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2015年10月 8日 (木)

NHKは政府の広報・営業機関?・・・

 国民一人一人に番号を割り当てる『国民総背番号制度』(国は『マイナンバー制度』と宣伝しているが、私は批判をこめてあえてこのように表現する)が今月から個人の背番号の通知が始またらしい。

 それぞれの国民には12桁の数字が並んだ背番号が割り振られるのだが、その番号を知らせる『通知カード』が、これから各家庭に簡易書留で届くのだそうだから、そのうち私も受け取らざるを得なくなるのだろう。

税金や介護サ-ビスなどの社会保障の事務関係をスム-ズに、しかも公正・公平に行うための必要なものだといううたい文句である。確かに、事務がスム-ズに行われるだろうことは素人の私でも理解できるが、『運用を間違わない』という前提がなければならないことが絶対条件になるのは衆目の一致するところ。

ところが、便利でしかも公正公平な運用ができると言って(騙して)導入した年金番号制度が、駄々漏れが次々に明らかになるのにかかわらず、責任の所在さえ追求されないのが現状では、今回の背番号制度を『ハイ・分かりました・・・』と受け入れる気持ちにはなれない。

政府としてはどうしても急いで背番号をつけなければならない理由があるらしく、かなり強引に、背番号を配るまでこぎ着けたのだが、ここまでは先へ進まないことに業を煮やしてか、国民が否応なくその番号を使わざる得なくするために、消費税増税に伴う軽減措置に利用すると言い出したのはつい最近のこと。

背番号で貧乏人か金持ちなのか一目で分かるのだから、軽減税率などめんどくさい手間を省くためにも、レシ-トにうたれた背番号でわかる貧乏人にはスズメの涙程のおこぼれを与えれば良いという発想である。私はこの一言で、背番号をつける本当のねらいが浮かび上がってきたなという印象を受ける。

これにはさすがに危ないと、政府を信用していた階層の国民でも気がついたらしく、ブ-イングが起き始めたのだが、そのあたりはさすがに(一応は庶民の味方と公言しているらしい)公明党が、認められないと明言したことで、財務省は一応のところ黙って、次の策を考えているところのようだ。

ところが先月末のこと、NHKのモミイという人相の悪い(政府の飼い犬)会長が,2014年度末で76%だった受信料の支払率を上げる方策として『(受信世帯をより正確に把握するために)マイナンバー(背番号)を使う』と言い出したから驚いた。

国の複雑な仕組みはほとんど知らない私だが、もしも絶対的な権力者になったらと仮定すると、国民全てにこんな背番号が振ってあったとしたら、管理には便利になるだろうと大歓迎。なるほど国があらゆる手段を駆使して作業をすすめているのも分かるような気がする。

今までのやり方を見ていると、最初から背番号受諾を強要しないだろうが、短くて3年で『このままでは不公平になる』と言い出すことは目に見える。

自民党の小委員会がこのあたりに食いつき、視聴料支払いの義務化をはからねばならないと言い出したことはその前触れだろう。核家族化が進みマンションの増加や、視聴料を払わなくても良い装置なども出回りはじめていることもあって、支払い率が落ちていることを『不公平』だと言い出す世論作りを急ぎ、この背番号を利用して視聴料の義務化をはかり始めている。

 さらに、背番号をついたチップを希望すれば配布するとはいう。これを利用すれば、インタ-ネット上で、名前と住所、生年月日、性別、顔写真が載るので、本人確認のための身分証明に使えるので、自宅にいながら、さまざまな手続きができると宣伝しているが、これらは、管理者から見ると、『国民管理に必要なこと』であることは論を待たない。要は、管理される方が『自ら管理して下さい』といっているようなもの・・・。

当初は、あくまで希望だろうが、こちらも数年後には義務化されるとあっては、とりあえずは、通知された背番号を受諾しないことが肝要になりそうだ。

 それでも、現在の年金番号がいつの間にか背番号に切り替わり、あてがわれた番号を記入しない限り年金が受け取れなくなるとなると、否応なく背番号を肯定する時代になるような気がしてならない。

 これは、ある意味『戦争法案』よりはるかに個人を管理する法案なのだろうが、反対の盛り上がりは、戦争法案に比べて少ないとなると、背番号で管理される時代はさほど遠くない未来に実現するのでは・・・。

 今日もまた、『困った話・・・』に終わってしまいそうだが、公共放送を理念とするNHKが、背番号制度の定着に広報機関に徹して、このまま背番号制度が普通の社会が進めばと想像すると・・・。

何より恐ろしいのは、何に対して批判するのかその対象が見えなくなるという以前に、『批判することも考えられない』『批判という言葉を全く知らない国民』が圧倒的多数を占めるという大変な時代になりそうな気がしてならない。(田舎親父)

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