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2010年6月21日 (月)

マンション転落事故が続く・・・

 数日前の新聞に『7階から転落幼児助かる』という見出しがあった。またか、何故こんな事故が続くのだろう・・・と暗澹たる気持ちで字面を追う。

どこだったか、何時ごろだったかという記憶はないが、5歳の幼児がマンションの7階の部屋の手すりに挟まって泣き叫んでいるのを通行人が見つけ、人々の善意で無事助かったという内容だった。

近所の主婦が見つけたらしい。この子の親は仕事で不在、部屋には鍵がかかって入れないので、隣家の協力で通行人の会社員がヘランダの仕切りを乗り越えて入り幼児が挟まっているベランダに入り、柵を広げて助けたとある。

記事の『幼児は頭がベランダの作に挟まって身体は外で宙ぶらりんになっている状態』という箇所と、『柵を広げて救助し、駆けつけた救急隊員に引き渡した』という文言に、どうして幼児がそんな状態になったのかということと、ベランダの柵がそんなに簡単に広げられるものかという疑問がわいたが、住民や通行人の善意で幼児が助かったということにそんな詮索は無用だろうと思いそのまま読みくだしてしまった。

今更確かめようがないので私の読み違いかもしれないが、7階のベランダに首を挟まり宙ぶらりんの姿を想像すると身がすくむ。

マンションのベランダから転落する事故については私も何度か取り上げた。基本的にはマンションのベランダは建築物的には子どもの遊び場ではないのだが、そのことに対して世間一般の認識が決定的に不足していることが原因だと捉えている。

従って、その都度、親がベランダの意味をしっかり捉えて、子どもがベランダにでられない工夫と、出すときは必ず親が付き添っていることうしなければ、この種の事故は後を絶たないと警告しているが、またまた昨日になって札幌のマンションで3歳の女児が転落死という報道に、これは続きそうだという予感がしてならない。

記事によると、事故が起きたのは19日午後3時過ぎのことだという。11階に住む3歳の女児が転落、市内の病院に搬送されたが頭などを強く打ち死亡。ベランダには高さ約1.1メートルのパイプの手すりがあり、ベランダにはタイヤや自転車が置かれていたという。

幼児がベランダの手すりにつかまっていたのを向かいのマンションの住民が目撃していたというから、タイヤなどを踏み台にして過って手すりを乗り越えたようだ。

この女児は両親と兄との4人暮らし。当時、父親は仕事で、母は兄と買い物に外に出ており、この子は昼寝をしていたというから、何度も繰り返されたいつものパタ-ン。

最近の親は(というと語弊があることは十分認識しているつもりだが)幼い子どもが昼寝から目を覚ましたとき、周りに親兄弟がいなかったらどうするのかという、ごく当たり前の常識すら持たないのだろうか。

この母親にも言い分があるだろう。普段からこの子は昼寝をしたら数時間目が覚めないのかもしれない。何度もそんなことを経験させているのかもしれない。目が覚めてもおとなしくするように躾てあると言うかもしれない。

しかし、マンションのベランダ機能を全く認識しなかったことによって、最悪の結果になってしまったことは間違いないこと。恐らく、マンション住人のほとんどがこの親と同程度の意識だろうから、今後も幼児の犠牲は無くならないのではないはず・・・。

 すぐにでもベランダ機能をきちんとマンション住民(いや、国民全て)に徹底するキャンペ-ンをしなければならない。日頃から御用記事が多い最近のマスコミには、せめてこのキャンペ-ンに力を注ぐ義務があるはずだと思うのだが・・・。

 最近は洗濯物が外部から見えないように、ベランダの柵の中に物干しが儲けられているマンションが主流だと聞く。流行りのプライバシ-という考え方がその基本になっているのだろうが、低い物干しが幼児の格好の遊び道具になっている危険性を見落としていないだろうか。

 また、ベランダガ-ディニングという言葉が流行るように、最近はベランダに鉢植えの植物や野菜や果物まで栽培するのが大人気。その鉢やプランタ-も好奇心旺盛な幼児にとっては格好の踏み台になることも、子を持つ親は十分意識してほしいものである。

 見てくれは悪くとも、子どもが転落の危険性がなくなる年齢に達するまでは、ベランダには物を置かない、勝手に出られないように施錠や開閉の隙間を限定する。あるいは丈夫なネットを張ったり、柵を高くするなどの工夫も必要だと思うのだが・・・。(田舎親父)

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