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2016年11月 9日 (水)

姿を消したイカ・とれ過ぎのタコ・・・

横浜の片田舎のス-パ-にイカの姿が見えなくなったと気づいたのはいつ頃からだろう。イカはさほど大好物ではないのでさほど気にならなかったが、つい最近、『このところス-パ-でイカの姿が見ないのよね・・・』という家内の声で、そう言えば、随分長いこと見ないなあと感じることしきり。

以前は、季節をあまり問わず、その朝運び込まれたという『スルメイカ』が一杯150円程度の価格で売り出されていたが、スルメイカどころか小さなヤリイカなど、イカと名がつく固体が姿を消している。

そんなことを思っていると、先日の新聞に、『姿を消したスルメイカ』という見出しを見つける。八戸港での漁師たちのやりとりを中心にかかれた記事であるが、八戸港ではスルメイカの不漁が2年連続となり、販売価格も天井知らずで上昇し、スルメイカの全国一の水揚げを誇る八戸にとっては死活問題になっているのだそうだ。

『こんなに取れないのは初めて』とベテラン漁師も口をそろえるというから、その危機感が伝わってくるが、この記事からも、横浜の片田舎からスルメイカの姿が消えていることはもっともだと納得する。

記事の中身は始めて知る知識が多いので、一部そのまま引用しておく。(引用はじめ)

1年で寿命を終えるスルメイカには二つの『群』がある。一つは秋に山陰沖~東シナ海北部で生まれる『秋季発生系群』で、もう一つは冬にもっと南側の九州~東シナ海で生まれる『冬季発生系群』だ。/秋季群は日本海を回遊して成長。冬季群は太平洋を北上し、南下の際は主に津軽海峡を日本海へ抜ける。八戸などの三陸沖や、北海道東沖で夏~秋にかけて取れるのは冬季群となる。/今年の不漁は、太平洋の方が著しい。特に主要産地の一つである道東沖は壊滅的。釧路港は前年比2割以下で、ほかは軒並み1割以下だ。そこより南の八戸近海は比較的健闘しているが、それでも不漁だった前年の7割にすぎない。

(引用終わり)

記事は続くが、スルメイカの不漁は八戸ばかりではなく、三陸から北海道沖はもとより全国的だという。原因は海水温度が地球規模で変化らしいとなると、漁業関係者も含めて仕方ないと頭を抱えるだけしかなさそうだ。

スルメイカは姿を消したが、かつては、全国的に肥やしにするほど捕れていたのに最近は全く取れなくなったと話題になっている『マイワシ』が大豊漁になっているのは救いかもしれない。加えて、どちらかといえば温かい海で捕れるブリが北海道近海で豊漁が続いているという。

話は少し飛ぶが、10年ほど前から北海道の道東、知床半島の根っこの部分にある標津町と縁ができて、その地で最近魚店を開いた青年と知り合い、毎年鮭を注文しているのだが、彼曰く、かつては、鮭の水明け日本一を誇った標津でも、ここ数年は不漁が続いているとのこと。

今年も、お歳暮にお願いするために電話したところ、去年よりさらに不漁だという。姿も小振りで価格も高いのは仕方ないとしても、電話での話の中でタコが鮭の定置網に入るほど豊漁で、漁師たちもビックリしているということを耳にする。

ここまでは、ヤリイカに変わってマイワシやマサバ。鮭に変わってタコというような魚種の変化であるが、タコの驚くほどの豊漁が、3・11の前の年と同じだという彼の話は聞き捨てならない。

数年前に起業した彼は当時のことはあまり記憶にないのだそうだが、漁師や取引先の人たちが口を揃えて、『あの時もタコが驚くほど捕れた・・・』と言っているとのことに、何となく不気味さを感じているのだそうだ。

タコについての知識はほとんどもたないが、私が日頃ス-バ-などで目にするマダコは手の平に乗るサイズが多い。しかし、道東沿岸で捕れるタコは普段でもかなり大きいそうだが、捕れる数が半端ではないという。そんな大物が大量に捕れるというのは、大人のタコたちがどこからか集団で逃げ出して来たのではと思いたくなる。

試しに、実際に最近捕れたマダコを少し送ってもらったが、タコの足一本の一部(30センチ程度)で600グラムもあるから、その大きさは凄いものがありそうだ。

東北大震災が起きたのは2011年の3月11日。その前の2010年の今頃も、現在と同じような大きなタコが、大量に捕れたとなると、なんとも厭な予感を覚える。

まさか、来年のはじめにまた三陸沖・・・とは思いたくないが、近い将来日本近海で大地震が起きることは間違いないとなると、この話から、日頃からの用心を忘れないようにしなければと、改めて強く思っている次第である。(田舎親父)

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