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2011年7月

2011年7月31日 (日)

どこまで広がる放射能・・・

 先日取り上げた『セシウム豚』の件で新しい動きがあった。毎日新聞が伝えるところによると、熊本県は『セシウム豚』の記事を掲載した『女性自身』の『熊本産豚肉からセシウム検出』などと報じたのは事実と異なるとして、発行元の光文社に対し、知事名で訂正記事の掲載を求めたとのことである。

これに対して、光文社側は誤解を招く表記だったとして『訂正を掲載する予定』とのコメントを発表したという。しかし、(記事の内容を思い出すと)福島避難区域の豚1万頭が他県に避難したことは事実であり、熊本県には15頭が存在。その中の2頭から微少ながら放射性セシウムが検出されたと、県が発表したことも事実だろうから、どのような訂正文にするのだろうかと変に楽しみなってくる。

熊本県畜産課は『福島県産の豚肉が熊本産と表示されて販売されることはない。熊本の豚肉が放射能に汚染されているような誤解を招く』と反論しているとのことだが、熊本県は福島県から避難してきた豚の肉は『福島県産』として市場に出していたのだろうか。あるいは出す予定だったのだろうか。

そうだったとしたら、言うことはない。が、外国から子牛を輸入する場合は、まず千歳空港に下ろして、そこから各地に移動させている(このことによって北海道産になるのだそうだ)ことは公然の秘密。そして国内牛として飼育していることは明らかだろう。

その牛肉をわざわざ『○○国産』と表示することは絶対しないだろうから、熊本県の言い分には『?』がつきそうだ。私としてはむしろ『セシウム豚』はもとより、近々どこからか『セシウム鶏』が現れるのでないかと思っているが・・・。

ところで、稲藁が汚染されていることも確かになったが、まさか市場に出回っている腐葉土の汚染にはズビックリ。放射能の知識か少し蓄積した現在、落ち着いて考えれば、雨にこれでもかとばかりさらされる落ち葉に放射性物質が蓄積するのは理に適っているが、迂闊なことに、今回の報道まで全く気づかなかったのは私だけではあるまい。

随分以前になるが、栃木県の茂木町の生ゴミの処理センタ-に見学したことはこの欄でも紹介したことがあったと記憶している。町を上げて家庭から出る生ゴミを集めることはもちろん牛や豚の糞尿を集めて堆肥にしている工場だが、その運営システムの合理性と効率の凄さに驚く。

しかもそこでは、住民(特に高齢者)に落ち葉を集めさせて、それを高額で買い取るとり腐葉土の減量にしていると聞いた。そのことで、里山に手が入り、結果的に維持管理が経済的なコストで行われるようになっているとの説明に、思わず唸ったものである。

腐葉土から高濃度の放射性セシウムが検出されたのは、最初は秋田県だった。その腐葉土が栃木県産とあったので、思わず茂木町の処理センタ-を思い浮かべたが、どうやら違う業者らしいことに、ある意味一安心。しかし、栃木県の落ち葉が汚染されているということは重要な意味がありそうだ。

6月以降に製造したとされる量販店に出荷した腐葉土はすでに秋田県をはじめ、青森、岩手、宮城、香川、静岡、北海道、埼玉などでも販売されていたというから、購入した人は多いはず。実際にどれほどが使われているかは今後の調査に待つしかないが、この腐葉土を使った畑の作物に影響することは間違いないだろう。

慌てた農林水産省は25日付で全国の都道府県に対し、東日本の17都県の稲わらや落ち葉を使った植物性肥料と家畜牛の排泄物で作る肥料の使用や生産、流通を自粛するよう通知したというが、私のような狭い庭で野菜を栽培している者であっても、腐葉土を作っているのが実情だから、どこまでこの通達が行き渡るか疑問である。

肥料のセシウム濃度には基準がないのだそうだ。これまた大急ぎで『暫定基準』なるものを作るのだろうが、大甘というより1kgあたり1万ベクレル程度という信じ難い値になるのではと危惧している。

続いて今度は原発から遠く離れた鳥取県でも汚染腐葉土が出る。その腐葉土は岩手県産だというから、落ち葉の汚染は東北はもちろん関東にも及んでいるようだ。この腐葉土を流通させていた量販店は全国規模らしく、つい先日は長野県でも流通していることが報じられた。

専門家や評論家たちは今頃になって『落ち葉はチェルノブイリでも危険物だった』と言い出している。セシウム汚染牛は、飛散したセシウムを浴びた稲藁が原因だから、降下物を浴びるものは、当然同じく汚染されると述べ。腐葉土の汚染は簡単に予測できたとのことだが、ならば今までなぜ黙っていたのかと皮肉りたくもなる。

秋以降は、これまで地表にたまっていたものの上に、さらに新たな落ち葉が積もり、この落ち葉には植物がため込んだ放射性汚染物質が濃縮されているため、腐葉土の汚染濃度はさらに高まるという。こういったことからチェルノブイリ原発事故でも、落ち葉や腐葉土の除去は重点項目とされたのだそうだが、こんなことは初めて知る。

なるほどと思うが、腐葉土は最高の肥料と信じている私のような化学肥料を使わない主義の人間に取っては一大事。横浜の片田舎といえどもかなり汚染されているだろうから、急いで対策を考えねばならなくなったようだ。(田舎親父)

2011年7月30日 (土)

東電の責務を曖昧にしてはならない・・・

 東京電力福島第一原発事故の賠償法案について与野党が修正案で合意したそうだが、その内容を見ると、株主や金融機関の責任を問わないばかりか、税金投入まで盛り込んでいるというから納得できない。

原発事故は『想定できない大津波』というのは大ウソだったことは明らかになり、東電の設計・運用ミスが明らかになっているにもかかわらず、政治の世界では東電の責任論がでてこない。こんな不条理で不思議なことはないが、ほとんどの議員たちが東電から献金を受けていたことを知ると、ある意味納得する。

原発事故の後始末は汚染水の処理一つとっても遅々として進まず、むしろ水蒸気爆発さえ起こりうる可能性さえゼロでないはずなのに、マスコミ報道は全く緊急性がなく、このまま放っておいて収束するような書きぶり・・・。

放射性セシウムで汚染された稲藁を食べた肉牛が各地に出回り、各地で出荷停止になっているように原発事故の被害は拡大する一方なのだが、その根源が東電の無責任さにあるにもかかわらず、東電の責任論はなく、政治の世界では『肉の安全』という言葉がはるか上空でとび通って、今頃になって全頭検査が必要などと言い出す始末。

この問題では『稲藁』を犯人と断定し、原発事故以後に田んぼに放置していた稲藁を出荷した農家が悪いというトンデモない責任転嫁論がまかり通る。そればかりではなく、腐葉土堆肥からも、信じられないほどの高濃度の放射性セシウムが検出される事態でも、原因を作った東電批難の声は小さく、流通させている業者が悪者という風潮が広がっている。全ての責任は東電にあることは小学生でも、いや幼稚園児でもわかることなのに・・・。

全ての責務は東電が負うべきで、当たり前に考えれば、東電が、原発事故が原因と見なされる全ての事象に対して補償すべきなのだが、東電はそんなことは知らんぷり。経済に疎い私にでも、原発事故を起こした東電の補償債務は経営者と社員、次いで株主、金融機関が負担を分担しなければならないことぐらいはわかっているのに、逃げ出した社長に5億円もの退職金を出したというから、まさにこの会社は『泥棒一家』といっても過言ではなさそうだ。

民主主義とは国民の立場で物事を考えるのが大原則だが、この国では『泥棒一家』を支えるのが正義らしく、まとまった修正案は株式はそのまま、融資銀行の債権放棄も求めていないとは信じ難い。JALの場合は株券をあっさり紙屑にしたのに・・・。

この問題を、自民党の河野太郎氏が自分のブログで取り上げている。修正案がまとまる前は、『・・・東京電力を債務超過にしないとうたった閣議決定を事実上、取り消したことだ。この法案が成立することによって、あの閣議決定は意味を失うということをはっきりさせ、東京電力が債務超過になることがあり得るということを認めさせた』と自民党の良識が勝ったと自慢げに書いている。

ところが、修正案が出された後には『東京電力の賠償スキームというタマムシが玉虫色の羽を広げて飛び続けている』と危機感を感じさせる表現になり、『損害賠償支援機構などという組織の新設が必要かといえば、全く必要はない。この法案そのものがそもそも必要なく、東京電力を破綻処理すればいいだけのことだ。資本主義ならば、当然そうなる』と続けている。

さらに、『どうも自民党内は、執行部を含め党内の大勢が東京電力の即時破綻処理には慎重だ』と、自民党員としてはかなり踏み込んでいる。ここでも河野太郎という人物を評価したいが、党内で謹慎処分を受けているのだから、所詮は犬の遠吠だろう・・・。

改めて修正案をみてみると、賠償機構という新しい組織を作り『機構は・・・原子力事業者による関係者に対する協力の要請が適切かつ十分なものかどうか確認しなければならない』と、一見、新機構が東電の処理を厳しく評価するような文言があるが、この組織の実態は東電の責務を曖昧にするためのものだろうから、河野氏の言うように実質的には意味はないことは明らか。

結局は、●発電と送電を別会社にする●地域独占会社にしない、とすれば電気料金は確実に下がるとされているのに、こんな案ははじめから検討すらせず、近い将来『電気料金引き上げ』という形で国民にツケが回ることになるようだ。

この国にはもはや、『まともな政治(当然まともな政治家もだが)』は存在しなくなったと言うしかない・・・ようだ。(田舎親父)

2011年7月29日 (金)

狭いホ-ムに防護柵より・・・

 視力に障害のある人や車椅子の人が電車の駅のホ-ムから転落、このところよく聞く話である。聞くたびに痛ましいと感じるが、どうしてこんなことが起こるのか、正直私には理解できない面が多い。

リタイアしてからは電車に乗る機会がほとんどないが、それでも乗ると必ずといって良いほど、視覚障害者の人や車椅子の人を見かける。しかし、その方たちがホ-ムに転落したり、転落しそうになる場面に遭遇したことはない。

私が見る限り、車椅子の人の場合は駅員があらかじめホ-ムに出て、渡り板を車椅子の人が乗る車両の出入り口に準備し、ドア-が開き降りる人が終えた後、車内に誘導することが当然のごとく行われている。こんな時には、私も含めて多くの乗客は、駅員の動きをスム-ズにするために、他のドア-に回るようにするのが暗黙の了解になっているように感じる。

一方、視覚障害者の人の場合、白い杖をついているのですぐに障害者ということがわかるのだが、かといってすぐに手を取って誘導などして良いのかは迷う。『何かしてあげなければ・・・』と一瞬思うのだがなかなか行動が伴わず、進路を譲る程度しか協力していないのが正直なところ。

進路さえきちんと譲れば、(私が見る限り)この方たちはスム-ズに移動する能力を持っているようだ。誰の助けも借りずに所定の場所に立ち、電車が止まると杖を巧みに扱って乗り込んでいる。電車の入り口を間違えたり、電車とホ-ムのすき間を踏み外したりしたりする光景は、私にとっては全くの杞憂と言って良いのではないだろうか。

ひょっとして、あったかもしれないが、そんな時には私が声をかける前に、誰かが一声かけて手を添えたりしていた・・・ような光景が浮かんでくる。

しかし、それでも実際にはこのような障害を持った人たちがホ-ムから転落する事故は後をたたないというのが不思議で、何となく気持ち的に納得できない。

このような事故を亡くすために、JR東日本は2013年度までに山手線の大崎、池袋など9駅で、線路への転落や電車への接触を防ぐホームドアを設置するとのことである。山手線全29駅のうち、10年に設置済みの恵比寿、目黒両駅に加え、ホームの混雑度や転落件数の多さなどから優先順位をつけて順に整備するのだそうだ。

異論はない。が、山手線のホ-ムはかなり狭い上、利用者の数は半端ではない。以前にもこの欄で述べたことがあるが、転落防護柵の設置によって、その狭いホ-ムがさらに狭くなることはもちろん、ラッシュ時の混乱はますます激しくなり、想定外の事故が起きることを恐れる。

弱者救済は当然だが、無理に救済する方策を進め、圧倒的多数の健常者を危険な環境に押しやることが果たして正しいかというと心もとない。

今月26日午後11時10分頃、東京都町田市の東急田園都市線つくし野駅で、50際の男性がホームから線路に転落し、中央林間発渋谷行き電車(10両編成)とホームの間に挟まれ、死亡したという悲しい事故が新聞に掲載されていた。この男性が線路に落下後、ホームにはい上がろうとしていたところ、電車が入ってきたらしい。

警察の調べでは、この男性は約30年前から視野が狭くなる病気で視力が低下し、先月には全盲になっていたというから、完全に視野を失ってからはまだあまり日はすぎていない。そして、この日は、東京・新宿で開かれた知人の送別会でビールなどを飲んで帰宅途中だったとのこと、かなり酩酊していたのではないだろうか。

しかも条件が悪すぎる。夜の11時過ぎといえば、電車から降りた客は一分でも早く我が家に戻ろうとする気持ちが強く、たとえ前に白い杖を持っていただろうこの男性が歩いていたとしても、進路を遮らない程度で、手を差し述べる余裕などなかろう。

表現は悪いが、いわば『にわか全盲』の男性の気持ちとしては、不安があり助けてほしいとは思っても口に出せなかったのかもしれないし、帰路を急ぐ人の眼には、この男性が『にわか全盲』であることなどわかるはずがない。そして、誰もいないホ-ムで方向を間違った。アルコ-ルが方向感覚を失わせたのかもしれない。

障害を持った方が自由に出かけられる社会は当たり前だろうとは思うが、首都圏のように人が満ちあふれ、健常者であっても危険と背中合わせの状態にあるのが現状では、それ相当の互いが棲み分ける約束事が必要ではないだろうか。

障害者の方には早朝や深夜、そしてもちろん飲酒時には一人では出歩かないことや、ラッシュ時などの外出も控えるなどを心がけてもらう。そして外出時には、『助けて』という信号が出、受信した人はすぐ手助けできる約束事ができれば、防御柵という新たな危険物を狭いホ-ムに持ち込むことはないのではかろうか。

その約束事を作り、実行することは、人間として普通の道徳感覚さえ持てれば、それほど難しいとは思わないのだが・・・。(田舎親父)

2011年7月28日 (木)

やはり出ていた『セシウム豚』・・・

 『セシウム牛』があれほど全国に広がっているのに、『セシウム豚が出ないのか?・・・』という疑問を、何度か投げかけている。

私はこのことについて、調べれば出てくるはずなのに、農水省はもちろん養豚業者も、そして餌などを供給する関係団体・個人を含めて、『出たらトンデモないことになる』という恐怖感があって、調査をしない(拒否)しているためだろうと推測している。

しかし、こんなことはいつまでも秘匿できるわけがなく、どこかから出てくるはずだと思い、試しに『セシウム豚』で検索してみたところ、思いがけない週刊誌がこのことを掲載していた。

――福島避難区域の豚1万頭は『他県産』化けて全国の食卓へ!【福島避難区域の豚1万頭】――という見出しで『女性自身』という週刊誌が7月26日号で取り上げている。記事によると、それがわかったのは7月15日、10日以上も前のこと。

熊本県は15日に、『豚から初めて放射性セシウムを検出した』と発表したのだそうだ。『女性自身』の記事は、このことから牛肉だけでなく、豚肉までセシウムに汚染されたものが全国各地に流通していることが明らかになったと紹介している。

この情報は何故かこの週刊誌以外マスコミは取り上げていない。熊本県が発表したとあるから(『女性自身』の記事を信じたら)大手メディアか立ち会っているはず。なぜ、10日以上マスコミが無視し続けてきたのだろう・・・。

この記事で見逃せないのは、地元紙記者が語る『今回、解体された豚は、福島県川俣町で飼育されたもの』という部分。どこまで取材したのかはわからないが、このことに対して、福島県の養豚組合の担当者は『牛と違い豚には個体識別番号はありませんので、出荷地が生産地になってしまいます』との説明。

要は、以前から私も指摘していたように、避難した豚は『福島県産』というレッテルが外れるということである。今回発見された豚も『福島県産』ではなく『熊本県産』豚として、全国に流通しているに違いない。

養豚組合の担当者の話は続き『これまで緊急時避難準備区域と計画的避難区域から約1万頭(私の推定ではもっと多いはずだろうが)が県外へと移動しています。出荷されたのは、主に長野県や群馬県、新潟県、熊本県など。いずれも避難先の県産として出荷されています』と明かしているという。

記事は、政府や福島県はこの事実を知った上で、豚の県外移動を認めていると指摘し、食卓を守るために消費者が頼るのは産地表示なのだが、今回の事実で『○○県産』だから大丈夫、というような判断は信用できなくなっていると結んでいる。

『飼育業者が食肉流通の実態を激白!』という書きぶりは、特ダネそのもの。それにしてはマスコミが揃ってシラ-という姿勢は何を意味しているのだろう。

もう少し詳しく調べてみようと思い『熊本県 セシウム豚』で検索すると、『熊本県は今日県内で食用に処理された福島県産の豚2匹からごく微量の放射性物質を検出したと発表しました。検出された量は極めて低く健康に影響はないということです』という書き込みを見つけた。

その書き込みはでは、●今回検査されたのは県内の農場が繁殖用として今年6月に購入していた福島第一原発の 計画的避難区域内にある伊達郡川俣町で飼育されていた豚15匹のうち2匹。●県と熊本市はこの2匹が今月11日に食用として処理されたと報告があったことから13日、放射線について検査を実施。その結果、●2匹からいずれもごく微量の放射性物質セシウム134とセシウム137を検出。●検出されたセシウムの濃度は厚生労働省が定めている健康に問題がないとされる暫定規制値500ベクレルに対して6.6ベクレルと10.1ベクレルという極めて低い数値で、食用に使っても健康に影響はない。●県健康危機管理課によると、福島から県内に入ってきている豚や牛などの家畜はこの豚15匹だけだということ・・・とのこと。

何となく、県と市の姿勢を評価し、極めて微量だから騒ぐほどでもないということらしい。だからマスコミも行政の依頼もあって記事にしなかったのではと思わせる。

しかし、たとえ微量であっても『セシウム豚』が熊本県からでたという事実は重要で、今後他県から出ることは(検査をすれば・・・という前提はあるが)十分可能性がある。この15頭の豚が6月まで福島県で飼育されていたことも無気味。

セシウム牛については『全頭検査』が必要と騒ぎ始められているが、国民の健康を守る義務がある農水省や県や市の農政担当機関は、豚はもちろん鶏・卵を全部検査することは無理でも、もせめて『抜き取り検査』程度は必要ではないだろうか。(田舎親父)

2011年7月27日 (水)

35人は少なすぎる・・・

 中国の新幹線の追突脱線、しかも20メ-トルの高架橋から6両の車両が落下するという大事故で、当初は43人だと報じられた死者が、その後の中国政府は35人と下方に修正されたことに疑念を持つ。

このことについて、やはり一昨日の『大紀元』は――<高速鉄道事故>『死者は35人どころではない』 中国政府、情報操作体質あらわに――という見出しで大きく取り上げていた

書き出しに『脱線・落下した6つの車両は満員時には600人乗れる。新華社の数字に基づいて計算すると、600-211(負傷者数)-35(死亡者数)=354人。この354人はどこに消えたのか?なぜ慌てて埋めたのか?』とある。

浙江省温州市で23日に起きた高速鉄道の追突事故で、高架橋から落下した先頭車両が24日午前、重機で粉々に砕かれ、土中に埋められている映像はインタ-ネットを通して全世界の人に届けられた。

物凄い映像である。映画の一シ-ンを見ているようなコンピュ-タの画面が伝える光景にが、思わず目をそらしたくなったが、ほとんどの人は私と同じ気持ちではなかったろうか。特に中国の一般民衆は、信じられないという思いが強かったに違いない。

『大紀元』はこのことに対して、『政府が公表した死傷者数に強い疑念を抱く中国のネットユーザーらは、事故車両という物的証拠と一緒に、真実の死亡者数も闇に消されたのではないかと政府の対応を厳しく非難している。ポータルサイト網易だけで、約28万のユーザーが自らの怒りを関連記事のコメント欄にぶつけている』と述べている。

日本のメディアは当時ここまで取り上げていないが、中国政府の生存者捜索は、事故が発生してから約5時間後の24日朝2時に打ち切られという。そして、その2時間後には中国中央テレビ(CCTV)の画像に『現場にすでに生存者がいる兆候がない』との字幕が流れ、その後、6つの車両の切断作業が開始されたとのこと。

そして、午前7時半過ぎには、ショベルカーが先頭車両を砕き始め、その残骸を現場に掘った穴に埋めたというから、我々日本人の常識では考えられない。いや一般の中国人の常識でもこんな荒っぽいというか、見え透いた証拠隠滅の行為は認められないのではないだろうか。

記事はさらに続く。その日の夕方5時ごろ、切断作業中に2歳の女児が事故車両から発見され救出されたという。この映像も(2歳の女児かは確認できていないが)ネットで流れ、私も観た。

これに対して中国のネットユ-ザ-の間では『もっと生存者がいるのではないか』『証拠隠滅のために慌てて事故車両を処分し、生存者も死亡者も十分に探していなかったのではないか』『生存者がいるかもしれない車両を重機で解体した作業は殺人に等しい』などといった疑問と憤怒の声がネット上で渦巻いているとのこと、当然だろう。

日本のメディアが伝えた死者43人という数字は、もともと中国の有力メディアの一つである『新華社通信』が発した情報。このことに対して、政府の報道官は『私が把握している情報は35人だ』と述べ、報道内容を事実上否定し、負傷者も211人と報じられたことに対し、192人と明言したという。

『今回の高速鉄道は35人死亡。河南省平頂山の炭鉱事故も35人死亡。重慶市の暴雨による死者も35人。雲南省の暴雨被害も死者35人』というネット情報は私もネットで得ているが、この『35』という数値は死者36人以上の事故が起きた場合、市の共産党委員会の書記が更迭されることになっている目安なのだそうだ。本当かな・・・と首を傾げたくなるが、本当に違いないという気持ちが強くなる。

なるほど、今回もすぐ責任者と認定された共産党の高官が更迭されたことと符合する。そしてメディアには徹底的な報道管制が敷かれ、翌日の四大政府メディアに対し『人民日報・経済日報・光明日報、解放軍報』には、この事故についての報道はなかったという。

いくら中国共産党の一党独裁の政府が全ての権力を握っている奥に事情かあるにせよ、こんなことがこのまま進行して許されるはずがないと思っていた矢先、昨日のお昼気ニュ-スで、埋めた車両を掘り出してシ-トにくるみ運び出したとのこと。あれほどの映像を全世界の人間が観たので、違う証拠隠滅方法に切り換えたらしい。

今後、この事故が今後どのように扱われるか興味深いが、事故原因の解明などどこ吹く風とばかり、すでに列車を走行させているというから、死者の数を改めることはもちろん、事故原因の真相など確かめ、発表する気などはなからないことだけは確実。

詳しくはhttp://www.epochtimes.jp/jp/2011/07/html/d31775.htmlを開いてほしいが、この事故での中国政府の姿勢は、福島原発事故の民主党政権がとっているやり方と本質は同じ。権力構造の醜さがダブって仕方ない。

いや、(被害者が特定されていないが)中国政府は直ちに600万円の補償金を払うと発表したようだから,スピ-ド感は中国の方が上のようだ・・・。(田舎親父)

2011年7月26日 (火)

ますます人工中絶が増える?・・・

 今回の東電福島原発事故が大気中に膨大な放射性物質を吐き出したことは世界中が認める事実であるが、政府はその放射能関連資料を全てといっても過言でないほど隠蔽し、事故当初から現在に至るまで、新しい事実が明らかになっても、ただ『現在のところ健康には影響しない数値』というバカの一つ覚えのようなセリフを繰り返している。

しかし、いかにお人好しで『お上は正しい』と擦りこまれている国民であっても、少しずつ疑問を持ち始めているらしく、自分で自分の安全は守らなければという雰囲気は確実に高まっているようだ。そして多くの人が自主的に避難するなどの行動に出ているという話題をマスコミがかなりの頻度で報じるようになってきた。

唐突に話を変えるが、人工中絶がこの20年で6倍以上になっているという、驚くべき事実が知らされた。

胎児が順調に育っているかを調べる、エコ-と呼ばれる超音波検査の精度が向上したので、ほとんどの妊婦はこの検査を受けて生まれくるわが子の健康状態をチェックするのだそうだ。その結果少しでも異常が認められた場合、中絶を希望する人が年々増大しているからだとのことである。

産婦人科医会という組織は1985年から全国約三百の分娩施設を対象にアンケートを取ってきたという。回答率は25~40%とばらつきがあるため、それを100%に換算し(何やら気になるが)、5年分ずつを集計した結果、超音波検査や染色体異常を調べる羊水検査、絨毛検査などで異常が見つかり中絶したと推定されるのは、85~89年は1000件未満だったが、95~99年は約3000件、さらに、05~09年は約6000件と跳ね上がったという。

産婦人科医会の担当医の話によれば、異常の種類や状態により新生児の障害の程度は異なるが、『どれぐらい深刻なのか、医師の説明が不十分で、しかも異常を知った妊婦もきちんとその状況を理解しないまま、中絶したケースが少なくないのでは・・・』と推定していると同時に、この傾向を危惧しているとのことである。

現在ではほとんどの人が、今まで一度ぐらいは胆嚢や腎臓のエコ-検診を受けたことがあるのではないだろうか。私も数回受診したが、何となく気持ちの悪いクリ-ムのようなものを腹部にぬられ、そこを検査機の端末をあてて内部の様子を映像化。時に、検査技師がそれまでとは違う動きをすると、『何かあるのでは・・・』と緊張し、ゾッとした経験も少なくない。

ほとんどの病院の産科でも、エコ-検診を担当するのは検査技師と呼ばれる人たちであるという。その技師が妊婦のお腹の中にエコ-あてて、そこから得られる映像や数値を産科の医師が分析して、何からの診断を下すシステム。

しかし、普通の病気を探す場合と違い、医師からみたら些細なことであったとしても、ほんの少しの不安材料が医師の口から出たら、単なる『内臓にしこり』という比ではなく、生まれくるわが子に大変な異常があるように思ってしまうことは十分考えられる。

現在では『産む、産まない』の決定は妊婦側にあることは論を待たない。特に初めての出産を迎える妊婦は、医師の言葉に動転し慌て、悲観するのは想像に難くない。配偶者や家族に相談したとしても、自分がマイナス思考になっているのだから、どうしても中絶に気持ちが傾き、中絶を選択するのも理解できる。

ここで書き出しの話題に戻るが、原発事故からすでに4カ月以上過ぎてしまった。放射能が胎児に与える影響は、妊娠初期がもっとも大きいと聞いている。

事故以来多くの赤ちゃんが生まれているだろうが、その赤ちゃんに異常が生じているという報道はない。しかし、私が知らないだけで実際には、異常が出てきているのかもしれない。特に軽い知的障害などはまだ発見できないだろうから問題はこれから・・・。

いやひょっとして、妊娠初期の女性たちの中にはこの4ケ月の間にエコ-検査を受け、すでに中絶を選択した人も多いのではと想像している。

決して間違った判断だと思わないが、少子化と騒がれている社会にあって、この話題は改めて、原発事故の罪深さを思い知らされる。(田舎親父)

2011年7月25日 (月)

夢の超特急が世界で一番危ない鉄道とは・・・

 中国が世界の先端技術を取り入れた『国家プロジェクト』として建設を進めていた、北京と上海(もっと南まで伸びていたらうだが)を結ぶ『夢の超特急』あるいは『中国版新幹線』と呼ばれている『京滬高速鉄路』が6月30日に開通したことは大きく世界に発信された。

この高速鉄道については日本の新幹線の技術が数多く取り入れていると以前から伝えられていたが、開通と同時に中国政府は『世界をリードする中国の高速鉄道技術』と自負して、米国で技術特許を申請するとのことに、また日本はうまく騙されたのかと呆れて苦笑すら出てしまった。

マスコミ報道では、このことに対して日本は抗議したそうだが、中国政府・鉄道部の王勇平報道官は『ずうずうしい、大ぼら吹き』などと非難し、『新幹線と同一に論じられないレベル。速度だけでなく快適さ、車両や路線部分の技術で、大きな差をつけている』と発言していたと報じていた。

ところが開通と同時に事故が相次いでいるというニュ-スが、時に中国の情報を得るために開く『大紀元日本』というサイトが伝えていた。

その『7月16日版』に、6月30日に開通した北京と上海を結ぶ高速鉄道『京滬高速鉄路』は、ここ数日間、故障が相次ぎ発生しており、中国国内ではその安全性への懸念が高まっているという記事を載せていた。その中で専門家は、官民癒着によるずさんな工事が原因であり、その根源に汚職体制という体質的なものがあると指摘しているという文章が目に留まる。

その故障の内容だが、時系列にそって●10日午後、北京から上海に向かうG151便は、突然の停電のため緊急停車し、後続する19本の列車にも遅れが出ていた。●12日午前10時頃、電源施設の故障により一時運転中止のトラブルが再び発生。当時乗車していたという人はミニブログで『電気系統が焼切れたのが見えた』『火花があがったのが見えた』などと書き込んだ。●その翌日の13日も故障が発生した。北京行きのG114便が途中で運転を打ち切り、別に用意された車両に乗客を移動させ、運行を続行した。とある。

この故障に対して、当局は●10日は『雷雨と大風による架線ショート』。●12日は、電車のパンタグラフの故障であり、『具体的な技術原因は複雑で、現在も分析を続けている』●13日は、G114便の一部車両が列車を前進させる動力を失った。その原因は、変圧器内部で接触不良が発生し、保護装置が働いたためだと弁明していると伝えている。

その他にも、主要駅の一つの南京駅で大規模な雨漏りや地盤沈下が発生。手抜き工事を疑う声に対して、同駅の責任者は『特別な設計だから』と弁明したとのことは、中国といえば実に中国らしいと笑ってしまう。

いずれも日本では信じられない事故・故障だが、中国ではこの程度のことは日常茶飯事なのだろう。

さすがの中国でもこのシステムでは特許を申請できないだろうと変に安心する。と同時に、これ以上の大きな事故が起きなければ良いが・・・と思っていた矢先、昨日の朝日新聞の朝刊に『中国版新幹線 脱線』と五段抜きの見出し。副題には『2両が川落下』とある。

事故が起きたのは前日の23日午後8時ごろ。国政府系の通信社乗客の話として伝えたところによると、先行する列車が減速したところに後続の列車が突っ込んできたとのことだが、よほどのことでない限り、高速鉄道で減速することなどあり得ない。そこに後続車が追突したというから物凄い衝撃だっただろう。

記事の終わりには、地元報道によると現場付近は道路が狭く、雨でぬかるんでおり、大型の救援車両が近寄れる状況でないというとあることから、救援作業は難航していることがわかる。

今までの例から予測すると、中国政府は事故について徹底的に隠すことが明らかだろうから、どこまで正確に情報か流れるかは不透明。しかも、国家の威信をかけた事業が、いとも簡単にこのような大事故につながったことは、その背景には、中国社会に蔓延している『汚職と手抜き工事』が存在していることは明らかとなると・・・。

今朝の新聞は、映像入り詳細に事故の様子を伝えている。記事によれば、43人が死亡、2百人以上が重軽傷とのこと、4両も高架橋から転落したというトンデモ事故にしては被害が少ないと思うものの、人命軽視の声が上がるのは無理もない。

中国の場合は一党独裁の弊害で汚職や手抜きが当たり前だというが、我が国も表にでないだけで似たようなもの。原発事故で明らかになったように、国民の命など二の次三の次と考えることは権力者の体質なのだろう・・・な。(田舎親父)

2011年7月24日 (日)

今頃になって大騒ぎになっているが・・・

 1997年に渋谷区のアパ-トで殺害された東電の女性社員の事件が、ネットを賑わし大新聞でさえ大騒ぎをし始めている。

マスコミ記事によると、強盗殺人罪により無期懲役が確定したネパール国籍のマイナリという男性が裁判のやり直しを求めた再審請求審で、東京高検が、被害者の体から採取された精液などのDNA鑑定を行った結果、精液はマイナリ受刑者以外の男性のもので、そのDNA型が殺害現場に残された体毛と一致したことがわかったとのことである。

当時DNA検定をしなかった?。そんなことがあるのだろうか・・・。というのがこの記事を読んだ第一印象。再審請求があって検察が初めてDNA鑑定をしたとはとても思えないが、今頃になって精液が本人のものではないといいうのは変な話。

記事には『(マイナリ受刑者以外の)第三者が被害者と現場の部屋に入ったとは考えがたいとした確定判決に誤りがあった可能性を示す新たな事実で、再審開始の公算が出てきた』とあるが、公算がでてきたぐらいの話ではなく、これが事実なら明らかにマリワナ受刑者は冤罪だということを物語っている。

しかも、この事件でマイナリ受刑者は捜査段階から一貫して犯行を否認。同受刑者が犯人であることを直接示す証拠はなく、検察側は状況証拠を積み上げて起訴したとのこと。

記事は続く、00年4月の1審・東京地裁判決は『被害者が第三者と現場にいた可能性も否定できない』として無罪としたが、同年12月の2審・東京高裁判決は逆転有罪とし、最高裁で03年11月に確定したのだそうだ。最高裁も大急ぎで有罪を確定させたもの、何かあったのでは・・・と感じさせる余地はある。

だんだんこの事件のことを思い出してきた。殺害された女性は慶応大学出身のエリ-ト社員だったが、父親の死を境にして生活が一変。何故か、夜な夜な売春を働くために渋谷の町で男を漁っていたとあった。

このことについて、過去の記事を読み直してみる。また、この事件を題材にした複数の記事の中から面白い推理がある。

マスコミ報道では、死亡した父親も東電社員で、しかも東大出のエリ-ト。殺害された女性は父親のツテを頼って東電に入社したそうだが、当時の(今でも同じだろうが)東電はバリバリの男性社会。やがて、自分の考え通りにならないことに悩み、父親の死を境にして転落の道をたどったという。

一方推理記事では、父親の上司が、この女性(娘)に父親の出世と引き換えに自分の愛人になることを強要、悩んだ末に、父親への処遇や自分の出世を約束されたこともあって娘は承諾するという展開から事件がはじまる。

しかし、父親が原発の恐ろしさに気がついて、次第に反原発派に転向していくことになって怒り狂った上司は、父親を閑職に追いやるが、それでも反原発の意志が変わらないとわかると、裏社会の人間を使って病死に見せかけて消してしまう。

娘も裏社会の人間によって、金絡みの事件にかかり莫大な借金を背負わせられると同時に性の奴隷として調教。かくしてこの女性は、昼はOL.夜は身体を売る二重生活を始めるが耐えられなくなり、弁護士しようとする動きを察知した上司は裏社会の組織に殺されるという筋書きである。

当時を思い出すに、東電の昼はエリート女性社員が夜は売春という、極端な生活のギャップにマスコミは群がり、連日ワイドショ-でとりあげられていたようだが、中でも一部の週刊誌が、東電内部のドロドロした人間関係の記事を書いたことで、東電はもみ消しに必死になり、この週刊誌を告訴したこともおぼろげながら記憶に残る。

今思うと、東電は政界はもとより、検察や大手のマスコミまでを自分のご都合で利用していたはず。全てが東電の思い通りに展開したことは想像に難くない。

最高裁で有罪が決まり、いつのまにか社会から忘れられた事件になっていったが、今頃になって騒がれるようになったことは、今回の福島原発の事故とその処理に対して、政府と一緒になってウソの連続、国民を欺いていることばかりの体質に、マスコミもそろそろ取り上げても反発は少ないと判断したのでは・・・。

常識的に考えて、受刑者とは別人の『第三者』が殺害現場にいた可能性が出てきたことは間違いないことから受刑者の冤罪は揺るがないようだが、検察側は未だに『有罪主張は変わらない』という態度をとっているらしい。

恐らく再審になるだろうが、再審無罪という結論だけではなく、真実をきちんと証明しなければ殺された女性は浮かばれない。

菅谷さんを誤認逮捕して無期懲役にしてしまった典型的な冤罪である足利事件。真犯人は今頃含み笑いをしていると思うと、真犯人の逮捕は当然ながら、東電社内のドロドロだろうだった人間関係までメスを入れてほしいものである。(田舎親父)

2011年7月23日 (土)

ヒマワリも待った?・・・

 ヒマワリが地中の放射性物質を吸収する性質があることは(どこで仕入れか知識なのかは覚えていないが)かなり以前から知っていた。チエルノブイリ原発の事故の時も、広大なヒマワリ畑を復興のシンボルとして映し出していた映像があったような気がする。

福島の放射能汚染をできるだけ少なくしたい、という切実な気持ちを持っている人も少なくなく(この知識を持っていて)、ヒマワリを植えて汚染をくい止めようとNPOやボランティアの人たちが、すでに行動をはじめているらしい。

ところが、このヒマワリを植える運動に、専門家といわれている人たちから『方法を間違えると汚染拡大の恐れもある』との危惧があがり、慎重な対応を求める声が起きているのだそうだ。

記事によると、放射性物質を吸収したヒマワリは、放射性廃棄物としての処理が必要だが、処理方法が確立されていないからという。確かに放射性セシウムなどを地中から吸い上げて体内に取り組むのはありがたいが、そのヒマワリをどのように処分するかは頭の中になかった。確かに・・・

(私が知らなかっただけらしいが)農水省は、同原発周辺の土壌から放射性物質を吸収するのにヒマワリなどがどの程度効果があるか、5月から福島県飯舘村で実験を行っているのだそうだ。今は花が咲き実を結びはめているらしく、8月に刈り取って吸収量などを分析するという。

その結果ヒマワリに吸収効果があるという結果が出た場合は(効果はあるという結論が出ているのでは・・・)、原発周辺で植え付けを検討しており、『燃やしても放射性物質が外に出ないような焼却施設を開発する』として、専用処分場の建設も視野に入れるのだそうだ。

まだその段階なのかと、ある意味ガッカリするが、大量の放射性物質を吸収することがわかっても、ヒマワリをそのまま放置しておいては結果的に放射能は消えないとなると、『専用処分場建設』というアリバイ作り(と思っている)が目的の役所としては、動きが鈍いのは仕方ないのかもしれない。

専門家に言わせると、それ以前に、現状のまま種まきをすると、一番量的に多いだろうと思われる地表の放射性物質が土壌深くに混ざってしまうことになるとのこと。種まきだから、そんなに深く掘り起こすとは思わないが・・・。

全くの素人考えだが、現在の放射性物質の量は放置しておいても、あるいはヒマワリの種を植えることで地中に混ざったとしても、その量は現在も降り注いでいると考えると、増えることはあっても減ることがないことだけは確か。

ならば、ある程度ヒマワリ効果があると認知されている現状では、和みを求める意味でヒマワリを植える善意の行為に異を唱えることもあるまいが・・・。(田舎親父)

2011年7月22日 (金)

これで順調とは・・・

 福島原発事故の収束に向けた東京電力の工程表の第1段階『ステップ1』が今月17日に期限を迎えたそうだ。

今思うに、原発の爆発当初には原発はもとより原子力については全くの素人の私でさえ申し訳ないが、『小犬の小便』と揶揄したように、原子炉に水を注入しなければという焦りからだろうが、自衛隊による上空からヘリでの海水投下。

次には原子炉そのものを水で覆ってしまう『水棺』を試みたが、原子炉そのものに穴が開いているものだから、満水にできるわけがなく、あえなく断念。次には、汚染水をきれいにしたうえで循環させて炉心を冷やす方式を、東芝とアメリカとフランスの企業とに依頼して、継ぎ接ぎだらけのシステムを突貫工事で作ったは良いが、今でもトラブル続き。

現在のところ、システムは稼働していると発表しているが、現実には水漏れなど簡易なミスが続出し思ったほど成果を挙げていないのが現実。というより、原子炉に穴が空いているので冷却は無理だと知っていながらの苦しい言い訳だろうが・・・。

東電の情報は一時より少しはまともに発表するようになったような感じはするが、内容的には相変わらずの、手を変え品を変え『やってるぞう』ということを示すパフォ-マンスのオンパレ-ドと表現して差し支えなさそうだ。

外野的にはあまり進展しているとは思えないが、そんなことにはお構いなく、最近新たに就任したホソノ担当相は『原子炉の安定的冷却を達成し、水素爆発の危険性をなくすというステップ1は達成できたと考えている』という見解を発表。

メルトスル-(実際は、核燃料が基礎コンクリ-トも突き破っているメルトダウン)を認めざるを得ないほどの非情事態なのに(私が心配することではないだろうが)『オイオイこんな安易な発表をして大丈夫なの・・・』とバカバカしいとしか表現のしようがない。

さらに数日後、政府・東電統合対策室は『工程表ステップ1の達成を確認』した上で、『来年1月までのステップ2』では、原発敷地外での放射線量を、平常時の規制値の年間1ミリシーベルト以下に抑えるとの新たな工程表を公表した。

その根拠は、統合対策室によると同原発西側の敷地境界付近で検出された放射性物質が、全て最近原子炉から出たと仮定した場合、6月末の放射性物質の放出量は毎時10億ベクレル。事故直後の3月15日は同2000兆ベクレルと比べると、約200万分の1に減少したからだそうだ。この数値から算出した敷地境界付近の放射線量は年間1.7ミリシーベルトになるから、目標達成は可能だとのことらしいが、何か遠い世界からの空虚なささやきのように聞こえてくるのは私だけなのだろうか。

ステップ2では、原子炉の温度を100℃以下に保つ『冷温停止状態』にすることが最大目標らしいが、メルトダウンしている原子炉を、にわか造りのトラブル続きの冷却方式が有効なのかも怪しいところ。専門家の中には『もはや冷温停止はできない』という意見もあるそうだが、残念ながらこちらの方が信頼性はありそうだ。

何度も述べていることだが、核燃料が基礎コンクリ-トをも溶かして地中深くもぐり込んでいるというから、周辺の地下水の汚染は確実。むしろこの核燃料に触れた地下水が高濃度汚染水となって拡散する事態を防がねばならないはず。見直した工程表では、地下水を遮蔽する壁を地中に構築する案を盛り込んでいるそうだが、完成は3年程度の中期的課題としているという。となると、危機意識があるのかさえも疑わしくなる。

それにもかかわらず、政府と東電は、『ステップ2』で原子炉の冷温停止状態を実現した上で、原発の半径20キロ圏内の『警戒区域』見直しを検討するという。本気のだろうかと呆れが先に立つ。

実際に先日、アホカン首相は『多くの人が故郷に帰れるようステップ2を前倒しで実現できるよう全力を挙げたい』と、気楽な調子で発表していたが、この御仁は事故後、側近議員に『ここは20年は人間が住めない』と話したと伝えられている。

恐らく、正しい情報から得た認識を、ついポロリと本音をいったに違いない。今回のノ-テンキな発言は、やはり自分の延命のために、住民を欺く手法なのだろう・・・な。それをいさめられない民主党の幹部はもちろん、野党もマスコミも情けない。

口先だけの誤魔化しではなく、国民が知りたいのは、本当の現状と収束見通しはどうなのかということなのだが、権力の座に座り続けることしか考えない人間には、そんなことは、どうでもいい些細なこととうつるのかもしれないことが悲しい・・・。(田舎親父)

2011年7月21日 (木)

台風6号の動きが気になって仕方ない・・・

 昨日と同じような書き出しになるが、台風6号の動きが不可解でどうしても納得できないので取り上げてみる。

この台風が生まれたのは10日程前のことだった。テレビのニュ-スで『台風6号が発生』というアナウンサ-の声で画面を確認したら、その位置は南鳥島近海。瞬間的に『ヤバイ・・・』と口走って、家内に怪訝な顔をされてしまう。

根拠はない。ただ、なぜかこの台風と『室戸台風』がダブってしまったからである。それ以来この台風の進路が気になり、自分のブログやツイッタ-でもこのことを述べた。が、ほとんど反応はない。発生からしばらく台風6号は沖縄に向かう進路をとっていたが、数日前から急に北に向きを変えはじめ、だんだん室戸台風の進路に近づいてきたのに興奮する。

このままでは高知県のどこかに上陸するのは必至だと思ったのだが、気象庁の進路予報では、上陸寸前で進路を直角に東に変えるという。こんなことが過去にあったのだろうか。学生時代は天気図を描くことか日課になっていたが、卒業と共にそのことが疎遠になり、今では台風の予想などもテレビまかせになっているが、今回だけは何故か台風の動きに異常を感じてならない。

以来、この台風の進路にずっと注目していたが、しばらく北上を続けていた。足摺岬付近に上陸する可能性が大きくなったと思ったが、突然気象庁の予報通り東北に急旋回。しかし、このコ-スの先には室戸岬付近が迫ってくる。ますます室戸台風のコ-スに一致すると固唾を飲んで進路を注視しているが、気象庁はあくまで進路予測は変えない。

新聞やネットで公開されている天気図では、この動きは説明できないはずなのに、誰からもどこからも進路についての疑問がない。ツイッタ-でも(私が主に閲覧している分野か違うのか)台風についての情報は皆無・・・。

動きが極端に遅くフラフラしているようにもみえる。一昨日の未明に、徳島県に上陸という情報がでたが、すぐに海上に戻り和歌山県の潮岬に向かっているとのこと。一旦上陸したが、その地点が気に入らなくて海に戻った?・・・。そんなことが過去にあったのだろうか、少しオカルト的な表現だが、この台風は人間の意図でもってあやつられているように思えてしまう・・・が。

昨日の(20日)午後5時にはすでに潮岬を通り過ぎたようだ。5時半の気象庁の発表では『午後4時には御前崎の南西約160kmにあって、東へ毎時15kmで進んでいる。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は30m/s。この台風は、21日3時には御前崎の南南東約200km、21日15時には八丈島の南東約180kmに達し、その後日本の東海上を北東に進む見込み』だとのこと。

気象庁が当初から予測しているコ-スにそって動いている。気象庁の観測網が広く、確実になっていることは十分認識している。その精度の高い情報から今回の進路を割り出し進路を予測したのだろうが、一旦徳島県南部に上陸した台風が、そこを避けるようにもとに戻ることまで正確に摑んでいたのだろうか。

台風がこんな動きをするなんて・・・。昔のほんの少しの知識しか持たない私には何の根拠はない。唐突なことは十分わかっているつもりだが、四国の沿岸地帯の地磁気に異常が起こり、物凄いエネルギ-を発して台風の動きを妨げあるようなコ-スをたどったのでは・・・。そしてその後は、わざわざ東海地方の海岸を避けるように緯度を下がる南東方向に進むという、今まで教えられてきた常識を破るコ-スに。

台風が近づかないような、人間の眼には見えない(まるで放射能のような)自然界のバリアがはり巡らされていたので台風が近づけなかった?。弱い部分があったので上陸したが、その後方に厚いバリアがあり、すぐにUタ-ン・・・。

今朝の情報ではすでに八丈島の南東に達しているとのことだが、気象庁は再び向きを北に向けると進路予測。中心気圧はあまり落ちていない、まさか東北地方に急接近しないと思うが、今後しばらく警戒する必要がありそうだ。

もし、この台風の異常な進路が近々起きるだろうといわれている南海地震や東海地震(東南海地震も含めて)の前兆だったりしたら、なんて思うとゾッとする。

もっと恐ろしいことは、(昨日も述べたが)ここまで正確に今回の台風の進路を的中させている精緻な情報を気象庁(国)が摑んでいて、しかもそれを全く国民に知らせていないということ。国がこのことを統制しマスコミが一枚かんでいるとしたら・・・。

私のたわごと、妄想であれば良いのだが・・・。(田舎親父)

2011年7月20日 (水)

懲りないジイサンのたわごとだが・・・

 台風6号の動きが不可解。私の少ない経験でもこんな不可解な動きをした台風は知らない。公表されている天気図には太平洋とオホ-ツク海に高気圧があり、その間に前線があるのだから、太平洋高気圧がよほど西に張り出すという明確な情報ない限り、今回の進路予測は難しい。

その意味では気象庁の観測網は凄いといえるが、それにしても、一旦上陸して徳島あたりまで進んでから、こんな小刻みな動きは異常ではないだろうか。誰かが指摘していることだが、日本列島の地下に大規模な異変が起きているということも無視できないものがありそうだ。しかし、もしも異変が起きていたとしたとして、気象庁がその情報を得ていることがもっと無気味。国民にはなにも知らされていないのだから・・・。

このことは、もう少し様子をみて改めて取り上げる事にするが、2020年夏季五輪の招致をめぐり、東京都都のイシハラという困ったジイサン知事が日本オリンピック委員会(JOC)と日本体育協会の創立100周年祝賀式典のあいさつで『オリンピック招致という戦いに挑む限りは、勝たないと意味がない』という訳のわからないセリフを吐いて、正式に立候補を表明したということを取り上げたい。

数年前、16年の招致時に立候補した時は、情報の全くない素人の私でさえ、絶対にムリというか勝ち目がないと確信していた通り落選。

挙げ句のはてに、このジイサンはブラジルはIOC委員にカネを配ったという意味のことを言って、世界から顰蹙を買ったことは記憶に新しい。

ブラジルがカネを配ったのは事実だとしても、このジイサンもIOC委員に対してはかなりあくどい方法をとったことは公然の秘密。それ以外にも不透明なカネの使い道が多かったと報じられていた。

しかしこのジイサンは反省の言葉など全く口にすることなく、落選したのは、カネの使い方がケチったので票が集まらなかっただけと思っているらしいから救いはない。今回は勝つためにはジャブジャブ使うぞと宣言しているように聞こえてくる。

招致のテーマとして『東日本大震災からの復興五輪』を掲げ、国内外の支持拡大をめざすというが、海外の関心はむしろ原発事故がどのような展開になるかということだろうから、私的にはこのキャッチコピ-はあまりにもピンボケでのように思えるが・・・。

むしろ、『日本は原発の危険性を身をもって学んだ。世界時希有に迷惑と心配をおかけしたお詫びとして、今後原発には頼らないエネルギ-政策を考えなければならない』と高々と『脱原発』を宣言し、『9年後の日本の姿をみてほしい』と訴えるほうが説得力は格段に高まると思うのだが・・・。

ところがこのジイサンはなにより利権が大好きらしく、利権の固まりのような原発を頭から離すはずがない。勝つためにはカネが必要(原発は何にましても大事)だと宣言しているのだから困ったもの。

投票権のあるIOC委員の一票を買うためにどれぐらいのカネがかかるのかは予測もできないが、このジイサンは都が用意したカネ(千億円とも言われている)では足りず国の理解と支援が何より必要だと何度も叫んでいる。すでに折り合いができているのではとも言われているが・・・。

そんなカネがあったら被災者支援に回すべきだというのが常識的な感覚だろうが、数千億円の義援金もまだ20%程度しか被災者には配られていないとのこと。どう考えても、この国のリ-ダ-どもは善意で集まったカネすら自分のフトコロに温存しておきたいようだ。

震災からまだ日が浅いことや、招致活動に巨額のカネがかかることはわかっているはずだろうから、国民の圧倒的多数は『オリンピックなど不要』と思っていると確信したい。が、『なでしこジャパン』が女子サッカ-の世界大会で優勝し、国中が異様に興奮していることなどから、ワ-ルド・カップよりオリンスックの方がメジャ-と思っている人がほとんどの国民性を考えると、ひょっとしてオリンピックで雄姿を見たいなんて思いはじめているのでは・・・と変な心配をしてしまう。

さらに、前回誘致を失敗して相当な批判をあびたにもかかわらず、都民はこの4月に(相手が悪いこともあっただろうが)圧倒的な支持を与えてしまったとい背景がある。

このジンサンの本音は『お前らが俺に知事になってくださいとお願いしたのだから、俺のやりたいようにさせてもらうぜ。文句があるか・・・』というところ。よほどのことがない限り、このジイサンを止めることができそうもなさそうだ。

極論になるが、今、例えば東京直下のM8ほどの大地震でも起きれば、さすがのジイサンもオリンピックどころでなくなるだろうが、そんなことを口にしたら批判がたちまちこちらに向けられることは間違いない。

さて、どうしたら良いものか・・・。(田舎親父)

2011年7月19日 (火)

今回の臓器移植事件は氷山の一角だろう・・・

 家族の承諾だけでも脳死臓器提供を認める改正臓器移植法が全面施行されてから、満1年になるという。

臓器移植しか命をつなげなくなっている人々にとっては、このことは朗報に違いないが、その斡旋する業者(というと叱られるかな)が『臓器移植ネットワ-ク』という組織が一つだけのいわば独占企業。その透明性に全面的な信頼がおけないとなると、一般国民が知らない部分で、何か怪しいことが行われているのでは・・・という疑問が常に心に引っかかる。

この改定を一番待ち望んでいたのが、臓器移植だけしか生存の望みがない幼い子どもを持つ親だということは周知のこと。これまでは国内法で、15歳以下の子どもの臓器移植を禁止していたからである。

そのため、親達は必死になって世間に訴え、寄付をつのってアメリカやヨ-ロッパに子どもの臓器を求めてきたのだが、莫大な費用を集めるのに四苦八苦。家族はもちろん友人・知人が街頭で声を振り絞っている姿を私も何度か見たことがある。

中には、数億円という資金を集めたのは良いが、渡航前に命が尽きる例も少なくない。そして、その後にくるのは集めた基金の処理でのトラブル。こんなことが何度も繰り返されると、これで良いのか・・・と思う気持ちの方が強くなり、真摯に資金集めの活動している人々には申し訳ないが、足早に通り過ぎてきたが、その都度『臓器移植って何なのだろ・・・』と考えさせられる。

先日新聞に掲載された臓器移植法の改定の記事が眼にとまる。記事によると、改定前は年間10例前後だった脳死臓器提供はこの1年で55例に急増したのだそうだ。単純計算では、この数は一週間に一度の割合で全国どこかの病院で、脳死者から臓器を摘出し、全国に配送していることになる。そういえば、つい先日も続けて脳死移植のニュ-スが流れ、摘出された内臓が全国を駆けめぐっていたことを思い出す。

しかし、一番この法改定を朗報だと受け止めていた難病の子どもを抱える親の期待ははかばかしくなく、15歳未満の子供からの提供はたった一例にとどまったという。昨日の夕刊では14例あったとする情報もあるが・・・。

子供の場合家族の悲しみが大きいので、提供しにくいという理由が表向きだろうが、私はむしろ簡単に提供となると『虐待』があったのでは・・・と疑われる風潮が大きな要因になっているのではないだろうかと受け止めている。

この問題とは少し離れるが、先日、都内で開業している医師が『臓器売買で逮捕』という衝撃的なニュ-スが流れた。私も仰天したが、記事を読んでいくうちに、なんだかこの話はどこにでも転がっているのでは・・・と暗い想像が頭をかすめる。

腎臓と2つあり、そのうち一つが機能しなくてもある程度平常的生活は可能だということは知っている。中国では日常的に腎臓の売買が行われているということもネットでは当たり前のように流れ、先日は高校生が片方の腎臓を日本円で27万円売り、携帯端末を買ったという事件も報じられていたが、あり得る話である。

腎臓移植は肉親関係なら比較的手続きが簡単らしい。その法の盲点をついて、この医師は闇組織の知り合いに依頼し、腎臓を提供しても良いということを前提にした養子縁組ができる人物を探していたのだそうだ。

1000万円で話がまとまり、いざ手術という時点で、闇組織の一員である仲介者がもう少しカネを出せということになり、一旦はこの話は御破算になったらしいが、どうしても腎臓がほしい医師とその妻が奔走し、別の闇組織(つながっているのだろうが)の介入で移植手術を受けたのだそうだ。

一体、どのぐらいのカネが闇組織に流れたのかは想像するしかないが、数千万円、いや1億以上のカネきやりとりがあったことも十分考えられる。また手術をした病院が、宇和島徳洲会病院というのも気になる。確かこの病院は数年前にも臓器売買事件でも捜索を受けたはず。この病院の医師は養子という関係を疑わなかったというが、俄に信じられるものではない。

手術を受け入れる病院(移植手術を得意とする医師)が法に則って行って移植が行われていると信じたいが、今回のような事件が明らかになると、『医は仁術』という言葉は『医は算術』に置き換わっていることを実感する。(田舎親父)

2011年7月18日 (月)

東電には隠し電力がゴマンとあるらしい・・・

 朝起きて一番に飛び込んできたのは『なでしこジャパン』がアメリカを破って優勝というニュ-ス。よくやった、おめでとうと祝したい。と同時に女性パワ-の凄さを改めて感じる。
 これからは女性の時代だと常々思っているのだが、相変わらず知事や市町村長、あるいは衆院に立候補するのは男ばかり。そして当然のごとく当選する。その男どもが利権に群がるものだから、良い政治などできるはずがない。
 飛躍した考え方かもしれないが、早く女性総理が誕生させなければこの国はますますダメになるのではないだろうかと憂えているのは私だけなのだろうか。

 本題に入るが、定期検査中なのに、関西電力の大飯原発と北海道電力の泊原発がフル稼働していることが明らかになったのはかなり前のこと。この二つの原発は4月に定期検査に入らねばならなかったのだが、何だかんだと誤魔化して、そのまま今日に至っている。
 しかし、4カ月も『調整運転』を続けることへの批判に一応は答える姿勢を出したのか(演技だろうが)両電力会社とも、国に最終検査を近く申請し、営業運転を再開する方針を決めたという記事が流れたのは数日前のことだったと記憶している。
 姑息なことをやるものだと呆れていたら、関電の大飯原発1号機が緊急時に炉心を冷やすためのタンクの圧力が低下したためという理由で運転を止めたそうだ。
 新聞記事によれば、トラブルが起きたのは、事故時などに冷却水を注入するために複数設置されている『蓄圧タンク』の一つだとのこと。異常を知らせる警報が鳴ったので、圧力を確認したところ保安規定上の制限値を下回っていたのだそうだ。
 すぐに復旧したが、圧力が低下すると緊急時に冷却水を注入できなくなる恐れがあるので、安全確保のため原子炉を停止したというが、あれほど運転継続のためにいろいろと策動していたのに、あっさり止めたものだと、こちらの方が逆に気になる。
 運転を中止しなければならない重大な原因があったはずなのに、関電の発表では『タンクの安全弁の不具合』の可能性があるとのこと。タイミングよく安全弁の不具合見つかったものだと皮肉りたくなるが、平気でこんな見え透いたウソを言うのは電力会社の共通の体質なのだろう。例によって、『放射能もれなどの環境への影響はない』というのも全く変わらない。
 この原発は、アホカン氏の気まぐれ発言でやらねばならないことになった『ストレステスト』の1次評価の対象となっているというから何やら展開が奇怪しくなる。
 『ストレステスト』の内容は全く不明。恐らく形だけのものだろうと思うが、ある程度具体的なテスト内容は必要だろうから、それを文章化するまでは『ストレステスト』そのものが存在せず、テストを行いたくてもできないのが実情。当然、この原発の早期の再稼働は困難になるはず。
 関電では、大飯4号機、高浜原発4号機も近く定期検査に入り、大飯1号とあわせて約320万キロワットの電源が使えなくなると発表。関電の持つ原発全11基のうち7基が止まり、原発に依存する割合が高い関電の電力需給は厳しさを増すという。
 関西の夏の暑さを知る私には、大変だなあと思うが、関電も隠し電力を持っているのだから何とかなるだろうと思っていた。しかし、まさか東電が助け船を出そうとしているとは想像もできなかった。
 東電管内では大口需要者に対して政府が15%の節電を罰則付きで決めたことや、一般にも節電意識が徹底してきたらしく、電力需要は余裕ができてきたとのことから、余裕がある日は関西に電力を融通できないか検討中だと副社長が明言したのだそうだ。
 変な話である。年寄りには『たとえ熱中症にかかろうとも、節電が大事』的な意識を植えつけ、実際にク-ラ-の電源を切って死に至らせることが多いというのに、原発がらみとなると、何としても仲間には送電しなければならないのが『掟』なのかもしれない。
 熱中症関連だけではない。このところ、東電が公開しているピーク時供給力は最近、不自然なまでに急増しているにもかかわらず、多くの自治体は節電が大義名分になっているので、余っている『夜間電力』も制限。夜間のイベントを中止する自治体も多いという。
 ある新聞の記事であるが、街灯も少なくするのが流行になり、治安の悪化が深刻さを増しているのだそうだ。警察庁の発表によると、今年上半期の全国のひったくりの件数は前年と比べて10%以上減ったが、東電管内の1都8県は福島第1原発事故直後の4月に27・7%も増加したのだそうだ。これは節電で道が暗かったことなどが原因とのこと。
 この発表の信頼性は別にして、(普段が明るすぎと思っているが)今までの明るさに慣れている市民にとっては、何となく暗さに不安を覚えることは間違いないところ。犯罪者にとっては、明るいより暗いほうが望ましいとなると、このデ-タは興味深い。
 電力が足りているのなら、原発がらみで関電に送電するより、犯罪防止に振り向けるべきではないかという、この記事にはうなずくところがある。(杉)

2011年7月17日 (日)

もはや地下水の汚染としか思えない・・・

 セシウム汚染牛騒ぎがトンデモない大騒動に発展している。東電はもちろん国も福島県も原発が爆発した直後にはメルトスル-(最近はそれ以上の非常事態を表現するメルトダウンあるいはメルトアウトと表現するらしいが)したことがわかっていたはずなのに、そのことを隠すことが一大事となり、周辺の人々への配慮はまったくなかった。

なかったどころか、国が放射能拡散予測『スピ-ディ』のデ-タを隠していたので、当初は半径3キロ(すぐに10キロとか20キロに拡大)地域の住民を避難誘導する際に、むしろ汚染度の高い地域に避難させていたこともわかっている。

しばらくして、野菜から放射性ヨウ素とセシウム検出ということで大慌て、すぐにそれまで適用していた『国際基準値』を『暫定基準値』という言葉をつくり、それぞれ2000ベクレル、500ベクレルと決めたことも忘れてはならない。

この放射性セシウムの500ベクレルという値は、あの恐ろしいチエルノブイリ原発事故現場を抱えるベラル-シですら100ベクレルというから、世界の常識からみても異常も異常。が、素直な国民性はすぐにその値を受け入れて、今ではその値が安全を決める基準値になっているのも悲しい事実。

ドサクサにまぎれて、いろいろな食物に『暫定基準値』を決め、肉類にも放射性セシウムは野菜と同じ500ベクレルと決めたが、その根拠は全くないこと明らか。確か、WHO基準値は10ベクレルだったはずだから、いかに決め方がデタラメだったことがよくわかる。

それはさておき、南相馬市の肉牛から『暫定基準値』の数倍の放射性セシウムが検出されたことが明らかになり大騒ぎになっていることは先日取り上げた。当局は、その原因を雨ざらしにしていた稲藁だという結論をつけたことに対して、私は先日の小覧で地下水汚染隠しではないかと推察していると書いた。

当局は、(私流の推察だが)これでなんとか騙せたと一安心していただろうところに、直後に原発から80キロも離れた浅川町の畜産農家が出荷した牛の肉から国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたとのニュ-スに、やはりとうなずく。

出荷された42頭という多さも驚きだが、すでに解体されて『国産和牛』として23都府県に流通していたというから、いかにお人好しの国民であっても、自分が知らずに口にしていた可能性があるとなると別問題らしく、大変な騒ぎになっているようだ。

マスコミは連日、どの県には何頭出荷されて、そのうちすでに何キロかは売られてしまったとか、どこどこへ出荷された肉は冷蔵庫の中に保管されていたので、流通を止めることができたなどと、恐怖を与えたり安心させたりと忙しい。

農水省はじめ県などはセシウム汚染が原発から80キロも離れた地域に広がっていることに対して(今朝の報道ではセシウム牛はさらに福島県下一円に広がっているようだが)南相馬の場合と同じで、餌にした稲藁が原因と報自邸ル。この畜産農家に稲藁を提供した周辺の複数の米農家は昨秋に米を収穫した後の稲藁をずっと野外に放置していたのだそうだ。

野外で乾燥させている風景は横浜の片田舎でもよく見る。乾燥のさせ方は地方によって特徴のあることも知っている。そのことに疑義をはさむことはないが、農家の話として紹介されているのが『本来は1月2月に取り入れるのだが、今年は天候が不順だったので、3月の15日から3日間取り入れ作業をした』というところ。

3月15日から3日間というと、放射性物質が爆発的にまき散らされた日と合致する。こんなタイミングの合い過ぎる話ってあるだろうか。確かに、その日に稲藁を取り入れて畜産農家に出荷していたとなると、汚染の説明には申し分ない。

農水相はこの話に合わすがごとく『稲藁管理に着いて農水省の見落としがあった』と弁明したことも何となくうさん臭い。その背景にあるのは、どうしても稲藁犯人説を裏付けたいからでは・・・。

昨日になって福島県内のビニールハウスで栽培された原木シイタケから、国の基準を超える放射性セシウムが検出されたことが明らかになったというニュ-スが流れる。

どうして急にハウス栽培のシイタケを検査することになったか不明だが、すでに数百キログラム単位で首都圏に出荷されているというから、この問題はまた大騒ぎになるに違いない。

福島県の食物が全国の学校給食で使われていることもすでに何度が取り上げたが、このニュ-スで気がかりなのは、雨が当たらないようにビニル-ハウス栽培していた作物からセシウムが検出されたということ。

原因は一つ。それは、(想像したくないが)すでに地下水が汚染されていると言っても間違いなさそうだ。(田舎親父)

2011年7月16日 (土)

『お墓に避難します』とは行政に対する辛辣な批判・・・

 原発事故は何人を自殺に追いやればすむのだろう。過日、酪農家が『全ては原発のせいだ』という意味の言葉を壁に書き残して自殺した。このことはこの欄でも取り上げたが、東電の幹部がお詫びに行ったとか、会社としての反省のコメントを出したという続報があったとはついぞ聞かない。

勝手に死にたければ死ね・・・という気持ちではないと信じたいが、一連の隠蔽体質が明らかになっても、まるで他人ごとのように対応する姿勢を見せつけられると、この会社は金儲けが全てで人の命などどうでも良いと思っているようだ。

先日毎日新聞が、自殺者数が東日本大震災発生翌月の4月から3カ月連続で前年を上回ったことが警察庁の統計で明らか、といニュ-スを報じていた。特に、福島県の自殺者は160人で昨年と比べ2割も増えたという。

3ケ月で160人というから、毎日福島のどこかで(避難先も含める)県民が一人以上自殺していることになる。これは物凄い数字。103歳の男性が生きていれば家族に迷惑をかけるとい理由で死を選び、58歳の女性が今後に絶望して避難先で焼身自殺をはかったという報道もある。いかに原発事故が人々の心から生きる気力をもぎ取ったかがよく分かる。

恐らく、現地では今日も自殺者がでるのだろうと想像しているが、あまりにも多いので国民を不安に陥れてはならないという理由で報道が規制されているのか、それとも多すぎて報道に値しないという打算があるのかは不明だが、中央紙にはこのことはあまり載らない。

しかし、『お墓に避難します』という(表現が適切かどうかは別にして)名セリフを残して自殺した93歳の老婦人の場合は、全てのメディアが大きく取り上げた。

記事によると、この女性は、原発事故で緊急時避難準備区域に設定された福島県南相馬市内の自宅の庭で自殺していたとのことである。詳しいことは記事にはないが、この老女は家族と離れて市内の親戚宅に身を寄せたが、体調を崩し入院したそうだ。

退院後は自宅に戻ったという文面から、息子夫婦と孫2人はとりあえず県外に避難したのだが、年老いた母親を一緒に連れて行けず親戚に預けたのではないだろうかという背景が読み取れる。

息子一家としては、それが現実には最良と判断したのだろうが、93歳の母親にしたら迷惑をかけているのではないかという気持ちが心の隅にひっかかっていたのはないだろうか。その気持ちが、『お墓に避難します』という意味の正直な気持ちとして言葉に表れたに違いないと想像している。

ただ、記事を読むと、マスコミは遺書を入手し、その中にこの言葉があってのではなく、た、亡くなる数日前には身を寄せている親戚の人に『今度はお墓に避難するんだ』と漏らしていたというから、むしろマスコミが意識的にこのセリフを強調したとも考えられないことはない。

それはともかく、老婦人は県や国のやり方に表立って批難する考えなどなく、単純に『家族に迷惑をかけたくない』という気持ちだっただろうが、親戚の人に漏らした『お墓に避難します・・・』という言葉は、県や国、そして東電に対しては、これ以上の辛辣な批判はないほどインパクトはあると思いたい。

自殺ではないだろうが、仮設住宅での独り暮らしのお年寄りの孤独死が大きな問題になっている。先日もNHKがこの問題を特集していたが、だれにも看取られないで息を引き取る老人が後をたたないのだそうだ。

誰一人として身寄りがなく、3月11日までは家族と楽しい一日を過ごしていた高齢者が、突然一人にされてしまったことを考えると、門外漢の私には、お年寄りを優先して仮設住宅に入居させる行政のやり方に批判することは憚れるが、何をして良いのか・誰に話しかければ良いのかもわからない身寄りのない老人たちを、ただ人道的な発想から優先的に仮設に入居させて大丈夫なのだろうかという素朴な疑問が消えない。

このまま問題を放置しておけば、『お墓に避難しよう』という気持ちになり、実行するお年寄りが出ないとも限らない。

畑仕事でもできる環境で顔見知りの仲間数人が一緒に住める仮設住宅を作ってほしかったと思うが、それはまた別の機会に譲るとして、『お墓に避難します』という言葉を真摯に受け止め、これ以上の自殺者がでない手厚い行政を願うのみである。(田舎親父)

2011年7月15日 (金)

時間の進みが速くなっている気がしているが・・・

 『もう今年の半分が終わりましたね・・・』と毎年7月1日にはこの言葉が当たり前になっているのだが、あれからすでに2週間以上過ぎてしまっている。速い、あまりにも速すぎる。毎日がますます速く過ぎ去るように感じてならない。

私はこのところ、6時ごろに起床してすぐにネットを開いて社会の動きをチェック。朝食後、眼に止まった事件や事象についてボケ防止のために、思いつく話題で文書を書きねっとにアップしている。その後は、蚕の世話や育てている植物の水やりなどをしているともうお昼。

昼食後は、暑さの中に数時間ほど、近くの森を中心に知らない町などを散策するか、自転車でサイクリングコ-スを走り回る。帰宅してシャワ-をあびて、メ-ルのチェックや頼まれ仕事などをするともう夕食。ビ-ルを飲みながら今日のニュ-スを見て、8時には自室にこもり、読書や調べ物。そして風呂に入り、11時ごろには寝床に着く。

山の中と表現して良いほど自然に恵まれた環境なので、網戸にしておけばク-ラ-などと縁遠く、すぐに熟睡。そして気がつくと次の日がはじまる毎日。

もともと人混みが苦手な性格が、退職してからますます嫌いになって、電車やバスに乗ることすら稀になっている生活だから、余計に時間が過ぎるのが速く感じるのかもしれないと納得させていたのだが、昨日yahoo netで時間に関連した興味ある記事を発見した。

台湾『連合新聞網』によるとという書き出しではじまるこの記事には、イタリアのシチリア島エトナ火山が現地時間9日午後に噴火、溶岩はすぐに東南の坂に噴出し、火山灰は風向きによってカターニア空港を覆い、一時的に空港は閉鎖されたとある。

テレビでは何度も紹介されているので、シチリア島のエトナ火山のことはおぼろげながら知識はある。何度も噴火しているらしいことも知っているので、ことさら噴火を大きく伝えるほどもあるまいと思って読み過ごそうとしたが、すぐに『不思議なことに現地の多くの電子時計とパソコンの時計が突然15分進んだ』という文章に目が点になる。

記事は、火山の噴火で時間が急に変えられたと主張する人や、発生した電磁波により異常が出たと主張する人もいるが、一部で宇宙人のしわざだと主張する人もいるようだと続く。こうなると何か面白半分の記事になってしまうが、私にとっては(科学的な根拠はないが)見過ごせる記事ではない。

以前にも、マヤの暦が2012年の冬至で終わっていることと地球がフォトン・ベルト(理解できている訳ではないが)と呼ばれる時空間にさしかかっていることから、時間そのものの概念が変わりだしているということは何度も取り上げている。

さらに個人的には、あまりにも人類の奢りが凄くなりすぎて、世の中のあらゆる矛盾が吹き出している現代のような社会が長続きするわけはないと思っている私には、そろそろ人類が何らかの終着点を迎えるに違いないという確信を持っている。

その時間軸として、マヤの暦を信じたくなっていることは間違いないが、急病や突発的な事故にさえ会わなければ立ち会えるだろうその日を、ある意味楽しみにしているので規則正しい生活が送れるのかもしれないが・・・。

3月11日の未曽有の大震災と同時に起きた原発事故は衝撃的。これが世界の終末の序曲かと思ったものだが、それにしてはあまりにもロ-カル過ぎる。放射能の汚染だけでは人類の消滅が1年半で終わりになりそうもない。

もっと凄まじい現象が起きるはず・・・と思っているところの、このエトナ火山の噴火と電子時計の狂いのニュ-ス。何かの兆しでは・・・。

人為的なことではアメリカ経済がトンデモないことになっているようだ。アメリカ国債が切り下げられたとも聞いている。アメリカが倒れたら原発処理でモタモタしている我が国もたちまちアウト。また世界各地で民族・宗教対立がますます激しくなり、独裁権力に対する怒りが爆発し暴動が起きているという情報も伝わってくる。

確実に、恐ろしい事態が近づいていることは間違いなさそう。来年の冬至に向かって、世界各地で、現代の科学では解決できないような自然現象や、人為的な混乱・暴動が繰り返され、やがて・・・。

その瞬間に立ち会えることがいいかどうかは別にして・・・。(田舎親父)

2011年7月14日 (木)

河野太郎氏のブロクが面白い・・・

 民主党内閣のあまりにも酷い現状に言葉はない。アホカン氏は『ストレステスト』に続いて『原発の国有化』や『エネルギ-政策の転換』、そして昨日はついに『脱原発』を言い出し始めたがとても本心とは思えず、首相の座に座り続ける口実にすぎないことは、誰の眼にも明らか。

 民主党の幹部連中は、早期交代を画策しているらしいが、アホカン氏の方がこと面の皮の厚さでは勝っているらしく、どこ吹く風と『俺は総理だ。文句があるか』というところのようだ。

ならば、引きずり下ろしたい面々は結束して辞表でも叩きつけたらと思うのだが、『ハイわかりました』とばかり早々に受理されたら、祖気ときから『大臣でござい・・・』と威張れなくなることを恐れてなかなか思い切れないようだ。

しかも、大臣病にかかっている輩がゴマンといこの世界、すぐにでも後釜が決まるのは、復興担当相の決め方を見ていると明らか。副大臣の中には大臣の辞表を今か今かと待ち望んでいる輩も少なくないのでは・・・。

マスコミ報道なのであまり当てにはできないが内閣の支持率が15%とのことらしい。私には15%もの国民が支持しているとはとても思えないが、この数値は歴代内閣でもワ-スト1、2位というから、即刻総辞職か解散になるところ。しかし、アホカン氏にかかっては、15%もの国民が俺を支持しているのだから十分だという意識。困ったものである。

民主党がここまで落ち込んでいるのだから、政権の座に復帰したくし仕方ない自民党の面々にとっては大チャンス。ここぞとばかり責めてしかるべきだと思うのだが、何故か腰が引けているのも変な話。

先の内閣不信任決議が見事にアホカン氏の術中にはまり、圧倒的多数で否決されるなどは、もはや自民党には過去の威力がなくなったこと示す良い例だろう。タニガキ総裁は奥方が亡くなったもの一因だろうが、このところ名前すらマスコミに登場する回数が少なくなってしまった。

その自民党の中で一人、気を吐いているのが河野太郎(私は政治屋と思わしき人物はカタカナ表現しているが)という御仁。はっきりと過去の自民党との政策に決別し独自の政策を打ち出している。その中で、自民党では誰一明言できない(民主党でもごく一部しか口にしていないが)『脱原発』を宣言していることに大きな期待を持っている。

このところ、この御仁のブログを毎日チェックしているのだが、7月12日に面白い文書を見つけ大拍手。本人の許可はとっていないが、今日の話題に取り上げてみたい。

自民党総合エネルギー政策特命委員会(多分自民党の勉強会のようなものだろうと想像しているが)があったらしい。講師のレクチャ-が終わってから、7つの質問をしたのだそうだが、この質問が実に的を得ている。『なぜ、自民党はやってきたのか』という次の質問である。

1.使用済み核燃料に対して、再処理工場の能力がしている。なぜ、つじつまが合わないのに自民党は、全量再処理の法律を制定させたのか。

2.なぜ、自民党は、あれだけの反対の中、保安院を経産省の下に設置したのか。

3.なぜ、自民党は、全ての環境法令について原発を適用除外にしたのか。

4.なぜ、自民党は、原発が、二酸化炭素を出さないというだけの理由でクリーンエネルギーとよばれるのを認めてきたのか。

5.6、7は略。詳細はこちらhttp://www.taro.org/2011/07/post-1047.php

まだ質問したいことはあったらしいが、とりあえず、この程度にとどめたとのこと。今までは、こんな質問には東電のパシリが『ではこれで終わります』と会議を打ち切ってきたそうだが、少し反応がかわってきたのだそうだ。

 河野氏の見方を信じると、自民党も少しは考え出したようだが、河野氏が幹事長などという重職につくのは先の先、というより今の自民党の体質が続く限り『あり得ない』と見たほうが間違いなさそう。

そこで、『脱原発』を理念として、党派を超えた議員集団を結成し、国民の側にたった政治をと訴えてほしいと願ってやまない。

私も(全く力にはならないだろうが)ささやかながら応援したいと思っている。(田舎親父)

2011年7月13日 (水)

農家を犯人に仕立てる筋書きでは・・・

 一昨日話題にした、福島県南相馬市の畜産農家が出荷した黒毛和牛11頭から暫定規制値を大幅に超える放射性セシウムが検出されたという事件に、県や国はよほど慌てたらしく次々と新しい続報が流れ、昨日の朝からは新聞・テレビはこの話題で大賑わい。
 一昨日、私がネットにアップしたすぐ後に、マスコミは一斉に『農家が餌に使用していた稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出された』と報じはじめた。聞き取り調査では畜産農家は『昨秋刈り取り、屋内で貯蔵していた稲わらに県外・国外の飼料をまぜて牛に与えていた』と報じ、県の担当者も『農家のいうことに間違いがない』とコメントしていたのに、一夜でそれが覆ったのも、何か裏事情があるように思えてならない。
 私のような第三者が普通に考えても、こんな事件での県の行う『聞き取り調査』とは、単に項目を羅列して、それをアンゲ-トのような質問形式で、○×を聞くような、言い換えれば『子どものお使い』程度のものだろうとは思うが、そんな調査とはいえ、県の職員は計量計を持参して、この農家のあらゆる場所の計測を行ったのではないだろうか。そして、もしも稲藁からセシウムが検出されていたとしたら『農家の言い分は間違いない』なんてコメントはあり得ない。
 それとも、計測器など持たずに出かけた全く事務的な○×式の聞き取り調査だったのだろうか。そうだとしたら、お粗末すぎて俄には信じられないが・・・。
 酪農の経験はないが、酪農家を訪問したことは何度かある。そこで思うことは、冬場に備えて刈り取った牧草などは決して雨ざらしにはしないということ。
 昔はサイロと呼ばれる保存施設に運んでいたが、最近は人出がないためか、それとも効率的な問題からかもしれないが、黒いビニ-ルでまるで大型のタイヤがそこにあるがごとくあちこちに点在させている風景がごく当たり前になっている。
 南相馬市のこの畜産農家だけが、そんなことは無駄だとばかり、刈り取った牧草を雨晒しの場所に放置していたのだろうか。それはとても信じられない。当初の事情聴取のように、雨に当たらないように屋内で保管していたと思いたい。
 百歩譲って、この農家が刈り取った牧草を雨晒しにしていたしていたとしたら、周りの農家は黙っているだろうか。事故直後に、国は『雨にあたらないように・・・』と通達したことを明らかにしていたことは私でも記憶しているのだから、周りの農家は互いに監視し合っていただろう。
 この農家だけが、国の通達を無視して平気で雨晒しの稲(牛が好んで食べるとは思いたくないが)を与え続けていたとしたら、なかなか勇気ある態度と拍手したいところだが、お上意識が辛い福島県で、こんな農家が存在するとはとても思えない。
 事実マスコミ報道でさえ、『事故後、国は家畜について、餌となる干し草や稲わらは事故後に刈り取ったものを使わず、屋内で管理することなどを県に通知し』(ここからが大事なところだが『指導が守られているか聞き取り調査した上で安全確認できた牛を出荷していた』と報じている。
 文章をそのまま読めば、安全だと県(国)が認めたから出荷したととるしかない。それを、内部告発(それとも意識的ないじめ)があったのかは明らかにしていないが、今回放射性セシウムが検出との情報に大慌て、県と国は大急ぎで対応を協議して、この際農家を悪者にしようという筋書きを立てたのではないかと推察している。推理小説の読みすぎかもしれないが・・・。
 農家を悪者にして責任を負わせることの方法はそれほど難しくない。あらかじめ、汚染した稲藁を検査対象に紛れ込ましておき、農家の前で計数器を作動させればすむこと。実際に驚くような高い数字を示して『どうだ、申し開きはできまい。外で放置したに違いないことを認めよ』と迫ったことも十分あり得る。
 場合によったら、『ウンと認めたら善処しよう』などという言葉も取り締まる側からあったことも、最近の検事のやり方から、絶対になかったということはないだろう。
 一昨日の夕刻には、県と国の調査官がこの農家に出向き、牛の飲み水にしていた井戸水や配合飼料、稲わらなどを調べたところ、井戸水や配合飼料に問題は見つからず、稲わらからは問題となった食肉の10倍以上の放射性セシウムが検出されたというニュ-スが流れた。
 ここで大事なことは『地下水は問題なし』という文言。続けて、『県は今後、稲わらの保管状況や量、時期などを詳しく調べる』と見事に、一番大事な問題を他へ誘導している。
 この肉牛はすでに10の都県に流通しているらしい。県や国は、人々の恐怖心を煽って、県民・国民の眼から地下水汚染という致命的な現実をそらせているような気がしてならないのだが・・・。(田舎親父)

2011年7月12日 (火)

ストレステストという言葉が大流行・・・

 『ストレステスト』とは日本語では『耐性評価』というらしい。原発が安全だと言い切るためには、原子炉はいかなる天変異変があっても、稼働中は絶対に壊れないというのが最低必要条件だろうに、今更『原発にどれぐらい負荷をかけたら危険になるかを見極める』とはいくら考えても変な話。

実際には、地震だけで簡単に壊れてしまった福島原発と同じように、どこの原発でも負荷のかけ方(M8程度の加重や揺れ)によったらたちまち壊れてしまうだろ。そんな重い負荷などかけられるはずがないので、わざわざ『ストレステスト』という奇妙奇天烈な言葉を作ったのだろうが、原発事故以来、この業界には次々と新しい言葉が登場するものである。

内容がよくわからないが視聴率稼ぎには絶好な言葉らしく、毎日のように、新聞やテレビは『ストレステスト』の大氾濫。唐突にこのことばを言い出したのは、居座りを画策したアホカン氏らしいが、この言葉が持ち出されたことで、玄海原発の再稼働を直前で踏みとどまらしたことは間違いないところ。

その意味では、アホカン氏の功績大というところだろうが、かたや『ストレステストが原発再稼働の条件だ』と言えば、こなたは『いや、それが条件にはならない』とケンゲンガクガクの議論が繰り返されている。

しかし、双方とも『ストレステストとはこんな内容だ』という具体的な説明がないものだから、まるで、小学生の言葉遊びのように聞こえてしまう。一日でも早く原発を再稼働したい陣営は、再稼働の障害になりそうな『ストレステスト』を無視したいか、負荷をできるだけ小さくしたいようだ。

 マダラメ(むしろデタラメと読んだ方が相応しいが)という原子力安全委員長は原発を推進してナンボの世界の輩だろうから当然のごとく、『ストレステスト』は『停止中の原発の再稼働の条件だとは思っていない』と記者会見で明言しているという。

そのことを伝える記事によると、デタラメ氏は『安全委は経済産業省原子力安全・保安院に対して総合的評価が必要だとずっと言ってきた』とテスト導入に賛成する立場だと強調しているとのことだが、そんなことは当たり前。

安全もろくすっぽ調べることなく稼働してきたことが事故につながったことは、わざわざこのデタラメ氏に言われるまでもあるまい。テストが重要だったと認識していたなら、どうしてテストを無視して、大勢の人の命を奪ったり奪おうとしているのか、その罪とひと言でいうと『大量殺人罪』に当たるといっても言い過ぎではないだろう。

自分の延命は明らかであろうが、アホカン氏はテスト実施を停止中の原発の再稼働の条件にする考えを示しているのにも反対して『ヨーロッパでは一年がかりで運転しながら実施しており、再稼働の条件にするのはおかしい』と、あたかも運転しながら耐性負荷をかければすむと言う認識。

私のような全くの素人でも、核燃料を装着して稼働させながら、耐えうる限界まで負荷をかけることが、いかに危険であることは言うまでもない常識。万一事故が起きたら今回と同じような事態になることは明らか。原発の安全性の指針を示す独立した組織の長である人物の口から発せられるとは信じられない。まさにデタラメのひと言。

民主党のオカダ幹事長も休止中の原発は全て明日にでも稼働させたいらしく、今までは『ストレステストが再稼働の条件ではない』と言い続けてきたが、デタラメ氏からのささやきがあったのか、『ヨ-ロッパのような長期間のテストでは産業面、国民生活の面で影響が及ぶから日本版のテストが必要』と評価期間の短縮を言い出したようだ。

首相の退陣も不透明でイライラがつのり、原発は再稼働したいと焦りに焦っているのだろうが『ここまで来ると今の基準では国民の理解は得られない。ストレステストをクリアして再稼働させるという道をとるしかない』と提案したという。

稼働が前提の『ストレステスト』では、民主党政権の大好きな『アリバイつくり』そのものであることすら気がつかないほど、この御仁は自分を見失っているようだ。

昨夜のニュ-スでは、またまたウソツキ長官が『ストレステストを行い、それによって再稼働するかしないか決め、再稼働しても新しいテストを行う』という、訳のわからない説明をしていたが、具体的なことはなにも語らない。

国民に正直に分かりやすく説明し、その実施を公開すると明言できない政権などはもはやいらない。一日でも一時間でも早く消えてほしいと切望する・・・。(田舎親父)

2011年7月11日 (月)

地下水の汚染が確実になってきたようだ・・・

 相馬市の畜産農家が出荷した牛から規定値の5.6倍のセシウムが検出されたというニュ-スが流れたのは数日前。その時『何故、今頃になって検出』という疑問と、『よくぞ今まで検出されなかったものだ』という、相反する素朴な疑問。

後者の疑問は『測定していなかった』ということがわかり納得。この牛も当然調査の対象になっていなかったらしいが、何故か厚労省の要請があって都の機関が調べたとの文面に、どこからかこの牛の汚染情報が厚労省に届いたに違いなかろう。しかし、そんなことってあるのかしら・・・という違う疑問が生まれる。

続報で、この農家が出荷した肉牛11頭全てから暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を3~6倍程度上回る放射性セシウムが検出されたとの記事に、この農家を誰かが何らかの理由で狙い撃ちしたのでは・・・と推理小説的推測・・・。

しかも、この農家から出荷された肉牛はこれに留まらず、すでに6頭が5~6月に東京食肉市場を通じて流通していたことも分かったとある。すでにその大部分は消費者の体内を経て痕跡不明になっているだろうに、都などは追跡調査を始めたという。

私は元来が肉食をしないので、例え間違って体内に入ったとしてもごく少量。年も年だと思っているのであまり心配していないが、5月から6月にかけて産地表示のない『国産黒毛牛』というレッテルを見て購入し、食べてしまい、このニュ-スを知ってゲッ-と吐き気を覚えている人も多いのでは。

原発事故からすぐに、福島県や茨城県産の牛乳から放射性セシウムが検出されたと言う記事があった。この記事を読んで、私は『今はまだだが、これから牧草が生え出す時期になるのだから汚染が広がるだろう』と小欄に記述したことを思い出す。

さらに、当時農水省や県やの農政担当からは『牧草は与えないこと』という通達があったと記憶しているが、そんなことはアリバイつくりにしかならず、外国から輸入した飼料を農家に配布するほどきめ細かい丁寧な施策などするはずがないと、はなから信じなかったことも思い出す。

そして、そのうち牛乳を混ぜ合わせて、急遽切り上げたご都合の暫定基準を下回ったので安全という誤魔化しで、いつのまにか安全ということになっているのは周知のこと。

マスコミ報道は、今回の問題の牛を出荷した農家は、飼料は全て去年に作った干し草に県外産の飼料を混ぜ合わせたものを与え、水は地下水使っていたので基準値以上の放射性物質が検出されるはずがないと困惑、ぜひ原因を徹底的に調べてほしいと言っているとのこと。

このことは聞き取り調査では間違いないようだから、牛の体内被曝は地下水しか原因が考えられない。これは恐ろしい。すでに事故直後に、原発3機(4機ともだろうが)メルトスル-していることが明らかにされているので、核燃料によって近隣の地下水の汚染は十分考えられる。となると、すぐにでも地下水脈を完全に遮断しなければ、次々に汚染肉牛(牛ばかりではなく全ての家畜・魚介類、そして人間も)が出るのは明らか。

野菜や海草から放射性物質が検出されたという時点で、食物連鎖という知識がすこしでもあれば、やがて生態系の上位に存在する動物たちの体内に凝縮・蓄積されて、近い将来、人間の体内に入るだろうということは容易に理解できるはずなのに、多くの学者(それらを御用学者というのだろうが)『内部被曝など考えなくてもよい』と言って、国民を欺いたことも記憶に新しい。

このことは、毎日のようにウソツキ官房長官が自信満々な顔つきで『現時点に人体に影響するものではない』と言い続け、マスコミも追随したこともあり、国民の大部分の頭に擦りこまれたことも何度も記している。

そして、数カ月たった今、何故か狙い撃ちのごとくこの農家から出荷した肉牛からセシウム検出との情報を発表。追跡に必死になっているらしいことに、このまま放置すると大変なことになるのでは・・・とさすがの国や県の官僚たちに危機感が生まれたのではないだろうか。

 今回の問題を受け、南相馬市は市外への牛の移動の自粛を決定したという。県には県内の食肉業界から『全頭検査を行い、福島牛の安全性を証明してほしい』との強い要望が寄せられているとのことだが、地下水が汚染しているとなると、行えば検出されるに決まっているだろうから歯切れが悪い。

 ところで、福島県の強制避難地域以外の飼育を諦めた肉牛や乳牛は、全て県外に避難という措置がとられたはず。その牛たちからの牛乳や牛肉はル-ツ的には『福島県産』でありながら、『福島県』というレッテルはない。

 ということは、『国内産和牛』はもちろん『○○県産黒毛和牛』はもちろん、極論すればブランドとして通っている『○○牛』も100%信じるに足りるとは思えない。(田舎親父)

2011年7月10日 (日)

明らかな分断政策だろう・・・

『計画的避難地域』などとわけのわからない言葉を作って、飯館村や川俣町の一部を指定し避難を呼びかけていることに加え、局所的に放射線量が高い『ホットスポット(なんだか不真面目な言葉だが)』対策として住居単位で避難の支援を行う『特定避難勧奨地点』という言葉を作ったことを知ったのは先月末のこと。

『住居単位』という言葉で現していることは、測定時の放射線値によって地点が決まるということだろうから、隣同士であっても処置が違うこともあり得るだろう。実際に、親の住居は批難勧告指定ながら息子一家の住む家は指定外という話題をNHKニュ-スで報じていた。これはいかに何でも酷すぎる。現地の混乱は凄いものがあるのでは・・・。

このことを先日、福島県伊達市の4地区113世帯の初指定から1週間が過ぎた7日のニュ-スとして毎日新聞が取り上げていた。原子力災害対策特別措置法に基づく警戒区域とは異なり、避難の判断は住民に委ねられ、移転後の生活保障も不透明。指定された世帯が避難するかの回答期限は8日だが、住民説明会などでは『地域が分断される』と反発する声が上がっており、どれだけの世帯が避難するかは不透明だという。

記事は続く。指定を受けた同市霊山町上小国(32世帯)、下小国(54世帯)の両地区の子供が通う市立小国小は児童数57人。このうち20人の世帯が指定を受けたのだそうだ。誰が聞いても変な話である。

説明会では『残された子供たちは、放射線量が高い通学路を通りながら学校に通うのか』などという矛盾を指摘する質問が相次いだそうだが、説明会の会場は殺気だち怒号がとび通っていたのではと想像している。

このことについては、校長の『通学時にバスやタクシーを走らせるなど対策を練るしかない』という談話を載せているが、校長が直接住民の疑問に答えたのだろうか。そんなはずがないと信じたいが、ひょっとして国の決定だからと住民の説得側になっていることも考えられないこともない。

国や県は推進派には好条件を示し反対派の住民との溝を深め、住民を分断して疑心暗鬼を生み出す。この方法は、ダム建設などでは常套手段でよく耳にする話。今回も同じような手段で、住民同士の疑心暗鬼を生み出し、結局は自主的な(補償が必要ない)避難をさせるように誘導。あるいは、自己責任で残るのも・・・という方策なのだろう。

両地区の住民たちは近く全域の指定を求める要望書を国や市などに提出することを決めているというが、要望書などという手ぬるいやり方ではなく、江戸時代の農民一揆のごとく、住民全員が蓆旗(むしろばた)を掲げて市役所や県庁に強訴的な方法をとらない限り、住居指定という悪辣な施策は全国的に知られず、結局は国や県の分断政策の犠牲になるような気がしてならない。

全村が計画的避難区域に指定された飯舘村との境からわずか約2キロに住む老農婦は『飯舘の人は気の毒だと思っていたら、まさか我が身に降りかかるとは・・・』とつぶやき、ここまでは避難の指示はないと思い、傾斜地の畑に『インゲン豆の苗を植えたばかりなのに』と嘆いている姿を紹介している。
 私にはこのインゲンが出荷できるとは思えないが、出荷すれば得られるだろう約30万円の収入を信じている気持ちがいじましい。しかし、避難したらゼロになるという老婦の言い分は正しく理解できる。

飯舘村の住民は東電からの仮払金を受け取れるが、伊達市の住民は避難しても受け取れるかは不明だという。『避難するかどうかは迷う。私たちは飯舘より1階級下だから、賠償もどうなることか』と諦めに似たつぶやきの意味は深く重い。

住民の関心が集まる経済的支援は、避難先の家賃を除けばほぼ白紙の状態だとのこと。損害賠償については国の原子力損害賠償紛争審査会が今月末に中間指針を出す予定だが、特定避難勧奨地点については議論もされていないと記事にある。

政府の原子力災害現地対策本部は『計画的避難区域と同等の支援は考えていない』と突き放した見解を示し、説明会などでも伊達市は『住宅は無償だが、損害賠償ははっきりしません』と説明しているというから酷いもの。

飯館村を全村避難地域に指定し、伊達市と分断。伊達市の中を『ホットスポット』という言葉でさらに分断。そして、『ホットスポット』の地区をさらに細かく住居指定という方式で住人たちがまとまらないようにする。

この国にはもはや『国民を守る』という国として最低限度の『義務(良識)』すら存在しなくなったようだ。(田舎親父)

2011年7月 9日 (土)

学校給食が大変らしい・・・

 昨日取り上げた、農林水産省のシノハラ副大臣の『農林水産省は、福島を食べて応援キャンペーンをやっておりますが、これは子ども達には当てはめるべきではない』という発言が、首都圏の学校を中心に給食に影響を及ぼしているらしい。

 基本的に自治体側は『市場に流通している食品は安全』という姿勢を前面に打ち出しているが、『風評被害』と片づけられないほど、放射性物質による食品汚染に対する不安が広がり、子どもへの影響を心配する親の要請に応えざるを得なくなっているとのことのようた。

 マスコミ情報であるが、首都圏の自治体で給食の食材を検査したり、産地を表示したりする動きが広がっているのだそうで、いくつかの自治体の対処方法が紹介されている。

 その一つ私が住む横浜市の市立小学校では平日は毎日、給食に出される野菜の一部を検査しているのだそうだ。

その方法は、学校に食材を納入する業者に、市教委が指定する翌日分の野菜の1品目を、検査機関に持ち込んで放射性物質を測定するように義務づけ、給食が出る日の朝に市のホームページで公表されるとのこと。

早速ネット情報調べてみた。横浜市は市内の学校給食を『横浜市学校給食会』という財団法人が全面的に行っていることを初めて知るが、確かに『小学校給食食材の放射性物質の測定状況を掲載しました』という項目が最新情報として掲載されている。

そこには、7月7日分として、神奈川県産の小松菜を取り上げて、放射性ヨウ素、セシウム134とセシウム137の3項目の数値として、いずれも『不検出』とある。

私としては、国の基準値以下の値を『不検出』としているような気もしないでもないが、そこまで疑うときりがないので、このことは何か問題が発生したら取り上げたいと思っているが、親にとっては、一品目にせよ市教委が実際に検査しているのだから安全なのだろうという安心感が出るのは間違いないところ。

 また、東京都世田谷区は放射性物質が濃縮しやすいとされる牛乳を検査した結果を公表している。デ-タは少し古いが6月27~30日に小中学校や保育園に納入された牛乳2リットルずつを調べたが、いずれも『不検出』だったそうだ。

 ここまでして学校給食を続けなければならないとなると、いまでも赤字なのにさらに赤字額が膨らむことは間違いないところ。こんな検査をしなければならなくなったのは、放射能による不安が広がるのを恐れ、行政が情報公開を抑えてきたため、かえって市民が不安になったこと。この検査などに要する費用は国に請求するべきだろう。

 このような動きはどんどん広まり、東京都港区議会では、6月24日に給食の食材や調理による内部被曝をなくす『ゼロ放射能宣言』を求める請願を全会一致で採択、八王子市議会や葛飾区議会では、食材も含めた放射能測定を求める請願が採択されたほか、江東、練馬、台東など各区で母親たちが市民グループを結成し、自治体への要望を取りまとめているというから、学校給食を受け持つ担当者の苦労は大変だろうと同情する。

実際に、都内の各学校で給食を受け持つ栄養士たちの中には『保護者の不安は理解できるが、全てを検査することなどできるわけはないので、アリバイ作りに莫大な予算をかけるのはいかがなものか』という批判もあるという。

母親たちの間では『こんな検査をすることよりも、弁当を認めてほしい』という声も日々大きくなっていると聞く。その通り、その声の高まりを期待する。

食は親の義務であり権利だというのが学校給食に疑問を投げかけてきた私の一貫して主張していること。何度も取り上げているので、繰り返さないが、せめて自分の子どもの食事ぐらいは面倒を見るのは当然だろう。

しかし、何でも横並びが『是』である学校(日本全体かも)では、すでに学校給食が不動の地位を得ている現在、弁当は『いじめ』など別の問題を引き起こすという理由(本当は利権がらみ)で絶対に認められないのだろう。

原発事故を利用するとなると気が引けるが、ある意味今がチャンス。弁当という選択肢があっても良いはず。ここはモンスタ-と言われても『弁当』と主張する母親たちに大きな声援を送りたい。(田舎親父) 

2011年7月 8日 (金)

一部の副大臣たちは正直で元気・・・

 アホカン内閣の閣僚たちは親分から『俺より目立つな』と命令されているのか、動きが緩慢で目立たない(何故かカイエダ経産相だけは原発推進に躍起になっているが)のに引き換え、副大臣たちはかなり思い切った言動が目立つのは、身内の親分に代わって本心をさらけ出しているからかもしれない。

 先日厚労省オオツカ副大臣はNHKスペッシャルという番組で『規制値を超えている食品が全く流通していないとは言えない』と発言していた。この映像は私も見ていたが、正直な人物だなあという印象。

全ての食品の放射線値など計測できるはずがないのだから、この発言はまさに的を得ているが、エダノ(ウソツキ)官房長官は『流通している全ての食品は安全』と言い続けているのに、大丈夫なのだろうかと変に心配してしまう。

マスコミ情報を信じていない人々は、このウソツキ長官の『安全』が『心配』あるいは『安全ではない』と同義語だということを胆に命じているが、テレビはウソをつかないと擦りこまれた圧倒的多数の国民は、ウソを見抜くことができない。

テレビは毎日のようにウソツキ長官を出演させて、立て板に水のごとく自信満々で話している姿をヨイショするものだから、ウソツキ長官の言が正しいと思い込んでいるが、オオツカ副大臣のこの言葉には『?』と首を傾げた人も多いのかもしれない。しかも、天下のNHKが放映したとなるとかなりの反響があるものと期待している。

続いて、時々見ているBSフジのニュ-ス番組で、農林水産省のシノハラ副大臣が『農林水産省は、福島を食べて応援キャンペーンをやっておりますが、これは子ども達には当てはめるべきではない』と発言したことにはびっくり。身内のやっていることを否定するのだから、これまた、本当に大丈夫なのだろうかと思ってしまう。

こちらも正論。茨城や千葉県産の野菜でも放射線値が高いものがあるのが現状なのだから、福島県産の野菜が安全なわけがない。作ったものが売れないとなると農民は気の毒になるが、全ては東電の責任だから補償させて当然。しかし、東電と政府は結託して補償はしたくないというのが本音。

そこで生みがしたのが『風評被害』という言葉。安全基準値を高くすることによって安全というバ-を低くして、売れないのは『風評被害』とのキャンペ-ン。ひどい例では、小中学校の児童生徒にまで、福島県産の野菜を売らせている。都会の人たちも、そんな姿を見て『被災者を応援』できるとばかり購入するのだから困ったもの。

シノハラ副大臣はこんな風潮を快く思っていないらしく、ついつい本音がでたというところだろうが、前述した厚労省のオオツカ副大臣と合わせて二人には大きな拍手を送りたい。

その後、官房長官や上司の大臣から注意ぐらいは受けたかもしれないが、二人が更迭されたという話を聞こえてこないので、心配する事態には至っていないようだ。

それにしても、内閣でこんな発言がまかり通るようになっているとしたら、組織としての体はもはやなし。逆にそちらを心配してしまう。

ともあれ、子どもたちが、今行っている福島県産の野菜を売るという行動が数年たって美談どころか放射能汚染を進めていたということに気づき、悩み苦しまないたためにも、副大臣たちの発言を大事にしたいものである。

特に、校長はじめ教員たち学校関係者の毅然とした指導を願いたい。(田舎親父)

2011年7月 7日 (木)

あっさり辞めたものだが・・・

 『知恵を出さないヤツは助けない』などとトンデモ発言して被災者を怒らせたマツモト復興担当相が、翌日にはあっさり引責辞任。アホカン内閣の一員なら、親分に習って何とか粘るのではと思っていたが・・・。

 ひょっとして『俺を任命したお前が辞めろよ』というメ-セ-ジを首相に出したのではないかと思われても奇怪しくない茶番であるが、ならばもう少し粘って、マスコミが首相 の任命責任を書かざるを得ない雰囲気をつくってほしかった。その意味では少し期待外れ。こんなつまらない政治劇を見せつけられている国民は悲劇だとしか言いようがない。

 私も含めて、多くの国民はあきれてものが言えないと感じているに違いないが、アホカン氏は国民の諦めを狙っているのではないだろうか。

 それにしても、なぜマツモトという男が復興担当相を引き受けたのかということも不思議といえば不思議なこと。確か、防災担当大臣だった時に、被災地の知事との会談で、『私はボーッとしていたけど大丈夫だった。みんなでやってくれた』と発言して、顰蹙をかったことを思い出す。

 部下を褒める意図があったのかもしれないが、普通は権力欲がなくては就任できない大臣が『何もしなかった・・・』なんて、あたかも仕事を投げ出したような発言をするはずがない。それを公言していたということは、どうも自分のやる仕事がなかったということでないだろうか。

 アホカン氏は自分より目立つ部下がいては許せない性格だという。比較的目立ち屋のマエハラ・センゴクという役者があっさりと逃げ出した現内閣の陣容をみる限り、自分の意のままの人物ばかりであることから、なかなか的を得た人物評である。

 マツモト氏は仕事をしたかったのだが、全て親分のパフォ-マンスのおかげでやりたくてもできなかったのではないだろうか。それが、復興担当相という新しいポストを作った時、引受手がないので仕方なく『ずっと復興にかかわってきた』という理由で強引に指名したというとこでは。

 これはマツモト氏自身も復興担当相への就任要請を一度にならず二度までも断ったことを明らかにしていることから間違いなさそうだ。気の進まない就任だったのだろうと推測はするが、だったら徹底して拒否すれば良かったのに、何かそこには私などには到底想像できないような、引受けざるを得なかった事情があったのだろう。結局、一週間後に今回の茶番につながり、残したものは国民の政治不信を増しただけの最悪の結果に・・・。

 後任には復興担当のヒラノという内閣府副大臣が昇格したが、テレビで紹介された映像を見る限り、あまり嬉しそうではなく、むしろアホカン首相から握手を求められても、気が進まないような表情が印象に残る。

 何でも、センゴク副長官氏やアズミ国対委長にも声をかけたらしいが、いずれも断られ、仕方なく、職務の継続性や被災地の岩手県選出ということからヒラノ氏に白羽の矢がたったというところのようだ。

 仕方なく任命されたこの御仁は『私は岩手県の出身で、被災地の復旧・復興には特別の思いがある。避難者への支援や本格的な復興への取り組みをあわせて本格化させたい』と発言しているが、目立つことができないとなると、あまり期待できそうもない。

 それはさておき、大臣に就任には天皇の認証が必要だが、ここまで頻繁に大臣が入れ代わるとなると、天皇もかなりお疲れだろうと変に同情したくなる。10日間に2度も、公式行事とはいえ気の進まない仕事に駆り出されるのだから・・・。

 そのことが影響しているかは明らかではないが、ヒラノ復興担当大臣の認証式は5日夜、広い皇居・宮殿を使わず、天皇の住まいである皇居・御所の広間で行われたという。これは前例がなく今回が初めてとのこと、震災や原発事故を踏まえ、宮内庁として節電を考えたかららしいが、天皇の気持ちを、宮内庁の幹部が深読みしたのではと思えてならない。

 災害復興には躊躇は禁物だが、ここまで遅らせている最大の原因がアホカン氏のペテン師まがいの粘り腰。こちらを何とかしなければ復興は進まない。(田舎親父)

2011年7月 6日 (水)

20年後の悲劇も無視するのか・・・

 昨日の東京新聞にトンデモない記事を見つけた。今頃こんなことが明らかになるのも国が情報を徹底して隠蔽してきたからだろうとは思うが酷い話である。
 記事によると、福島第一原発の事故で、国の『原子力安全委員会』は7月4日に、3月下旬に福島県内の第一原発周辺の市町村に住む子供約千人を対象に行った放射線被ばく調査で、45%の子供が甲状腺に被ばくしていたことを明らかにしたという。
 やはり、国は事故直後から危機的状況と判断して、アリバイ作りのためだろうが、一応検査していたようだ。しかし、今になって検査していたことが明らかになり、やはり当然のごとく、原子力安全委のカトウという審議官は『精密検査の必要はないレベル』との発言は、子どもの安全などハナから思っていないらしい。
 調査は国と福島県が3月26~30日に、甲状腺被ばくの可能性が高いと予想されたいわき市、川俣町、飯舘村で、ゼロ~十五歳までの1080人を対象に実施したとのこと。そのうち45%の子供に被ばくが確認されたというから、その段階で避難させなければならなかったにもかかわらず、徹底して隠蔽し、子どもを放射線に晒していたとは・・・。
 安全委によると、最高値は毎時0.1マイクロシーベルト(一歳児の甲状腺被ばく量に換算すると年50ミリシーベルト相当)に上ったが、99%は毎時0.04マイクロシーベルト以下だったという。この値は、同様の換算(一歳児概算)で年20ミリシーベルトに相当するが、カトウ審議官は『換算するには(調査の)精度が粗い。精密測定が必要な子供はいなかった』とあっさり切り捨てたという。
 ちょっと待ってもらいたい。調査の制度が粗いとは何事、粗い調査を指示したのは国や県であることをこの審議官は理解しているのだろうか。当時、この男が審議官でなかったので『私ならもう少し精度の高い検査をしていた』と言いたかったのかもしれないが、そんな言い訳が許されると思っているのだろうか・・・。
 結論的には『まかり通ると思っているのだろうな』というところか。それにしても、何故この国や県の、住民(特に子ども)の安全に対しては徹底して愚鈍で、いかに誤魔化すことしか考えない体質を持っていることに呆れ怒り悲しむ。
 国際放射線防護委員会(ICRP)勧告では、年間100ミリシーベルトの被ばくで発がんリスクが0・5%高まるとして、同量を緊急時の年間被ばく限度としているということすら、国の原子力安全委員会の連中は知らなかったのだろうか。そんなわけはあるまい。都合の悪いデ-タは意識的に無視していたに違いない。
 今回の調査でも100ミリシーベルトを基準とし、一歳児の甲状腺被ばくの年換算でこれに相当する毎時0.2マイクロシーベルトを超えた場合、精密検査をする予定だったと言い訳をしているらしいが、少なくとも一歳児概算で年間50ミリシ-ベルトの被曝が明らかになっている子どもが存在しているのだから、今からでもすぐ精密検査を行う義務があるはず。
 しかも、国が国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書では、1080人の子供の甲状腺被ばくを調査したことを記しているが、何割の子供が実際に被ばくしていたかは明らかにしていなかったということも記事にある。
 『検査をやりました』と、結果のデ-タも出さずに国際機関に報告書を出す国もデタラメなら、国際原子力機関の『はい、了解しました』と受け取る方もいい加減なそのもの。ひょっとして、担当者は報告書を読みもしなかったのでは・・・。
 県からも国からも保護されることなく、国際機関からも突き放された、現発周辺(いや全国規模だろうが)に住む子どもたちの10年後、20年後の姿など想像したくない。
 遅きに失した感は否めないが、せめて、この1080人の子どもたちの精密検査を直ちに実施して、科学的に安全を証明することが重要だろう。
 放射能に絶対安全基準値などあるわけはないので、その証明が見せ掛けだけのものだとわかっていても・・・である。(田舎親父)

2011年7月 5日 (火)

こんな男が復興担当とは悲しい事実・・・

 マツモトという復興担当相が3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を訪ね両県知事と会談したとのこと。前日の福島県知事との会談では、震災というより原発事故の方が圧倒的に影響は大なので、原発推進派のこの復興相はヨシヨシ俺にまかせろという雰囲気だったようだか、今回はマスコミさえ批判的に書くほど傲慢そのもの。

復興担当相なのだから、任命された翌日にでも行くのが当然だから、今頃ノコノコと出かけるのは遅きに失したというべきだろうが、はなからケンカを売っているというより、無抵抗な知事に対していたぶっていると言っても過言ではなかったらしい。

翌4日の朝日新聞の朝刊には『前日の福島県に続く就任後初めての被災地訪問だが、被災者の感情を逆なでしかねない発言を連発した。週明けの国会で野党が追及する可能性もある』と、国会で議論することを願うような書き出し。 

 少し記事をそのまま引用すると、(引用はじめ)岩手県知事との会談では、仮設住宅の要望をしようとする知事の言葉を遮り、「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。仮設住宅での孤独死対策などの国の施策を挙げ、「国は進んだことをやっている。(被災自治体は)そこに追いついてこないといけない。知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持って」と述べた。また、「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」と冗談めかして話した。 

 午後に訪問した宮城県庁では、応接室に後から入ってきた村井嘉浩知事に「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ。しっかりやれよ」と語った。被災した漁港を集約するという県独自の計画に対しては「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」などと厳しい口調で注文をつけた。 

 松本氏は防災相から引き続き震災対応に当たることもあって村井氏は面会後、記者団に「地元のことをよく分かっている方が大臣に就任して喜んでいます」と述べた。しかし、ある県幹部は「被災地に来て、あの言動はない」と憤っていた。(引用ここまで)

 この記事にもあるが、例え冗談めかしたとはいえ『九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない』との言いぐさは許せない。復興担当に任命されたのだから、まず被災地の地図を頭に入れること何より大事なはず。以前も防災担当相として現地に入ったとのこと。官僚からもレクチャ-されたことだろうに、よほどお勉強が嫌いな人のようだ。

そんなことを思っていると、ツイッタ-に宮城県知事との会談の様子の映像がユ-チュ-ブにアップされているとの情報が入る。これは必見の価値がありそうだ。
http://www.youtube.com/watch?v=VtUqWdbjnTk)見てびっくり。まさに時代劇の悪代官かヤクザの親分が、子分や商人、名主をいたぶっている様子そのもの。俺のいうことを聞かないと何にもしてやらないからな・・・とは少なくとも復興の義務がある内閣の担当大臣とは思えない。なんでこんな男が復興相なのかと気分が悪くなる。

前日行われた福島県知事に『原発なんか許可するからだ』と苦言を呈したという記事はない。むしろ、原発処理に国は全力でバックアップすると約束したそうだから、なんともその違いは鮮明。福島県知事とは原発推進の穴に同居するムジナ仲間ということがはっきり表れている。

圧巻はこの映像の最後である。急に丁寧な言葉で『これはオフレコだ。出した社はつぶす』とよくぞ言ったもの。

朝日新聞の期待通り、この発言に対して野党はもとより民主党内からもブ-イングの嵐が吹き荒れ、昼までは『問題ない。長幼の筋を教えたまでだ・・・』と強気だったのが夕方には突然ゴメンナサイ。しかし、辞任する気はないと泣き言を言いはじめたというから呆れてしまう。

ムライという宮城県の知事の言動をみる限り、決して県民の命を守るという姿勢ではないので、私的には評価していないが、もしも、わざと出迎えをしないで怒らせて、それを東北新聞に書かせて武器にする筋書きを立てていたとすると、この男はただ者ではないのだが・・・。

ともあれ、このことがきっかけになって内閣総辞職か解散にでも追い込まれることを期待したいものであるが・・・。(田舎親父)

(追記)昨日話題にしらうと思ったが、これ程騒動が急速に広がるとは思っていなかったので、ニュ-ス性が薄れてしまったことが残念。

2011年7月 4日 (月)

子ども守れない政権は消え去るのみ・・・ 

 文科省が福島県の子どもたちの放射能基準値を年間20ミリシ-ベルトと決めたことに対して批判が吹き出し、この値は変えないものの年間1ミリシ-ベルトに押さえると言わざるを得なくなったことはすでに述べた。

一説によると、20ミリシ-ベルトという数値が子どもたちに安全だという根拠にした理由は、全員避難ということは諸事情、特に予算的に絶対に無理だとのことであるが、何を置いてでも子どもの安全を守るというのが文部行政であるはず。

それを言うに事欠いて、1時間あたり3.8マイクロシ-ベルトまでは安全だとは狂気の沙汰。事故以来、放射能に対する国民の意識が高まり、毎時1マイクロシ-ベルトでも高すぎる値だというのが一般常識になっている時、『3.8マイクロシ-ベルトなら屋外の活動も差し支えない』というセリフがタカギという文科相の口からでた時には、驚き呆れ心の底から怒りが込み上げた。

個人的な人権などほとんど認められなかった太平洋戦争時であっても、空襲から子どもたちを逃がさねばならなくなり『学童疎開』という方針がとられた。学童疎開を経験した先輩諸氏に聞くと、それは地獄のような経験だったという声も多いが、この実施によって都会の多くの子どもたちの命が助かったことは事実。手段がなかったといえばそれまでだが、極限状態での選択は間違っていなかったと思いたい。

メルトスル-までの段階になった今回の原発事故はまさに極限状態なはず。爆撃という直接の恐ろしさはないが、放射能という目に見えない銃弾が雨あられと降り注いで、それに当たり続けると、すぐには健康上の変化はないものの、数年後・数十年後にガンや次世代の奇形という形で表れる可能性が否定できない無気味な環境。

何を置いても、できるだけ放射能値が小さな地域へ逃がすことう考えなければならないのに、学童疎開は戦時中の非情措置と論外というのが文科省の態度。

これでも酷すぎる話だが、今回、福島市の子供10人の尿から放射性物質が検出された問題で、またまたタカギという文科相は、『健康に悪影響はない』と発言したというから、この男の頭には子どもの安全など全くないのだろう。

当然科学者や医療の専門家の間では『無責任な発言だ』と批判が噴出しているが、この男はどこ吹く風らしいから、都合の悪い情報を隠蔽し、目を背け続けるアホカン内閣の体質そのもの。

尿は、福島県内の市民団体が5月下旬、6~16歳の男女10人から採取し、チェルノブイリ原発事故で周辺の子供の被曝量を調査したフランスの放射線測定機関に検査を依頼したところ、全員から微量の放射性物質が検出されたという。本来なら政府が全員の健康診断のために尿検査をしなければならないことだろうが・・・。

全員の子どもから微量(この言い方も問題だが)の放射性セシウムが検出されたということは、本来尿には含まれてはならないものだというから、確実に福島県(検査していないだけで、茨城や千葉、場合によっては首都圏も)の子どもたちが被曝していることに他ならない。

この事実を突きつけられた文科省は、検査の範囲を広めることすらせず、御用学者たちが巣くう『放射線医学総合研究所』という組織に対応をまかせたらしい。その結果、この子供たちが70歳までに受ける線量はセシウム134が7・8マイクロシーベルト、セシウム137が8・9マイクロシーベルトだと試算。この値は、一般人の年間被曝限度量1ミリシーベルトよりはるかに低いから、今回の文科相の『問題ナシ』という発言になったようだ。
 『現段階で断定的に言うべきではない。無責任な発言だ。今回の事故はまったく未知の世界。問われているのは5~10年先のことで、ただちに影響がないのは当たり前』と憤慨する科学者や医師も多いとのことだが当然だろう。誰の眼にも心配し憤慨する専門家の意見が正しいと映るが・・・。

原発事故の発生直後から、ウソツキ官房長官は、自分の子どもはいち早く国外に避難させたほど事故の重大さを知っていながら『直ちに影響はない』と繰り返していたようにアホカン内閣は一貫して国民の健康被害を無視し続けてきた。
 原子炉の状態も『メルトダウン』ではないと言い張っていたが、誤魔化しきれずに結局は、『メルトスルー』というさらに深刻な状況だったことを認めたように、ウソで固め尽くされている。
 子供を守れない政権は、一日でも早く消え去ってほしいものである。(田舎親父)

2011年7月 3日 (日)

原発作業員の3分の一が行方不明とは・・・

 これまでも福島原発の作業員の環境についていろいろな憶測記事が流れていたが、今回東電が発表した『6月30日現在、福島第一原発で四月から働く作業員4325人のうち、1295人と連絡が取れない』という発表にびっくり。

恐らくその数はもっと多いと思われるが、(事実だろうから)作業員の3分の一と連絡がとれないとは信じ難い話。連絡がとれないということは、この人たちは現在行方不明ということだが、そんなことってあるのだろうか。

作業員のほとんど(一説によると、被曝想定の作業を行う全て)は東電の社員ではなく下請け、孫請けの人たちだということは紛れもない事実。しかも、その作業員のほとんどが、全国のどや街で徴発された労務者だと言うことも明らかになっている。

東電が作業員に支払う賃金として計上している金額は1日あたり40万円という情報も流れている。俄に信じ難い金額であるが、作業の内容などからな想像すると、一概にあり得ないと断言できない重みもある。

日給40万円と募集すれば、恐らく物凄い数の人数が集まるのだろうが、そんな美味い儲け口には裏があるのは当然で、東電の直接雇用などは頭から存在せず、東電から依頼された裏社会と通じた『協力会社』と称する組織が美味しいところの大半を懐に入れる。そして、実際に人集めをするのは裏社会の組織(これも『協力会社』と称しているのだろう)だということもよく聞く話。

ダム建設など人里離れた場所では作業員が集まらないので、やはり裏社会の組織が人員を徴発する役目を担っているということは、多くの資料で裏付けられ、また小説の中にも取り上げられている。

原発の中の作業も外界とは完全に隔離され、その作業の凄さから想像すると作業員を確保するのも難しく、東電は表向きには『協力会社』に委託していると説明しているがこの実態に目をつぶっているだけだろうことは間違いなさそう。

今回の事故を東電は予測できず、このままでは人員確保の裏が暴かれるのはわかってはいたのだろうが、その対策が間に合わず、いやそれ以上の作業員を確保することが必要になったため、裏組織が大阪の西成のどや街で労務者を見つけてきたということが明らかになり東電の労務管理のずさんさが知られることになったようだ。

それにしても物凄い数である。厚労省は13日までに作業員の被ばく状況を報告するよう東電に指導を行ったとあるが、千人以上の行方不明者を10日間で見つけろとは、あまりにも無茶苦茶。日頃から目をつぶっているのに、ここにきて俄然厳しい指導とは、自分たちは一切責任をとらないという、お役人体質丸出しとしか表現のしようがない。

 確か半月程前に『3月の事故発生直後に福島第一原発で作業していた協力企業の作業員10人と連絡が取れていない』と発表したことがあったと思い調べてみたら、6月14日の新聞にこの記事を見つけた。
 その時も厚労省は前日に『3月に作業した3726人全員の被曝量を20日までに評価し終える』ことを東電に指導しているとある。あの時は10人か、あり得る話だなと軽く見過ごしたのだが、このことに対しての続報は未だにない。今回はそんな生易しい問題ではないことは確か。 さあ東電と政府、今回どんな逃げ口上を用意するのだろう。(田舎親父)

2011年7月 2日 (土)

節電せねば非国民扱い その背景は・・・

 気がつくと今年も半分終わり、昨日から暦は7月。今年の梅雨入りが早かったが、関東地方はさほど雨の日が多かったという印象はない。それどころか、6月下旬からは猛烈な暑さが襲い、熊谷や館林など暑さの名所?は早々と40℃近く。6月では史上最高の気温を記録したとのこと。

 一昨日あたりから大気の状態が極めて不安定になったらしく、東京でもバケツをひっくり返したような夕立があったという。横浜の片田舎でも、私は出かけていて知らなかったが2度にわたる停電があったほどの凄まじい雷雨だったらしい。

 気象予報士たちは口を揃えて、前線が衰えないので関東地方の梅雨明けはまだ先と言っているが、昔から『雷が鳴ると梅雨明けが近い』と言われているので、ひょっとすると明日・明後日に気象庁は梅雨明け宣言を出す可能性もないとも言えない。九州南部はとっくに開けていることも気になる一つ・・・。

 私は何となくだが、今年の夏は冷夏で鬱陶しい日が7月一杯続くのではと予想していたのでこれは大誤算。こんなに早く梅雨明けになれば、次に襲ってくるのは猛烈な暑さ。6月末に39℃近くを記録したので、熊谷など関東の暑さの名所では、数日後あたりからは連日、40℃を軽く越すということもあり得ない話ではなくなってくる。

 時を同じくして、マスコミは『電力不足』のを一段と大きく取り上げて、『節電・節電』の大合唱。毎日必ず、一日の消費電力予想がNHKはじめ各民放局も定番になり、節電しなければ停電がありそうという恐怖心を煽っている。

原発推進を押し進めたい政府はこれを大いに利用して(影でマスコミを操っているのは政府や民主・自民などの政治屋だろうが)、昨日から、東京電力、東北電力管内の大口需要家を対象とする電力使用制限令を発動し、15%の削減を義務づけたという。

 多くの大口需要大企業は、勤務開始時間を繰り上げるサマータイム的なシステムの本格的な導入を開始したとの報道。特に自動車産業などは、こぞって土日曜日に操業して週日に休むというあるいは非常事態態勢を打ち出している。

 ソニーなどの大手企業も、昨日から原則午前9時半の始業時刻を8時半に。午後6時の終業時刻を5時にするが『残業が増えると節電効果が薄れる』として、6時以降は本社ビルの冷房を止め、社員の帰宅を促すというから社員は大変そう。もっとも、家族団欒の時間が長くなると歓迎する社員も少なくないだろうが・・・。同じような制度を導入する大企業も多いという。

 こんなニュ-スを繰り返し流すのも『電力不足は原発が動かないから』という概念を徹底させるためだと言うことはミエミエなのだが、一般国民は『テレビはウソを言わない』と擦りこまれているので、停電になったら大変だという恐怖感が先に立ち、節電しなければという意識が大きくなってくる。

 このような世論作りと並行して、何とか急いで原発稼働を進めたい政府は、一番脈ありだとされる佐賀県を狙って、玄海原発を稼働させようと躍起になっているようだ。

先日は、カイエダ経産相が佐賀県知事と会談したが、その後の記者会見で知事は『原発の安全性の問題はクリアされた』と発言し、運転再開を認める姿勢を見せたとの報道であるが、何が、どう安全なのか、具体的な説明はまったくないのも変な話。恐らく、巨額の補助金でも示して、元々が推進派の知事にこの言葉を言わせたに違いない。

福島の惨状を目の当たりにしたら、玄海原発の位置からいかに危険であるかはわかりそうなのに、人々の安全などよりも補助金に目がくらんだようだ・・・。

 カイエダ経産相は『政府がきちんと責任を持つ-』と言っているが、どのように責任を持つというのかは全く示さず、この言葉自体が意味不明。それ以前に、政府の甘言に騙されて、万一稼働したとしても、その時点でカイエダという男が経産相の椅子に座っている確率は100%ゼロ。そして何らかの事故が起きた時には、時の経産相『カエエダのたわごと』と片づけることは明らか。結局は県民・国民にツケが回わってくるという図式。

 政府は原発推進するためには、休止中の原発を一機でも稼働することが何より重要だと位置づけて、電力不足を国民に擦りこんだ今、首都圏や関西圏からも遠く、説得のしやすそうな佐賀県で先鞭をつけ、後は『容認』の連鎖を待つという作戦は疑いのないところだと分析しているが・・・。

政府の思惑通り一月後あたり、玄海原発再開で節電キャンペ-ンが終わり、エアコンの設定温度が下がり、年寄りの熱中症による死亡が減っても、この国が存続するために子どもたちの安全はそれ以上に大切。

絶対に玄海原発の再稼働を許してはならない。(田舎親父)

2011年7月 1日 (金)

株主総会の実態は・・・

 6月末に電力各社の株主総会があり、その様子が連日テレビで放映されたが、内部は徹底した報道管制が引かれていたらしく、舞台に並んだ役員たちの姿はぼやけていたり、静止画像だったことに、違和感を覚えたのは私だけではなかろう。

 マスコミの記事によると、28日に行われた東京電力の株主総会は、総会の出席者は過去最多だった昨年の3倍近い9309人というから、いかに現発事故に関心を持った株主が多かったことを現している。所要時間は6時間9分とこれも過去の3倍近いというから、会場は異様な雰囲気で包まれていたことが伝わってくる。

 脱原発を主張する402人から出された株主提案は、定款を変更して古い原発から停止・廃炉とし、新増設をしないよう求めていたが、賛成は全体の約8%だったという。ということは、圧倒的多数で、原発推進が決まったと言うことだが、ここまではあくまでマスコミ記事。

実際に出席した知人からのメ-ルによると、一応会場では挙手で賛否とった際、彼の目線で数えたところ、むしろ株主提案の『撤退』に賛成に手を挙げた方が多かった気がすると述べている。

その時議長を務めていた会長も頭目でも困惑していたらし様子だったそうだ。事務局からメモを受け取ると『本日の総会では事前に2人の株主から委任状をもらっている。その議決権の数は、会場に出席の株主の議決権の過半数を大きく上回っている。委任状を行使する代理人の挙手により可決、否決が決する』と宣言して、結局はマスコミ報道のように90%の賛成で原発推進を決めたという。

これもマスコミは絶対に報じないが、今回は株主が多過ぎたため、メーン会場のほかに、モニターで様子が見られる別室が第5会場まで用意されたのだそうだ。知人は何とかメ-ン会場に入れたのだが、知人の知人はモニタ-のある部屋にも入れず、廊下で他の株主と憤慨していたという。

あらゆる議案や動議の採決はメーン会場にいる株主の挙手だけで決まり、別室の株主はもちろん廊下に溢れている株主の声などは切り捨て御免という仕組み。メイン会場には東電の協力銀行や関連企業という大株主ばかりが事前に多くの席を独占し、『賛成』とか『異議なし』と議事進行に協力していたというから、一応提案に対しては議論を踏まえたというアリバイ作りは完璧。

 社長と現発担当の副社長が一応引責辞任して幕引き。株主の『役員の報酬を全額返還すべきだ』との提案も、『返還はプライベートな話で審議事項ではない』と取り上げもせず却下というから全てができレ-ス。

 会場は怒りが納まらない株主たちの怒号で溢れかえり、大変な騒ぎになっていたそうだが、閉会宣言の後は、虚脱したような表情の株主たちが多かったという。資産を10分の1に減らされて、しかも辞任した社長の退職金が8000万円となると、泣くに泣けないというところだろう。

ところで、30日には関西電力の株主総会があり、これには大株主の大阪市が『脱原発』を宣言、ひょっとして、会社側の提案を否決する場があるのかなと期待していたが、『脱原発』宣言の大阪市長は『原発反対』の株主提案には反対したというから、なんなのだろうと思ってしまう。

東電はじめ各電力会社の株主の中には、脱原発を訴える学者や弁護士も多いという。東電の株主総会の後、著名な弁護士は、原発事故の責任問題で『株主代表訴訟』を起こすと明言しているというから、今後の動きに注目したい。

政府は東電の株券はJALのようにあっさり紙屑にはできないのは明らかなのだから、例え資産が10分の一になったとしても、今後持ち続けてほしいもの。私も、1000株程度なら買えるので早速手配することにしよう。そして原告団への参加の手続きが明らかになった時点で加わるつもりである。

例え、1000株程度の株主であっても数が集まれば一大勢力になることは間違いないと信じて・・・。(田舎親父)

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