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2017年1月26日 (木)

輝ける環境つくりが先だろう・・・

 『女性が輝く社会』とは、誰が作ったのか知らないが、実に計算し尽くされたキャッチコピ-である。

少しでも疑義をはさむと、すぐにどこからか非難の矢が飛んできて血祭りにされる可能性があり、現在の男社会が作り上げた矛盾がたちまちのうちに解消されるような錯覚を誘う感じがする不思議な言葉である。

この『言葉』に反対する気持ちはないが、実際には、『輝く』ことが社会に出て『働く』ことと同じような使われ方をしているので、逆に働かない女性は輝いていないというようなイメ-ジの広がりには危険な臭いがしてならない。

 『働く』ことは結構だが、子育て中であれば、自分の子どもをどこかの誰かに預けなければならないのだが、共働きで核家族となると選択肢は一つ。保育園だけ。しかし、一番肝心の条件に合った保育園か見つからないという最初の難関が待っている。

育休という制度がない中小の企業もあるが、一応法律的には育休の制度があり申請すれば1年間は子育てに専念できるはずなのに、保育園を確保するために、数ヶ月で社会(会社)復帰しなければという話は頻繁に耳にする。

また、1年間も休んでいると、その間に、自分の能力が落ちる(仕事がなくなる)のではという脅迫概念を持つ女性も多く、できるだけ早く復帰したいと願う人が多いのも事実らしい。

能力云々(でんでんと読むアホがいるらしいが)はともかく、『保育園落ちた 日本死ね・・・』という一言の書き込みが社会問題化して、一挙に保育園問題が広がったことも記憶に新しい。それほど保育園が不足しているにも関わらず、住民の合意が得られず、保育園を受け持つ自治体としても建てたくても建てられないというジレンマも広がっているようだ。

さらに、最近は『小学1年生の壁』という言葉も流行り出しているらしく、保育園では手厚く保育されていたのに、小学校入学と同時に、保護者の負担が増えるという問題が深刻になっているという。

一応は小学校に入学した児童は、『学童』と呼ばれている保育所で放課後から親の帰宅時刻まで過ごすことになっているが、当然のことながら、定員があり待機学童がでているのが現実だという。

こちらも、需要があればビジネスになるのだろうが、民営の学童が増えているそうだが、手厚い保育をしてくれる学童は人気が殺到し、入所するためには1年も前からプレ会員にならねばならないというような話もちらほら聞こえてくる。

 私は、妻が専業主婦を選択してくれたおかげで、学童について悩んだ経験がないので、教育関係の仕事をしてきたのに学童の知識はほとんどなし。勉強不足と反省してネットで調べてみると『学童』呼ばれる保育施設は統一した名称がないことなど、始めて知ることばかり。

 『学童』という呼び名には、『学童クラブ』『放課後(児童)クラブ』『学童保育所』『留守家庭児童会(室)』『児童育成会(室)』などがあり、『学童』というのは、これらの略称だとのこと。

そのほか、設置基準や指導員の身分保証など、預かる以上はさまざまや約束事が細かく決められ、それらを承知で自分の子どもを預けなければならない。いやあ大変なものである。

子どもが小学生になれば厄介なPTAの役員問題も絡んで来ることは容易に想像できる。さらに、自治体が運営している公営の学童でも無料ではあるまい。預かる時間だって、6時ごろまでだろうから、それ以後預かってもらうためには、民営の学童になるのだろうが相当な費用がかかることは間違いない。

そこまでして輝きたい(仕事をしたい)のだろうか。根が怠け者の私には,とても理解できないが、そんなことを言うとまた批判が来るのだろうな・・・。

昔は3世代同居が当り前で、じいちゃん・ばあちゃんが面倒みていたものだが、都会では(最近は地方でも)それもかなわず、誰かに我が子を託さねばならない。女性を輝かす(仕事をさせる)なら、それなりの制度を作るのが先だと思うのに、まずは輝けとは矛盾した話。

フルタイム働きたくない女性も多いはず。子育てに専念したいという女性もしかり。そんな女性に、自分の子どもと一緒に、友だちの子どもをみてもらえる制度ができないだろうか。

私の自論である、『専業主婦(主夫)も職業』だという考えで、それに見合った報酬を支払い、その上で、輝きたい(働きたい)女性の子どもを預かる制度を作ってみるという研究が必要になってきたのでは・・・。(田舎親父)

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