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2015年10月26日 (月)

2車線は暫定だったのか・・・

一昨日の毎日新聞に-<対面高速>10年間1400人死傷 検査院「分離帯」提言-というタイトルを見つけた。

最近は少なくなったが、車を運転することが元々好きではないこともあって、遠くに出かける時には、空港などでレンタカ-を借りることが多かったのだが、その車で運転していて一番嫌なことが、首都圏ではまず経験しない対面交通の高速道路である。

時々『思いやり路線』などと称して、2車線の部分があるが、ほとんどが一車線で、中央分離帯もなく、ウレタン樹脂でできたオレンジ色したポ-ルが一応の上下線を分けているだけとあって対向車の動きが気になり、疲れが倍増する。

また、制限速度(多くの場合70キロ)を守って、出しても80キロで走行しているのにもかかわらず、時にそれ以上のスピ-ドで後方から迫ってくる車があると、何となく自分が走行の邪魔をしているような気になるのも何度も経験したこと。

人口が少ない地方には、高速道路など必要ないとは思うものの、土地の人たちの利便を思うと否定できず、またあればついつい利用するのは横浜の片田舎人(一応は都会人?)の悪癖なのかもしれないが、対面交通の高速道路を走った旅を終えて自宅に帰り着くと、無事で帰れたことをありがたく感謝したもの・・・。

対面交通の高速道路を通るたびに、地方では2車線など必要ないのだと諦めの境地になっていたものだが、一昨日の記事では、『将来の4車線化を前提に中央分離帯を設けないまま暫定的に2車線(片側1車線)で開通した高速道路など』という表現に、始めて2車線の高速道路は暫定だったことを知り、改めて自分の世間知らずに呆れる。

記事はこの道路の安全性を問題にしている。2005~14年に車が対向車線にはみ出す事故が2200件超発生し、1400人が死傷していたことが『会計検査院』の調べで分かったとある。警察ではなく『会計検査員』という部分に疑問を感じるが、経済効果などを調べている中でわかった事実なのだろう。

暫定2車線区間の6割は4車線化しないまま供用開始から10年以上経過しているのだそうだが、その暫定2車線の約7割が中央分離帯のない対面通行となっているという。

当然のことながら、走行中に相手が対向車線からはみ出してきた『もらい事故』のほとんどは暫定2車線に集中し、その事故率は中央分離帯がある区間の約4倍だというから、改めて、地方の人命など後回しになっていることがはっきりする。こんなことを知って、ますます対面交通高速道路が恐ろしくなる。
 いっそうのこと、しっかりとした中央分離帯を造ればと思うのだが、各高速道路会社は『
壁や中央分離帯を設置すると、将来4車線化する際に撤去費用がかかり工期にも影響する。安全対策は簡易な仕切りにならざるを得ない』と説明し、設置には後ろ向きらしい。本当に将来4車線にするという計画があるのならその論理も理解できないでもないが、お得意の言い訳に過ぎないようだ。

また、沿線自治体も災害への備えや経済効果への期待から4車線化の要望が強く、こちらも分離帯を固定することには消極的だというから、ここ数年(半永久?)は、危険な道路として、運転する人を苦しめることになりそうだ。

確かに、しっかりとした中央分離帯を作ったら、地元自治体はこの道路は将来的に上下1車線と決められてしまうという地元の言い分せ一理あるような気がするが、事故がここまで多いとなると、少なくとも簡単に対向路線にはみ出せないような仕組みを作ることは必要ではないだろうか。

しかし、暫定2車線高速道路の改修は遅々として進まないとなると、事故を起こさないためには、何よりも運転者の自覚であることを肝に命じて、より慎重な運転を心がけるしかないようだ。(田舎親父)

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