« 姿を消したイカ・とれ過ぎのタコ・・・ | トップページ | 日本の良さを取り戻すチャンス・・・ »

2016年11月10日 (木)

経産省の悪だくみ・・・

今年度から『電力の自由化』が始まっているという。できれば、太陽光で発電した電力を使いたいと思っているのだが、東電などの電力会社の太陽光電力の買い取り価格が国のご都合でどんどん下がっていることに加えて、どの企業を選べば本当に自然エネルギ-の電力なのか曖昧なため、しばし様子見というところ。根底には、国の方針がコロコロ変わっていることも決めかねているのが最大の要因であるが・・・。

『電力自由化』について、政府(経産省)は、現在地域独占している大手の電力会社の発電部門と送配電部門を分け、新規参入を促すことによって公平な競争が生まれ、消費者に選択の幅ができる、いわば規制緩和の一貫だと説明していたのではなかっただろうか。

公正な競争で、電力料金を安くする・・・。魅力的な文言だが、これまで政府が打ち出した政策を表現する文章の中に、『規制緩和』とか『合理化』という言葉が入ると、それはタテマエだけで、その裏には利権が隠されていることばかりなので、ナンダかなあ・・・という疑問符をつけて眺めるようにしている。

『電力自由化』はかなり以前から話題になっていたが、福島原発事故を受けて、自然エネルギ-を広げることが大切だということで太陽光パネルの需要が急速に広がり、発電する企業や個人が増えたことを受けて、電力会社に買い取らせるということから、この言葉が広まったと私は受け止めている。

この政策を受けて、新たなビジネスチャンスとばかり、住宅関連会社や家電メ-カ-、またガスエネルギ-の提供会社やその関連企業、はてまた、新規に起業する個人やNPOまでが名乗りを挙げていることはよく知られるところ。

私もさまざまな会社からお誘いを受けているのだが、前に述べたように、東電とは決別したいと決めているか、どの会社が本当に自然エネルギ-で電力を生み出しているのか、しかも料金が正当かということがはっきりと見えないので、今のところ様子見を決め込んでいる。そして、新たに参加した企業などが作り出す電力を『新電力』という呼び名も生まれていることも承知している。

全てが5年前の福島第一原発の事故が引金になっている。これまで何度も述べていることだが、メルとダウンした原発の内部は、未だにどうなっているかも分からないことから、デブリと呼ばれる核燃料の取り出しは全く見込みが立たないという。さらに、汚染された地下水は海に垂れ流しになっているのが現状。

福島第一原発の4基の廃炉を決まっているがその行方は闇の中。工程表はあるらしいが、それは全てタテマエであって、廃炉への道は半永久的に見通せないというところではないだろうか。

東電としては、原発を建設した当時はイケイケドンドンで、事故や廃炉など頭になかったのだろうが、実際に事故を起こし,廃炉しなければならなくなったのだが、収束はおろか、廃炉への道筋が全く立たないことことから国に泣きつき、国としてはこれまでのしがらみから、いくらかかるともしれない天文学的数値の金額を、国民から搾り取った税金で肩代わりという筋書きが進んでいるのは腹立たしい事実である。

原発は国策として進めてきたことなので、ある程度の救済はいたしかたないのだろうが、少なくとも、東電を国有化して全ての資産を差し押さえるのが先決だろう。しかし、国の方針は、東電をそのまま生き長らえさせることが前提になっているのだから許し難い。

このことは改めてつぶやくことにするが、東電に限らず、既存の電力会社は『電力自由化』を受けて、事故や廃炉などを考えない安易な方法として、発電効率の良い原発の再稼働を画策しているようだ。

しかし、『御用規格』ながら、発電能力が小さく40年を過ぎた古い原発を再稼働するためには、安全性の確保のために相当額の予算が必要ということで、泣く泣く廃炉にしなけれならない原発が出てきている。

廃炉にすることは疑義がないが、このためには莫大なカネが必要なことに、国と電力会社は大慌て。秘密に必死になって何とかならないか共謀していたに違いないが、経産省が廃炉費用を『新電力』に負担させるという案を出してきた。

『有識者会議』という御用学者を集めた組織からの『提言』というお馴染みの手口である。新電力に廃炉費用をださせるために、大手の送電線を使う時に払う『託送料金』』に上乗せするという、悪意がミエミエの発想である。

自然エネルギ-で電力自由化に参入する企業にとって、火力発電はもとより原発や事故とは縁も縁もない全くの無関係。そんな企業に今更、新ル-ルを作るとは言語道断で許せる話ではない。こんな後出しジャンケン的な、法律ができたとなると、ツケは電力料金に上乗せされて払わされる消費者に及ぶことは自明のこと。

通産省の官僚たちは、『電力自由化』とか『公平な競争』などとはどんな面で言い出しているのだろう。こんな連中のことを例える諺が、『蛙の面に小便・・・』というのだろう・・・な。

何の力を持たない貧乏老人としては、ボケ防止のために、こんなことをつぶやくことしかできないのが情けないが・・・。(田舎親父)

« 姿を消したイカ・とれ過ぎのタコ・・・ | トップページ | 日本の良さを取り戻すチャンス・・・ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208744/64468735

この記事へのトラックバック一覧です: 経産省の悪だくみ・・・:

« 姿を消したイカ・とれ過ぎのタコ・・・ | トップページ | 日本の良さを取り戻すチャンス・・・ »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ