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2017年3月 8日 (水)

またまた花粉症について・・・

季節は『啓蟄』を過ぎて、景色が春めいてきたが、やはりこの時期に目立つのは大きなマスクをつけた人々の姿。横浜の片田舎でも半分程の人がマスクをつけているのだから都心部など人混みでは、マスクをつけない人が変だと思われるのではないだろか。

それほど花粉症は国民病ともいえる感じだが、先日の新聞記事には、花粉の舞う季節になると、罹患した人たちの生産性はいちじるしく低下するとあった。そして、はたで見ていても、GDP(国内総生産)成長率を数ベーシス引き下げるとのこと。もっともベ-シスなる単位は始めてお目にかかるが、0.01%のことだというから、改めて知らないことが多いことを感じてしまう。

この季節は圧倒的にスギの花粉である。この花粉が鼻や喉の粘膜にくっついていたずらをするらしいが、毎年、新しく発症する人が多いというから、伝染病には指定されていないがそれに類すると言っても過言でもなさそうだ。

そう思ってマスク姿の人を見てみると、花粉症が移るのが嫌で、予防のためにつけている人も多いのではと思いたくなる。

花粉症にならないためには花粉をなくすことだが、一番手っ取り早い方法は、スギの木を片っ端から伐ってしまうことだという乱暴なことをいう人もいるらしい。しかし、わが国の森林面積は国土の約7割ともあり、その中でも最も広い面積を占めるのがスギ林だというから、まだ開発されていないような超効率的な方法でスギを片っ端から切り倒したとしても、気が遠くなるほどの年月がかかることは言うまでもない。

それ以前に、伐採しても新たな樹木を植樹しなければ、少しの大雨で土砂崩れが起きることから、この乱暴な意見は狂人の戯言と片づけられているのだろうが、伐採されない真相は、外国産の木材に押されて国内の需要が少なく、売れないからであることは案外知られていないらしい。

スギは樹齢25~30年を経たあたりから花粉を放出し始め、その後、100年ごろまで勢いは衰えることがないのだそうだ。全国のスギ林の多くは、戦争で荒れ果てたハゲ山を森に戻し、復興の手段として戦後に植えられたものだから、まさに今、もっとも樹勢が強い盛り。これからスギを植樹しないでおいたとしても、あと数十年は花粉が少なくなることはないようだ。

ところで、科学の進歩は凄まじく、20年ほど前に、花粉が少ないスギを作ることに成功して、現在、林野庁はこの杉の苗の植樹を進めているとのことだから、花粉症の人には朗報に違いない。しかし、そんな苗木を作ることが自体が、予算と人手不足から進んでいないというのだから、折角の朗報も現在のところ遅々として進んでいないとというから、花粉症の人のイライラはなかなか解決しないようだ。

それでも林野庁は2017年度には花粉症対策苗木を1000万本まで増やすと息巻いているらしいが、林野庁の資料によると、2012年時点のスギ林が448万ヘクタールもあることから、年間1000万本超を植えることができたとしても、すべて植え替えるには約700年という途方もない時間がかかるそうだ。これでは、すぐに花粉症への効果は期待できそうもない。

 こんな悲劇的な情報ばかりだが、先日の新聞記事を信じると、最近になって、スギ花粉対策の画期的な手法も浮上してきたとあった。
 それは、日本在来種で、アレルギーの元となるスギの『雄花の花粉だけ』を餌に繁殖する珍しいカビが発見されて、そのカビを増殖する研究が始まっていて、実際に実験も始まっているとのこと。

このカビを混ぜた液体をスギの成木にまくことで、花粉そのものを出さなくなることができるというからこれは凄い。

実用化されれば、スギの花粉症がなることは間違いなさそうだが、このカビは菌としては強くないため、安全性を確保しつつ、効果が出るように品種改良を施す必要があるというから、これまたとてつもない時間が必要になるとのことだから、こちらもすぐにという効果は期待できそうにない。

やはり、一時的にはかっての私が使っていた『コルゲンコ-ワ』という自分に合う薬剤を使うしかなさそうだが、使い続けていれば必ず薬害が心配だという人も多いようだからなんともやりきれない。

となると、薬害の心配ない素材を使って自分に合った方法を探すしかなさそうだ。私の場合は『繭の煮汁と桑の葉』だが、『アロエ』が効果的だという友人もいる。また、アロマセラピ-で治ったという話も耳にしたことがあるので、ひょっとして『バジルなどのハ-ブ類』などの効能もあるのではないだろうか。

杉は木目が真っすぐで、柔らかく加工もしやすく利用価値の高い木材。何よりも私の苗字についている樹木なので、杉を徹底的に伐採したり、その性質を変えるような方法でなく、今のままで存在させてほしいと願っている。

とりあえず今年は、プランタ-農園でバジルなどのハ-ブ類を大量に植えて『花粉症で悩む人たちはご自由に使ってください』という看板を立てたら面白そうだという計画が浮かんできた。

結果は、自分がボケなければ、来年以降のスギの花粉が飛び散るこの季節につぶやいて見たいと思っている。(田舎親父)

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