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2017年4月 6日 (木)

薄っぺらな発想にあきれる・・・

 最近『国家戦略特区』という言葉をよく耳にする。なんとも怪しい日本語であるが、私が受ける感じは、『金儲けのためならなにをやっても良いことを政府が保証する』という意味と解釈すると、その実体が見えてくる。

 今、大騒ぎになっているデンデン小学校事件も大阪府が『教育特区』と言うこの制度を強引に引っ張ってきたことが原因だが、今度は外国人による家事代行が『戦略特区』で解禁され、第1陣としてフィリピン人女性25人が3月に来日したというから、現政権はまたまた、利権と金儲けのための悪事を企んでいるようだ。

 今や、コンビニ、居酒屋は言うに及ばず、町工場やなど人出不足の場所では、外国人が当り前のように働いていることは、横浜の片田舎でも、聞き慣れない外国語が飛び通っているということからも明らか・・・。

今回政府が進める『戦略特区』は、これまではタブ-とされていた個人の家庭にも、外国人を『派遣』できるようにするというから、またまたトラブルが生じることは想像に難くなさそうだ。

このことを一番喜んでいるのは、派遣会社である。フィリピンはじめ東南アジアの国々から、札束横っ面作戦で若い年代を集めて日本に送り込めば、懐にガッパリ現なまが入ってくるのだからウハウハものだろう。

私も一度だけだがフィリピンに旅行したことがあり、現地の人々との交流の中で、生活レベルは日本人と比べて雲泥の差であることを目の当たりにした。給料は恐らく日本人の数分の一、ひょっとすれば10分の一ぐらいなのかも知れないのだから、日本人を派遣社員として雇うことから比べると、札束横っ面作戦の軍資金は極端に少なくてすむことは間違いない。

仮に、日本に派遣する若者に現地の給料の3倍出すとなると、求職希望者は無限といっても良いほど集まるのではないだろうか。日本で働けば、驚くほどのお金が稼げ、生活を少し切り詰めたら母国の親兄弟に十分な仕送りができるのだから・・・。

この戦略特区について、政府の表向きの見解は『女性が輝く社会の実現』だと説明している。家事や育児から開放すれば、もっと働く女性が増えるだろうという発想だろうが、あまりにも薄っぺら過ぎる。

そもそも、日本人の女性が働くために、外国人の女性を雇うということ自体ブクジョ-ク。なんともいえない嫌な違和感を覚える。

『女性活躍』というなら、労働時間の規制を大幅に緩和するなど働き方改革を徹底するのが先決であろう。また、日本の伝統的な男女の役割分担の見直しを議論し、私の自論である、主婦(主夫)も職業として給料を払うなどの根本的な意識改革を促し、その上で、社会全体で『自分の働き方』を考えるべきだろう。

人手不足という言葉をよく耳にする。このために『外国人の活用』が叫ばれることは、ある意味仕方ないことだと理解できるつもりだが、ならば正式な『移民』として受け入れという議論が始まっても良さそうなのに、移民は嫌だから『特区』として、一時的に外国人(それも東南アジアの人々に限り)利用するという発想なのだろう。

今日もまた困った話だというオチになるが、本気で『移民』を考える時が近づいていることだけははっきりしてきたようだ・・・。(田舎親父)

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