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2018年5月15日 (火)

銀行が文書を書き換え?・・・

かなり以前話になる。ある日のこと、テレビのニュ-スでアナウンサ-が『かぼちゃの馬車』と発言したことに、しばらくは何の話なの・・・と唖然としたことを思い出す。そのニュ-スを最後まで聞いて、詐欺の話題だとわかるのだが、昨日の記事は、その会社の倒産で被害が広がっているという続報である。

またかという思いにさせられると同時に、次々と悪知恵を働かして、口先三寸でカネをだまし取ろうとする輩の多いことに情けなさを覚え、これではとても認知症などになれないと気を引き締める。

『かぼちゃの馬車』とはなんともメルヘンチックなネ-ミングを考えたものである。おとぎ話の題材から考えたのだろうが、美しい王女さまの乗り物は、この手の詐欺とは対局にありそうだと悪知恵に感心してしまうが、こんな名前で、『絶対に儲かる』と、いろいろと付帯条件をつけて耳障りのよい話を吹き込まれたら、騙されるのも無理ならことかも知れない。

詳しい仕組みは良く分からないが私なりに思うことは、最近は女性の独り暮らしが増えていることに目をつけて、『安全な女性専用のマンションのオ-ナ-になりませんか・・・』という話を持ちかけたというところだろう。

こんな話はゴマンとあることから、すぐに記憶から消えてしまっていたが、昨日の東京新聞に、『かぼちゃの馬車』という活字を見つけて、何気なく読んで見ると、何とスルガ銀行が裏で暗躍しているらしいと知り、これでは騙されるのは当然かも・・・と改めて寒気を覚える。

女性専用シェアハウス『かぼちゃの馬車』のオーナーになれば、家賃収入を30年間保証する。そんなうたい文句で事業を拡大した運営会社『スマートデイズ』(東京)が4月に経営破綻したということから始まる記事である。

シェアハウスを建てたオーナーの多くは会社員だという。被害にあった会社員たちは、融資基準となる給与所得や預金残高が勝手に水増しされて、一億円を超えるローンの返済の見通しが立たず、途方に暮れる人が相次ぐというからこれは酷い。

記事は、4月に完成したばかりの東京都板橋区のシェアハウスのオ-ナ-である49歳の会社員を取り上げている。この男性のローンは土地建物代の計1億4千万円で、返済額は月67万円だというから、貧乏老人の私には想像もつかない。

しかも、他に自宅のローン返済も月約20万円あるという。給与の手取りは約50万円だというから、どちらかといえば高級所得者である。しかし、シァアハウスが満室にならない限り、生活が破綻すること誰の目にも明らか。

 この男性が所有するシェアハウスは全15室だという。『スマートデイズ』が一括管理し、入居者の有無にかかわらず、男性に月88万円の家賃保証する約束だったという。この文面から推測すると、会社の手数や儲けなどを考えると、家賃は、少なくとも12、3万円を設定しなければ成り立たない程度のことは、超経済音痴の私でも推察できること。

 東京の板橋での月々の家賃が13万円が高いのか安いのかは、私には理解できないが、昨日も話題にしたように、『女性が輝く社会』であるはずの現代の、女性が圧倒的多数を締める保育士や介護士の独身女性の給料が、平均すると月18万円程度というから、この女性たちが簡単に入居できるとは思えない。

 記事を読み進めると、この男性が『かぼちゃの馬車』を知ったのは昨年2月だという。

不動産業者からの売り込みで、最初は怪しいと感じたらしいが、人気タレントが登場するテレビCMで警戒感は薄れ、入居する女性にスマート社が就職を仲介する取り組みに共感したのだそうだ。この阿多の感覚は私にはとても理解できないが・・・。

 何故こんなに簡単な筋書きに騙されたのだろうという疑問は消えないが、この不動産業者は『スルガ銀行がビジネスモデルを評価している』とPRして、わたしでも名前は知っている(横発のかたいなかにも支店がある)『スルガ銀行』への融資申請を勧めたとのこと。男性が自宅のローンを組んだのもスルガ銀行だったことから、銀行に一切任せたようだ。

 記事は続く。銀行は男性からの申請を受理して、すぐに建築が始まったのだが、間もなく不動産業者から『家賃保証が止まる』という電話がきたことから、弁護士に相談して調べてもらったところ、『不動産業者を通じてスルガ銀行の融資審査に提出した預金残高の資料の写しは、本来70万円なのに、2200万円に書き換えられていた』ということが分かったとある。

 銀行が勝手に金額を書き換える?・・・。そんなことがあるのだろうかという疑問が生まれるが、スルガ銀行は、金融庁からも疑念をもたれており、現在立ち入り検査中らしい。しかも内部調査で、複数の行員が審査書類の改ざんを知りながら融資した疑いが浮上しているというから、『スルガ銀行』と『スマ-トデイズ』に加えて、事情を知っていた不動産業者の結託の疑いが強くなっているらしい。

男性は『詐欺ではないのか。行員が改ざんを知っていたとすれば、許せない』と怒りをにじませているそうだが、この国は内閣総理大臣夫妻が、いかがわしい話を率先して進めるのだから、銀行といえども信じたら痛い目にあう・・というところか。

酷い世の中になったものである。貧乏老人にはほど遠い話だが、振込詐欺が後を絶たず、数千万円を簡単にだまし取られる事件が連日報じられていることからも、くれぐれも甘い話には乗るなということを教えてくれる記事である。(田舎親父)

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