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2014年8月 9日 (土)

エボラ出血熱は他人事ではなさそうだ・・・

今日は69年前、長崎に原爆が投下された日。現地では台風の接近で準備が大変らしいが、記念式典では長崎市長が集団的自衛権に言及するとのこと。大いに注目し、期待している。

ところで、このところ『エボラ出血熱』という言葉を見たり聞いたりすることが多くなった。伝染性の強い病気で、治療方法がはっきりないので罹患すると90%以上の確率で死に至るというから恐ろしい。

『エボラ出血熱』について調べてみた。感染すると頭痛や発熱など風邪のような初期症状が出て、やがて激しい下痢や嘔吐に見舞われ、血液が凝固できなくなるのだそうだ。血が止まらないという意味で『出血』という言葉がついていることを初めて知るが、体内や体外で出血が続き、多くは平均10日で死ぬのだそうだ。

主に西アフリカで流行しているというので、日本ではマスコミが報じるほど深刻な問題にはなっていないようだが、治療をしていた医師が感染し、アメリカの特殊な施設に隔離されたとか、(先日のデ-タでは)すでに900人以上がこの病気で死亡と言う記事などから、(それでもまだまだ本気で心配するまでは至らないだろうが)、黒死病(ペスト)のことが頭をよぎる。

 当時、文明が進んでいたヨ-ロッパですらペストのウイルスは発見されなかったので原因不明の下痢や発熱で苦しみもがき多くの人が死亡したことと、その死体が黒く変色することから『黒死病』と名付けられたと何かの本で読んだ記憶がある。後にペストという病名がつき、その研究が進んだ結果、今ではほとんど絶滅しているというが、当時の人々の恐怖は想像に難くない。

『エボラ出血熱』のウイルスが発見されたのは1976年とつい最近。しかしその後の研究が進んでおらず、エボラ出血熱についての具体的な治療方法などははっきりしていないとのこと、そのために、認可されていない薬剤も使えるようにと世界保険機構は大騒ぎしているらしい。発病するとまず命は助からないというから、この病気が蔓延している西アフリカの諸国の人々は恐慌状態に陥っているようだ。

発病する地域が限られているというので一種の風土病には違いなかろう。しかし、黒死病ではないが,日本に伝搬することは考えられないことではない。いやむしろ、黒死病流行当時よりはるかに世界の交通機関は進化し、相対的に地球が狭くなった今、遠い世界のことと放置していたら大変なことになりそうだ。

 すでに国として防御体制ができていると信じたいが、原発事故でも明らかなように、当局の想定外の事態が起きることも稀ではないとなると、少し気になる。

 先日ネット記事にあったが、我が国は『エボラ出血熱』は第一種の危険感染症と位置づけて、万が一、発見された場合は、各都道府県に置く『第一種感染症指定医療機関』に隔離する防御体制をひいているとのこと。

 一見、しっかりした体制だが、逆に、こんなにたくさんの施設に、エボラ出血熱の専門医が配置されているのだろうという素朴な疑問が浮かぶ。かなり特殊な、しかも治療方法も確立していない病気では、専門医は極端に少ないのではないだろうか。  

さらに、国内にはエボラ出血熱のウイルスを研究している施設はないということが引っかかる。都道府県に施設はあり、そこに患者を隔離しても、治療ができず、結局は外国の施設に転送などと言うこともあり得ない話ではなさそうだ。

 西アフリカなど私にとっては遠い世界であるが、現在日本人が存在しない国や地域はないと言うから、ギニア、シエラレオネ、リベリアなどの国々の、流行している6000カ所にも、少ないながら日本人が生活しているに違いない。

この人たちが帰国することもあるだろう。また、心配して親族が見舞いに出かけることも十分あり得る。風土病は、昔からその土地で生活していない人には抵抗力がほとんどない場合も多いというから、日本人の罹患率は高いのでは。

逆に、世界の風土病の中には、ウイルスが日本人の体内に入っても、症状が現れない(現れにくい)病気も存在するという話も耳にする。となると帰国の際、水も洩らさぬ検疫体制をもかいくぐることも・・・。

私が心配することではないだろうが、騒がれている間は無事だが、『忘れたころに』がこの種の災いの通例となると、絶滅するまで『エボラ出血熱』という名前を、心の隅のどこかに存在させておかねばならないようだ・・・。(田舎親父)

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