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2010年6月30日 (水)

高速無料化という言葉が虚しい・・・

 昨夜のワ-ルドカップ日本対パラグアイ戦は見応えがあった。PK戦で残念ながら敗退したが、十分楽しませてくれた。私のようなものぐさでもテレビの前で釘付けになったのだから、固唾をのんで見守っていた人たちの数は凄いものがあるだろう。当然、今日は寝不足気人たちが多いだろうから、交通事故などが増えないことを願っている。

ところで、民主党が公約に掲げる『高速道路無料化(実際はごまかしとしか表現できないが)』が一昨日から始まった。

国交省は早速その効果として交通量は50%増しとマスコミを煽って宣伝に余念がないが、当面はタダならば乗ってみようという人々と、野次馬根性が相乗効果するから増加するのは当たり前だろう。これが今後継続して、渋滞なくしかも経済効果があるとはとても考え難い。

一応、無料化の対象になる全国の高速道路は37路線、50区間だそうだ。期間は来年3月末までとのことで、今回の無料化を『社会実験』として経済効果や渋滞発生を見極めたうえで来年度以降の無料化路線を決めていく方針だというが、無料化する地方の道路は普段でもガラガラなのに、大きな経済効果など期待する方が無理では・・・。

 高速道路無料化は昨年の衆院選での民主党政権マニフェスト。しかし、首都圏などでは首都高を無料にすれば、その財源の問題もさることながら、今でも慢性渋滞しているのにとんでもないことになるという心配が寄せられていた。

 その声は、余りにも長く続いた自民党政権に対して、もう限界だという雰囲気におされて、他の物凄い数のマニュフェストの中の一つとして高速無料化が埋没してしまい『できるのならおやんなさい・・・』程度の感覚になり、国民総体として選挙に影響させるほどの意志を示さなかったのではなかったろうか。

 ところが、圧倒的というか信じがたいほどの圧勝になり、民主党としては何がなんでもマニュヘェストを実現しなければという焦りにつながり、当初は無駄を省くことで財源は確保できると目論んでいたらしいが、人気とり的な『仕分け』ではとても財源を生み出すことなどできるはずがないことを知って、次々とマニュフェストの縮小や反故に追い込まれているのが現実。

 普天間基地の国外・県外移転か全くのデタラメだったことばかりか、職を投げ出したハトヤマ首相にからバトンを受けたカン首相は、早速沖縄の頭越しにアメリカに『コメンナサイ外交』。しかもアメリカの言いなりで全く自民党と同じ案で合意とは許せないというより情けない。

また『子ども手当』も財源がないとのことで当面半分だけ。公約を履行してほしかったら消費税率の値上げを認めろ・・・と逆に恫喝する始末に、これでは何がなんでも今回の選挙では大敗を喫してもらわねば・・・と思っているのは私だけではあるまい。

だからといって自民党が勝利となると、現民主の主流派と結託して『即消費税10%』となりかねないので、こちらもバスしたいので悩ましい限りだが・・・。

高速道路無料は多くの国民から『無料化すれば大都市周辺で交通渋滞が激化する』という懸念の声と『交通量の拡大で二酸化炭素の排出量が増え、地球温暖化対策に逆行する』という環境問題からも反対の意見が多かったから、『申し訳ありませんが、今回マニュフェスト実現は無理です』と頭を下げれば国民の多くは納得し、すんなり解決しただろうに。

しかし、何とか手柄を作りたいというマエハラ大臣の姿勢なのだろうが、結局は『社会実験』などというわけのわからない文言で(しかも、地方の交通量が少ない細切れ路線がほとんど)、およそ意味のないエセ無料化という政策になってしまったようだ。

 あまりにも地方ばかりではその意図がミエミエだからとは思いたくないが、首都圏では八王子バイパスと湘南海岸にある『西湘バイパス』が無料になっている。私にはほとんど関係ないが、この道路が無料化となると、かなりの車が利用するに違いない。すると、渋滞が発生することはもちろんだが、事故も増えるのではないだろうか。その対策は具体的に示されていない・・・。

 エセ無料化などこの際やめてしまい、全く新しい割引制度に作り直してはいかがだろう。思いつきながら、土日祝日だけ1000円などと偏った割引でなく、例えば全て半額(3割引でも)にして有料を維持するなども検討の余地はあるはず。

 国交省には頭脳明晰な大勢の交通に関するプロが揃っているはずだろうから、現行制度の問題点を洗い出し、多くのドライバーが納得できる仕組み作りに知恵を絞らせることが脱官僚の原則だと思うのだが・・・。(田舎親父)

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コメント

民主党の集票のための高速道路無料化。
全国的に実施すると、毎年2.5兆円の財源が必要となる。
そのバラマキの財源確保のために、民主党は消費税を10%に増税する。

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