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2017年6月23日 (金)

文大統領に大拍手・・・

 先日韓国の文大統領が『原発は開発途上国時代の遺物』と表現して、原発に頼らない国を目指すと宣言したことに対して、素晴らしい・・・と心から敬意を表したものだが、今度は、『公務員採用時には原則として応募者の出身地や出身学校、身体条件などを履歴書に記載させず、試験の結果だけで採否を判断するよう指示した』という記事に、羨ましいと思った人は多いに違いない。

 韓国は、日本以上に学歴・学閥社会だと聞いている。また縁故採用が当たり前で、出身地方の有力者の引きが、将来を占う大きな要因だと何かの本で読んだことがある。学歴や縁故などに左右されず、自分の能力・学力だけで採用される公務員が増えれば社会は大きく変わることは容易に想像できる。

ただ、一度の採用試験で公務員としての適正を見抜けるとは思えず、このあたりの文大統領の考え方を詳しく知りたいものであるが、政権のトップがこのような考えを持っているのだから、韓国国民は、現在のわが国と比べて幸せであると言っても差し支えないだろう。

詳しい知識はないが、わが国では、中央省庁には『キャリア』と呼ばれる人々が存在していることは自明のこと。この人たちは、採用時から待遇が違い、数年の勤務で管理職になると聞いている。彼らは、配属された組織の幹部から疎まれることなく、失敗をしないで程々に仕事ができればとんとん拍子に出世し、課長・部長・局長と躍進。運がよければ事務次官も夢ではないという。

さらに、幹部で退職すれば、当然のことながら、退職後の職場は約束されている。それを天下りというそうだが、自分で猟官運動をしなくても求められるのだから、本人は天下り意識などないのではないだろうか。

しかし、一般職として家族構成など数々の個人情報をさらけ出し、厳しい採用試験を突破しても、一つ先の地位に進むには試験に合格しなければならず、ここには出身地や出身大学による影響が大きいのは、キャリア制度がない公立学校でも当たり前のこととして私自身経験したことである。 

 試験は仕方ないとしも、採用時に退職時の身分がはっきりとしているわが国の『キャリア制度』は究極の学歴・学閥偏重。韓国は、それ以上の学歴・学閥主義だというから、私の想像をはるかに越えている制度なのだろう。

文大統領は,この壁を打ち破りたいと強く望んでいるという。大学名はもとより、出身地などの個人的な特性は『差別の要因』になりうるとして、こうした属性を一切考慮せず『同じ条件、同じ出発点で、実力だけで公正に(応募者が)競争できるようにしてほしい』と発言しているそうだから、韓国国民の意識は間違いなく変わるだろう。

しかし、韓国はなぜか大統領の地位を去ると、自殺や汚職など不名誉な罪で逮捕されることが多く、極端な場合は、途中で弾劾されて職を追われることもあり得るのだから、文大統領も、一つ間違えれば同じ運命をたどる可能性がないとはいえない。

脱原発や差別の解消など、素晴らしい公約を実現するためにも、有能な人材を登用すると共に、身辺には気をつけて、汚濁の誘いなどに惑わせられないほしいと願うばかり。

 アメリカやヨ-ロッパの情報には飛びつくが、それ以外の国々のこととなると、よほどのインパクトがない限り興味を示さないのがわが国のマスコミの特徴だから、文大統領の動きなどはなかなか知る機会がないが、今後は『韓国』という言葉に注視し、見逃さないようにしていきたいものである。(田舎親父)

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