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2010年8月12日 (木)

議員定数削減よりもやることがあるのでは・・・

 昨日ロシアの汚染物質について述べたが、今朝の朝刊にチエルノブイリ原発で高度に汚染された森林でも火災が発生しているとロシア当局が認めたという記事があった。

やはり濃いスモッグには単に二酸化炭素などではなく、放射能で汚染されたゴミやチリなどが火事の影響で空気中に散乱していることは疑うことでできない。この汚染物質を毎日吸い込んでいる市民達の健康被害が心配になってくる。

このことは、今後マスコミも取り上げるだろうから、事が明らかになってからのことにして、今日は、先の参院選挙で一票の格差がさらに広がった話題を・・・。

一票の重さが4倍・5倍にもなるということでは、有権者の不公平感は大きくなるのは当然で、政府も各政党もどのように対応したら良いのか苦慮しているらしい。

 確か、神奈川では落選した法務大臣が獲得した得票が100万票近くも獲得したはずだが、片や鳥取だったか島根だったかは忘れたが、約15万票強で当選している事実は、神奈川県民の多くが納得できないという感情を持っていることは想像に難くない。

 このことについて、カン首相は『まずやらなければならないことは無駄の削減だ。国会議員自身が身を切ることも必要だ』と発言し、議員定数を削減することが、議員自らが身を切ることと認識しているらしいが、またカン違いでは・・・と首を傾げたくなる。

 民主党はマニフェストに衆参両院の『比例』を衆院80、参院40程度の定数削減を掲げている。その意味ではカン首相の発言はマニュフェスト通りなのだが、比例を無くしたら共産党や社民党などの候補者が当選することはまず困難。

少数政党に対する配慮から生まれた(わけがわからない制度には違いないが)比例という代物を今更切るとなると、自民・民主以外の政党がこぞって反対するのは当然。世論もそれは不公平という意見に傾くだろうから、簡単にマニュヘェストを敢行できるとは思えない。

となると、比例はそのままで、一票の格差を小さくするか議論の対象になるのだろうが、有権者の数に応じて議員の数を割り振ることにするのが一番手っとり早い方法だということが真っ先に出てくることは間違いなさそう。

鳥取県の総人口は約65万人だという。比べて東京は1300万人。現在の議員数は鳥取1人に対して東京は5人である。票の重みを同じにするためには、単純計算では鳥取が1人なら東京には20人割り当てなければならない。同様に、神奈川には3人ではなく10人、千葉や埼玉には8人となり定数削減どころか定数を大幅に増加させなければならなくなってしまう。

一部の人は、人口の少ない件は隣接県を含めて選挙区にして、一人の議員を選べば良いというが、県を単位からはずしては文化や伝統などわが国の国民性そのものを否定するもの以外何物でもないからこれは無理。それ以前に、地方を切り捨てるこのような議論にはついていけない。

この問題について私は少し違う認識を持っている。都会は人口が多いのだから議員の数を増やすというのは、都会人の我が儘で、好き好んで都会に住む人間(このような表現をすると批判されるのは覚悟の上だが)はこの問題について少しの我慢が必要では・・・というのが私の考え方である。

それでも現在のような格差はある程度是正しなければならないのは確かだろうから、小選挙区や比例制度などを止めて、どの選挙区にも複数議員を配置できるような制度にすることが妥当ではないだろうか。

そして、この選挙区複数議員制では一票の格差は是正できないだろうから、議員定数を削減するのではなく、むしろ増加するという考え方をしたいものである。鳥取はじめ1人区の議員を2人にして、東京は10人神奈川や大阪は6人など、ある程度人口に応じた議員定数を算定するのである。

それこそ無駄だとお叱りを受けそうだが、議員自ら身を切るというのなら、歳費を引き下げるなり、特権を縮小すれば、現在の予算額で十分大勢の議員の誕生は賄えるはず。それ以前に、約三百二十億円という壮大な無駄遣いである『政党交付金』を削るという考え方を持ってほしいと思う。

大政党のための『政党交付金』などをなくせば、現在の待遇を少しいじるだけで、現在よりはるかに大勢の国会議員を誕生させることは可能だろう。そうすれば政治が身近になりより良い議論が盛んになると思うのだがいかがだろう・・・。(田舎親父)

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