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2010年6月14日 (月)

ホタルとクワコの話・・・

 私の散策コ-スの定番になっている『四季の森公園』のハナショウブが見頃になっている。この公園はホタルの名所としてもここ数年大人気。

(私は隠れたホタル鑑賞の場を持っているので行ったことはないが)ハナショウブの見頃とホタルの恋の季節が重なるここ先週末などは、ホタルの数よりも人の数がそれ以上という盛況らしい。

ならば私もホタル鑑賞と洒落こもうと思い、土日の両日の夜8時ごろ、湧水が湧いている近くの小さな沢筋に出かけてみることにした。いたいた。今年も会えた。毎年のことだがこの嬉しさは何とも言えない。年々少しずつ数が増えているが、今年はかなりのものである。

翌日、もう少し足を延ばしてみたら、そこはまさにホタルの楽園。幻想的な光景が目の前で繰り広げられている。ホタルの光がまるで意志を持っているように、上下左右に乱舞していると表現しても差し支えないほどの数。手を伸ばすと寄ってきて小休止でもしているのだろうか、動きを止めて点滅を繰り返している。

この沢筋の上流には市民農園があり、そこで使っている農薬のせいだろうが、以前には全くホタルをみることができなかった。しかし、最近の環境意識の高揚で、人々が農薬を使わないか、極端に少なくしたのではないかと推察している。

近くに大きな団地があるのに人は誰もいない。ホタルがこんな間近で乱舞していることう知らないのか、それともホタルなど見飽きているのかはわからないが、私のためだけにホタルたちが演技をしてくれている目の前の光景は贅沢過ぎる。まさに至福の時間というところ・・・。

それにしても数年でこんなに復活するのは驚き、ほんの少しの注意でホタルは呼び元せることを実感する。

手のひらで輝く姿は、光の宝石とでも表現しても良い。以前別の場所なのだが、開発以前にいくらでも見られたホタルはゲンジボタルという身体が大ぶりなものだったが、手のひらで輝く光の正体は、ゲンジよりやや小振りなヘイケボタルである。

私はゲンジとヘイケは出現時季が違うという認識を前から持っていたので、そのあたりが少し引っかかるが、間違いなくこのスリムな体つきはヘイケのもの。久しぶりで手の中で光の感触を味わうことができた。

もう一つ素敵な話を・・・。昨日の昼間のことである。飼育中の蚕たちのために、散策を兼ねて桑の葉を採集していたとき、偶然蚕によく似た虫を発見した。いや蚕とそっくりである。世界の中には桑を食草にしている昆虫がいるかもしれないが、浅学な私の知識ではそんな虫の存在は考えられない。

桑の葉といえば蚕以外考えられないので、誰かが放したのかもという想像もできないことはないが、ますそれもないだろう。となるとこれは面白い。枝ごと切り取り、ビニル袋に入れて持ち帰って早速その姿をカメラに収めた以前何度か『クワコ』という、日本に古くから存在している蚕の原種を見つけたことがある。

そしてそれを飼育して、クワコが繭を作ってくれたことも経験しているが、以前見たクワコとは少し体型が違う。首というか頭の部分が前に突き出していたような記憶があるので、どうもクワコとは違うらしい。

こんなときは蚕の先生に聞くに限ると思い、映像を添付してメ-ルで鑑定を依頼。その返事が先程(14日午前8時ごろ)あって、『クワコだよ。日本に古くからある蚕の原種に間違いないよ』というお墨付きをいただいた。

クワコにも個体差があり、成長過程で姿か変化するのかもしれないと納得。確かに桑の葉を食べ、蚕と同じような糞をしている。

大きさから推定しても明らかに5齢だろうから、あと一週間もすれば繭を作るに違いない。果たしてどんな繭を作ってくれるのだろう。

今日は世間の動きなどとは全く無縁な話題を・・・・。(田舎親父)

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