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2012年7月

2012年7月29日 (日)

トンデモ人事とトンデモ気象・・・

 連日35℃を超える猛暑が続いている。関電の幹部達は『これで大飯原発再稼働に対して批判はなくなった』と、再稼働判断の正当化を口にしているばかりか、一応は経産相からお叱りを受けて陳謝という形をとったものの『今度は高浜だ・・・』と発言。

政府は、二度と原発津事故を起こさないために、政府とは切り離して原子力政策を厳しく規制するとのタテマエで新しく設ける原子力規制庁なる組織のトップに、こともあろうが原子力村の村長ともいえる、原発推進派のタナカという人物を指名したというから、福島現発事故の責任など全く感じていないことが明らか。

この人事に関しては、誰かが『泥棒が改心した振りをして警官になったようなもの』と表現していたが、警官などには何も権限がないことを考えるとそんな甘いものではなく、ある人が『暴走族のリーダーが暴走族取締り本部の本部長になるのと同じ』との表現の方が分かりやすい。

恐らく、民主党の原子力ムラ大臣達は『毒を持って毒を制する』と諺通り『原子力に精通した人物を選び、正しい原子力政策を行うため・・・』と言い訳をするのだろうが、この御仁のこれまでの行動や実績から考えると、毒を制することなどは頭になく、ただひたすら(毒を広げる)原発再稼働どころか新規建設を容認することすら有り得ることは間違いない。

こんな人物が規制庁の大将にしてはトンデモないことになるのは確実だが、この問題は国会承認人事とのことだから、今後国会で一もめも二もめもするだろうから、すんなり決まることなく、ボツにしてほしいもの・・・。

ところで、先日、たった4日間でグリ-ランドを覆っている巨大な氷床の融解が異常に進み、ほぼ全域がぬかるみに変わってしまったというニュ-スに、このままでは海面上昇が起き、そこに大地震が・・・と原発がらみの最悪のシナリオが頭をよぎる。

NASAの衛星画像からわかったらしく、30年前に人工衛星で記録を取り始めて以来、最も速く解氷が進んでいるのだそうだ。しかも、標高3200メ-トルと気温が一番低いはずの地点でさえ解氷が進んでいるというから恐ろしい。

すぐに地球温暖化という言葉が浮かぶが、少し立ち止まって考えてみると、現在オリンピックが行われているイギリスでは、猛暑とはほど遠く、むしろ寒い夏だという情報もあるのに、私の感覚ではイギリスのお隣のようなグリ-ンランドが猛暑とは思えない。なのに、4日間で氷床が溶けるとは変な話。

いろいろな専門家の意見を総合すると、この現象は永久凍土の上に乗っかっている氷床と言われる氷の部分が溶け出しているだけで、いわゆる地球温暖化の影響なく、すぐには海水面の上昇はないとのことだが、では原因は何か・・・と問われたら、過去にもあったらしいというだけで、明確回答が返って来ないというから何となる無気味である。

北極海の氷山が姿を消して、白クマの生息が脅かされているという話も良く聞く。これとは逆で、経済的に考えると、氷山がなくなったので北極海航路が開かれて、これまではマラッカ海峡からインド洋に出で、スエズ運河経由しかヨ-ロッパへの物資の大量輸送ができなかったが、今後は北極航路で直送できるという利点も強調されている。

氷山が溶けても海面が上昇しないことは理解できるが、グリ-ランドの永久凍土が氷解すれば、素人考えでも海面がかなり上がることは間違いなさそう。原発とは直接関係はないと思うが、津波が襲ったらその影響は計り知れない。

全く脈絡がないような話題に飛んだが、原子力規制庁が今後の原子力政策を住めるに当たって、政府はもとより原子力ムラの影響は受けてはならないのは当たり前のこと。そのためには、トップとしては原子力推進派で、読売新聞の影の解説員だという情報が流れている人はご遠慮願いたいものである。(田舎親父)

2012年7月28日 (土)

保育園での事故を考える・・・

 開会式前から、『オリンピックを盛り上げろ・・・』との命令が下りたかどうかはわからないが、連日オリンピック報道が新聞テレビを埋めつくしている。その一方で、大津の中学2年生の男子生徒の自殺事件も負けず劣らず賑やかに報じられている。

この問題は背景が複雑なので取り上げ難いのだが、『いじめ』という言葉ではとても表現できない内容であり、事実だとしたら警察が乗り出すのも仕方ないと思うが、教師はもとより生徒全てから事情を聴取するとなると、そのやり方によっては違う意味で大きな社会問題になりかねないのも気になるところ。

この事件が報道されると、呼応するかのように、各地で明かに(犯罪だと断言して良い)仲間うちのリンチ事件が明かになり、その凄まじさに顔を背けたくなる。かといって、それぞれの警察では事情が違うらしく、滋賀県警のように学校に乗り込んでの捜査に至らないのも、(大津の場合は特殊な背景が微妙に絡んでいるのだろうが)同じ国なのに変な話だと思わないでもない。

突然話が変わるが、先日、栃木県の公立保育園で、預かっている2歳の女児が、おやつに出された白玉団子(直径2~2・5センチ)をのどに詰まらせて窒息し、病院に搬送されたが、未だに意識不明のままになっているという報道に目がとまる。

以前、こんにゃくゼリ-を喉に詰めて死亡した子どもの両親が、製造した会社を訴えたという話題を取り上げたことがあるが、子どもが食べ物を喉に詰めるのはよくある話で、それを未然に防ぐのが親の責務ではないか・・・と述べた記憶がある。

その気持ちは今でも変わらないが、こんにゃくゼリ-の話題は世間の関心をよび、危険な食物を作るのがケシカラン・・・という批判が巻き起こり、製造会社はその対応に四苦八苦。結局は、形状や大きさを変えても、一部の人々はおさまらず、保護者も裁判にまで持ち込んだが、親の責務も賠償の責任義務もあいまいになったのではなかったろうか。

今回の場合、『保育園で・・・』というところがひっかかる。保育園は、保護者に代わって子どもを一定時間育てる場であり、それなりの専門家が子どもの面倒を見るのがそのタテマエになっているが、実際には子どもの個性に合わせるというより、決められたマニュアルにそって、時間の経過を基準として、おやつやお昼寝などが行われているのが通常らしい。

記事によると、17日午後3時45分ごろ、おやつに白玉入りフルーツポンチを出したところ、約5分後に女児がせき込み、牛乳をはき出してぐったりしたとある。(変な表現だが)保育士が白玉団子1個がないのに気付き、上半身を下に向けて背中をたたくなどしたが白玉は取り出せず、救急車を要請したとある。

駆け付けた救急隊員が団子を取り出したが心肺停止状態になり、搬送先の病院で午後4時35分ごろ蘇生したが、20日現在も意識は戻っていないという。続報がないので、この女児の現在はわからないが、できれば意識が戻り正常な状態に戻ってほしいと心から願っている。

保育士はよくかんで食べるよう指示したというが、こんな指示は2歳の幼児には無理。常識的にも、小さく切って出すべきところだろう。市も『配慮が足りなかった。職員への指導を徹底する』と保護者に謝罪したという。そして、今後は『白玉団子を含めウズラの卵やミニトマト、里芋などは出さない』とのことだが、出さないというのは保育士の目が行き届かないということなのだろうか?・・・。

事故当時、部屋には女児を含め2歳児27人と保育士6人がいたという。そのまま読み取ると、保育士一人がみる幼児は4、5人。保育士が何人いれば安全なのかはわからないが、国や自治体ではその基準は決めているだろう。この保育園は多分基準はクリアしていたに違いない。それでも目が足りないのだろうか・・・。

白玉団子やウズラ玉子、ミニトマトなどは幼児にはご馳走。それを保育士の目が届かないので出さない・・・。一見つまらないことであるが、そんな環境で、一番人間として成長する幼児期を過ごさせて良いのだろうかという素朴な疑問が頭をよぎる。

いじめ撲滅という言葉そのものに矛盾があり、いじめは人間が複数よれば必ず起こり得ることであり、いじめ問題は乳児期の育て方にこそ解決の道があると思っている私には、少し気になる記事である。(田舎親父)

2012年7月27日 (金)

オリンピック報道の影で・・・

連日、35℃(体感温度はさらに5℃程度高い)を超える猛暑が続いている。いつもは涼しい風が吹き抜ける横浜の片田舎のオンボロ我が家でさえ、風か弱いこともあって、じっとしていても汗が吹き出すほどだから、コンクリ-トに覆われた都会の真ん中は想像を絶する暑さではないだだろうか。

こんな暑さ報道を人一倍喜んでいるのが関西電力の社長以下幹部達らしい。自分達は日夜冷房のよく利いた快適な環境で過ごしているのだろうが、『大飯原発の再稼働で電力不足の心配がなくなった』というマスコミ報道に、してやったりとニンマリ。夜な夜な繰り広げられる宴席などでは自画自賛の大騒ぎが・・・。

この行動を裏付けるように、大飯原発4号機がフル稼働に達した25日に、関電のヤギという社長は『次に再稼働させる原発について高浜3、4号機』と発言したという。再稼働には何の障害もないと言い切ったとのこと。会長も当然とこの発言を支持したというから、この輩の『金のためなら』リスクなど何のその、原発がなければこの世は闇だという言い方に、私のようなごく普通の庶民とは人種が違うらしいとしか思えない。

再稼働の時期は明言しないものの『(国には)できるだけ審査を早くしてもらいたい』と再稼働ありきの姿勢を強くアピ-ル。すでに関電は、大飯原発3、4号機を含め八つの原発の安全評価(ストレステスト)の一次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出しているというから、保安院とは気脈を通じているのだろう。

フル稼働している大飯原発の地下には亀裂があることは以前から明かになっているが、地質学や地震学の専門家の多くが『活断層気疑いがある』と発言しても、そんな声は全く聞こえないらしく、自社で独自の調査をして結果を報告すると、活断層があってもなくても関係ないととられても仕方ない態度を続けている。

これは再稼働反対の10万人以上の声を、単なる『大きい音』としか受け止めない(汚染ドショウ=アメリカさまのブル)首相と全く同じ体質。

『電力需給ではなく、わが国のエネルギーセキュリティーを考え、安全性を確認できたプラントはできるだけ早く動かしていきたい』との表現は、政府と電力会社は互いに原発再稼働路線が規定のものとして動きはじめたというところだろう。

『電力不足』をなにも感じない政府や政治屋たちと官公庁の官僚たちが電力会社と結託して『電力不足』を脅しに使い、また、猛暑を天恵とばかり利用し、この夏を生きて過ごすためには電力が何より必要だと宣伝。

そして、政府の命令を受けたのだろうが、原発ありきの世論を作るため、天下の公器と言われているNHKが、原発の話題を避けて、オリンピック一色の報道姿勢。国民に生活に一番大切なことは『金メダル獲得』で、そのため応援することが国民の義務だといわんがばかりの狂騒にウンザリする日々が続いている。

やっと昨日、視聴率の低いクロ-ズアップ現代で、あたかも今までこのために報道しなかったような言い訳がましく取り上げていたが・・・。

オリンピックが終わった頃、気がつくと高浜原発再稼働はもとより、原子力規制庁の人事が、オリンピックのドサクサにまぎれて、原子力ムラの住人で決まっている・・・?。いやそればかりではない、岩国基地ではオスプレ-のプロペラが回転しはじめているというから、ひょっとしたらすでに地面と機体は離れているのかもしれない。本格的な試験飛行もオリンピックあけ・・・。

ここは冷静に政府や電力会社、またアメリカの動きを監視する必要がありそうだ。(田舎親父)

2012年7月26日 (木)

犬と過ごす乳児はよく育つ?・・・

 原発再稼働反対の抗議集会にはウンともスンとも無しのNHKはオリンピックのことになると、常軌を逸しているほど大騒ぎ。今朝も、早くから『なでしこジャパン金メダルへ幸先よい白星・・・』と、全てのニュ-スに優先して大々的に展開しているが、どこか違うのではと違和感を覚えるのは私だけなのだろうか。

しばらく、オリンピックの話題が全てに優先し、その間に庶民の暮らしに不具合なニュ-スはないがしろにされるいつものパタ-ンに恐ろしさすら感じている。

それはさておいて、先日『犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは、感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減る』という見出しをネットで見つけた。アメリカの『ピディアトリクス(Pediatrics)』という小児科の専門雑誌に、このような文面が掲載されたのだそうだ。

記事によると、論文ではこの理由について詳しく説明していないが、毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周りにいることで、生後1年内の赤ちゃんの免疫力が高まる可能性があるという。猫でも同様の可能性が示されたが、その効果は犬より弱いようだと表現は極めてあいまい。

フィンランドのクオピオ大学病院が行ったこの調査は、親が生後9~52週目に健康記録を取り続けた子ども397人を対象に行われたとある。

その結果、犬や猫が飼われている家庭の赤ちゃんは、せき、喘息、鼻炎などの感染性呼吸器疾患にかかる確率が約30%低く、また耳の感染症にかかる確率も約半分だったとのことだが、一つの病院の数百の事例で、こんな結論を出して良いのだろうか、そちらの方が気になる・・・。

研究チームは、『動物との接触が免疫系の発達を助けることで、より整った免疫反応をもたらし、感染期間を短縮させるのではないか』と推論しているという。確かに、犬が近くにいると何となく和まされることが多いことは、幼い頃ずっと犬と一緒に過ごした私には理解できることなので、この推論にはうなずける部分もある。

しかし、感染リスクの上昇が考えられる要因(母親による授乳や保育施設の利用、さらには親の喫煙や喘息など)を排除しても、犬のいる家庭で育つ赤ちゃんで感染症を発症する確率が著しく減少したことが確認されたという部分になると、ちょっとマユツバもの、抗生物質の投与回数も少なかったとのことだが、それを裏付ける具体的な数値はない。

これまでも、犬や猫と一緒に過ごす赤ちゃんの成長を研究した例はあるようだが、ペットが子どもに与える恩恵についての意見が別れ、恩恵などないとするものが存在する一方で、動物との接触が風邪や胃腸疾患を予防するとしたものなど、相反するものが見られたが今回の調査で明らかになったとある。

調査は、出生後すぐの乳児のみを対象としているそうだ。乳児とともに過ごすというからには室内犬なのだろうが、犬の習性から乳児を自分より格下の存在として、乳児の身体をなめたりすることもあるだろう、場合によってはじゃれついて思わぬ危害を与えることも考えられないことはない。

この記事を見て、乳児を育てながら室内犬を飼っている人も多いだろうから、効果があるという部分だけを読んで、犬と無秩序に過ごさせる人もでてくるのではないだろうか。その結果、思わぬ事故が発生することも・・・。

犬を飼うことは自己責任だろうから、私がそんなことを心配することではないだろうが、このところ、ますます、服を着せるのは当たり前、中にはサングラスをかけている犬を得意気に連れて歩く人も多くっていることから、犬に子育てさせる親も出て来ないとも言えない。

この論文を見て、我が意を得たりという犬好きの人たちが、ますますお犬様命の傾向が進まないことを、昨日も乳母車に乗せられている犬を見て、どこか違うぞ・・・と思った私には切に祈りたくなる。(田舎親父)

2012年7月25日 (水)

わずか2ケ月で完成?・・・

 このところ、あまりにも酷過ぎる政治に愕然としているので、今日は、以前メモしていた中国のトンデモ建築の話題を、ごく簡単に取り上げてみることにした。

例によって『大紀元 日本』というサイトで見つけたものである。中国湖南省の省都・長沙市で、高さ世界一となる838メートルの超高層ビル建設計画が進められているらしいが、わずか2ケ月で完成させるというから、中国らしい壮大な話。

『天空城市(天空都市とルビがふってあるが漢字からでも想像がつく)』と呼ばれる220階建てビルで、マンションやホテルなどが入るとのこと。完成すれば、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにあるブルジュ・ハリファ(828メートル)を抜いて世界一となると、(安全性を危ぶむとの注釈はあるものの)何となく自慢げに感じる記事である。

施工業者は、骨組みなどを工場で事前に製造し現場に運んで組み立てるため、『一日に5階ずつのペースで建設できる』と胸を張っているとのこと。私にはとても信じられない話なのだが・・・。

ところが記事を読んでいくと、この話はかなりまじめで、実際に工事を受け持つ『遠大集団』という会社は、湖南省洞庭湖の畔(といわれてもどこだかさっぱりわからないが)舟酒店と言う30階建のホテルを、なんとわずか15日間、その間一人の怪我人も出さず完成したという実績を持っているという。その証拠として、ご丁寧にも『You Tub』の建設の様子を映像で紹介している。

映像は、個々の個所はモジュール化されており、あとはそれを積み上げるだけ。溶接もなしで、ボルトで締めるだけという簡単作業で30階建てのビルが完成する様子を映し出している。簡単作業ながらもM9.0の地震にも耐えることのできる耐震構造になっているとのだそうだ。こちらも俄には信じたくないが・・・。

そんなビルを完成した実績のある会社で、『天空城市』建築が進められているそうだ。現在は部品を作っている最中で、8月にも地元政府からの建設許可が出る見通しというから、単なる話題作りの与太記事ではなさそうだ。

中国のやることだから、どうぞご勝手に・・・というところだが、果たして、たった2ケ月で立ち上がったビルに、入居を希望する人がいるのだろうか、と違う意味で心配になる。

『日本でも同じようてもの・・・』と影の声が聞こえてきそうだが。(田舎親父)

2012年7月24日 (火)

筋書き通り一桁数値で・・・

 東電の電気料金の値上げ幅が予測した通りの『筋書き』で決まったようだ。

その筋書きとは次の通り。経産省の『専門家委員会』という御用機関が、東電から提出された資料によって計算し、もう少し値上げ幅の圧縮をもとめ、東電が渋々従う。一般国民は少しでも値上げ幅が小さくなることで一安心し、値上げを仕方ないことと容認するという展開だが、ものの見事にその通りになった。

東電は、はじめから圧縮されることを見通して金額を記入、人件費の削減もその範囲の中だろう。いかにも自分が国民の負担を少なくするような言動をしているかをマスコミに宣伝させているエダノという悪代官風の経産相は、官房長官とともに、消費者担当の大臣には『東電の努力は評価する。これがギリギリだ・・・』と言ったかどうかはともかく、はじめから飾り物の消費者相は即座に『これで結構』と応じたようだ。

ある意味これまで通りの、国民の意識を分断して統治するという政府のやり方だが、マスコミか徹底して後ろから応援しているのだから、一般国民は(悲しいことだが)10%以上が8%台になったと安堵しているのだろう。

この圧縮のからくりは東電全社員の年収削減幅を、東電が申請している22・56%から23・68%へと一段と切り込んだ(ようにみせている)ところらしい。

東電は、日本航空など、公的資金が注入された企業の中では最も削減率が高いと苦渋の選択だと言っているそうだが、(本当に、この数値通り給料の4分の一をカットするのかどうかも疑わしい)わずか1%圧縮しただけではないかと反論したくなる。

健康保険料の企業負担割合を60%から世間並みの50%に引き下げ、修繕費の一部も料金原価から削除したとのことだが、こんなことは当たり前。はじめから引き下げておくべきところ。今更、何を言ってるの・・・というところ。

もっと酷いのは、日本の電力業界は再稼働が見通せない原発に代わって火力発電に依存し、燃料の約七割を占める液化天然ガスを世界最高値で買っているのだが、高値でも自動的に料金に上乗せできる政府お墨付きの『原燃料費調整制度』には全く手をつけていないこと。

ネットで調べてみたが、東電は液化天然ガスをヨ-ロッパ各国より百万BTU(英国熱量単位)当たり4~5ドルも高値で買っているとのこと。このため、昨年度は産ガス国に1兆7700億円支払ったという。

一応、経産相は『契約更新時に可能な限り低廉化を』と電力業界に注文をつけたそうだが、東電も含めて電力各社はなにも手をつけていなというから、これまた国民の目線を欺くためのアリバイ作りとしか表現のしようがない。トンデモナイ話であるが、それが堂々と通るから困ったもの・・・。

ヨ-ロッパ並みなら4千億~5千億円、シェールガス革命に沸く米国産並みなら7千億円近くも出費が減って値上げ幅を抑え込めるのだそうだから、ここに踏み込めば値上げ幅はさらに圧縮できることは間違いない。それどころか、値上げなんて話が出でくること自体が奇怪しいのでは・・・。

このあたりの東電の説明を聞きたいものだが、マスコミは8%台に圧縮されたのだから万々歳と世論を導いているのだから、私の声など届くはずがない。

私のような一般庶民には、せめて電気をできるだけ使わないようにする『節電』しか抵抗の術はないことが悲しい限り・・・。(田舎親父)

2012年7月23日 (月)

エネ庁と博報堂との会話・・・

 民主党政府は、政府のエネルギー・環境会議が将来の原発比率はどれくらいがいいか国民の意見を聴く会(聴取会)を、その運営など全ても博報堂に7854万円で売り渡していたというから呆れて物も言えなくなってしまう。

原発再稼働と原子力ムラの利権を確保するためには、このような無駄をまかり通しておきながら、『消費税値上げが緊急で、それなくして日本の将来はない』などとよくぞ口にできるもの。まさに、財務省の狗と成り果て、アメリカさまのご命令に対して、ただひたすら服従し、自国民に牙を向ける悪鬼のごとく・・・。

この悪鬼の思惑を承知しましたとばかり、この会を主催した経産省のエネルギ-庁の官僚と受注した博報堂との間の会話を想像してみた。

エネ庁 今回はご苦労さん。原発依存率を真ん中で収めたいのだがよろしく頼む。

博報堂 かしこまりました。その意見にまとめるためには、反対意見を押さえ込む必要がありますが、その方向でよろしいですか。

エネ庁 その通り。何か良い案がれれば・・・。

博報堂 まず、発言人を限定しなければなりませんね。電力会社の人間を入れていいですね。

エネ庁 あくまで厳正な抽選によって選ばれたという形なら・・・

博報堂 わかりました。仕様書にある回数を半分にしてはいかがでしょうか・・・。

エネ庁 無言・・・

博報堂 さらに、会場も小さくしたほうがやりやすいと思われますが・・・。

エネ庁 無言・・・

博報堂 会場に反対意見ばかりの人間が多いと混乱しそうですね。

エネ庁 そのため、入場にはボデイチッェクという項目を入れてある。

博報堂 私共の方でも警備員を出すようにして、参加者を制約することにします。

エネ庁 よろしく頼む。

博報堂 では、その線で動きますが、予算は使い切らせていただきます。

エネ庁 それで良いが、予算が余ったら返還する形を整えておいてくれよ。

博報堂 全てお任せください。

エネ庁 今後のことがあるので、よろしく・・・

こんな展開ではなかっただろうか。当初の予定より開催回数が半分になったり、定員が百人以上減ったりし、6千人の国民が参加できるはずが、最大2千人と3分の1以下になったということも、こんな想像が当たらずとも遠からじ・・・というところだろう。

仕様書では、当初は20ケ所の会場で、それぞれが300人としてこのことに対して、エネ庁の担当者(幹部)は『発注時はどのくらいの規模にするのかきちんと決まっていなかった。20カ所なら予算が足りなくなることはないだろうと判断した』と、予算のことには触れず反省の弁もないという。

定員がぐんと減ったことについても、『契約後に会場の確保のしやすさなどを考慮したのだろう』と博報堂が勝手にやったと責任逃れの弁明をするだけだというから、この『聴取会』そのものがアリバイ作りであったことは明か。

15日の仙台市会場で、ホソノという事故担当相は『(参加者が書く)アンケートをすべて読み、思いを受け止める』とさも自分が目を通すごく明言していたが、実際はアンケートの集計や分析は全て博報堂任に丸投げだというから、その場限りの逃げ口上であることも間違いないところ。

これ以上考えることすら嫌になった・・・。(田舎親父)

2012年7月22日 (日)

アメリカの高笑いが聞こえてきそうだ・・・

 日本へ輸送中のアメリカ軍海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ12機が明日岩国に到着する。この航空機は、(全く素人の私にでも)開発段階から墜落事故が多発していることからも危険極まりないと断言できる上、世界で一番事故の起こる確率が高い普天間基地に配備するアメリカの神経を疑うが、それ以上に、なぜ日本政府が止めようとしないのかとこちらにも腹が立つ。

沖縄県民の怒りの声が全く聞こえない振りをするのは、原発再稼働反対の声を機動隊による歩道封鎖で押し込め、政府の御用機関であるNHKをして、あたかも反対の声がないとの世論を作り上げる官邸の姿勢と全く同じ。

党内の政調会長はじめ与党内部からも反対の声が上がり、アメリカさまのポチと揶揄されている自民党の中からもでさえ、沖縄配備は難しいと表明しているのにもかかわらず、ひたすらアメリカさまの命令を聞かねばならないのは何なのだろう。もしかして、絶対に明かになってはならない弱点でも握られているのだろうか・・・・。

オカダ副総理が、オスプレイの普天間基地配備について、『配備にダメだと言う権限は日本にない』と断言する場面を見てビックリ。ショックを受け、この男に対する言いようがない嫌悪感を覚えたと先日述べた。

そして、世界一危険な基地といわれる普天間基地への配備に、日本が拒否することは許されないって、いったいこの国のどこが独立国家なのか。副総理がはっきりこう言う以上は(悲しいことだが)やっぱりこの国は独立国家ではないようだ。と続けて、広辞苑の『独立国家』という意味と、小学校の社会科の教科書の記述を改めねばならないようだと結んだ文章を書いた。

コイズミ元首相が『ブッシュのポチ』と揶揄されたことは記憶に新しい。これはアメリカさまのおっしゃることには尻尾を降ってついて行く姿勢を、一部メディアが批判をこめて名付けたものだろうか、言いえて妙だと感心したもの・・・。

コイズミ内閣が行ったイラクへの自衛隊派遣などに対して、この国をトンデモない方向に導くものだと強い懸念をもち、大いに批判したが、一般国民(国内)の危険に直接影響が少なかったからだろうが、世論の盛り上がりはほとんどなく、むしろ劇場政治と誤った認識を持ち支持率が高くなったことも今は昔。

しかし、今回は違う。原発事故は人々から故郷を奪うという、これまでだれも経験したことがない不幸な事態に追い込み、オスプレ-を沖縄へ配置することは、今以上に事故の危険に怯えなければならない人々を増やすという、国民に直結した危険性が膨らむ大きな問題。

当然ながら、反対の声は日々高まりうねりのように広がっている。しかし、その声を音としてしか感ぜず、アメリカさまのご命令に対しては、むしろ積極的に国民に牙をむくとは、私にはとてもまともな心を持ちえた人間だとは思えない。

先日、消費税に関して『汚染ドジョウ』から『財務省のブル』とあだ名を変えると述べたが、オスプレ-の沖縄配備では、アメリカさまにただ尻尾をふるポチではなく、ご主人さまの命令では、自国民にも飛び掛かり、場合によっては食い殺すブルドックやグレ-トデンになってしまったようだ。

『アメリカのポチ』から、国民でも反対するものは噛み殺す『アメリカのブル』。アメリカの高笑いが聞こえそうだ・・・。(田舎親父)

2012年7月21日 (土)

『いじめ』と『犯罪』は全く異質・・・

 昨年10月、大津市で起きた中学2年生の男子生徒が自宅マンションのベランダから飛び下り自殺した事件が連日大騒ぎになっているが、日常的に3人の同級生から殴る蹴るの暴行を受けていたことが事実だとしたら、これは『いじめ』という範疇ではなく、明かに『犯罪』である。

この事件を報じはじめの頃、どの新聞だったか記憶がないが、先月の新聞紙上に『担任は前任校でハングル語を教えていた』という文言に違和感を覚えたことを思い出す。

最近いろいろな方の情報から、この学校に限らず、大津市は在日韓国人が多く、その人達が教育界や自治体の中枢部にも深くかかわっているらしい上、同和問題が微妙に絡んでいるとのこと知り、この違和感の原因は取り除かれたが、これらの情報が問題をより複雑にしていることは間違いなさそうだ。

マスコミもかなり気を配りながら書いているらしく、このような背景には全く触れていないのも気になるところ。これは厄介なことで、よほど注意しないと、全く予期しない方向から批判をうけるのは仕方ないとしても、自分の見方が偏らないとも限らないので、もう少し情報を整理するとともに、警察の動きなども注意しながら今後の成り行きを見ていくことにする。

ところで数日前の新聞に『15日午後2時ごろ、大阪市東淀川区のマンション前の歩道に、同区内に住む公立中学校3年の男子生徒(14)が倒れていたが搬送先の病院で死亡が確認された』という記事を見つけた。

記事によると、マンションは10階建てで、生徒は昼に自宅を出たとのこと。屋上に通じる非常階段最上階のドアはカギがかかっていたが、天井との間に幅約60センチの隙間があり、人がすりぬけられるというから、生徒はここから屋上に出たに違いなかろう。

遺書は見つかっていないときことだか、靴をはいていなかった上に通行人がマンションから転落する生徒を目撃しているというから、生徒が自分の意志で飛び降りか可能性が高いようだ。

生徒が在籍する中学校側は警察の聞き取りに関しては『いじめなどは把握していない』と、決まりきった回答をしているという。

自らの意志で命を絶つには、相当な決心がいるだろう。恐らく、人間関係の歪みが自分では解決できないまで増幅し、全てに絶望して瞬間的に飛び下りたのだろうと推察しているが、何とかできなかったのだろうかと暗澹たる思いになる。

その続報がないのも気になるが・・・。

さらに、19日の朝のNHKテレビで、東京品川区のマンションの12階のベランダから中二の男子生徒が転落して病院に搬送されたが全身打撲で間もなく死亡というニュ-スが流れた。

アナウンサ-は『遺書らしきものは見つかっていないらしい』と言っていたが、こちらも履物は履いていないということから、自殺である可能性は大きい。

その日の夕刊にでも事件の概要が掲載されるのではと注意深く読んだが、記事はない。(読売と産経が一部取り上げたことを後日知るが・・・)当日、かなり注意深く探したつもりだが、ネットの新聞記事もない。当然、続報もない。

中学生が自らの意志で命を絶つことは重大なことだと思うのだが、新聞記事にすらならないのは、それほど命の価値が小さくなったのだろうか。そんなことがあって良いはずがないが・・・。

遺族からの依頼があるのかもしれないが、客観的に考えても、『いじめ?(犯罪)』かどうかはわからないまでも、友だち関係の悩みからくる自殺であることは想像に難くない。『いじめ』問題は今や人々の感心の的、マスコミが飛びつくはずなのに、続報がないのは気になる。

繰り返すが、生きていることすら否定するような、殴られたり蹴られたり野暴行を受ける行為を全て『いじめ』という言葉で一括りにする現代社会に違和感を覚える。いじめという言葉の意味をもう一度完本的に考えて見る必要があるのではないだろうか。

『いじめ』はどんな社会でも存在することだが、『犯罪』は許してならない。私は『いじめ』と『犯罪』とは分けて考えなければ、この問題は解決の糸口すら見つけられないと、以前から主張しているのだが・・・。(田舎親父)

2012年7月20日 (金)

稼働40年の原発の大事故が百万年に一回とは・・・

 原発で重大事故が起きる可能性について、電力会社が国などに示してきた確率は百万年~一千万年に一回だと、信じられないような話が新聞に掲載されていた。

歴代の政府はそのことを鵜呑みにして原発推進を国策として進めてきたというから怒りを通り越して呆れが先にたつ。このことについて、東京新聞が、民間の損保会社のリスクと比較して、その誤魔化し指摘する興味深い記事を掲載している。

記事はまず、民間損保会社のリスク判断と比べると、数百~数千分の一と大幅に甘く見積もられていたことを指摘。その上で、再起動に踏み切った関西電力大飯原発も、過去の誤魔化しを踏襲して、7百70万年に一回と強調していることを伝えている。

どこからこんな数値が出てくるのかわからないが、原発が我が国に設置されて、たかだか40年程度。その短い時間軸で福島原発の大事故が起きたのにもかかわらず、事故の確率をゼロ同様とは恐れ入る。本気で言っているのか、関電関係者の頭をぶち割って、脳味噌を分析してみたいもの・・・。

東京新聞社は、電力会社が原発で重大事故が起きた場合に備えてかけている民間損害賠償責任保険(責任保険)の2011年の年間保険料のデータを、国への情報公開請求で入手したという。その分析から、電力会社のいう確率がいかに空虚であるか、分かりやすく解析している。

年間保険料は、保険金額(支払上限額)に事故が起きる確率をかけたもの(損保会社の利益などは除く)で、逆に、上限額を年間保険料で割れば、何年に一回の事故確率とみなしているかが分かるという。

国から入手した資料によると、原発一基あたりの年間保険料は平均約5千7百万円と判明したのだそうだ。それを元に計算すると上限額は千2百億円で、このことから、重大事故の発生確率は約2千百年に一回とみなしていることが分かるとのこと。

このことから、東電福島第一原発事故前の国内には54四基の原発があり、日本全体では39年に一回の確率で重大事故が起きるとみられていたことにもなる。これは凄い数値。民間の損保会社は、確率的にであるが、稼働して40年の福島原発事故をあらかじめ予想していたことになる。

記事は続く。電力会社は、非常用電源や非常用冷却装置などの機器が同時に故障する確率で事故の発生率を算出し、国が10年ごとに実施している原発の安全性チェックの場などに報告していることに対して、一見正しいようだがとただし書きを入れて、多くの機器をからめるほど、確率はぐんと低くなり、結果的に、一千万年に一回などと、人類の祖先誕生から現在までよりはるかに長い期間に一回、という数字を持ち出していると批判している。

こんな方法で強引に導き出した確率が正しいとすれば、たった12000円の年間保険料で、千2百億円もの保険金額を引き受けることになるというが、こんな保険契約が成立するはずはないことは、保険に関する知識など全く持ち合わせていない私でも容易に理解できること。

保険を引き受ける『日本原子力保険プール』は民間損保会社の集まりだから、こんなバカな契約などしないことも明か。しかし実際には、電力会社と損保会社との契約があるということは、電力会社が事故確率を2千百年に一度と認めていることは明らか。

なんという欺瞞。優秀な官僚達がこんな簡単な理屈を理解できないはずはない。わかっていながら、利権という美味しい餌がぶら下がっているので、政財官が気合を入れて協力し、国民を徹底的に騙して今日まできたという話に他ならない。

確率的に単純計算すると、これから40年は事故がないと強弁したとしても、地下に断層がある可能性が大きい大飯原発では、大事故が起きる可能性は限りなく大きくなることだけは確かだろう。

それでも利権に群がる輩によって、大飯原発に続き再稼働する原発候補が、福島事故などなかったごとく声高に広がっている。

いよいよこの国には未来がないと愕然とする。何とかこの動きを止めなければと真剣に考え、行動している人は確実に多くなっていることは、毎週金曜日、首相官邸周辺に抗議のために集まる人の数で一目瞭然。

そして、今日は金曜日・・・。(田舎親父)

2012年7月19日 (木)

厳正な抽選?聞いて呆れる・・・

 将来の原発比率をどうするか、政府のエネルギー・環境会議が全国各地で国民から意見を聞く会(『意見聴取会』というそうだが)が14日から始まり、仙台、名古屋と続いているが、各会場でやらせ発言と運営方法の拙さが原因だろうが混乱は続いている。

政府は『国民的議論を礎にする』と言葉だけは取り繕っているが、その実態は、開催時間はわずか90分。意見を言えるのは各会場でたった九人だけというから、民衆党政権が得意とする国民の意見を聞いたフリをするアリバイ作りとしか言いようがない。

『議論』という言葉の意味は、広辞苑には『互いに自分の説を述べあい、論じあうことと。またその意見の内容』とある。

小学校の学級会では『議論』することを大きな目標としているが、教師が徹底して指導することは、広辞苑にある通り『自分の意見を述べあうことで自分の考えを深める』ことに加えて『相手の意見に耳を傾ける』ということ。そしてもう一つ『少数の意見を尊重する』ことも落してはならない。

小学校でも当たり前のことが、選挙で選ばれた政治家といわれている人たちが守れないのだから困ったもの。数は正義とばかり、少数意見など屁のようなものとばかり無視。他党の協力(思惑を利用して)を土下座してまでお願いして、強引に増税法案を衆議院が可決したことはその典型。

『意見聴取会』の話題に戻るが、設定時間は90分。冒頭、政府側が2030年までに原発比率を(1)0%(2)15%(3)20~25%-とする三つの案を説明し、その後、案ごとに事前に『抽選』で選ばれた3人、計9人に8分ずつと時間を限って発言を許すのだそうだ(単純計算しても、それだけで72分)。そして『議論』の定義である『質疑応答』の時間はないというから、呆れて開いた口がふさがらない。

発言者9人の選び方についても、政府は、登録時に意見概要を添えて申し込んだ発言希望者から『コンピューターによる抽選で選んだ』とだけで、その詳しい説明はない。

ネットで調べてみると、この『意見聴取会』に参加を希望者する人は、インターネットで内閣官房国家戦略室のホームページ上にある同会議のフォームから申し込むとある。その際に、意見表明希望の有無、意見の概要などを記すことが必要で、応募者多数の場合は抽選になるとある。

抽選の結果は公開することはなく、本人にメ-ルで連絡するとのことらしい。要は、『コンピュ-タによる無作為な抽選』と、あたかも科学的な根拠をあげて、主催者に都合のよい意見を述べる人だけを選ぶという過去の権力の常套手段。こんなことが通用するわけがないのに、今の政権はよほど焦っているのか、それとも国民を全くバカにしているのかそれを強行?。

埼玉の聴取会は大混乱に陥ったと報じられている。さいたま新都心合同庁舎の講堂に、事前に登録した約170人が集まったそうだが、会場には埼玉県警の警察官のほか、民間の警備員10人以上が配置され、入り口には臨時の金属探知ゲートが据えられ、参加者はポケットの中のライターやペンなど金属製品はすべて出させられ、カバンの中ものぞき込んで徹底的にチェックされたというから驚きである。どうやら民主党のいう『議論』はテロと同義語らしい。常識的に考えても、こんな雰囲気で『議論』などできるはずはない。

仙台の場合は、東北電力の幹部が東北電力の意見として、原発が必要なことをとうとうと述べたというから、政府の聴取会の事務担当者は、誰かの命令でこの人物をあらかじめ『厳正な抽選』で選んだことは間違いなさそうだ。さらに政府筋の原発推進機関の関係者も選ばれていたというから、一般国民を対象とした『意見聴取会』などとはほど遠い。

名古屋でも中部電力と原子力ムラの幹部が選ばれたというから酷過ぎる。さすがに、やりすぎだと認めたのか、次からは電力会社の人間は発言させないということにしたそうだが、代役など簡単に見つけることは想像に難くない。

あれほどの大勢の人たちが『再稼働反対』という声をだしているにもかかわらず、音としか認識できない『財務省のブル』は、財務省のみならず官僚や原子力ムラ、原発推進命の輩にも魂を売り渡し、ひたすら虚しい誤魔化しを続けるのだろうが、五感を失った人間には、歴史は哀れな末路しか与えないことを知るべきだろう・・・。(田舎親父)

2012年7月18日 (水)

財務省の傀儡と化した民主党政権・・・

 政府の2011年度予算では、東日本大震災の復興に向けた約15兆円のうち約6兆円が使われなかったことを先日知る。

被災地では、未だに避難生活を余儀なくされている人々が多く、復興に向けて動きだしたくても、瓦礫の山がその行く手を阻んでいることが明らかなのに、その処理すら遅々として進まない現状なのに・・・。

こんなバカにした話があるのだろうか。被災者の暮らし再建を願い、復興増税を受け入れたはず。なのに、本来の目的には使われず、それどころか『社会保障と税の一体改革』と言葉だけはかっこをつけた、実質には『とにかく国民からむしりとれ』という財務省の命令を忠実に果たそうと、増税一本槍の汚染ドジョウ内閣は早く退場ささないとトンデモナイことになることだけは、政治音痴の私にでもわかる話。

なのに、何とか政権を取り戻したいというだけの思いで、消費税率引き上げに賛成している自民党と宗教政党。すでに破綻して政権の正当性すらなくしている民主党。さらに、真実を報じないNHKをはじめとするマスメディアにも不信感が募るが、先日、どちらかという大衆娯楽週刊誌が面白い記事を引用して紹介しているブログに遭遇した。そのブログ名は『暗黒夜考・・・』。『週刊現代』の記事を引用している。

これは面白い。娯楽週刊誌が本当に高級官僚を集めた座談会を開いたか疑問にも思えることも多いが、内容的にはかなり的確な部分がある。その前半部分を、私も引用させてもらうことにする。(引用はじめ)

◆「本当の総理」勝栄二郎の高笑いが聞こえる キャリア官僚匿名座談会「財務」「経済産業」「国土交通」野田佳彦さん、 あなたは財務省のブルドッグですよ

 20120709日(月) 週刊現代「経済の死角」

財務 勝次官の完勝、いや圧勝ですね。気分がいい。
経産 あれだけ入念に根回ししたんだから、そりゃ勝つでしょ。
国交 国民からの評判はともかく、霞が関では野田さんは男を上げたな。
財務 そうそう、よくぞブレずにやり切った。
経産 ルーピー(鳩山元首相)とか左翼(菅前首相)に比べたら、たしかに1000倍使える政治家。
財務 松下政経塾出身の政治家って、基本的に青臭くて組織を知らない、言うだけ番長ばっかりじゃん。でも野田さんは違う。勝さんの命令をよくきいて()、政局を乗り切った。
国交 財務省の単なるポチだと思ってたら、これがなかなか、頼りになるシェパードだったって感じか。
経産 いや、あの顔はブルドッグだな()
財務 でもまだ不信任決議案というシナリオが残ってるから調子には乗れない。
経産 それでも最終的に法案は通るだろ。
財務 いや、俺たちは経産官僚と違って、すぐにハシャいだりしないから。
国交 たしかに経産はすぐハシャぐからな。
財務 先週も週刊現代が勝次官の記事を書いたから、発売日にコピーが省内に配られてた。大事な時期だから勝さんの記事には全員目を通しておけって。
経産 軍隊みたいで気持ち悪いね。久々に登場したスター事務次官のもと、一致団結する財務
国交 野田さんも評価を上げたけど、やっぱり勝さんは他の省庁から見てても迫力あるよ。とにかく目配りが幅広い。スーパー官僚でしょう。
経産 幅広いと言っても、目的はただ一つ、消費税を上げることだよ。そのために省を挙げて政治家にモミ手をして、籠絡する。それがスーパーか?
国交 たしかに原発再稼働とか他にも国家的緊急課題があるのに、財務官僚は消費税のことしか考えてないのが恐ろしい。どこまでもドメスティック。
財務 原発はまだウチのテリトリーじゃないでしょ。個人的な意見はあっても、省内で原発の議論が出ることはないね。
経産 まあ、10年に一度の大仕事のクライマックスだから、夢中になるのもしょうがないか。
国交 財務省は10年に一度消費税を上げるためだけに、毎年の予算編成で恩を売ったり、ふだんヘーコラしてる感じだからな。
経産 そう、それがコイツらのDNA
財務 否定はしない()。肉を斬らせて骨を断つ。
経産 今回も田中美絵子ら小沢グループの中間層に、白票(賛成票)を投じた連中がいる。あのあたりが財務省の「見えない汗」の結晶だな。
○もう小沢はいらない
国交 田中といえばウチの副局長(中部地方整備局)との不倫キス騒動は大変だった。写真が掲載された週刊新潮の発売前日に、副局長が大臣官房付に左遷されて。局長確実のエースだったのに。
財務 あの処分は早すぎだろ()。不倫とはいえプライベートなのに・・・・・・。

(以下続くが 引用ここまで)

この記事をほんの少しだけでも信じると、これでは、まさに汚染ドジョウ氏は財務省のポチ、いやブルドックである。

私も『汚染ドジョウ』から『財務省のブル』という表現に変えなければ・・・。(田舎親父)

2012年7月17日 (火)

事故につながらないことを祈る・・・

 『ピ-チ』という格安航空会社(LCC)のことは以前取り上げたが、我が国にもLCCブ-ムが到来したらしく、つい先日には、日本航空系のLCC『ジェットスター・ジャパン』発足のニュ-スが派手に伝えられていた。

ところが、その日の最終便になる札幌(新千歳)-成田便が欠航したという記事の解説を読んで唖然とする。最終便は成田着22時20分。この時刻設定は、普通の空港ではさほどの違和感がないが、成田空港の持つ特殊性で午後11時以降の離発着を禁止していることからくるのだそうだが、周辺住民のことを考えるとこの規制は理解できる。

成田空港闘争があったのは学生時代。何度か現地に出かけたことを思い出す。羽田空港の騒音問題と拡張工事の見通しが立たないことから、成田が新空港の場所として選ばれたとのことだが、突然、肥沃な土地を農民から強引に奪い取る決定がされて、農民たちの死に物狂いの反対闘争が何年も続いたことは我々の年代以上には記憶に新しい。

午後11時以降は離発着絶対禁止という運用規定で『東京国際空港』という名前で強引に開港したなり成田空港は、タテマエ上は国際線専用として運用されていたが、羽田空港の拡張が完了したことで、羽田をハブ空港にという声が強くなり、近年国際線も羽田発が多くなったという。

『成田の役目は終わった・・・』と言うその道の専門家もでてきたというから、成田周辺の人たちは、『あれほどまでの犠牲を払ったのに・・・』と憤るのは当然だろう。しかし、成田空港を維持管理していくためには、LCCとの協調路線を選択する必要があったらしく、今回の『ジェットスター・ジャパン』は成田が拠点。

成田空港はまず利用することはない私には、『ジェットスター・ジャパン』の運行は遠い話だと気にもならなかったが、その運行計画が、経費をギリギリまで削減するために、1機の飛行機で、午前中に成田-新千歳を往復し、午後には成田-福岡を往復するのはわかるとして、さらに夜、成田-新千歳を往復すると知り、思わず『大丈夫か・・・』という言葉が口から出てしまう。

時刻表には、新千歳と福岡を飛んだ飛行機が、夜の成田発が18時30分、新千歳に20時10分に到着し、30分後の20時40分には出発するとある。こんな時間設定で、よくも行政がOKを出したもの・・・。

(飛行機には)あまり乗る機会はないものの、(利用の度に思うのは)時刻表通りに到着することが少なく、10分、20分から30分程度の遅れは覚悟しなければならないのが当たり前というのが私の感覚・・・。

運行初日の欠航に会社側は、決まり文句の『全力あげて再発防止』とコメントしていたが、翌々日にはまた同じように最終便欠航となった。素人考えながら、こんな過密ダイヤでは当然の結果だと思うが、会社としては当面このダイヤ変更は考えていないという。

成田上空で40分以上の遅れがでた場合、新千歳に引き返すか、それとも他の空港に着陸するのだろうが、まさに綱渡り。時間を気にするあまりに、どこかに手抜きが生じることも、綱渡りに慣れるに従って出てくるのではないだろうか。

座席に間隔や機内サ-ビスなどは、安い料金で利用できるのだから利用者が我慢すればすむことだが、時間に追われて安全性が軽視されるとなるとこれは大問題。

会社は安全を協調しているが、この無茶な時刻設定がなんとも気に入らない。しかし格安で移動することは時代の波となると、事故に合わないためには、自分ではLCCには近づかないようにするしかなさそうだ。

ともあれ、事故の報道がないことだけを心から願うのみ・・・。(田舎親父)

2012年7月16日 (月)

アメリカ発 教育改悪・・・

 アメリカのオハイオ州で教員の勤務評定に『生徒の成績』を反映させると定めた州法が成立したそうだ。

CNNの記事には『これにより、教え子のテスト結果が教員の給与を一部左右することになる』とのんびりとした表現だが、『生徒の成績』という文言から、テストの点数のことを刺すことは間違いない。これは簡単に見過ごすことはできない。

オハイオ州の公立学校ではこれまで監督者が教員の勤務評定を行っていたが、2013~14年の新年度からはこれに加え、学校区が各教員に等級を付ける方式を導入。この等級の半分は、生徒のテスト成績に基づく学力向上の程度で判定するとある。

アメリカの教育制度のことについての知識はほとんどないので、各学区という勤務評定をする側の人的なことや、等級付けの意味がどのようなものか推察することも難しいが、等級の半分は『生徒のテストの点数』明確に打ち出されている部分がひっかかる。

そのまま素直に解釈すると、子どもたちのテストの点数を上げた教員は能力が高いと評価され、点数が下がったりそのままだったら教員の能力が足りなかったということで給料に影響するということだろう。

ある意味、『そんなのは当然だ・・・』大喝采している人が多いことは想像に難くない。日本においても、学力テストの成績が『学力』と認識している人が多いので、一般的に、この記事に対して別段違和感を持たないようだ。

しかし、私はかねがね、教員の能力を『テストの点数』で決めてしまうことは大変危険なことだと主張しているので、アメリカのこととはいえ見過ごすことができない。そこで何度も述べているが、持論の一部を繰り返すことにしたい。

人間にはもって生まれた能力があり、その能力の質と量は一人一人異なることは、誰もが一応受け止めていることだと信じたい。生まれながら数字にとても強いという人がいると同時に、その反対の人も多いだろう。文字からその風景や心情を読みとることが苦手であっても、音楽や絵画から作者の気持ちを敏感に感じとれる人もいることも否定できない事実である。

運動能力が素晴らしく、競技会で素晴らしい成績を残せる人が、必ずしも相手を思いやる優しい人間性をもっているかというと決してそれに当てはまらない人も稀ではなく、反対に、自分の運動能力の限界を知って周り全体の成績アップに尽くす人もいる。

生まれながら知的障害を持つ人にとって『テストの点数』だけで、人間の優劣が決められることが『是』である社会があって良いはずがない。

人間の能力はいかなる場合でも『テストの点数』だけで計れないのは誰もがわかっているはず。そして、一人一人の異質な能力を伸ばすことが『教育』の大儀であることも既定の概念であることも・・・。

にもかかわらず、『教育』が教育の一部をになう機関である『学校』と同義語になり、その学校では最近はとみに『学力テスト』の点数が学力だという概念が固定していることに違和感を覚えているのは私一人ではないだろう。

また、テストの点数を上げることのみを主題にして生まれた『学習塾』が、学校以上に重要視され、今や学校に替わって『教育』とは似て非なる『テストの点数を上げる』ためには必要不可欠な機関として位置づけられていることにも強い抵抗感を持つ。

『学力とはなんぞや』という議論もされないままに、『学力』とは『テストの点数』という定義が当り前に広がる我が国。

『アメリカがクシャミをすると日本は風邪を引く』と言われ、その例えがますます強くなる昨今の情況において、アメリカの一つの州に過ぎないオハイオで『テストの点数』で教員の能力を決める州法が決まったというのは、やがてこの考え方は日本に上陸するに違いない。

いや、学力テストの点数を上げることに躍起となっている自治体が多くなりつつあることから、『やがて』ではなく『たちまち』と表現した方が的確かもしれない。

そんな社会を考えたくないが・・・。(田舎親父)

2012年7月15日 (日)

続き

ここで始めて機動隊の順路と誘導が混乱する。右に行けばその先でシュプレヒコ-ルの声か聞こえるので右に歩くが、確かに人は集まっているものの数的には決して多くない。そしてその先の交差点は厳重に封鎖。これは目的地抗議集会ではないと判断して、引き返し、腹がたつが機動隊の誘導に従う。その時、私たちを導いた誘導の旗はたたまれているので、主催者側の混乱があったようだ。

憲政会館にそってお掘り端に出、首都高を右に桜田門まで誘導されて、そこを右折。正面には国会議事堂の歩道である。この先でかなりの集会が開かれていることは雰囲気で伝わってくるので、人ごみをかき分け先へ進むが、ここも行き止まり。しばらくその集会で『原発再稼働反対』と声をだすが、完全に人々の流れが寸断されている。

どうやら私の作戦は完全に失敗したらしいことを確認して、向かいの歩道でも集会が開かれているので、そちらに回る。ここはファミリ-指定の場所らしく、家族ずれの姿が多く、また若い女性の多いのが特徴になっている。

あたかも地理が良くわかっているような文章になっているが、帰宅後に地図を確認しながら書いているだけ、繰り返すが、このあたりの土地勘は全くと言って良いほど無いので、誘導の旗にそってここまでやってきた私には、ここから官邸前で開かれているだろう抗議集会に合流することは無理である。

集会に参加する意志を持ちながら、歩道が封鎖され合流できなかったことは、腹立たしい限り。この場に集まった人々も同じ気持ちらしく、時の経過とともに徐々にいらだちが伝わってくる。

官邸が命令した警備体制側は、いかに人々を一カ所に結集させないとい一点。そのため、向こうの通りで集会が行われていることがわかっていても、徹底的に歩道を封鎖。主催者側も一緒になって誘導するものだから、人々のイライラは爆発寸前。こんな封鎖が続けば、次週の行動では暴動が起きるのではないだろうか。

作戦失敗を悔やみながらも、子どもや若い女性までもが『原発再稼働反対集会』に参加していることを確認できたことをお土産に、7時半、桜田門駅から帰途につく。

帰宅後、9時のNHKニュ-スに間に合ったので、注視したがこの報道はない。続いて、テレビ朝日の『ニュ-スステ-ション』にチャンネルを合わせると、官邸前の抗議集会のことをかなりの時間をさいて報じている。同時に、抗議行動は全国に広がっているとのことに、やっとマスコミも取り上げるようになったとほんの少し気分が晴れる。

しかし、天下の公器と自認するNHKは徹底的に集会が行われたことも含めて徹底的に無視を決めつけているが、こんなことが許されるとは思えない。政府から厳重に無視命令があったとしても、これではあまりにも情けない。

どうやらNHKにはもはやジャ-ナリズム精神の一片のかけらもないようだ。(田舎親父)

暴動が起きるのでは・・・

 先週に続いて官邸前の原発再稼働反対の抗議集会に出かけた。今回は待ち人無し、一人での参加なので、自分なりに作戦を変更。霞が関の官庁街から大回りで官邸前に出るコ-スを選ぶ。

多分、かなりの距離を歩くことになるだろうと思い、水と軽食をザックに入れて、家を出る。横浜線の駅に向かう途中でポツリポツリと雨が落ちはじめ、気分的に少し萎えるが西空を見ると明るい。気持ちを持ち直して電車に飛び乗る。

霞が関駅に着いたのは5時前、A8階段で地上に出る。しばらく財務省にそって歩いていると、交差点の斜め向こうに人が集まっている気配。信号をわたってその場に行くと、そこには『脱原発テント』と書かれた前で、かなりの人々が思い思いの格好で座ったりウロウロしたりしている。ここでは泊まり込みで抗議をしている人がいるらしいが、そのようなことは始めて聞く。少なくともマスコミは伝えていないし、私が目にする限りのネット情報でも無い。

文科省に行くために、霞が関のA13階段を利用してこの通りを歩いたことは何度もあるが、それ以外には全く所以の場所の私には、迂闊なことに、ここが霞が関二丁目交差点で、経産省があることも始めて知る。

経産省の前ではマイクをもって抗議をしている人がいるが、スピ-カ-が悪いのか少し離れると何を言っているのかわからない。しばらく聞いていると、まるで無教養な乱暴者の『わかってんのかカバカヤロ-・・・』的な口調に気分が悪くなり早々に先を急ぐ。こんな口調でわめきちらしていたら、例え反原発の医師を明確に持った人であっても、生理的に嫌悪感を持たすたけでは・・・。

このあたりの地理が全くといってわからない私には、あらかじめこのあたりの地図と、朝刊に載っていた『原発抗議行動の指定エリア』の図を見て、財務省と文科省の間を通り、六本木通りに出て内閣府下の交差点から官邸方向に進もうと思っていたが、その歩道は機動隊によって厳重に封鎖。『参加者の皆様の安全のため先には進めません』という慇懃ながら勝手な理由を口にする機動隊員にはわれわれはあまりにも無力。しかたなく溜池方面に下る。

すぐにテレビで良く見る首相官邸が現れ、なるほどこれが官邸かと思ったのだが、人通りはほとんど無し。集会はここらではなく反対方向で行われるらしく、時に、私と同じようにウロウロする人の姿しか見られない。私も含めて、互いにの声を掛け合うのだが、主催者らしい人もなくどうしたら合流できるかわからず戸惑いが広がる。

溜池山王の駅を通り越し交差点を渡ると、(平和な話題になるが)しゃれた日本家屋が現れる。こんな場所にこんな古風な建物が残っているのだと感心していると、その先には機動隊員が矢印のついた『順路』という看板をもっている姿を発見。思わず笑ってしまった。ここまで来ると、私のような目的の人も増えてくる。

機動隊員の『順路』看板に不信感を持ち、『これって本当なのだろうか』と一応、疑ってみたのだが、前方で主催者側らしき人が一人『誘導』との旗をもって、路地のような狭い道に進むように大声で案内。

私も含めて、皆さん不審ながらも仕方なくその坂道を登るのだが、右手は高い遮断壁で囲まれた工事現場。看板には『新参議院議員会館』という文字、ここが無駄遣いの権化として批判されている工事現場であること知る。

結局、鉄柵を含めて大勢の機動隊のご丁寧な案内と、それを補うような主催者側の誘導の旗に導かれ、寸断された歩道をくにゃくにゃ歩き、国会図書館前を通り憲政会館にたどり着くと、順路は左のお掘り端へ続く。(続く)

2012年7月14日 (土)

長州藩の末裔はどちらを選択・・・

 先週に続いて官邸前の原発再稼働反対の抗議集会に出かけたが、機動隊によって歩道がブツブツに通行止めにされているために、国会の周りを大回りさせられ、結局、憲政記念館の前の歩道での集会に参加したという次第。

官邸が命令した警備体制側は、いかに人々を一カ所に結集させないとい一点。そのため、向こうの通りで集会が行われていることがみえていても、徹底的に封鎖。主催者側も一緒になって誘導するものだから、人々のイライラは爆発寸前。こんな封鎖が続けば、次週の行動では暴動が起きるのではないだろうか。

このことは別の機会に紹介するとして、先日投票が行われた薩摩藩、いや鹿児島県知事選は、原発容認派の現職が3選。

明治維新の立役者の一人である西郷隆盛を生んだ地域なのに、結局は明治政府と対決した西南戦争で敗北。経済的に後進県に追いやられても、県民性は体制側を支持し続けてきたらしく、保守意識が強いようだ。

門外漢が、薩摩ってやはりこんなものだろうと思ってもせんないことだが、もしも川内原発が再稼働となり、突発的な大事故発生が発生し高濃度の放射能が漏れだしたら、現知事に投票した県民はどう自分の中で責任をとるのだろう。

福島原発事故においても、『原発命』の現地知事に投票した県民は忸怩たる思いをもっているに違いないが、それは『原発安全神話』が徹底していたので、事故など起きるわけはないと思い込まされていたので仕方ないこと・・・。

しかし実際にあの大事故が起きた。そして、その事故原因を『想定できない大津波の結果・・・』とあいまいな結論で幕引きにして良いわけはない。にもかかわらず、何一つ責任がとれない立場の人間が『私の責任で・・・』などとのたまい大飯原発を再稼働。さらに、再稼働が可能な原発を準じ再稼働させることが既定の事実になっているというから恐ろしい。

川内原発もその一つだという。つい先日熊本・大分両県を襲った、気象庁をして『経験したことのない大雨』と言わしめた大雨で、立ち木がそのまま流されるという悪夢のような光景を突きつけられて、ふと川内原発再稼働の問題が頭をよぎる。

『大雨など問題はない。お前の頭が奇怪しい。アホカ・・・』と、周りから嘲りともいえるなお叱りの声が聞こえてくるか、誰が大雨の最中に大地震がこないと言い切れるのだろう。それが想定できなかったという言葉で逃げているのが福島原発の事故だろう・・・。想像したくないが、九州一帯は大変な壊滅するだろうことは明らか。

今回の選挙結果に愚痴を言っても仕方無いが、薩摩藩とともに明治維新の原動力となった長州藩を統合する現山口県の知事選挙が、先日公示、激しい選挙戦争が始まっているというからこの結果は注目したいところである。

マスコミは4人が立候補し、産経新聞などは『争点がはっきりしない混戦模様』だと伝えるが、『争点がはっきりしない』とは信じ難い表現。産経曰く『全面撤退』と『凍結』は似たようにものとのことだが、こんな悪意のある世論誘導は許し難い。

選挙の専門家のブログなどには、実際は脱原発を明言するイイダ氏と、自民党と公明党が推薦する元国交省の幹部だったヤマモト氏との一騎討ちだと伝えている。自民と公明は元々が原発利権誘導となると、ヤマモト氏は『再稼働賛成』とははっきり言っていないらしいが、体質は『原発ありき』であることは明らか。

明治維新を進めた長州藩の末裔たちが、どちらを選ぶかによって、この国の原子力政策に大きく影響するとなると、賢明な長州藩の末裔が幕末と同じような大混乱の現状を打破するために、友人知人に劇を飛ばし力を合わせて投票率を上げることはもちろん、投票用紙には『脱原発』候補名を記入して投票箱に入れてほしいもの。

それにしても、離党したとはいえ党員だった候補を公認せず、自主投票という民主党とは政権与党の体はなく、今や烏合の衆の集まりのようにも映るが、ひょっとして、離党して立候補した御仁は、自民・公明推薦候補を有利にするための3党合意だったりということも、今の3党の動きから絶対にないとはいえない筋書き。

繰り返すが、少なくとも長州藩の良識ある末裔の判断が、この国の将来をエネルギ-政策の行方を決めるとの自覚だけは持って、少なくとも10人に6人ぐらいは投票所に足を運んでほしいと心から願っている。(田舎親父)

2012年7月13日 (金)

発表人数が違い過ぎる・・・

 毎週金曜日に首相官邸前で『原発再稼働反対』の抗議行動(デモだとばかり思っていたが)が行われていることを知ったのは、今月はじめに届いた『友だちが動きだしました・・・』という一通のメ-ル。

このところ、ツイッタ-やFBに開く余裕がないので、糞刈りご無沙汰してしまっていたことを反省し急いで開いてみたら、抗議集会の様子が動画や静止画を通して人々の怒りが生々しく感じられる。

遠くから撮っているからだろうが、人々の表情はうかがえないものの、その雰囲気は十分伝わってくる。これは自分でも感じる価値がありそうだが、官邸までの距離を考えると二の足を踏むと同時に、この歳でデモに(その時もデモだと思い込んでいた)参加して、足手まといになるのでは・・・という気持ちも強い。

それでも雰囲気を味わいたいという思いが強く、誘われるままに先週の金曜日(6日)に参加することにした。家内に伝えると『ぜひ、行ってらっしゃい』と大賛成。当日は生憎の雨模様だったので、折り畳み傘をザックに入れて、意気揚々と出発する。

中目黒から東京メトロで霞が関。千代田線で国会議事堂前駅に着いたのは5時過ぎ。メ-ルでは『この時間ならまだ動ける人が少ないだろうから、3番出口路上』で待ち合わせるとのことだが、トンデモナイ。

議事堂前駅のホ-ムでは、抗議行動に参加するような感じの人はほとんどいない。やはり時間が早過ぎたのだろうと思い、改札を出ると雰囲気ががらっと変わる。そこにいたのはこんなにお巡りさんが必要なの?と思うほどの大勢の警察官。

1、2番の出口は完全にシャットアウト。約束の3番出口の階段に向かうが、そこは警察官の厚い壁で封鎖されている。『待ち合わせなので通ります』と言うと、『路上は混雑していますので、現在は一方通行にしています。申し訳ありませんが4番階段から路上にでて下さい』と実に丁寧ながら有無を言わせない強い態度にビックリ。これは町の交番のお巡りさんではなく、機動隊員なのだと改めて感じる。戦闘服でないので威圧感はないが、丸腰の年寄りには逆らう術はない。

丁寧な誘導に導かれて路上に出たら、どこからこんなに集まるのだろうと思われるほどの人・人、そしてまた人の波。もともと人ごみは代の苦手なので、人の集まる場所を避けている私だが、ここでは観念するしかない。

待ち合わせの3番出口路上まで進もうとするのだが、歩道には人が一杯でまともに歩ける余地はない。携帯で連絡をとると、友人も同じような経緯で近くに缶詰状態。手を挙げるとすぐ見つかり合流できる。

互いに第一声の『こんなに人が集まるの・・・』から始まり、『こんなに反対している人がいるのに、マスコミは無視している。ケシカラン』となり『それにしても、若者の姿が見えないね』など、それぞれの立場は違っても口から出る言葉は皆同じ。

集まる人の多さを実感する。翌日の東京新聞には主催者側の発表は20万人。これに対して警視庁は1万8千人とはこれいかに・・・。体制側の当局がデモの人数を過少に見積もるのは、古今東西、共通のことだとは承知しているが、あまりにもこの差が激し過ぎる。

実際にその日の私の行動は、首相官邸まで歩けたわけではない。歩道に人があふれ、危険な状態になったらしく、主催者側のリ-ダ-と警備の責任者とがなにごとが話し合いの結果車道が一車線車分解放され、歩道の人ごみは少し緩和。その隙に前に進み、やっと当初待ち合わせ場所だった3番出入口まで進むことができたかそこで小一時間ほどは、シュフレヒコ-ルに声を合わせるか、どなただかの演説をガタガタスピ-カ-で聞くだけ。頭が痛くなる。

それ以前に、雨が降ってきたので、今日の行動はここまでと日和的なささやきが耳をくすぐる。近くの機動隊に今後の動きを聞くと(この方が超日和見だが)、機動隊員曰く『我々も今日一日はこの場で動けないだろう』とのこと、その言葉はかなり真実味があると都合の良い方に判断して、3番出入り口の階段から駅構内に・・・。

そこに見た光景は異様で物凄い違和感。ロ-プで厳重に規制された改札口から4番階段までの長い人の列。わずか1メ-トルの改札に向かう通路を歩く私は、非常な罪悪感を覚えるが、ロ-プをくぐるほどの勇気もない。もっともくぐったらたちまち罵声を浴びるだろうが・・・。

南北線という表示に従って歩いたが、どこで間違ったのか、ぐるっと回って到着したのは千代田線の別の改札口。仕方無いのでそこから入り、もう一度3、4出口の改札口に戻るが、改札口そのものが人で埋まっており、地上に出られる時刻のメドが立たない。これでは自宅に帰りつくのも大変。諦めて帰宅の途につく。

日和見との批判は当然ながら、ほぼ50年ぶりの抗議デモに参加した満足感はある。

この日の行動ではっきりしたことは、警視庁の1万8000人という数が全くの欺瞞であることと、組織だった動員ではなく、反対の意思を表明する人の数がこれほどに多いと言うこと。

この、自発的に集まった原発再稼働の反対を表明する大勢の人たちの声を、音としか感じない(人間性のひとかけらも持ち合わせていない)汚染ドジョウにこの国の未来を託すわけにはいかない。(杉)

雨の心配がなければ、今日は先週よりもっと早く議事堂前駅に到着し、官邸前まで進みたいと思っている。

2012年7月12日 (木)

政権がJALには償い?・・・

 話は少し古くなるが、およそ2年半前に日本航空が破綻し会社更生法を申請、時の政府は100%減資という方針で、今回の東電とは雲泥の違いだが、倒産という形をとったので株券が紙屑になったことは記憶に新しい。このことについて、私は、新聞に投書された高齢者に同情して日航の破綻のことを話題にしたことを思い出す。

その文章を読み返してみた。この方は、家庭の事情で福岡まで出かけなければならないことが多いので株主優待券を得るために株を購入したという高齢者の方である。

突然の福岡行きにも対応できるために、株券を数千数以上購入されていたようだ。日航は国営企業ではないが国営と同じぐらい固いと信じて、まさか倒産の事態になるとは思わず購入したとのこと。よくある話であるが、この方の場合は金儲けだけのマネ-ゲ-ムでないことだけは確かだろう。

当時のことを思い出すが、確か日航が危ないと騒がれだしてからもずっと、政府は法的措置を取らないと明言していたはず。多くの投資家は話題にした高齢者同様、大丈夫と信じ、さほどの危機感を持たなかったことも当然だろう。

日航株の売りは続き、値がつかない状態だったにもかかわらず、カン内閣のマエハラという国交大臣が『日航を見捨てることは決してない』というセリフを吐いたことは私もしっかり聞いている。多くの投資家は、その言葉を信じて?売りを諦め、老後の蓄えを奪われた高齢者は多いと報じられていた。このことは、その当時から民主党政府の首相はじめ閣僚たちは詐欺師集団だったことを如実に表している。

ところが、株主の責任をはっきりしないと国民が納得しないから・・・という理由で100%減資がきまり、結局は株券が紙屑になってしまったのだから、当時怨嗟の声が巷にあふれたが、すでに遠い過去のことになってしまった感がある。

それはさておき、日本航空が9月にも株式を再上場するのだそうだが、簡単には『はいそうですか・・・』とは認められない。特に,投書した高齢者を含めて、何得できずこのニュ-ス聞いた人も多いのではないだろうか。

上場する背景には、前年度の空前の黒字があるという。しかし、経営破綻した2年半前に発生した多額の繰越欠損金(赤字)を理由に、税法上、利益が出てもこの欠損金で相殺でき、法人税を払わなくてすむのだそうだが、どうして?と首を傾げてしまう。

素人には良く分からない話である。儲けがでたら、当然所得税を払うのは小学校の社会科でも当たり前の事実して教えているが、不思議なことに、日航は法人税をこの先を含めて最大で9年間に計4500億円余り免除される見通しになったというから一体どうなっているのだろう。

日夜必死になって努力を重ねている中小企業が多いというのに、公的資金の投入に加えて、日航だけに国の制度で支援、その効果が大きくなりすぎて、完全に元に戻るとなるとこれは公平な競争とはいえず、経済環境そのものの破壊ではないだろうか。

解説には、破綻の原因は2005年まで続けていた特殊な会計処理にあるとのことだが私には何のことだか理解できないことばかり。解説を読んでも、そのほとんどが理解できないが、要は、経営陣の読みの甘さがもたらしたものだろう。

そのツケは全ての株主におっつけ、『お上(民衆党政権)』と上手く筋書きを作って再建に成功したというところだろうと思うが、このことを政府が認めたことは、東電の株を紙屑にしなかった言い訳のように聞こえてならない。

政府の不手際と原子力政策のデタラメさか背景にあるとはいえ、あれほどの人災を起こした東電に対して、政府は『実質国営』という、あたかも経営を国が行うという聞こえの良い言葉で、天文学的な資金援助をしてそのまま会社として温存させるのは、2年半前の日航とは大違い。

東電の株主は助かったと胸をなで下ろしているだろうが、日航の株主は改めて憤りを感じているのではないだろうか。

株式などには無縁の私には、再上場などはどうでもよいことだが、不公平感をそのままにしておくのは世の中が乱れる元(もっとも今更・・・という声がきこえそうだが)。せめて、旧日航の株主には、ほんの少しのお詫びとして、(できることなら)粗品(数%の株券復興?)でも献上した方が良いのでは・・・。(田舎親父)

2012年7月11日 (水)

責任逃れは教委の体質のようだ・・・

 3.11大津波で児童・教職員計84人が死亡・行方不明となった石巻市の大川小学校で、5回目になる遺族への説明会があり、またまた市教委の責任逃れの答弁が繰り返されたとの報道に、これでは大阪維新の会などの『教育委員会など必要ない』というのももっともだという声が大きくなるのではないだろうか。

そのことを伝える記事の、児童の遺族ら約40人が出席という文言がひっかかる。80名近い犠牲児童の遺族の数として少し少ないような気がするが、時の流れとともに、諦めが強くなり過去のことを思い出すのも苦しいという遺族。説明会に出たくても生きるための今やっている仕事で都合がつかなかった遺族、病気でうごけない遺族など諸般の事情があってやむをえず欠席した遺族も多かろう。また、すでに現地を離れ他地域で生きていくことを決心した遺族も多いことから、こんな人数になった受け止めることにしたい。

うがった見方をすれば、この説明会に出席した遺族は、どうしても真実を知りたいと願う気持ちが強く、市教委が説明する一言一句をかみしめて聞いたのではないだろうか。そのことは、説明会が5時間以上も行われたということでうかがい知れる。

教育委員会(教育長)はこんな背景をきちんと分析し、真実のみを語ることが遺族への最低限の礼儀なのにもかかわらず、ここにきて、まだ責任逃れに終始したようだ。

特に、震災当時、同小の校庭では児童が教師に山へ逃げるよう求めていたことが、助かった児童の証言で分かっており、昨年の6月段階の説明会で市教委はそのことを認めているにもかかわらず、前回の説明会では『こちらの聞き取りでは把握していない』と回答していたことが、今回遺族から指摘されたというからお粗末極まりない。

記事によると、昨年6月に行われた説明会の議事録を調べた遺族が、『山さ逃げようという男子がいた』との市教委の説明部分があったことを指摘したところ、市教委はしどろもどろとなり、その根拠を明確に答えられず、『子どもから山へ避難するよう進言はあった』と認めた上で、改めて調査する考えを示したとのこと。市教委は『教師が子どもの進言を無視したことが惨事の原因』だと認めた?・・・。

これは重大なことである。普段からこの学校の教師たちは、子どもの意見など聞く耳持たずだったのか。それとも、この場合、山ではなく決められた避難所に誘導することが学校として決まっていたのか・・・。遺族の『真実が知りたい』『もっと真剣にやってもらわなくては』との声を重大に受け止める必要がある。

このあたりのことは、確か出張で当日留守にして何を逃れた校長がはっきり証言できるはずだろう。なのに、記事からは校長の存在はうかがいしれない。この小学校では津波を想定した避難訓練そのものをしていなかったらしいというか、ここは遺族でもない私でもどうしても納得できない部分。

ただ一人生き残った男性教諭は現在休職中だという。市教委の説明では、現在病気療養中なので、主治医の許可が下りないと聞き取り調査ができないとのことだが、この部分にも遺族の疑問が集まっているようだ。

無理に証言させると、自殺などの恐れがある、というのが市教委の言い分だろうと想像できる。法律的にも主治医の許可が必要なのかもしれないが、あれほどの児童が学校側のミスで死に至らしめている以上、病気や法的な理由で教師の証言を否定しているとしたらそれはちょっと違うような気がしてならない。

行方不明の児童の母親の『責めるつもりはない。1年4カ月も子どもを捜している。何かの手がかりが聞きたい』と訴えた声に偽りはあるまい。

市教委は『責めることはない』という言葉を信じて、この教師を次回の説明会に同席させ、遺族の疑問に答えることによって、遺族の不信感をすこしでも少なくさせることが市教委の役割ではないだろうか。私の経験から得た『教師としての信条』からも、この教師もそれを望んでいるのではないだろうか・・・。

さらに、大川小の被災に関連する公文書の保存期間がものによってまちまちらしいこともひっかかる。市教委は『今後はすべて永年保存』にすると回答したとのことだが、もっとも知りたいこと、知らなければならない記録はとっくに破棄されていたとしたら・・・。

ここはきちんと説明しなければ、亡くなった児童や教師は浮かばれない。(田舎親父)

2012年7月10日 (火)

民報のテレビ放送が先取り?・・・

 一昨日のネットに『ウナギ高騰、アフリカ産が救う…初の本格輸入』という題目を見つけた。ソ-スは産経新聞となっているが、この表題どこかでみたような気がする。

すぐに、先週の火曜日(3日)に、テレビ東京の『ガイヤの夜明け』でウナギの稚魚の高騰を受けて、アフリカ育ちの浜松の若い商社マンが、インド洋に浮かぶ島・マダガスカルの奥地まで出かけて、マダガスカルウナギ輸入の商談をまとめる物語だったことを思い出す。

記事に戻るが、今回のアフリカ産ウナギの輸入は養殖用の稚魚の不漁が続き、ウナギの価格が高騰しているためだという。

日本鰻輸入組合(どこにでも業界団体があるものだが)によると、食用として本格的に輸入されるのは初めだとのこと。確かに、中国産や台湾産は良く聞くがアフリカ産ウナギという表示は見たことはない。

輸入元は、バイクや楽器の部品などを扱う『昭栄商会』。日本国内で取れる稚魚のシラスウナギは、2009年には推定で24・7トンだったが、10年は9・2トンに急減。その後も不漁続きで価格が高騰し、加工業者からは『中国、台湾産もどんどん上がり、とても商売にならない』との悲鳴が上がっていたことが今回の輸入につながるという。

ウナギの養殖業者から相談を受け、仕入れ先を探していた同社は、欧州向けに『アンギラ・モザンビカ』というウナギを養殖しているアフリカ・マダガスカルに注目して、商談をまとめたのだそうだ。

日本産のウナギのことを『アンギラ・ジャポニカ』ということも新聞記しがら始めて知る。『アンギラ・モザンビカ』というアフリカ産ウナギの味は『アンギラ・ジャポニカ』に似ているとのことだが、全く『ガイヤの夜明け』の筋書きと同じ。

テレビでは、浜松の社員20数名の小さな商社の若き社員が、苦労しながらも『アンギラ・モザンビカ』の養殖場にたどり着き、商談をまとめて無事日本にウナギが届くまでをドラマ風に仕立てている。

この記事を読んで、今までは新聞記事の方がテレビのドキュメンタリ-番組よりは早いと思っていた概念が変わる。産経新聞とテレビ東京の関係は理解できていないが、何となく違和感を覚えながら面白いと感じ、つまらない話題であるが紹介したくなった。

ここまで書き綴ってきて、この番組の最初の画面は、テレビのウナギ高騰の影響を受けながらも、できるだけ安く販売するために苦労するス-パ-マ-ケットの社員の姿だったことが記憶から引き出される。そして、そのス-パ-の名前として『マルエツ瀬谷店』だったことも思い出す。浜松のウナギ料理店と『マルエツ』との関連もわからないが、ウナギを通しての接点はありそうだ。

『マルエツ』なら私の徒歩圏に二店舗存在する。ひょっとして、近々『アフリカ産』という表示を確認できるかもしれない。今日の散策コ-スはそちら方面に決めた。見つけたら購入し、じっくり味見。改めて話題にしてみたいと思っている。(田舎親父)

2012年7月 9日 (月)

愛知県民の選択が楽しみ・・・

 『天気がよければ、冥土の土産でデモに参加しませんか』との誘いを受けたのは先週の土曜日。

それまで、首相官邸前で原発再稼働反対の抗議行動が行われていたことなど全く知らなかったのも迂闊な話だが、これは(ここしばらくツイッタ-もフィスブックも開いていない私には)マスコミが全く報じなかったので仕方ないことかもしれないが・・・。

お誘いには抗議集会の映像が貼付され、主催者の発表では15万人とのこと、そこまでとは思えないが映像からはさほどのサバ読みはなさそう。なのに、警視庁発表は1万人。何なのだろうこの物凄いギャップはとビックリ。

その日、日曜日だと勘違いして『今週は都合悪いのですが来週なら・・・』と返信。すぐに『了解、5時半に国会議事堂前駅、3番出口路上で待つ・・・』という連絡。

結局、7日は都合をつけて議事堂に向かう。40年も50年の前に経験したジグザグデモではないだろうから、いつも通りの歩く姿でよいはずと普段着で出かける。地下鉄の中にはデモに参加すると思われる人の姿は皆無だったが、議事堂前駅の改札に出たら様相は一転。

戦闘服ではないので一見普通のお巡りさんと思われるが、明らかに機動隊員と思わしき警察官がびっしり。1番2番出入り口は完全封鎖。約束の3番出入り口は下り専用に規制している。待ち合わせがあるからと言うと、『大変恐れ入りますが、この先混雑していますので、4番階段を利用して下さい』実に優しく誘導。時代が変わったことを実感する。

4番階段から地上に上がると、そこはもう人、人、びっしりの人で埋まっている。幸、誘っていただいた方も同じような規制を受けていたらしく、携帯で居場所を確認すると目と鼻の先。合流してかわす言葉は『俺たちの時代とは違うね・・・』だけ、といっても差し支えない。若い人の姿が全くいないことが信じられないと同時に、このままではこの国は変わらないのでは・・・という危惧感が強くなる。

このことは改めて述べるとして、こんなに大規模な抗議行動をNHKは全く取り上げない。公共の公器だと堂々と宣言しているのに、その本質はお上の顔色を見ながら報じる、戦前の大本営の御用機関に成り下がってしまった様相にガックリ。NHK職員だったお世話になった知人の顔が目に浮かぶ。

NHKに歩調を合わせたかのように、この抗議行動には興味がないとみえて、全く報じないのが読売・産経・日経の各紙。どこからか、絶対に報じるな・・・とでも命令があったごとく、実に見事に無視する態度は、ご立派と言う言葉しかない。

その大将格の読売新聞が、民主党愛知県連が消費税に反旗を掲げ、オザワ元代表とともに反対票を投じて(民主党に言わせると除籍処分)離党した二人の議員に対して刺客を擁立という、マンガ的な記事を報じたことに思わず笑ってしまった。

記事によると、民主党は緊急役員会で、愛知4区の牧義夫、愛知14区の鈴木克昌両衆院議員が小沢一郎元代表とともに離党届を提出したことを受け、両選挙区に公認候補を擁立するのだそうだ。

愛知県と言えば民主党の牙城だとはいえ、それは過去の栄光。今や、そのデタラメさに県民の嫌気が、市長戦や知事選に敏感に反応し王国はすでに過去のもの。それさえ理解できない民主党愛知県連の幹部たちの頭が奇怪しいのではとしか表現のしようがない。

『政権交代した前回選挙からこれまでの成果を有権者に総括してもらい、選択肢を示すためにも擁立を急ぐ』とのたまう民主党県連代表は、本気で今度の選挙で勝てると思っているのだろうか。公募に応じて刺客に立候補する輩の魂胆が、ただ議員バッチがほしいためという卑しい魂胆は有権者にはお見通しだろう。

コイズミ内閣が郵政民液化に対して『是か非』を問うた選挙とは全く違うことも、民主党の幹部たちは理解していないのでないだろうか。刺客に選ばれた議員バッチ命の候補者に一言餞の言葉として送るならば、『ピエロになりたかったらどうぞ・・・』かな。

門外漢ながら、愛知県民・有権者の選択が楽しみである。(田舎親父)

2012年7月 8日 (日)

虚しさだけが残る子どもの自殺報道記事・・・

 昨年の10月だったか、大津市の中学2年生の男子生徒が自宅マンションから飛び下り自殺した事件を報じる記事に『同級生のいじめが原因では・・・』という内容かあったことは記憶している。

現代社会は(残念ながら)マスコミ報道を、ほとんど批判なく受け入れているので、この記事を読んだ多くの人々は『学校は何をしているのだ』と、学校の対応を批判するだろうから、校長はじめ担任は針の筵の上に座らされているのではないか、下手すると担任が鬱状態に追いやられるのではないかと、そちらの方も心配になったことを思い出す。

学校関係者はどうなることかは見守っていたに違いない。もう少し事情が分かったら取り上げてみようと思いながら、例によって、数日でマスコミはこの事件をすっかり忘れたように続報がなくなったこともあり、私自身も記憶が薄れ、時とともにすっかり忘れてしまっているのだからマスコミとあまり変わらないと反省しているが・・・。

ところが最近、突如として事件がマスコミの注目を集め、連日大きく報じられるようになっている。

ある新聞記事によると、事故後に学校が全生徒を対象にアンケ-トを実施した結果、その中の15人の生徒が『自殺の練習をさせられていた』と回答していたことが、今月の3日、関係者への取材で分かったという。

自殺した両親は学校や市教委の対応に不信感を募らせ、2月に、市と加害3人と保護者を相手取り、約7720万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴し、5月の第1回口頭弁論で市は『いじめ』があったと認めたものの、『いじめを苦にしての自殺と断じることはできない』と主張していたという。

この口頭弁論で、市教委がアンケ-トの結果を明らかにしていなかったことが問題になり、マスコミが再びこの問題を大きく取り上げるようになったらしい。

『自殺の練習』とは穏やかな話ではない。ある記事には、15人の生徒から『自殺の練習とか、トイレで殴られていたとか、死んだスズメを口の中に入れろと言われていた』『何回も自殺の練習をさせられていた。先生に相談したけど何もしてくれなかった』などと回答があり、これとは別に『昼休みに毎日自殺の練習をさせられていた』『がんの友達に自分の命をあげるなどと言っていたらしい』との回答もあったという。

俄には信じられない話である。『自殺の練習』という言葉にもギョッとするが、この記事をまともに読むと、自殺した生徒は、連日のように加害生徒から暴行や嫌がらせを受けていたにもかかわらず、周りはそのまま見過ごしていたのだろうか。

『先生に相談したがなにもしてくれなかった』とは、被害者から直接聞いた話なのだろうかと次々に疑問がわいてくる。どうもこの種の記事には必ずついて回る『関係者によると』という言葉に引っかかる。

ある記事には、(これにも『関係者によると』という言葉がつく)これまでに明らかになったのは、・ヘッドロックをかける・トレーニングと称して押さえ込む・毎日のようにズボンをずらす・蜂の死骸を食べさせようとするなどが続いていたが、目撃した担任は軽い注意にとどまっていたと書いているが、こんな暴行が日常茶飯事的に起きているにもかかわらず、軽い注意?だけとは到底思えない。

事実関係がわからないので、いじめの内容や当時の担任はじめ学校や教育委員会の対応などについての推測は難しいが、今後裁判になった時、金額はともあれ、そして、加害者生徒と保護者の責任まで言及するかどうかは別にして、学校の責任は大きいという判決になるのではないだろうか。

その結果、校長には何らかの懲罰。担任にも有形無形の圧力がかかり、(考えたくないが)教育委員会のこれまでのやり方から、トカゲのシッポ切りとなると、鬱状態から退職に追い込まれる・・・・。被害者の親も多額の慰謝料を手にしたとしても子どもが返ってくるわけではない。

繰り返して行けない事件である。過激ないじめが原因だとしたら、担任はじめ学校の対応は当然咎められるのは当然としても、見て見ぬふりしていたクラスメ-トや、恐らく子どもの変化に気がついていただろう両方の保護者にも動機的な責任があるのではないだろうか。虚しさが漂う・・・。(田舎親父)

2012年7月 7日 (土)

踏み込んだことは評価するが・・・

 -事故の根源的要因は『人災』で、政府、規制当局、東電には命と社会を守る責任感が欠如していた。-

歯切れのよい表現である。これは福島原発事故調査委員会の委員長がテレビニュ-スで映し出された委員長の口から発せられた言葉。よくぞ『人災』と言い切ったと拍手を送りたい。

報告書はまず、事故以前の地震や津波に対する東電や経済産業省原子力安全・保安院など規制当局の認識について、『敷地の高さを超える津波が来た場合に全電源を喪失し、炉心損傷に至る危険があるとの認識は共有されていた』と指摘している。

このまま読み取ると、東電と監督する立場の政府保安院両方が事故の起きる可能性は十分認識していたにもかかわらず、なあなあ主義がまかり通り、事故対策をおざなりにしたと断言。ここが明らかに『人災』と断定する根拠になっている。

政府は一貫して事故は『想定外の津波』と主張し、『津波による全電源喪失』と、民間の事故調にも政府事故調にも言わせているが、『安全上重要な機器の地震による損傷がないとは確定できない』と電源喪失が津波以前に地震で損傷しただろうことも有り得るので、さらに調べる必要があると疑問を呈している。しかし、先送り・・・。

この部分が重要なところで、『電源喪失は地震が大きな原因』と断言すれば、事故原因がかなりはっきりするのだが、(疑問に留めているのは)いろいろな方面からの圧力を感じると仕方ないのかもしれない。しかし、国会という立法府の事故調という名前と権限からすれば、事故原因は絞り込んではっきり言及してほしかった。

加えて、現在の原子炉の状態についての記述がないのも物足りない。核燃料は格納容器を突き破り、地中にもぐり込んでいる状態ではなかろうかと、最悪の事態を想像しているのだが、この素人の推察が当たらずとも遠からじであれば、廃炉の道筋や使用済み核燃料問題などは根底から狂ってくる。

それ以前に何よりも、現在の原発の状態が蚊帳の中では、どうして大飯原発の再稼働は『安全に問題ない』と言い切れるとはとても言い切れるものではない。この部分に触れないと、これまでの原子力政策そのものを継承することを容認していることにもなりかねない。

このことは今後多くの専門家や科学者が指摘するだろうからここまでにしておくが、事故直後の対応では、政府や保安院、東電のいずれにも原子力災害に対する準備や心構えがなかったとした上で、情報不足に不信感を募らせた首相官邸が現場に過剰に介入したと指摘したことは評価したい。

『重要な時間を無駄にしただけでなく、指揮命令系統の混乱を拡大した』と、明確に首相官邸の拙い対応が『事故の進展を止められず、被害を最小化できなかった最大の要因』と、避難時の混乱と無用な被災者に被曝をさせたことを糾弾しているのは、まさにその通り。

事故対応の拙さによって、避難の大混乱を招き、あまねく多くの人に不要な放射線を被曝させた大きな要因と『官邸』の判断ミスを、国会という立法府が明確に指摘したことは意義がある。

この判断ミスで、何人の人の命が失われたのかは知らされていない。津波で死亡とされている人の中にも、一時的な大量の放射線被曝が死亡原意だったことも十分考えられる上、今後、放射線被曝が原因で亡くなったり苦しめられる人も少なくないはず。

これは『殺人』という犯罪と断言しても奇怪しくない。すぐにでも、時の首相はじめ関係閣僚や、不要な混乱をさせた人物を逮捕し、事故調での証人ではなく、刑事事件の容疑者として徹底した取り調べを願いたい。

時代小説のような表現になるが、それらの主要容疑者(殺人犯人)は、裁判にかけて、国会事故調の調べが正しかったことが証明された段階で『市中引き回し』程度の刑に処さねば、放射線を浴びて亡くなった方は浮かばれない。

また、放射線の後遺症に苦しめられるだろうという思われる人々の気持ちを考えると、市中引き回しに加え、さらに『獄門・さらし首』という極刑も決して重くないのではないだろう・・・。(田舎親父)

2012年7月 6日 (金)

高台への集団移転が進まない・・・

 大震災から間もなく1年と4ケ月が過ぎ去ろうとしているが、瓦礫処理の話題はちょくちょくテレビで取り上げられているが、肝心の被災者の皆さんの生活ぶりを伝える情報が日々少なくってなっている感じがするのは私だけだろうか。

そんな中で、先日、仙台市が『東日本大震災の津波被災地からの集団移転の仕組みを変える』という話題を新聞で見つけた。

高台への集団移転のことは以前取り上げた記憶があるが、やはり遅々として進んでいないようだ。進まない理由の一つが、集団移転に参加するには、被災者が住宅跡地を売却しなければならないという項目があり、住宅ロ-ンなどの関係で売却できない人が多いことだという。

国が認める集団移転は、移転が決まった地域の宅地全てを自治体が被災者から買い取ることが条件になっており、集団移転を決意しても、売却できない人がいると、国は自治体に資金を全額補助しないとのこと。ここにもお上意識を感じるが、これでは財政難の自治体は集団移転を進めたくても進められないのも当然だろう。

ほとんどの被災自治体は、お上には逆らえば復興が進まない。となると、(叱られるかもしれないが)無批判で跡地売却を被災者が集団移転に参加する条件にしているのが現状。これでは、ロ-ンなどで跡地を売れない人や、売りたくない人には、個別に土地を探して移るか、仮設住宅に入居するしか選択肢がない。 

こんなシバリがあるのでは、集団移転は『絵に描いた餅』。このことにやっと気がついたらしく、国は最近になって、自治体が買い取った宅地の分だけ国庫補助できるよう制度を変更したのだそうだ。

そこで仙台市は、この変更により、被災者は、跡地を所有したまま集団移転し、跡地の地価が上がったタイミングで売ることもできると判断して、跡地を市に売却できない(しない)人も集団移転に参加できる仕組みに変えることにしたのだそうだ。

そのあたりの事情が分からない門外漢の私が心配することではないだろうが、手元にお金があって土地を売りたくない人はともかく、住宅ロ-ンが残っている人にとっては新しく住宅を建てるとなるとまたロ-ン。となると、二重のロ-ンに苦しめられるのではないだろうか・・・。

さらに、被災地を復旧する時に、市が買い取った土地と、個人の所有の土地が混在していれば、この土地をどのように再開発するかと計画を立てる段階で、大きな壁にぶちあたるのではないだろうか。これも私が心配することではないが・・・。

集団移転を進めるためにのみ制度をいじくるのではなく、(国は絶対にそんな政策を立案することはないだろうが)被災者を現在の債務から解放をすることが先決。

その上で(津波の心配というリスクがあっても)被災前の土地で住むという選択肢を加えることによって、復興が進むような気がしてならないのだが・・・。(田舎親父)

2012年7月 5日 (木)

独立国家とは呼べない現実・・・

 迂闊なことだが、アメリカ政府が日本政府に『(どれこれ)を(どうする)・・・』と正式に通報することを『接受国通報』ということを始めて知る。

米海兵隊のオスプレイについて、軍普天間飛行場に配備するという『接受国通報』が伝えられたのが先月22日だそうだが、民主党政権は、内部のゴタゴタを理由にしたのだろうがしばらくの間スル-。政府の正式なコメントではなく、関係者の話としてマスコミが明らかにしたのが29日。このタイムラグは何なのだろう・・・。

しかもその内容は、7月に米軍岩国基地で試験飛行させ、8月に普天間飛行場に配備するとした従来の計画を変更しない方針を示したものだというから、アメリカは日本国民の圧倒的多数の反対などものの数ではないらしい。

アメリカさまのご命令とあっては、日本政府は、国内の世論はマスコミに任せるとしても、基地がある自治体の首長を説得するために、あたふたとモリモトという新防衛相を沖縄と岩国に派遣したが、その結果火に油をそそいだ感じになっているようだ。

沖縄県知事は『安全性に疑問があるものは拒否するしかない。配備中止(の可能性)も踏まえて対応していただきたい』と要請し『配備を強行し事故が起きた場合は(県内の米軍の)全基地即時閉鎖という動きに行かざるを得なくなる』と明言したという。ナカイマ知事のこれまでの言動からは考えられないような踏み込み方に、沖縄県民の気持ちを背景にした知事の覚悟のほどが感じられる。

岩国市長も『安全性の不安が払拭されておらず、了解できない』と強く機体搬入の中止を求め、山口線知事も『なし崩し的で姑息だ』と、政府のやり方に対して反対と明言したというから、さて新米の民間防衛相はどうする・・・。

それらの一連の動きを十分知った上で、2日だったと記憶しているが、NHKの夕方のテレビニュ-スで、オカダという副総理が、オスプレイの普天間基地配備について、『配備にダメだと言う権限は日本にない』と断言する場面を放映。これにはビックリ以前に最大限の悲しみと、この男に対する言いようがない嫌悪感を覚えた。

この男(御仁とも言いたくない)は『今しばらくストップしろ』とも言えないというから情けない。常識的に考えたら、(例え、本気でなくても、日本の副総理という立場で)アメリカに対して、『基地協定は十分認識しているが、沖縄の県民感情を抑える時間をいただきたい』ぐらいの発言はあってしかるべきだと思うのだが、この男は、民主党政権はアメリカ幕府の一つで、自分はその代官という程度の意識しかないようだ。

そう思うと、この男は巷で『フランケン』と揶揄されているように、沖縄の人々の生き血を吸うことに喜びすら感じているように思えてくる。なるほど改めて拝顔すると『フランケン』とは言い得て妙と感心・・・。感心してどうなるものでもないが・・・

アメリカがそうすると言ってきた以上、受け入れるしかない?。選択肢はない?。

世界一危険な基地といわれる普天間基地への配備に、日本が拒否することは許されないって、いったいこの国のどこが独立国家なのか。副総理がはっきりこう言う以上は(悲しいことだが)やっぱりこの国は独立国家ではないようだ。

早速、広辞苑の『独立国家』という意味と、小学校の社会科の教科書の記述を改めねばならないようだ。涙・・・。(田舎親父)

2012年7月 4日 (水)

値上げ幅縮小は筋書き通り・・・

7月4日  先日の株主総会でも、東京都などから徹底的な合理化をもとめられたにもかかわらず、のらりくらりとした態度で、会社側の方針を圧倒的多数で可決し、電気料金の値上げに邁進している道徳心の欠如した厚顔無知な東電が、易々と値上げ幅を縮小するとは思っていなかったが、縮小する方向に動きだしているというから驚き。

マスコミ報道によれば、政府に申請している平均10.28%から10%未満に引き下げられる見通しになったそうだ。

経産省の電気料金審査専門委員会という、例の専門家委員会(御用機関)が、電気料金を計算するための原価(費用など)が高すぎるとして減額させることにしたからだとのことだが、実に巧みな世論操作と、今更ながら政府の東電の悪知恵の凄さにビックリ。

東電が5月に申請した値上げ案で計算すれば、たとえば、月に290キロワット時の電気を使う家庭では月480円(6.9%)増、450kWhでは月1237円(10.8%)増などとなり、かなりの負担増にあることは以前にも取り上げた。

値上げの理由は、火力発電の燃料費がかさむなどして原価が数千億円増えるという東電の見積もり。東電はこれを『利潤を出すのが民間企業であって、当然の権利だ』と、信じられないような言い分で、値上げを通告したことに怒りを通り越して呆れたことも取り上げた。

また、この値上げに関して経産省と消費者庁がそれぞれに『専門家委員会』を立ち上げて、東電社員の給料が妥当かとうかを論議した結果、経産省の『専門家委員会』は妥当としたが、消費者庁のそれは『少し高い基準・・・』と歯切れの表現で発表したことも記憶に新しい。

消費者庁は、極論すれば『国民のガス抜き』のために作られた役所だから、基本的には発言権ゼロ、要は経産省の『専門家委員会』の動向だろうと思っていたが、この東電の値上げ幅縮小もこちらの方の専門委員会から・・・。

あくまでマスコミ報道だが、経産省の『専門委員会』が値上げを審査した結果、6763億円の値上げ原価のうち500億円前後の減額を求めたそうだ。減額は事業報酬や火力発電の燃料費などで、電力各社の負担で運営されている電力中央研究所に払う費用や、電力計の調達額を削るのだそうだ。

さらに、福島第一原発の事故原発の安定化費用など原発にかかわる費用が計約1600億円計上していることに対して、『専門家委員会』が圧縮すれば、値上げ幅はさらに1~2%ほど縮まり、全体通すと値上げ幅は1%近く縮まり、平均9%台になるという。

東電は、はじめから圧縮されることを見通して金額を記入していれば、減額などは自分の腹を痛めることはない。電力中央研究所に払う費用や、電力計の調達額の減額などは本来経営努力で行うもので、個人に負担を押しつけた分をほんの少し改めますという姿勢を出しただけ・・・。

要は、経産省の『専門家委員会』という御用機関が、東電から提出された資料によって計算し、もう少し値上げ幅の圧縮をもとめ、東電が渋々従う。一般国民は少しでも値上げ幅が小さくなることで一安心し、値上げを仕方ないことと容認するという筋書きである。

そして、その見極めをついた頃合いを狙って、経産相に答申。

いかにも自分が国民の負担を少なくするような言動をしているかをマスコミに宣伝させているエダノという悪代官風の経産相は『この幅なら・・・』と即刻認可。9月ごろからの値上げが決まるのではないだろうか。

ある意味これまで通りの、国民の意識を分断して統治するというやり方だが、マスコミか徹底して後ろから応援しているのだから、(悲しいことだが)きわめて二桁に近くなるだろう幅での東電の電力料金値上げは既定のことになったようだ。(田舎親父)

2012年7月 3日 (火)

やはりハ-ド面だけの津波対策・・・

 津波を防ぐには、津波の高さ以上の頑丈な防潮堤を作れば良い。こんな分かりやすい説明はないが、では、その基準になる『津波の高さは』となると、これが専門家といわれる人たちの間でも、『絶対的な数値』というものを示せないというから悩ましい。

津波で大被害を受けた東北各県の復興の基本としてこの議論が盛んだという。

宮城県の気仙沼海岸のある地域の防潮堤の高さを、津波被害を教訓に国と県が高さを、10mと設定したところ、その高さに対して、住民の多くから『高過ぎる』という声が上がっているのだそうだ。

『高過ぎる・・・』一見、読み違ったのかなと思い読み直したが、住民の多数が漁業関係者であることを考えると『海の近くで働く人は海を見て、津波が来るかどうかを判断する。防潮堤で海が見えなければ津波は分からない・・・』との意見はもっともなこと。

こんなところから、住民側が『高すぎる防潮堤はいらない』との主張に対して、県側は『命を守るために避けられない』と一歩も譲らず対立が深まっているようだ。

気仙沼市は『巨大防潮堤は海と陸を分断する』と訴える住民の声を聞き入れて、当初は国や県と同じような方針を持っていたが、撤回したというから、問題は市と県の対立にまで広がっているらしいから復興がすすまないのも当然・・・。

では、住民ははたしてどのぐらいの高さを求めているのだろ。『海の近くで働く人は海を見て、津波が来るかどうかを判断する』という考え方で主張する、日常的に『海が見える高さ』とはどれぐらいなのだろう・・・。

まさか、必要ないと言い切っているわけではないだろうし、当然、防潮堤なんていらないという住民はごく少数に違いない。といって、目の前が見渡す限り高いコンクリ-トの高い壁で海と遮断されていたら、これはまさに空が見える牢獄。これは、議論の対象外。

これに対して、『命を守る防潮堤は不可欠』との県の言い分もわからないでもないが10mという高さが絶対安全であるかとなると、3.11大津波で絶対に安全だとされた堤防がもろくも崩れさったことから、これもあまり意味があるとは思えない。

となると『防潮堤の高さは、命と財産を守るために設定した。本格的な事業の実施に向けて住民に丁寧に説明し、理解を求めたい』という言い分も虚しく聞こえる。

さらに『県は旅行者や他地域の県民が来ることも想定する。いま造らないとできない』と、住民だけでなく観光客まで対象にして、復旧段階の建設の必要性の知事の発言は、今なら国からカネをヒッ張り出せるという判断から、ならば、同じ作るならもっと頑丈で高いものという考え方があるのではないだろうか。

千年に一度の大津波でも耐えられるといわれていた防潮堤を、あっさりと倒壊させた今回の大津波。『完成までに何年もかかるような防潮堤を建設するぐらいなら、もっと優先すべきことがあるだろうに』と、倒壊した無残な姿をさらしている現場で語る住民の声は重い。

巨大な防潮堤の建設計画がはじまったのは、国が都道府県などに示した防潮堤の高さを示す『新たな通知』がその根拠だという。いわば国の命令に県や市町村が逆らえないという縮図のようだ。これでは、今までの縦割り行政そのものでは・・・。

仮に、住民の反対を押し切って、巨費をかけて巨大な防潮堤を造ったとしても、完成まで気が遠くなるような時間が必要に違いない。その間、住民は満足な住宅も与えられず、しかも雇用がないとなると、長年住み慣れた土地を離れざるを得なくなるのは私でもわかる話。巨大な防潮堤で囲まれた廃墟が点在する・・・。想像したくもない未来の姿。

津波対策の必要性は今さら言うまでもないが、巨大防潮堤の建設を急ぐあまり、復興計画の優先順位の見極めを間違ってはトンデモないことになりそうだ。

いままでも何度も述べてきたが、復興はハ-ド面だけでなく、何度も何度も巨大津波に襲われながら立ち直り、津波に立ち向かってきたたち先人たちの知恵を生かした、ソフト面の充実に重心を移すことが大切だき思うのだが・・・。(田舎親父)

2012年7月 2日 (月)

東京新聞 負けるな がんばれ・・・

  ――小沢一郎民主党元代表が反対し、撤回を求めた消費税増税法案。野田佳彦首相は「造反」議員らの厳正な処分を表明したが、公約破りは首相の方だ。どちらが国民に対する造反かを見極めたい。――との書き出しではじまる6月29日の『分裂騒ぎの民主 国民への造反者は誰か』と題する社説には熟読の値があった。

読まれた人も多いと思うが、その全文を紹介するのも意義があると判断し、一部行替えなど手直しして引用しておく。

(引用はじめ)2009年衆院選マニフェストを反故にした首相が悪いのか、実現できない公約を作った小沢氏の責任がより重いのか。

民主党内ばかりか自民、公明両党からも厳しい処分を求める声が相次ぐ小沢氏の方が分は悪そうだが、公約に期待して民主党に政権を託した有権者は、野田氏の方にこそ問題ありと言いたいのではなかろうか。

有権者は「生活が第一」「官僚主導から政治主導へ」「税金の無駄遣い根絶」「緊密で対等な日米関係」など、自公時代とは違う政権の実現を目指して票を投じた。

もちろんそれらは難題だ。官僚機構や既得権益層の厚い岩盤を穿つのは容易でない。だからこそ政権交代という権力構造の歴史的変化に実現を託したのではないか。

民主党議員の多くは、それらの実現は難しいと言うが、どこまで死力を尽くしたのか。抵抗が強いが故に早々に諦め、増税路線になびいたと疑われても仕方がない。

できない約束を作った方が悪いという指摘もある。実現困難だと決め付けるのは早計だが、仮にできない約束だとしても、それを掲げて選挙に勝ったのではないか。

実現に努力するのは当然だし、できないと考えるなら、作成時に疑義を申し出るべきだった。納得できないのなら民主党以外から立候補すべきではなかったか。

公約破りの消費税増税を正当化するのは信義に反する。

小沢氏は、民主党を離れないように求めた輿石東幹事長に対し、消費税増税法案の撤回を求め、話し合いは平行線に終わった。

両氏はきょうにも再会談するが小沢氏らが新党結成に踏み切れば民主党が歴史的役割を果たせずに瓦解(がかい)する。残念だが、国民との約束を守れないなら仕方がない。

そうなれば、民主党は政権政党としての正統性を失う。首相は消費税増税法案成立を強行せず、衆院を早急に解散すべきだ。そのためにも違憲・違法状態にある衆院の「一票の格差」を是正する必要がある。

民主党が提出した一部連用制の導入案は複雑で、解散先延ばしが目的と疑われかねない。選挙制度の抜本改革は次期衆院選以降の課題とし、今国会では「〇増五減」案の実現を急ぐべきだ。(引用終り)

全くその通り。この社説の執筆者の勇気には頭が下がる。

時を同じくして、『昨年夏から半年近くもの長きにわたって、中日新聞グループに名古屋国税局と東京国税局を中心とした大規模な税務調査が入っている』というニュ-スが飛び込んできた。

同社関係者によると、今回の国税当局の徹底調査ぶりは異常で、同社記者らが取材相手との『打ち合わせ』や『取材懇談』に使った飲食費を経費処理した領収書を大量に漁り、社員同士で飲み食いしていた事例がないかなどまでをしらみつぶしに調べているという。

しかも、実際に取材相手と飲食したのかどうか飲食店まで確認しているとなると、これは素人の私が聞いても異常としか思えない。例え千円でも違法は違法だとばかり摘発する当局の執念に恐ろしさを感じる。

東京新聞(中日新聞)は、現体制(ノダ政権)に対して舌鋒鋭く果敢に挑戦している唯一のマスコミ。紹介した6月29日の社説でも明らかなように、消費税値上げに対して政権の責任を徹底して追求、消費税値上げにははっきりと反対の論陣を張っている。大飯原発再稼働に関しても明確に反対を表明しているのも特筆。

今回の誰の目にも異常と思われるほどの徹底調査の裏には、国税=財務省(背後には金儲け命の輩が牛耳る経済界?とアメリカさま)の圧力があり、その『嫌がらせ』としか思えないのだが・・・。

がんばれという言葉は嫌いだが、あえて今日は『東京新聞(中日新聞)負けるな。がんばれ』と声を大にしてエ-ルを送りたい。(田舎親父)

2012年7月 1日 (日)

原発は○でレバ刺しは× 変だぞ・・・

 私は食物に対して好き嫌いが少ない方で、出された物はなんでも食べるようにしているが、幼い頃にからかなりの数の鶏を解体して生き血を結核の母親に飲ませていたトラウマが未だにあるらしく、鶏肉には苦手意識が抜けきらないことに加え、何故か動物のレバ-を受け付けない。

そんな私にはあまり興味がないことだが、食品衛生法の基準が変わり、今日から7月1日から、牛の生レバー(レバ刺し)が食えなくなるという。先日来、このことをマスコミが賑やかに報じるものだから、6月後半は各地の焼肉店は押すな押すなの大騒ぎになっていたという。

事の発端は、(私も取り上げたが)昨年4月、北陸の焼き肉チェーンで、ユッケなどを食べた5人が死亡した食中毒事件。この時、生食用肉提供の基準はあっても強制力がなく、規制が形骸化していたことが問題視され、批判を受けた厚労省は、厳罰化へと一気に舵を切ったことは記憶に新しい。

ユッケの場合、表面は加熱するよう義務付けたが、一連の検査で牛の肝から腸管出血性大腸菌O157が見つかり、胆管から肝臓内部に入り込んでいることから『加熱では処理できない』の理由で、ユッケより重い提供禁止となったとマスコミは伝える。

レバ刺しを提供した飲食店は、2年以下の懲役、または200万円以下の罰金を課すそうだから、(タテマエからは)今日から日本の全ての飲食店から、レバ刺しの姿は消えることになる。闇で出回るだろうなという声が聞こえそうだが・・・。

O157が危険なものだという知識はある。しかし、魚はもちろん鶏肉や馬肉など動物の肉でも生で食するのは、我が国の伝統の食文化。特に、レバ刺しは若い女性にも人気がなったという。多くの人に親しまれてきた食材が、一片の通知で簡単に葬り去られてしまうことには対して強い違和感と不快感を覚える。

昨年一年間に発生した食中毒のうち、牛レバーの占める割合は約1%で生鮮魚介類によるものの20分の一以下だというのに・・・である。生卵のサルモネラ中毒よりも下回るとなると、そのうちどこかで『生卵による中毒』が大げさに報じられると、日本食文化の華である『卵かけご飯』も禁止になる可能性すら否定できない。

実際に、米国では生卵の提供が原則禁止されているのだそうで、アメリカで大人気になっている日本料理店では、折角のすき焼きに生卵は添えられないとのこと。アメリカがクシャミをすると風邪をひくといわれているので、案外その日は近いのでは・・・。

食品だから安全が第一だということは十分心得ている。その意味で、製造年月日を入れることは当然だと思っているが、この国では、自分で判断するより製造者の責任が重視されているらしく、賞味期限という実にあいまいな基準が重視されるのも変な話。口から体内に入るものに入れるものである以上、食品に危険はつきまとう当然だと思うのだが、『安全はお上に守ってもらうもの』という意識が徹底して擦りこまれているようだ。

事故に対しての『危機管理意識』というのか、危険なことに対して『防衛本能』がなくなっている中、危険すなわち禁止では、消費者も食文化の大切な主役だと考えている私には、ますますその意識は身につかなくなることを恐れる。

今日から大飯原発が見切り発車。暫定的に安全だということで、『絶対に安全が保障できない限り運転してはいけない原発』が再稼働されるという怪。

偉そうに『私の責任で判断しました』とのたまうが、地震がくれば崩壊するのは国民全部が知っている。もし事故があれば原発は大量兵器に大変身。汚染ドジョウ氏はじめ、電力会社や金儲け第一主義の輩は、想定されない事故と称して大量殺人を『しかたない』でそのまま・・・。

一方、レバ刺しを自己責任で食し、万が一食中毒で死んでしまう確率は限りなくゼロに近い。なのに禁止。

大勢の殺人は○で、一人の中毒を引き起こしたら×とは・・・。いつからこんな変な国になってしまったのだろう・・・。(田舎親父)

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