« 節分豆は食うな・・・ | トップページ | 高速道路に自転車や歩行者?・・・ »

2017年2月 7日 (火)

コンビニ本部は猛省を・・・

 昨日に続いて節分のついての話題であるが、最近、節分には『恵方巻き』と言う海苔巻きを食べるのが全国で大流行なのだそうだ。

 いつごろから『恵方巻き』と言う言葉が現れたのだろう。少なくとも20年ほど前までは聞かなかったことではと疑問に思い、ネットで調べてみた。

すると、『恵方巻き』という名称およびその風習は、1998年(平成10年)にコンビニの『セブンイレブン』が全国発売にあたり商品名に『丸かぶり寿司 恵方巻』という言葉で売り出したとある。それが爆発的に売れて、世紀が代わると同時に全国に急速に広まったのだそうだ。

なるほど、犯人?はコンビニだったことがわかったが、最近は、セブンイレブンだけではなくロ-ソンやファミリ-マ-トなどのコンビニは当然として、ス-パ-やデパ-トまで、『恵方巻き』という共通の言葉で売り出していることに、セブンイレブンは登録商標をしていなかったのだろうかと言う素朴な疑問を抱く。

当時のセブンイレブンの経営陣が、独占権よりも広げるのが先だと、他の流通業界と協力して『コンビニ発』の節分文化として全国に広げようとしたのなら、その先見性に頭がさがるが・・・。

 そのことはさておき、最近はこの『恵方巻き』が、国民的行事になったことから、思わぬ問題が発生しているという記事が節分翌日の朝刊に紹介されていた。

 『売れ残った恵方巻きが大量に捨てられている』という見出しがつけられたその記事によると、大手コンビニチェーン(多分セブンイレブンのことだろう)はこの時期700万本近くを売るのだが、その背後で店員へのノルマや売れ残りの大量廃棄が起きているのだそうだ。

セブンイレブンは便利で身近な存在として全国に展開して、今やこのチエ-ン店は全国5万店を超えるほど広がっているという。セブンイレブンの系列店だけでなくロ-ソンやファミマという大手のコンビニチエ-ン店も、ほぼ同じ程度の割合で全国展開しているというから、その数は15万店?を超え、売上高10兆円超の一大産業に成長しているとのことである。

現在では、どんな田舎にでも全国展開している大手コンビニが進出し、地域の防犯活動や災害時の物資供給の拠点にもなっていることは、コンビニをあまり利用しない私でもある程度理解できる。一時は、若者のたまり場になって、住民の顰蹙をかっていたそうだが最近はスマホの普及に従ってこの種の話はあまり耳にしなくなっているが・・・。

話は少しそれたが記事によると、コンビニでは『恵方巻き』は予約販売が中心になっており、予約をとることが店員の役割になっているために、学生アルバイトにも『1人30本』などのノルマが課されているというから見逃せない。

家族や知人らから注文を取らないと、自腹を切って給料を削ることになるというから酷い話である。しかし、コンビニそのものが『カネ儲け命』の申し子だから、この程度のことは今まで表面化しなかったたけで、日常茶飯事的に起きているのだろうことは容易に想像がつきそうだ。

また、予約以上に製造しているだろうから節分後は大量の売れ残りがでて、それが捨てられるのも無駄の極みだが、節分はたった一日のことを思うと当然と言えばこんな当然なことはない。

さらに、コンビニは、バレンタインデーや母の日ギフト、土用のうなぎ、中元・歳暮、そしてクリスマスケーキなど一年中、イベントを仕掛けて消費を刺激しているが、その都度ノルマ販売や売れ残りの商品の大量破棄が問題だと警告している。

コンビニが増え続けていることは今更私が述べるまでもない。横浜の片田舎のJR横浜選の中山駅の近くにも、セブンイレブンはもとよりロ-ソンもフアミリ-マ-トなどが軒を連ねている。さらに、中小のコンビニチエ-ンもあるのだから、その競争は熾烈なものに違いない。

経営の内情など詳しくは知らないが、頂点にコンビニの経営本部があって、店主とは『フランチャイズ』と呼ばれる経営のノウハウから商品の管理まで本部の指導と指示に従うと言う契約をしているという。この契約では、店主は労務管理を含むすべての経営責任を負う独立事業者なのだが、実態は本部の戦略や指導に従わざるを得ず、自主的な判断で経営する余地は乏しいのだそうだ。

セブン-イレブンの東京都内の店が、風邪で欠勤した女子高生から9350円の『罰金』を取ると言う問題が大きく取り上げられて世間から顰蹙を買ったことはつい最近のこと。本部は当初『店の責任』とりあわなかったが、問題が大きくなると店に返金を指導しているというのも許し難いことであるが、『恵方巻き』に浮かれた国民のどのぐらいが、このようなコンビニの実態に関心を持っているのだろう・・・。

暮らしに不可欠になってしまったコンビニはその殆どがアルバイト店員によって運営されているのが実態だそうだが、『コンビニ発文化』が増えるたびに、そのアルバイト店員のブラック化が進んでいるのも皮肉な話・・・。

比較的時給が高くて学生に人気らしいが、風邪をひいても休んでいられないのだから健全な職場のイメ-ジとはほど遠い。

コンビニの経営本部は、『コンビニ発文化』どんどん作り、それを絶好のチャンスと捉えて、なりふりかまわずカネ儲けの種にする基本的な戦略を、少しは立ち止まって足元を見直してほしいものである。(田舎親父)

« 節分豆は食うな・・・ | トップページ | 高速道路に自転車や歩行者?・・・ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208744/64862134

この記事へのトラックバック一覧です: コンビニ本部は猛省を・・・:

« 節分豆は食うな・・・ | トップページ | 高速道路に自転車や歩行者?・・・ »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ