 ところが、今月になり(それも10日過ぎてから)急に大きく取り上げられるようになって、一昨日は宮崎県知事が家畜伝染病の口蹄疫問題で『非常事態宣言』を宮崎県内に発令したというニュ-スに、今頃になってどうして?・・・という疑念がわいてくる。

 テレビの記者会見の様子を見る限り、記者達の方には目を向けずひたすら原稿を読んでいる姿は、日頃のパフォ-マンスだらけの姿からほど遠いのも気になるが、『このままでは本県畜産の壊滅はもちろん、隣県や九州、さらには全国にも感染が拡大する可能性を否定できない』という重大内容にも関わらず、何となく緊迫感がないように見えたのは私だけだったのだろうか。

 この非常事態宣言は、畜産農家には不要不急の外出を控え、一般県民にも農家訪問の遠慮や車の消毒、各種イベントの延期を求めるもので法的根拠はないらしい。口蹄疫ウイルスは人には感染しないとのことだが、人を介して牛や豚に広がる可能性があるはずなのに県民に対してこの程度のお願いが『非常事態宣言』と言えるのか疑問を感じる。

 ニュ-スの映像を見る限り、一般の車への薬剤消毒が行われているようだが、全ての車の消毒が完全に遺漏なく行えるかというと、間違いなく『否』。広範囲に発生している地域に通じる全ての道路を封鎖できるはずがない。

映像は恐らく幹線道路での消毒風景なのだろうが、それとて全ての車を止めて、車両に薬剤散布は可能だとしても、乗っている人たちに対しては薬剤の人体に対しては無害(そんな分けないだろうが)だということを納得してもらう必要がある。となると、拒否する人もいるはずだろう。

協力する一部の車に、映像のように係員が必死に薬剤を散布しても、車だけの消毒で人に対してはスル-となると、一年前の豚インフル騒動での成田空港での防疫を思い出してしまう。これでは『やらないよりまし』と言うと、必死で消毒活動を行っている係員のみなさんには失礼になるだろうが・・・。

それでもこの処置に尻に火をつけられたのか、昨日の朝刊には『政府は(1)発生地から半径10キロ以内のすべての家畜にワクチンを打った上で殺処分とする(2)発生地から半径10~20キロの家畜をすべて政府が買い上げる』という対策を固めたと報じている。そして午後にはこの方針が決定されたようだ・・・。

それにしても最初に口蹄疫の感染疑い例を確認した野が3月末のことだという。水牛を飼育する農家から、かかりつけの獣医師を通じ、県家畜保健衛生所に『水牛が発熱している。牛乳の出も悪い』という連絡に対して、直ちに職員は立ち入り検査を実施し、4頭の水牛に発熱や下痢などの症状が出ているのを確認したという。

しかし、係員(恐らく専門の公務員である獣医たちだろうが)『普段の下痢』と判断して口蹄疫の可能性を疑うことなく、通常の風邪の検査をしただけで、同省にも報告しなかったというからお粗末極まりない。見逃した背景には、緊張感の不足と、面倒なことは後回しという役人の体質があったことは否めないようだ。

もっとも、口蹄疫の広がりが心配されていたのにも関わらず、大臣が外国に遊びに出かけて、なにも手が打てなかった農水省の不手際と日頃の無策に示すように、こんな背景が地方の役人体質を作っているのだろうことは疑えないが・・・。

ここまで流行が広がったとなると、今回の措置も仕方ないのかもしれないが、果たしてこれで完全に押さえ込めることができるかとなると心もとない。県西のえびの市も感染しているというから、鹿児島や熊本に広がることも十分考えられる。

ネットではテレビで大宣伝を行っている大新興宗教の関係者が経営する牧場が韓国から連れてきた牛が発生源だという情報が流れている。信じたくないが、最近はネット情報の方が信憑性あることも確かなことも気がかり。最近の金儲けには仁義は要らないという風潮の蔓延からして、全くその可能性がないとも断定もできないから悩ましい。

ともあれ、近県の蓄産農家の人たちの『ここにだけは来てほしくない・・・』という言葉に胸が痛む・・・。(田舎親父)

2010年5月19日 (水)

たかが餌槍で裁判沙汰も所詮は人間の業・・・

 私は少年時代、町内では将棋の名人と言われ、学校や地域では無敵を誇っていたものであるが、才能がなかったらしく、誰かに(思い出せないが)コテンパにやられてからすっかり自信をなくし、今ではコマの動かし方を知っているという程度になりはててしまい、誰からさそうという気もなくなっている。

しかし世間では最近、将棋が高齢者(特に男性)の間で流行っているらしく、毎日のように散策する四季の森公園の日溜まり(今の季節になると木陰だが)には、まわりに数名ずつの(今風の表現をすれば)ギャラリ-を引きつけて楽しんでいる風景がお馴染みになっている。

私も、時に足を止めて眺めるのだがこの方たちは単に好きなだけではなく、相当研究を重ねているようで、私が知っている昔風の駒の動かし方とはかなり違い、高度な戦法に驚くのもしばしば・・・。

先日、猫の世話が原因で住民同士がいがみ合っているというニュ-スがテレビで流れたが、一方の当事者が将棋の元名人の加藤一二三氏だという。加藤一二三氏といえば私のような年代の人間には懐かしい名前。この話題を取り上げようと思ったら、ついついこんな書き出しになってしまった。

この御仁は猫好きらしく、自宅の庭付きの高級マンションの自宅に来る飼い主のいない猫(これを野良猫というのだろうが)に餌を与えているという。当然ながら、餌をもらえるならば俺も俺もと仲間が集まって、かなりの数に膨れ上がっているようだ。

このマンションはペットの飼育は禁止されているとのことだから、これも当然のことながら、鳴き声がうるさいとか糞尿の臭いがたまらないという苦情が集中して、元名人に餌やりを中止するように申し入れたが聞き入れられないので裁判沙汰になっていたらしい。

このマンションに管理組合というものがあるのかどうかはわからない。しかし、なんらかの運営組織はあるだろうが、ペット禁止という条項がある以上この御仁の行為は違反だということで衆議が一致したのだろう。

元名人としは自分のプライドもあり後に引けなくなり、可哀相だから餌を与えているだけでだと主張 飼い猫ではないと言って餌やりを続けていたとなると、マンションの住民は裁判に訴えるしか手がなかったこともよく理解できる。

結果的には元名人が敗訴。数百万の賠償金をはらえという判決。それでもこの御仁は餌やり行為を止めるとは言わず控訴すると言っているらしい。

住民としては、餌やりを続ける野なら転居してほしいというのが本音なのだろうが、面と向かって『出て行け』という言葉を出したら、人権問題に発展するだろうし、元名人の後ろには強力な弁護士がついているだろうから、とてもこの言葉を出すことができない。

となると、この問題は今後長引くのではないだろうか。そして、出て行くのは元名人ではなく、そんな争いが嫌になった他により素晴らしい住環境を求めることができる、十分な経済力のある人々ではないだろうか。多くの住民は今後も続く裁判沙汰に繭をひそめながらも我慢するしかないのだろうから迷惑な話である。

ペットを飼っている人が物凄い勢いで増えていることは、日頃の散策でも実感できる。しかし、中にはいい加減な気持ちで飼うようになったが飼いきれなくなったり、ペットの方がそんな雰囲気を嫌って逃げ出して野良化するものが多いのも、同様に急増しているというから困ったもの。

放置してしまうと、アライグマの例を示すまでもなく生態系そのものの破壊につながってしまうとなると、何とかしなければならないのは誰の目にも明らか。

そのための法律があるのだろうが、元を糾せば全部烏合化した人間の愚かさから来る身勝手がペット捨てたり、虐待につながっていることは間違いない。

こんなペットを見つけて餌を与える人こそ、心優しい人なのかもしれないが、周りから見たら大迷惑。これが原因で本来なら良好な人間関係が切れて争いが勃発、結局は裁判沙汰になるのも人間の業なのかもしれない・・・。(田舎親父)

2010年5月18日 (火)

京急は今頃になって大田区に復讐なのか・・・

 先日、見るともなくみていたテレビから『京急電鉄のダイヤ改正 京浜蒲田に停車しない特急が出現に大田区が抗議』というアナウンサ-の言葉に反応して、画面を見つめたら、区長をはじめとしてたくさんの人たちの怒りの顔がそろっていた。

このところ羽田空港を利用することかなかったので、こんな問題が起こっているとは知らなかったが、京急羽田線は私にとっても懐かしい路線。昔のことを思い出す。

私がこの京急羽田線の糀谷という駅から徒歩10分ほどの職場に転勤命令をもらったのが1970年だから今から40年も前のことになる。以後、ここで7年間過ごすのだが、この羽田線の『凄さ(いい意味ではないが)』には毎日驚かされたものである。

その一つが、この路線は国道15号(第一京浜)と産業道路と言われるもう一つの大動脈の幹線道路を踏み切りで横切っていることである。特に、京浜蒲田の横を通る第一京浜の踏み切りは、毎朝電車の窓から間近に見るのだが、踏み切り渋滞の車には気の毒というか、怒りをあらわにしながらもじっと我慢しているだろう運転手に同情・・・。

当時は箱根駅伝の時も踏み切り操作はしなかったので、たまたま電車の通過時刻にぶつかった選手はイライラしながら遮断機が開くのを待っていたはず。中には踏み切りをかいくぐろうとする選手もでたこともあって社会問題化し、以後は選手の動きに電車の運行を合わせるという処置がとられていると聞いている。

さらに、今は地下駅になったが、当時産業道路と交差する地上に『大鳥居』という駅があったが、そこにも産業道路を横切る踏み切りがあって、朝夕のラッシュ時には大混雑していたこともはっきり記憶している。

そればかりではなく、転勤して数年たった頃、羽田線と並行するように環状8号線という感染道路が開通したのだが、これを京急本線が踏み切りで遮断。本線はひっきりなしに電車が通るので『開かずの踏み切り』となるばかりか、第一京浜と目と鼻の先なので、やっと開いたとしたら第一京浜の『赤信号』で進めず、という光景が名物化してしまった。

その頃は、この環状8号線は大鳥居駅の前で大きく迂回し、踏み切りが産業道路と環状8号線の交差点に当たるという状態。その混雑ぶりは言葉ではとても言い表せないほど物凄く、朝から晩まで騒音と排気ガスで充満していた。

それから数年立って、大鳥居駅の地下化計画が具体化して、10数年前から地下駅になったので、このあたりの渋滞は解消したと言われている。

当時から京急蒲田付近の慢性渋滞について、いくらなんでもひど過ぎるという声が京急側を動かしたのか、この付近の京急本線と羽田線の高架化の話があったらしいが、京急蒲田の商店街の反対があって立ち消えたという話を、時の議員から聞いたことも記憶に残っている。果たしてそれが本当だったのかは別として・・・。

羽田空港の拡張に伴い、京急羽田線の価値が見直されるようになってきたのだろうが京急蒲田付近の高架化の工事が始まったのは8年前だったという。

同じころからではなかったかと思うが、品川からも横浜からも羽田空港への直行電車が大幅に増え、ひっきりなしに電車が通過する本線の対向線路を横切るという、信じられないような離れ業的ダイヤが生まれ、私も何度も横浜から直行するこの電車に乗り合わせたことがある。

横浜方面からのこの電車は京浜蒲田近くに来ると減速、いったん停車してから徐行で下りの本線を横切って京浜蒲田の羽田線ホ-ムに着き、スイッチバックよろしく今度は逆方向に進むというものである。運転手は信号で確認しているとはいえ、よくぞ事故がないものだと毎回驚くが、今日まで事故の情報はない。

その工事が完成し、本格的なダイヤ改正に伴い品川からノンストップで羽田に直行する電車を走らせることになったらしい。これに大田区が抗議しているという図式だろうが、当時の様子を知っている私には区と住民が怒るのはもっともと思える。

そこで思い出すのが、前述した40年前の高架構想に京浜蒲田の商店街が反対して立ち消えになったという話。

まさかとは思うが、その話が本当だったとしたら、今回その遺恨を京急が忘れずに京急蒲田を無視するダイヤも考えられないこともない。

京急側の『羽田からの客が京急蒲田で降りる確率は限りなく低い』という理屈はわかるが、大田区としては意地があってすんなり了解とはいかないようだ。

昨日から新ダイヤで運行が始まっているらしいが、京急蒲田を通過する電車には大田区の面子と区民の恨みの視線が注がれることは間違いないだろう。(田舎親父)

2010年5月17日 (月)

中国と口車を合わせた報道に?・・・

 3月下旬に報じられた中国での『毒入りギョ-ザの犯人逮捕』というニュ-スは、寝ていた子どもを起こすがごとくと言っても、決して言い過ぎでないほど唐突で、何故今頃になって・・・と、裏に何かが隠されているのではと思った人も多いのではないだろうかという書き出しで私も取り上げた。

 その中で、犯人とされる男が注射器でメタミドホスという毒物を混入させたと説明しているのが不自然と指摘したが、同じような見解を持った人も多く、ネットでも同様の意見がずいぶん流れたものである。

その後、またまたマスコミはそろってこの事件を忘れ去ったかのごとく、一切報じなくなってしまった。これほどの大事件、しかもギョ-ザという人気食品の話題は視聴率稼ぎには最高なはずなのに・・・である。

こんな変な話はないと思っていた矢先に、警視庁と千葉県警が『警視庁科学警察研究所(科警研)による再鑑定で、冷凍ギョ-ザの袋に小さな穴があっこととを確認した』と発表したとの報に唖然とした人も多いはず。

そんなバカなことを誰が信じるのだろう。警察総体として総力挙げて徹底的に冷凍ギョ-ザの袋は調べたはず。もし、理科の得意な小学生に『袋に穴が開いているか調べてみよう』と問いかけたら、直ちに袋に水を入れてそこから水漏れがあるかないかという方法で調べるのではないだろうか。

また、ある子どもは空気を押し込めて、しばらく観察することによって、例え肉眼では決して見つからない小さな注射器の針の穴だとしても、空気が抜けることを発見するに違いない。

そんなミスを科学の専門家を集めた、世界一科学捜査の能力があると言われている『科警研』のエリ-ト捜査員が見逃すはずは『絶対』にないと断言しても差し支えないだろう。

マスコミは、例によって警視庁によるとという発言者をぼかして『穴はそれぞれの事件の袋で一つずつあった。いずれも消費者が開封する際に、袋の上端近くを横に裂いて切り離しており、切れ端の方に長さ1~2ミリの筋状の破れがあった。千葉県警はルーペで調べたが発見できず、科警研は顕微鏡で見つけたという』と報じている。

 注射器の穴があったということは、注射器で毒物を混入したという中国側が犯人として逮捕された男の供述をそのまま肯定することになる。

使われた注射器を(がとても信じられないが)下水道から発見したと報じられていたはず、警視庁がその注射器を実際に調べたというならまだしも、そんな確認など何一つしないで『小さな穴』の発見で事件を幕引きする意図はなんなのだろう。

 注射器の穴を『顕微鏡で見つけた』などと、国民をバカにしたような言い方をした警視庁の某と、それを何の疑いもなく報じるマスコミ。そして続報は全くないとなると、これは明らかに情報操作としか言いようがない。

惑わされてはならないと声を大にして発言したいが、大新聞やテレビのワイドショ-の報道が正しいと信じさせられてしまったほとんどの国民には、この声は届くまい。

背景には、中国の発表を肯定しなければならないような政治的な事情があるのだろうが今頃『穴を見つけた』という子供だましの発表に、何か恐ろしい陰が忍び寄って来るような不気味な雰囲気を感じる・・・。(田舎親父)

2010年5月16日 (日)

再建した家がまた『おから工事』とは・・・

 『おから工事』なる言葉が一般に流れるようになったのは、2年前に起きた中国四川省の大地震が発端。

地震によって小中学校がボロボロに崩れ、子ども達が生き埋めになった建物に対してマスコミが一斉に『おからのような壁』という報道をはじめたと記憶している。なるほどうまい表現と変に納得したのだが、この『おから工事』という言葉は、中国では手抜き工事の代名詞として使われていたことを最近になって知る。

何でも20年ほど前、当時の首相が、建築品質がまるで豆腐のおからのようだと形容して、ずさんな建築プロジェクトを批判する際に初めて使われたのが一般化したようだ。 

何度も語っているか、将来を背負って立つ人材を育てるのは、国にとって何よりも大切な仕事であることは論を待たない。そのために、教育の質が問われるのは当然だが、どの国も子ども達が学ぶ学校の建物も堅牢しなければならないはずなのに、この面になるとおろそかになっているのは権力者のエゴ。これは国を選ばないらしく、同じような問題を抱えているようだ。

しかし、中国となるとその傾向は凄いものがあるらしく、学校建築に対しても共産党の党員である地方役人や施行業者たちの癒着が日常化しており、中間搾取のための賄賂・汚職が当たり前になって、コンクリ-トの建物の鉄筋の数のごまかしは当たり前、壁が砂の配分を多くしていることが黙認されているという。

そんなところに大地震が起きたらどうなるか想像するまでもないことは明らか。結果は四川大地震の被害状況がよく表している。死者8万人と公表されているが、『一人っ子政策』の網の目をかいくぐって、実際に生まれた子どもを戸籍に載せていないという話はよく耳にするところだから、8万人は最低に見積もっての数で、実際はその数倍ほどの人が死亡したことは間違いないのでは・・・。

その人たちの数よりもはるかに多いのが被災者、特に住む家のなくした人たち。中国政府は実数が漏れることを恐れているらしく、地震直後からしばらくは日本はじめ諸外国でも被害状況が報道されていたが、ある時期を境にその報道がぱたりと消えてしまった感がある。

先日、そんなことを思っていると、大地震から2年目を迎えて現地でも犠牲者を悼む『慰霊・追悼式』が行われたという報道があった。

その中に、大部分の被災者は借金をして新たに家を建てたが、そのほとんどが『おから工事』だという記事に、中国の体質が簡単には変わらないことに変に納得。

さらに、『おから工事』が原因で校舎が倒壊し数千人以上の児童や学生が死亡した教訓は虚しく、再建された学校も『おから工事』だったことが明らかになった、という記事にはビックリするというより、つくづく一党独裁の社会の汚職体質は根深いものと感じてしまう。

学校の倒壊で子どもをなくした遺族は『おから工事』を批判し、暴動寸前に至ったというが、この種の情報は日本では報道されるたことはない。これをなだめるために央政府指導者は徹底的な調査を承諾したものの、地震から1年たった昨年、政府は学校倒壊の原因は人災ではなく天災とし、追及要請には対応していないという。

こうなると、中国の庶民に同情するが、わが国でも似たようなものでは・・・と自問すると苦笑すらわいてくるが、それでも中国ほど酷くはないと思いたい。

ともあれ、よその国のことと無関心でいることなく、このような情報には敏感でありたいと改めて考えさせられる。(田舎親父)

2010年5月15日 (土)

セメント業界から正論・・・

 民主党の公約の一つに『コンクリ-トから人へ』がある。

民主党内には相当センスのあるコピ-ライタ-がいるらしく、この言葉はイメ-ジが『箱ものを作るより人を大事にする』政治を目指すというコメントが誰にでもわかると見えてかなり好評。私も気に入ってよく口にするようになっている。

ところが、セメント業界の大物から『コンクリ-トの原料はセメント、そのセメントだけを悪者にしている。悪いのは無駄な公共事業なのに・・・』というクレ-ムがついたという記事を見つけた。

箱もののほとんどはコンクリ-トでできているのだから箱ものに対して『コンクリ-ト』という言葉で一括りしたアイデアは素晴らしいが、よく考えると、コンクリ-トがなければ個人の住宅は別にしてちょっとした建造物は建てられないことは誰の目にも明らか。ウ-ン。確かにこの御仁の言うこともなるほどとうなずけないことはない。

悪いのは自民党時代の無駄な箱モノであって決してコンクリ-トではないという意見はその通りだが、この御仁が提案しているらしい『無駄な公共事業から人へ』という言い方も、いま一つインパクトがない。

私から見ればほとんどの公共事業は無駄のように思えるが、これらがなくなったら業界は大変なことになり、何より、日夜汗水流して働いている圧倒的多数の下々の人々が、おマンマの食い上げになってしまうのが心配である。

儲けているのはごく一部の人間であることは誰もが十分承知しているが、多少の無駄に見える公共事業もなければ困るというのが本音というところか。

これに対して、経済産業相は『ばらまき型の公共事業に税金を使うのではなく、人の生活の安定に重点を置きたいという趣旨だ。コンクリートを悪者にするという意味ではない』と反論した上で、『今後も使う』と明言したとのこと、さて、セメント業界はどんな反応を見せるだろうか。

今日は、蚕の飼育が始まったので時間がない。極短めに・・・・。(田舎親父)

2010年5月14日 (金)

ワイドショ-の出番だよ・・・

 数年前に、『ネッタイシマカ』という蚊の仲間の一種が秋田県で発見されたというニュ-スを覚えている人も多いのではないだろうか。

名前からわかるように熱帯地方で生息する蚊で、マラリヤや天狗熱などの伝染病の中間宿主として恐れられている。日本では生息していなかったが、これまた温暖化の影響で?各地で次々に発見され、ついには秋田にまで・・・という内容だったと記憶している。

温暖化はさておき、当時このニュ-スのおかげで、いわゆる『蚊よけスプレ-』に異常なほど関心が高まったということも思い出す。

前にも取り上げたことであるが、それ以前には人一倍蚊に刺されやすかったのだが、この話題が出た時を同じくして突然体質が変わったらしく、今まで近くの森に入るのにも長袖はタオルを首に巻き、メンソレ(防虫スプレ-は使わない主義)で防御していたのだが、半袖で大丈夫になったのに首を傾げたものであった。

考えられることは一つ。前年度から使いはじめた『シルクロ-ション』(私が勝手に名付けている代物で、中味は繭の煮汁)しか思い当たらない。どうも繭が出す特殊なに物質が蚊を寄せつけないのだろうと結論づけたものであるが・・・。

このことに対して何かヒントがないかと、ネットはもちろん図書館にも何度も足を運び調べてみたがこの種の記事や文面などはない。と言って素人の私にはこれ以上の研究方法も持たないので、今でも繭の出す特殊な物質のせいだと信じて使い続けている。

この効果が通年続くのであれば申し分ないのだが、不思議なことに、真夏ごろになると時々蚊に刺されるようになり、秋口になると蚊に対しての防御を厳重にしなければ刺されてしまうのも難点で、何故そうなるのというと想像すらつかない。

以前使っていたメンソレはべたつくこともあって、繭の効果を知ってからは敬遠するようになっているので、余り使いたくない。代わって使うのが、ハッカオイルである。市販の小さなスプレ-に薄めたハッカオイルを入れてタオルにしみこませて、露出している肌に刷り込むと蚊はそのにおいに反応するのか近寄らない。蚊に悩まされる人はぜひ試してほしいと思っている。

ところで、先日『いずれは電気虫取り器を携帯する生活になるのかもしれない』という見出を見つけた。

面白そうなので読んでみると、現在最も普及している虫よけ成分『ディート(DEET)』が効かない蚊が出現し、その遺伝属性は子孫に伝わることが判明したという内容である。その蚊がネッタイシマカだという。

ディートはほとんどの虫よけスプレーに使われている化合物で、植物の化学成分の研究を基に開発された。病気を媒介するカやダニなどを寄せ付けない効果を発揮する薬品だそうだが、所詮は化学薬品、蚊もそれに対抗する能力を持ちはじめ、ネッタイシマカの中にはディ-トを寄せつけない種がでてきたらしい。

研究者が詳しくその蚊を研究した結果、遺伝子に変異があり、蚊の触角にある感覚細胞がディートを感知しなくなっていたことがわかったというから、いずれ全ての蚊に効果が薄れることになるのでは・・・。

ディートは化学名『ジエチルトルアミド』というらしく、昆虫忌避剤として、蚊などの触角に作用する虫除け剤として、1964年に米軍が兵士用に開発したものだそうだ。要は、アメリカがベトナムでのジャングル戦で蚊の襲撃から兵士を守るために開発したものと考えても良さそう。

恐らく、副作用などもあるのだろうが軍隊ではそんなことは考える奴はゼロ。一般でも『昆虫忌避薬』という名前が、殺虫剤とか農薬というイメ-ジを払拭するらしく、現在では広く用いられているという。しかし、顕著な副作用があったということで、カナダなどでは幼児に対する仕様に関しては厳しい制約を設けているらしい。しかし、例によってアメリカが動かない以上日本ではフリ-パス。

国が守ってくれないのなら、自分で守るより仕方ないが、マスコミの報道が全て正しいと信じさせられている現状では、このことをメディアが大々的に取り上げるためには決定的な医学的被害を受けない限り難しい。当然のことだが、防虫スプレ-は安全だと思い込んでいるので、これからも使い続けるのではないだろうか。

今回の蚊の遺伝子の変異の結果、ディ-トに対して抵抗力を持った蚊の出現という報道を、主婦向けの構成をしているテレビ各局のワイドシヨ-などはもっと大々的に取り上げてほしいと思うのだが、その気はないようだ。

それ以前に、意欲的なディレクタ-がいてこの企画を出したとしても、悲しいことながら、どこからかストップがかかるだろうことは容易に想像できそうだが・・・。(田舎親父)

2010年5月13日 (木)

こんな硬貨があったとは・・・

 先日『幕末の志士・坂本龍馬の肖像をデザインした硬貨など、高知、福井、岐阜3県分の記念貨幣の打ち初め式が10日、大阪市北区の造幣局で行われた』という記事と坂本竜馬をあしらった硬貨の映像が目につき、一瞬目が点に・・・。

造幣局という文言からすると実際の記念硬貨らしいが、高知、福井、岐阜の3県分という意味がわからない。記事は続き『地方自治法施行60周年の記念貨幣で、千円銀貨と五百円硬貨の2種類。高知県の尾崎正直知事らが製造器のスイッチを押すと、真新しい硬貨が次々に出来上がった』とある。

どうやら、『地方自治法施行60周年』を記念して、この種の記念硬貨が都道府県別に出るらしいということが理解できた。知らなかったのは私だけ、世間知らずと笑われるのかもしれないが、これは話題にする価値がありそうだ。

そこで、ネットで調べてみたら3年前からこの種の記念硬貨が発行されていたことが分かり、改めて『こんな硬貨って、何か意味あるのかなあ・・・』とのつぶやきが口に出る。

すでに知っている人には今更という感じだろうが、私のような全く知らなかったという人も多いはずだと勝手に決めて、2回目に発行された時の記事を見つけたのでを紹介しておく。

(2008年10月の記事)造幣局は、本日、今年度発行予定の地方自治60年記念硬貨の打ち初めを行った。打刻したのは京都府と島根県の記念硬貨で、千円銀貨と500円硬貨の2種類だ。ご存知のとおり、京都府の千円銀貨が「源氏物語絵巻(宿木三)(写真左)500硬貨は「源氏物語絵巻(宿木二)(写真中左)、島根県の千円銀貨が「御取納丁銀と牡丹」(写真中右)500硬貨は「銅鐸とその文様・絵画」(写真右)である。裏面のデザインは各種共通(千円銀貨「雪月花」(写真下左)500円硬貨「古銭のイメージ」(写真下右))

なお、京都府の千円銀貨の申し込みは終了しているが、島根県の千円銀貨については10月に販売要領が発表される予定。500円硬貨については、北海道の硬貨と合わせ、12月頃に銀行窓口で引き換えられる予定だ。
また、来年度前半に発行が予定されているのは新潟県と長野県で、貨幣のデザインは、新潟県が「特別天然記念物トキ放鳥」、長野県は「日本アルプスや国宝善光寺などの豊かな自然と文化」とされている。(引用終わり)

 その後、調べた結果あるわあるわ、記念硬貨の類は枚挙に厭わないことが判明してびっくりしているが、この記事以前に北海道があり、それ以後・新潟・長野・茨城・奈良と続き、今回の・岐阜(長良川の鵜飼)・福井(恐竜)そして高知の竜馬に至ったようだ。

 硬貨に実在の肖像を採用したのは高知県分の硬貨が初めという。高知の知事は『龍馬は新しいものが好きだったので、本人も喜んでいるだろう』と得意そうに語っているというが、恐らくこの企画は竜馬ブ-ムに便乗したものに違いないだろう。

坂本竜馬は私も大好きな人物である。激動期とはいえ、あの若さで日本の将来を決める大事に主役の一人として政治の舞台に上がり活躍し、実績を上げたことに対しては尊敬の念は誰にも負けないほど持っているつもりで、竜馬について私なりに書物を読み人物像を描いている。

今年はNHKの大河ドラマにも取り上げられて、マスコミは絶賛しているが、テレビが取り上げているのは竜馬の一面だけで、どうも奇麗事を強調しているように思え、私は意識的に批判的に見るようにしている。

それはさておき、記念硬貨をこんなにたくさん発行する意味はあるのだろうか。一説によれば、造幣局の技術の継承だとのことらしいが、それは一理あるとしても全面的には信じがたい。コンピュ-タ化された現在、伊勢神宮の遷宮ではあるまいに・・・である。

発行枚数は竜馬硬貨についていえば10万枚枚という。総額で5千万円である。私のような貧乏人にとっては夢のような大金であるが、公的となるとある意味ゴミのような金額で、この硬貨か出回って社会貢献になるとか景気回復の一助などとは全く無関係な話。

一般に出回るならまだ意味があって面白いが、たかだか一部のコレクタ-か、持っていれば価値が上がるだろうというカネの亡者たちが競って入手しようとする代物。こんな無駄を省くことこそ、民主党の看板の『仕分け』だと思うのだが・・・。(田舎親父)

2010年5月12日 (水)

参院議員はテレビの人気ものの天下り先?・・・

 かなり以前になるが、自民党がプロ野球元巨人軍監督のホリウチ氏を参院選挙の全国区比例の候補者として公認したというニュ-スがあった。

その時は、今更賞味期限の過ぎた、しかも巨人軍をボロボロにしたといわれているホリウチ氏に立候補を要請するなんて、なんという馬鹿馬鹿しいことをするのだろう・・・といよいよ自民と浮き崩壊の速度が早まったとしか思わなかった。

が・・・、一昨日だったか『民主党が柔道女子のシドニー、アテネ五輪金メダリスト谷亮子さんの公認を決定した』という報道に、唖然とするというか、民主党も結局は票さえ撮れれば誰でも良い・・・という姿勢の現れに背筋が寒くなる。

『政治は数の力』だという言葉がよく使われている。民主主義は多数決がその基本。その意味で、議会の過半数を占めれば絶対優位になることは当然で、民主党が参議院で過半数を何がなんでも確保するのだという方針は私でも理解可能。

参議院で野党が過半数をとれば、一応衆議院優勢の原則はあるがなかなかうまく回らないのは自民党の末期政権が証明した。コイズミ政権の郵政民営化の是非を問う衆院選挙で反対する奴には刺客というとんでもない発想で国民の目を欺き絶対多数を獲得、その後好き放題の政治が続き、今日のあらゆる場面での格差を生じた原因になったことは衆目の一致するところ。

さすがの国民も騙されたことを知って、前回の参院選挙では自民党の過半数を許さないという結果に。その上、衆院選挙では圧倒的多数で政権を交代させたが、民主党政権も参院で過半数を得ていないこともあって、社民党と国民新党という基本的に政治姿勢の違う政党との連立を組んで今日に至っている。

オザワ幹事長はどうもそのことがご不満らしく、何としても今度の参院選挙で民主党の一党独裁(というと言葉はきついが)を勝ち取りたいと、なりふり構わず人気者を候補者として引き出したいらしい。

記者会見で『百万、千万の味方を得たような気持ちで、心強く思う』と述べたらしいが、こんな幼稚な戦術でも票を引き出せると思われている国民は情けない。

旧姓は忘れてしまったが、谷亮子といえば『ヤワラちゃん』として女子柔道の軽量級では世界制覇をした女性として国民のアイドルであったことは疑わない。しかし、彼女も年齢を重ね、二児のママとなりすでに柔道選手としての峠は越しているのではないだろうか。

本人は『ロンドンで金メダルを目指す』と言っているらしいが、国民のほとんどは無理だということは知っているはずだと思うのだが・・・。

多くの評論家や著名人もそんなことは十分折り込み済みなのだろうが、峠を越しているという『本音』をしゃべると、自分に返ってくることが明らかなので、一緒になって『頑張って・・・』などとエ-ルを送っているに過ぎないのでは。

マスコミもまた『金メダルは確実・・・』などと煽るものだから、つい本人もその気になっているのだろうが、夫の巨人軍の谷選手ともどもスポ-ツ選手として『賞味期限』が過ぎていることは疑えない。

さらに、民主党は歌手の庄野真代氏の擁立を決めたという。この女性は『飛んでイスタンブ-ル』というヒット曲で知られた人気歌手だったことは、私もよく知っているが、芸能界ではすでに忘れられ存在。まさに『賞味期限』を過ぎた芸能人だろうか、オザワ的感覚では、まだ利用価値があるらしい。

体操の池谷選手や競輪協議の長塚智宏選手もオリンピックのメダリスト。知名度が高く清新な印象が、票集めの『即戦力(人集めパンダ)』になると見て、無党派層の票獲得を期待しているためだろうが、彼らとてスポ-ツ選手として『賞味期限』の過ぎた人たち。参議院議員がスポ-ツ選手の老後保証(姨捨山)になっている感じは否めない。

参議院が『良識の府』だと習ったが、これでは芸能人やスポ-ツ選手の寄せ集め、本人たちの資質は別にしても、人気さえあれば参議院議員になれるとなると、小学校の教科書も『良識の府』という言葉ではなく、『著名人の集まり』あるいは『芸能人たちの天下り先』とでも書かねばならないのでは。

日本の政治という観点からは、とんでもなく寂しく情けないことだが、参議院議員(最近は衆議院も知事や市長もだが)になりたければ、とにかくどんな分野ででも有名になりテレビの人気者なることのようだ。(田舎親父)

2010年5月11日 (火)

中国では天変地異が続いているらしい・・・

 今朝は久しぶりの雨だが、このところ晴天が続いている。4月は低温と日照不足に悩まされ、野菜の価格の急騰と連日報道されていたが、このところ価格は落ち着いたようで、一時マスコミが大きく取り上げ、社会不安を煽ったこの話題はすっかり陰をひそめた感じになっている。
 安定したから良いのでは・・・という人が圧倒的多数化もしれないが、ここ数年、苗作りに興味を持って挑戦している私は、今年のキュウリやトマトの発芽と生育状況が信じられないほど悪いことに、この先も安定しない気象が続くのではないかと危惧している。
 不安定な気象はわが国だけではなく、世界中で起きているらしく『世界の異常気象』と打ってネット検索すると、様々な天変地異の世界各地の映像が、これでもかとばかり大量に紹介されている。
 中でも、中国では凄い様相を呈しており、先日の日本向けの中国の報道機関のサイトでは数日前から起きている集中豪雨の様子が紹介されていた。
 サイトによると、今月の5日から中国南部の広東省、湖南省、四川省、江西省、貴州省、福建省など多くの省で、気温低下と強風、雹を伴う豪雨に見舞われ、深刻な水害が発生しし、8日までの各地の統計によると、65人が死亡、14人が行方不明とのことである。
 特に被害が酷かったのが、工業都市として私でも知っている『重慶』という都市。重慶各地は、気温低下と強風、雹を伴う豪雨に見舞われ31人が死亡、1人行方不明、180人以上の負傷者が出たと報じている。
 中国という国は共産党独裁、ある意味北朝鮮と同じだと思っているので、この被害は額面通りには受け取れない。重慶という(日本のスケ-ルからするとものすごく広いだろうが)地域だけでこの数値だが、周辺の市街地よりもはるかに広い、しかも貧しく粗末な住宅に住んでいる圧倒的多数の貧困層の人たちの被害は計り知れないのではないだろうか。
 今回の水害の被害の前までは、この地域は深刻な旱魃に悩まされているとの報道があったが、カラカラに乾いた場所に集中豪雨となると、干乾しレンガ作りの粗末な家では被害が想像を絶するものだろうことは疑えない。
 一月ほど前に、同じサイトが雲南省の干ばつの様子を伝えていた。雲南省という言葉には、蚕の先生を中心に雲南会というグル-プで毎年のように雲南への旅をしていた私にはとんでもなく懐かしい思いあり、これは見落とせないと思い、早速小覧でも取り上げようと思っていたが、とんでもない事件事故が多くそちらに目が行ってしまい今日までのびのびになってしまっている。
 雲南省は100年に一度という大干ばつに見舞われているとのことである。楚雄市では農村20数万人の水不足、保山市の大部分では連続120日間雨が降っておらず、玉渓市では収穫を見込めない田畑が34.1万畝(1畝は約6.7アール)、昆明市、曲靖市、香格里拉などでは最近、山火事が連続発生しているなどという文章が続く。
 懐かしい都市名が次々に出てくる。保山といえば、今世界中で爆発的な人気の漢方薬の王様である『三七人参(日本では田七人参と呼ぶことが多い)』の一大産地。また、玉渓は煙草の葉の生産が盛んな地域。香格里拉の素晴らしい風景も懐かしく、これらの地方をのんびりと旅したことが思い出される。常春の街として有名な昆明も大変な水不足に悩まされて、旅行客には影響を与えていないらしいが住民は飲み水にも困っているというから人ごとと思えない。
 一昨日はまたまたインドネシアでまた大地震の報道。アイスランドの氷河火山の爆発、天災ではないがアメリカの海底油田からの大量の石油の流出など、世界中の天変地異は私たちに知らされていないだけで、実際は凄いものがあるようだ。
 にもかかわらず、わが国のマスコミはそんなことへの興味感心を煽っても視聴率稼ぎにはならないらしく、政治屋のカネ問題や沖縄の基地問題しか提供しないのは困ったもの。
 異常気象や資源開発に伴う事件や事故では、人類の圧倒的多数を占める貧困層の人たちが被害にあうのがいつものパタ-ン。世界世論を換気するためにも、このあたりに焦点を当てて報道してほしいと願いたいものである。(田舎親父)

2010年5月10日 (月)

永久機関的な原発に『?』・・・

 遠い・遠い昔のこと、フレミングの右手だったか左手だったかの法則によって、磁場でコイルを動かすと電流が流れるということを習った記憶がある。

このことは現在中学2年生の教科書にあるが、その前に習うのがモ-タ-の原理。要は発電機とモ-タ-は裏返しの道具なのだが、多くの子どもたちの共通の疑問が『ならば、発電機でモ-タ-を回して、そのモ-タ-で発電すれば良いのでは・・・』というものではないだろうか。

遠い昔、私もこの原理を習った時に同じような疑問を持ち、当時の先生に質問したことがあることを思い出す。そのとき、初めてこのような方式を『永久機関』と言うことと、そしてそんな夢のような機関は存在しないことを教えられたことも懐かしい思い出。

それからどのぐらいの時が過ぎたのか計算したことはないが、原子力発電が当たり前の世の中になり、各地に原発が建設される時代になってからしばらくたって『高速増殖炉』という方式が話題になった。

その仕組みは、プルトニウム・ウラン混合酸化物燃料で発電すると同時に、核分裂しにくいウラン238に中性子を当てて核分裂性のプルトニウムに変化させ、ウランの有効利用を図るというものらしい。

理屈は全くといって良いほどわからないが、解説を読むと『発電しながら消費した以上に燃料を生み出す原子炉』という文言がある。これでは、まるで発電機とモ-タ-との関係のようで、原子力の分野では永久機関が存在するのでは・・・と思ったものだが、こんなものは存在しないはず。どこかにまやかしがあり、不吉な思いをしたものである。

この方式は一時的に先進国でも研究されたが、ナトリウム事故が頻発する危険性が大きいので実用化は無理だと断念とされている。しかし、わが国は燃料のウランの入手が困難という理由で、多くの反対を押し切って原子力計画の方針に採用されたのだそうだ。

実際に巨額の予算が投入されて福井県に『高速増殖炉もんじゅ』が建設されて運転が始まったのだが、すぐにナトリウム漏れの事故があって停止したのが15年ほど前。

改造工事などでナトリウム対策が強化された(と報告された)が、漏えい検出器誤作動などで再開はたびたび延期されていたが、その都度報告義務を怠ったり、デ-タの改竄があったりする動燃から名称変更した原子力機構という役所の体質。このことは私が語るまでもない。

当時から、こんな夢のような原子炉などあるわけはないと思っていたが、利権にしがみついている輩にとっては『もんじゅ』は大切なカネヅルらしく、何とか今回の再開にこぎつけたという筋書きのようだ。

再開して間もなく、予備の冷却用ナトリウム配管の温度を測る警報器が鳴動したと発表したという報道があった。当局は、一時的な異常があったが、警報機の誤作動だとして件警報器そのものに不備があり、その警報とを取り外したとの報道に唖然とする。

これでは何のための警報器をつけているのかわからない。まさに『くさいものにはふた』という体質そのもの、人命などは二の次のように思えてならない。

昨日も警報装置が作動したというが、例によって異常なしという見解に、本当に真剣に検査しているのか疑わしくなる。そのうち全ての警報器がうるさいので、取っ払ってしまったり鳴らないようにするのではないかとい気もしないでもない。

 今回の再開は北陸新幹線の延伸が絡んでいるらしい。

福井から東京までの所要時間約3時間半を約50分短縮できるというが、たった50分短縮(それだけではないだろうが)するために、放射能という危険などは何のその、やはり政権が交代しても利権体質は変わらないようだ。(田舎親父)

2010年5月 9日 (日)

『養蚕』が『葉酸』に化ける日・・・

 『葉酸』と『養蚕』。漢字で書くと意味は全然違うことは一目瞭然だが、発音では全く同じ。先日この『ようさん』がアルツハイマ-病に効くという報道で、まったく脈絡はないが『葉酸』→『養蚕』→『蚕』→『桑の葉』という思考が始まった。

報道は、軽症期のアルツハイマー病患者にビタミンB群の一種の葉酸とビタミンB12を投与すると症状が改善することを福岡県の病院の医師が実証したという。従来から、葉酸とビタミンB12が、アルツハイマー病の危険因子であるアミノ酸の老廃物の血中濃度を下げることは知られていたらしいが、患者の集団に投与して証明したのは初めてだとのことである。

記事の解説によると、葉酸はビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質であり、プテリジンにパラアミノ安息香酸とグルタミン酸が結合した構造を持つという。

葉酸というものが水溶性のビタミンの一種だということは知っていたが、それ以上の知識はない。体内で還元を受け、ジヒドロ葉酸を経てテトラヒドロ葉酸に変換された後に補酵素としてはたらくという部分になると何のことかさっぱりわからない。

理解できるのはホウレンソウの葉はラテン語で folium と呼ばれることから葉酸 (folic acid) と名付けられたという部分だけ、つくづく浅学が情けない。が、書き出しのような思考回路で、ホウレンソウから取り出されたものなら、私の現在の実験課題である『桑の葉』に多く含まれているのではないかという発想で、改めて『桑の葉と葉酸』について調べてみることにした。

桑の葉は食品として登録されていないので、食品の成分分析票を調べてもその記述はない。以前から何度も図書館に通い『桑の葉』に関して調べているが、漢方薬に利用していることや『DNJ』という血糖値を下げる働きを持つ物質が含まれていることなどは明記してあるが、栄養的な成分の分析に関しての資料は見つからない。

仕方ないのでネットで『葉酸 桑の葉』あるいは『葉酸と桑の葉の成分』などというキ-ワ-ドで検索してみたら、桑の葉のお茶や青汁などサフリメント商品の実証実験の結果として、桑の葉2gあたり、葉酸を約6μg含んでいるという項目を見つけた。

食品分析票の基礎単位は100gにどのぐらい、という数値だから、それに合わせると約300μgとなる。これは見逃せない。しかも、それも一つの製造元だけではなく、桑の葉を主成分にしているサプリメントを製造会社に共通している。

このデ-タが正しいと思わないが、いくらなんでも全くデタラメな分析結果を表示しないだろうから、細かい数値はともかく『桑の葉』には『葉酸』が、かなり含まれていることは信じて良さそうである。

科学技術庁資源調査会が編集している『五訂日本食品標準成分表』によれば、ホウレンソウに含まれる葉酸は100gあたり210μg。ネットのサプリメントに添付している桑の葉に含まれている葉酸の値を半分と割り引いても、ホウレンソウと遜色はない。

一方、ビタミンB12となると野菜にはあまり含まれていないようだが、桑の葉には野菜にはあまり含まれていない亜鉛などの金属成分も多く含んでいることから、これもかなりの確率で相当量含まれている可能性はある。

これは今から調べなければならないことだが、もしも、ビタミンB12も多量に含んでいるとしたら、まさにこれは福音である。

『養蚕』がほとんど廃れ、桑の樹は全国いたるところで邪魔者扱い。これが『葉酸』に化けたとしたら、アルツハイマ-病の発症は少なくなるのでは・・・という気になってくる。

アルツアイマ-と痴呆症(認知症)は共通でないらしいが、脳の回路に何らかの障害が生じることは確かだろうから、この研究は老人問題にも明かりをもたらすのではないだろうか。

極めて難しいだろうが、どこかの大学の薬学部の聴講生か実験助手にでもなれたと思わないでもない。そして、より詳しい桑の葉の成分を調べてみたいと思っている今日である。(田舎親父)

2010年5月 8日 (土)

人ごとではないギリシャの事情・・・

ここ数カ月ギリシャの財政破綻が新聞紙上を賑わしている。経済のことはほとんどわからない私だが、国家財政が成り立たなくなり、ギリシャ政府が欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)に『どんな条件でも結構ですので何とか助けてください・・・』という意味のSOSを要請したことぐらいの想像がつく。

恐らく、政府としてはずいぶん前から国債を増発して国家予算の自転車操業を続けてきたに違いないが、国債の価値が極端に下がり引き受けてもなくなってどうしょうもなくなったというところだろう。

そして、両方から巨額の援助を引き出したようだが、その前提というか条件が財政再建に取り組む具体的な政策を出すことだということも誰でも理解できる。そこで政府が選んだ方策は、(どの国でも同じだろうが)国民にその負担を求めること・・・。

緊縮政策の具体的な内容のマスコミ発表はないが、恐らく真っ先に示されたのは増税だろう。これもどの国でも同じだが、首相はじめ国の重要な地位についているのは富裕層といわれる連中だから、この階層の負担はできるだけ少なくしたいという意図はミエミエ。

結局は国民全てから薄くても多く収奪できる、いわゆる『消費税』の増税、それも大幅な増税が示されたのではないだろうか。さらに、日本でもよく問題にされる酒、煙草などの嗜好品の税率アップも入っているに違いない。

ガソリン税はもちろんのこと、電気や水道などすべての国民の日常生活に直接関係する値上げも打ち出されているのではないだろうか。

公務員の定数削減はもちろん民間企業の社員の給与引きの方向も打ち出しているだろう。さらに年金の受給年齢のくり下げや現在受け取っている人々の年金そのもののカットなどもふくまれているのではないだろうかと想像している。

国民としたらこんな無茶な、しかも一方的な緊縮政策を容認できるわけはない。連日抗議のデモが展開されているというが、当然だろう。

オリンピック発祥の国として知られているので、何となくギリシャの国民は平和的なイメ-ジがあるが、どんなに平和主義の人々が多くても、デモが続けば過激になるのは成り行きで、デモ隊が暴徒化するのは避けられない。そして先日、アテネ中心部でデモ隊と警官隊が衝突、火炎瓶が投げ込まれた銀行支店が炎上し、建物内にいた行員3人が死亡するという最悪の事態が報じられた。

ギリシャの今後の動きがどうなるかわからないが、国民の怒りが弾圧だけでは決して抑えられないことは歴史が証明している。恐らく何らかの意味で政権が交代するのだろうが誰が指導者になったとしても、新たな政権が問題を解決ができるとは思えない。

デモ隊が過激化しますます暴徒化。EUに属している国々に飛び火することは間違いなさそう。スペインやポルトガルもギリシャと同じように財政破綻が言われているというから、これらの国々でも暴動が起きても奇怪しくない。

これは人ごとではない。日本も財政的には破綻寸前と言われている。いや、マスコミが報じないだけで実際は破綻していると言っても差し支えない事態になっているという情報もある。

日本が抱えている借金はおよそ1000兆円と言われている。しかし、一般国民が誰かに借金しているわけではないので国民にはその意識は全くない。

戦後ずっと続いてきた自民党政権が、国民に知らすことなく自分たちだけがうま味を吸い上げるために、毎年数十億もの国債を乱発してきたのだか、その借金が積もり積もってのこの数値は何ら奇怪しくない。

現に、株価はここ連日異常なほど大幅な値下がり。国家の破綻が今日明日顕著になるとは思わないが、私も世界の動きや経済問題を真剣に勉強して、来るべきときに備える必要がありそうだ。(田舎親父)

2010年5月 7日 (金)

結局沖縄かい それはないだろう・・・

 頭脳休暇をとった日のこと。ハトヤマ首相が首相就任以来初の沖縄を訪問して、沖縄知事と会談して、米軍普天間飛行場移設問題で『すべて県外にというのは現実問題として難しい。沖縄の皆さんにご負担をお願いしなければいけない』と述べて、県内移設に理解を求めたという。

 その様子がその日の夕方のテレビニュ-スで大きく取り上げていたが、正直『ハトヤマさん正気なの・・・』と呆れてしまった。この御仁の口から何度『沖縄県外』という明確な言葉が発せられただろうか・・・。

 先日も述べたが、私は彼の自信満々の言動はよほどの腹案、それもアメリカとも納得ずくの解決方法があるからだろうと思っていたが、今回の報道でどうやら何もなかったらしいことにガックリ・・・。

やはりこの御仁は生まれたときからのオボッチャマ、アソウオボッチャマやアベオボッチャマと違うところは多少言葉づかいが丁寧なことと、かっこだけでも国民の声を聞こうとする姿勢があるだけ・・・程度かも。

 沖縄の人々は芯から『裏切られた・・・』という感情を持ったのではないだろうか。もともと受け入れを支持していた沖縄県知事としては『公約に沿った納得のいく解決策を示していただければよろしい』と、冷たい反応で応じたというが、冷静に対応していれば自然に県民の心が自分についてくるのだから、内心ニンマリしながら『お手並み拝見』というところか。

 それにしても、このオボッチャマが首相になって一度も沖縄に行っていないというのも変な話。(最近はとんと見られなくなったが)夫妻でお手々つないで世界の華やかな場所に現れていたのに、普天間もキャンプシュワブも視察していないというのだから、沖縄のアメリカ軍の基地に関しての認識は私のような素人あまり変わらないと言っても差し支えなさそう。

その程度の認識で普天間基地の一部機能を徳之島に移し、埋め立てではなく杭打ちで滑走路を作るという案を決めたというのは納得できるものではない。

埋め立ては環境に負荷がかかるから浅瀬に杭を打ち込む・・・。恐らくこの工法はエセ環境学者にでも吹き込まれたのだろうが、一本の杭を打ち込むだけで滑走路が完成するならいざ知らず、2000メ-トル以上の滑走路を造るとなると1000本、2000本、いやそれ以上の杭打ちが必要なことぐらいわかりそうなものだが・・・。

これが環境に負荷がかからないと言うのだろうか。しかも、浅瀬を滑走路で覆うのだから、海岸の美しい景観は消えそこに生きる多様な生物たちは死に絶えることは誰でもわかることだと思うのだが、オボッチャマにはそんなことには無関心・・・。

前政権でもこの杭打ち工法は検討されたという。しかし、結局は海岸を消してしまうことになるのは変わらないということで、工法が簡単でしかも地元の技術的には未熟な土建屋でもできる埋め立て工法になったのではなかったろうか。もっともそれが一番利権を生むのだから・・・。

多くの評論家やマスコミが連日この問題を取り上げ、ハトヤマ首相の対応に批判しているので、私が繰り返すことはしないが、一部では沖縄や徳之島の世論を背景にしてアメリカに譲歩を迫るのでは・・・という憶測があることにほんの少しの希望を持ちたいと思っている。

民主党を選んだのは国民の多くはアメリカの言いなりになることに反対したことではなかったろうか。アメリカ領のテニアンだったかは基地歓迎と言っているらしいから、民意を背景にアメリカ軍は不要ということをにおわせてもらいたいものである。(田舎親父)

2010年5月 6日 (木)

高速で出かけねば・・・という強迫観念が・・・

 今日明日お休みがとれる人は別だが、一応ゴ-ルデンウイ-クと呼ばれる大型連休が終わり、今日から普通の生活に戻ると人も多いのではないだろうか。

今年の春の訪れが変則的で、例年4月の終わりごろには満開になる東北地方の桜が大きくずれ込み、有名な桜の名所の角館などは連休に入っても開花宣言できないという異常事態。5月5日で終わる予定のさくら祭りの期間を延長しているようだ。

今年の連休で目立ったのは(予想されていたことだが)高速道路の渋滞ではなかったろうか。普通に考えると、連休の終わる前日か前々日に都会へ帰る方向が混雑のピ-クを迎えるのだが、今年は、中日の5月3日からこのピ-クが始まっていた。

首都圏の人々の動きに連動する東名高速はじめ中央道や東北道・関越道などはこの日は30キロや40キロはもとより、場所によっては50キロの渋滞などという情報をテレビニュ-スは流していたが、50キロとなると一体どんな状況なのか、できるだけ混雑を避けたいと思っている私には想像すらすることが難しい。

当然のことだが、運転している人はイライラが募るだろう。前がほんの少し動いたら自分も動かないと、割り込まれるという気持ちの焦りから、必要以上に緊張する人も多いのではないだろうか。

疲れもたまり、前方に対する注意力が落ちるのも当然だろう。そんな状況で運転していると、トンネルの手前や出口付近では、渋滞で止まっていたりノロノロ運転している車に対して、目の錯覚の影響や状況判断を間違い追突してしまうということはよく聞く話。

今回の連休中もこの種の事故が相次いで報じられていた。ただ、見通しが良い場所で渋滞が続いていればスピ-ドが出ていないことが多く、怪我人は出るが死亡事故につながることは少ないようだが、渋滞の最後尾がトンネル内だったり、カ-ブで最後尾が見えなかった場合などは別で、重大事故が起きて死傷者が出ることが多い。

今年も、山陽道のトンネルの入り口付近でトラックやワゴン車・乗用車8台が絡む追突事故が起きて車が炎上し、男性3人が死亡という大事故の発生に、またかとは愕然とする。

この連休は例年より渋滞が激しくなっているのは、暦の関係で連休期間が長くなったからだという見方もあるが、私は単にそれだけが原因ではなく、まだ生きている前政権の遺物、すなわち連休中は高速の上限1000円という制度が大きく関係していると思っている。

この上限1000円に対して、始まる以前から批判的にみていたが、土日しか休みがとれないサラリ-マンにとっては渋滞などより1000円の方がはるかに魅力らしく、いつのまにかこの方式が定着してしまったことが気がかりになっている。この制度が無理にでも出かけなければならないという心理にしてしまうからである。

まして今回は1000円が長期間続くとなると、どこかに出かけなければならないという、変な義務感のような気持ちになり、一、二泊旅行などに出かけた人が多かったのではないだろうか。それが連休中日の大渋滞という現状を引き起こしたのではないかと想像している。

山陽道で亡くなった男性は仕事の帰り道だというから、まさに1000円制度の犠牲になったとしか言いようがない。

今回、民主党政権が打ち出した、土日に限らず年中上限2000円という案は、公約違反だということは間違いない。が、渋滞解消という面で考えれば、土日だけ1000円より少しはましなはずだが、1000円制度に慣れてしまった人たちからみたら値上げだとマスコミは騒ぐ。

要は前政権が票集めのために一挙に1000円にしてしまった愚挙が今回の渋滞を引き起こしていると言っても過言ではないのでは・・・。

民主党政権としたら、財政面から無料化できないとしたら(私自身、無料化は必要ないと思っているが)、1000円制度に慣らされた人々を納得させるためにも、土日だけではなくいつでも1000円という以外ないように思えるのだが・・・。

少なくとも、土日曜日に出かけなければならないという強迫観念が無くなる分、少しは渋滞の解消が期待できるのでないだろうか。しかし、公共交通機関を敬遠する傾向はますます強くなることが心配・・・。(田舎親父)

2010年5月 3日 (月)

蜜蜂の盗難が増えているようだ・・・

 このところミツバチの盗難の報道が相次いでいる。特に栃木県のイチゴ農家のハウス内で飼育しているミツバチが巣ごと持ち去られるという悪質な犯罪の続発は許せない。イチゴ農家にとってミツバチは何より大切な『働き手』で、マスコミが伝える『被害額○○十万円』程度の痛手どころではないだろう。

この盗難の報道で、以前、『蜂群崩壊症候群』という大量にミツバチが失踪あるいは死亡する現象について小覧で取り上げたことを思い出した。

『蜂群崩壊症候群』の被害は拡大する一方で、世界中でミツバチの数が現象しているというから、ミツバチ盗難事件は今後も増える可能性がありそうだ。イチゴ農家だけではなく、これから受粉時季になる果樹農家も警戒を強めているのではないだろうか。

『蜂群崩壊症候群』の原因について様々な節があるらしく、専門家たちの間では、寄生虫を含むウィルスや栄養失調、殺虫剤などの様々な説が議論されていると聞く。

ある研究グル-プはミツバチの内臓を検視した際、ミツバチの腹部に完全な花粉粒が残っていたので、ミツバチたちは絶えず食事をしているにも関わらず、栄養を吸収できていないという深刻な病変が起こっていると発表している。

また別の科学者は、病気になったミツバチが自ら巣の外に出て死ぬことで仲間へのウィルス伝染を避けるため、ミツバチの大規模な消失が起きているのではと推測しているとのことだが、これも少しうがちすぎるのではと思えてしまう。

今のところ、ミツバチ消失の一番の原因と考えられているのは『殺虫剤』のようだ。アメリカの科学者たちの研究では、23の州で採取した花粉と蜜蝋サンプルのうちの5分の3が少なくとも1種類以上の農薬が含まれていたとのことだが、全部から農薬を検出したのならともかく、5分の3では決定的な原因とは言えないのではないだろうか。

そんな中で、『蜂群崩壊症候群』の原因は『携帯電話などの出す微小な電磁波』ではないだろうかというコラムを見つけた。特に根拠があるわけではないらしいが、私には何となく、府に落ちるものがある。

『蜂群崩壊症候群』は20~30年ほど前ら顕著になっているというが、まさにインタ-ネットが知られるようになり、携帯技術が世界中で広がりはじめた時期に一致するのではないだろうか。

飛行機の離着陸の際や電車の優先席の近くでは電源を切るように要請されることなどから、携帯の出す電磁波と精密機器の動きと何らかの関連があることは事実だろう。となるとミツバチにも何らかの影響していることは十分考えられそうだ。

あまり関係ないだろうという人も多いようだが、蜂蜜が人間生活に重要だからミツバチの失踪が騒がれているのであって、他の昆虫たちの生態など人間とは関係ないとの思い込みがあって見逃されているだけかもしれない。

もし、地球上からミツバチがいなくなったら大変なことになる。世界中で果物や野菜、木の実や種子など、人類の食物の多くはミツバチの受粉に頼って生産されているのだから早く原因を解明し、対策を示してほしいものである。(田舎親父)

このところ農作業はもちろん、委託されている仕事の会議日程が決まり、時間的な余裕がなくいささか疲れ気味。頭脳休暇と兼ねて数日休載としたい。

2010年5月 2日 (日)

何となく筋書きが読めてきた・・・

 このところ今まで聞いたことがない『検察審査会』という言葉をマスコミが連日取り上げている。『検察』という言葉にアレルギ-を持っているのかもしれないが、私にはこの『検察審査会』なる言葉も同義語としてしか思っていなかったが、どうも違うらしい。

余りにもこの言葉が頻繁に流れるのでネットで調べてみたところ、『選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が,検察官が被疑者を裁判にかけなかった場合、それが妥当かどうかを審査する組織』だとのことである。

昭和23年の法施行から,これまで50万人以上の方が検察審査員又は補充員に選ばれているというから、勉強不足と反省することしきり・・・。

説明の字面から、この『検察審議会』の委員は、今流行りの『裁判員』と同じで、法律については全くの素人の集団と考えても間違いなさそう。それが委員となった瞬間、検察が全力で捜査した結果、不起訴処分にした案件でも多数決で起訴に持ち込めるという権限を与えてられているというから、考え方によってはかなり危険な感じがする。

この『検察審議会』が急に話題になったのは、明石での花見大会の折り、警備態勢の不備が原因だとされる大事故が発生し大勢の死傷者がでた事件で、検察が当時の管轄の察署の副署長を不起訴にしたことで、『検察審査会』が二度にわたって起訴相当という結論を出し、弁護士が件持薬になって副署長を強制起訴したからだろう。

明石の花火大会での事故に対しては、当初から身内に甘いという批判がでていたので、強制起訴に対してどこからも疑義が出されていない。

この決定について当初私も特に気にならず、これで事故に遭遇して死亡した人の遺族にとって『まあ、妥当だろう・・・』と思っていたが、どうも今回のオザワ幹事長の不起訴処分に対しての伏線だったのでは、と思えてならなくなっている。

オザワ氏の『陸山会』をめぐる政治資金規正法違反事件で、オザワ氏が『不起訴』になったことはつい最近のこと。昨年3人もの関係者が逮捕されたことをマスコミは大きく取り上げ、それが民主党の支持率を激減させた主な原因になったことは記憶に新しい。

この問題に関しては、国策捜査という言葉も流行になったほど、検察は強引な捜査をすすめたらしいが、結果として裁判に持ち込むほどの証拠が得られず、結局は不起訴。その時点でオザワ氏は無罪放免となったはずだが、マスコミが反発し大新聞がそろって不起訴処分は奇怪しいとの論説を張り『検察審査会』の発動を世論にしてしまったようだ。

話を戻すが、明石の花火大会の会場警備であるが、検察の不備ということに疑義をはさむものではないが、警備責任者が起訴されるほど全てが管理不行き届きという結論で事故を終えて良いとは思えない。

副署長側も言い分が一杯あるだろうから、恐らく双方が控訴だ、上告だという展開になることは間違いない。そして結果的に、最高裁が何らかの判断を出すまでには相当の年月がかかるだろう。

オザワカネ問題では検察はかなり強引な捜査をしたにも関わらず不起訴にせざるを得なかったのだろうから、今新しい証拠が出てくるとは思えない。だとしたら不起訴になる確率が高くなる。するとまたまたマスコミが大騒ぎして、検察審査会が改めて起訴相当という結論で強制起訴になるという筋書き。

オザワ幹事長が決してシロだとは思っていない。恐らく4億、5億のごまかしはやっているのだろうが、今まで政権を持っていた自民党の幹部たちは、いずれもカネに関しては似たようなことをしていたことは確かで、オザワだけが問題にするのはいささか片手落ち・・・。今更大騒ぎするほどのことではあるまい。

誰が裏で筋書きを作っているのかはわからないが、『検察審議会』を改定して今日の権限を与えたのも、マスコミを握っていれさえすれば世論を思いのままにできるという深い先読みがあったのではないだろうか。

民主党の閣僚や幹部の一部に『オザワ降ろし』の発言が目立ちはじめたが、政治を生業にしているこれらの人々が『検察審査会』の素人集団の結論が正しいと思っているとは思えない。すると、誰かに踊らされている・・・。考えると恐ろしくなる。(田舎親父)

2010年5月 1日 (土)

よい歳をして弘前まで桜を追いかけに・・・

 弘前から角館を回って桜の追いかけをしてきた。『よい歳をして・・・』と笑われそうだが、JRのサイトで桜の追いかけ特集の中に、一泊二日で弘前と角館を回る旅があることを発見して、急に自分の目で確かめたくなったという次第・・・。

 桜の季節だけ、弘前から角館へ秋田縦貫鉄道で直行するとのことで、縦貫鉄道にも興味があったので3月末に申し込んでみた。物凄い人気で、弘前のホテルは期間中全て満員だったが、丁度キャンセルがでたときことで28日だけ一室が空いたとのこと、とりあえず予約する。

  期間が4月21日~5月5日まで、昨年の場合連休はすでに葉桜だったとのことだったが、今年は出発の前の日まで弘前や角館からの桜の便りは全くなし。おまけに、ここ数日は全国的に天気が不安定、特に東北地方は最悪とのことなのであまり期待はできないが、申し込んだ以上でかけなければ・・・という貧乏人では思い切ってキャンセルもできない。

  傘をさして旅に出ることはここ数年皆無。これも気分があまり乗らないのが災いしたのだろうが28日は朝から強い雨。バス停までの間にかなり濡れてしまう。

 八戸で在来線の特急に乗り換えて弘前に着いたのは午後1時過ぎ。到着と同時ぐらいに雨が上がり、雲の流れが早くなり青空が急速に広がって太陽の光がまぶしくなってくる。土地の人によると、何日ぶりかの天気らしく、何となく人々の顔が明るく見える。

 観光案内で100円バスがあるというのでそれに乗り込む。このバスはお花見の時季だけに出るのかと思っていたが、常時市内の重要施設を循環するバスだというから、横浜の『赤い靴』と呼ばれるシステムと同じなようだ。

 期待しないで追手門の前でバスを降りたら、お堀のあたりはピンク色で埋まっている。これはラッキ-。ゆっくり城内を回って風情を楽しむ。近くの藤田記念公園などを見学して夕食。夜桜に備える。

 調べなかったが今日は満月。桜は日中の暖かさで急に開きはじめ、ライトアップも効果もあって昼間より華やかな雰囲気が漂う。月と桜の共演は全くの予想外。桜のピンクと黒々と浮かび上がる松の枝葉に隠れる月。幻想的な風景が広がる。

 人の数も時間とともに増えはじめ、城内の芝生では賑やかな宴会が始まっている。特に学生たちの宴会は『何々高校出身 何年生。○○です・・・』などと若々しい声が弾む。特に女子学生が元気なのはこのところの世相なのかもしれない。

 彼たちの一気飲みの様子を見ていると、何となく学生の頃が懐かしくなってくるから面白い。中には1年生も多そうなだ。世間では、とにかく未成年飲酒などと変に堅い話が流行っているので、取り締まらねばという意見もあるだろうが・・・。

 夜桜を堪能したら朝の桜も楽しみたいと思い、早めにホテルに戻り翌朝に備える。翌朝5時前に城に入る。観光客の姿は少ないが、すでに大勢の地元の人たちが散歩やジョギングを楽しんでいる。地域のボライティアの人たちだろうか、清掃活動をする人たちの姿も多い。

 今朝の圧巻は岩木山の雄姿。頂上に笠雲をかぶった姿は富士と見分けがつかないほどの素晴らしい。その姿を隠す邪魔なコンクリ-トの建物がないのも嬉しい限り。絶景という言葉しか思い当たらない。刻一刻とその笠雲がゆっくりと動き少しずつ薄くなっていく感じさえする。

 笠雲がかかると天気は急速に悪くなるというから、天気は今日一日だけかもしれないが、この景色はいつまで見ていても飽きないが、8時過ぎには指定の列車に乗らねばならないので、6時過ぎにはタクシ-でホテルに戻る。

 続きは翌日に・・・(田舎親父)

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