« これもトランプ従属・・・ | トップページ | 間もなく刈羽原発が再稼働?・・・ »

2018年6月14日 (木)

新幹線も危なくなったもの・・・

 東海道新幹線は『世界一安全な乗り物』が売り物だったのではなかっただろうか。

3~5分おきに発着する物凄いダイヤで、しかもほとんどの列車が数秒の狂いもなく運行され、数年前までは事故らしい事故がなかったことから、この称号は相応しいと思っていた人も多いはず。私もその一人でだった。

ところが、記憶が曖昧になっているが、焼身自殺を計った男が車中でガソリンをかぶり死亡した事件が起きたのは数年前のこと。この事件では、たまたま同じ列車の違う車両に乗っていた女性が巻き添えになって死亡したことから、新幹線の安全神話が怪しくなったという記事は私の中にかなり重い比重で残っている。

このところ新幹線を利用することが少なくなったが、横浜の片田舎の我が家は、比較的新横浜駅が近く、そこまでへのアクセスも良いので度々お世話になったものである。

焼身自殺事件の報道を受けてとんでもない時代になったものだと思ったものの、これからはあまり乗る事もないだろうという気持ちもあって、しばらくすると心の底には記憶として残っていたのだろうがこの事件のことをすっかり忘れていた。

しかし、去年の暮れには車体の整備不良で危うく脱線顛覆事故の可能性という重大事故につながる欠陥が見つかったというニュ-スが流れ、マスコミが一斉にワイドショ-的に報道合戦を始めるに至って、焼死事件の記憶が蘇り、いよいよ新幹線も安全では無くなったようだと思いを改めて感じたものである。

そんな不安が現実に起きてしまった。先週の土曜日。夜10時過ぎの東京発大阪行きの『のぞみ』の車内で、男が突然ナイフ?をとりだし、隣の座席の女性に襲いかかったというから、にわかに信じられないことである。

最初に襲われた女性は新横浜から乗り込んだという。『のぞみ』の12号車というから指定席だろう。隣の席にはすでに男がじっと動かずに座っていたらしく、女性が席に窓側の席について間もなく、その男が突然ナイフで切りつけてきたという。

女性はキャ-と悲鳴を上げて逃げたというが、よくぞ逃げられものである。男は、今度は通路を挟んだ席に座っている女性にも切りつけたが、この女性も何とか逃げ出したらしい。

この騒ぎに気がついた少し前の席に座っていた男性が立ち上がって止めに入った瞬間に、不孝にも男のナイフが男性の致命的部分を直撃、たちまち動けなくなったという。その後男はは逆上して、ほとんど動けなくなっていた男性に馬のりになって何度も刺していたという。そんな場面は想像したくないが、回りの乗客はパニックになり我先に逃げ出したに違いない。

焼死事件後、新幹線の全ての車両には防犯カメラが取り付けられていることから、車掌はすぐに反応し、普段は停車しない小田原駅に緊急に停車する措置をとって、現場車両に駆けつけ男と対峙し、小田原駅から乗り込んだ警察官によって取り押さえられたという。

事件の詳細を私が述べるまでもないが、犯人の男は、生きているのがいやになって、とにかく人を殺したかったと供述しているというから、10年前の今頃の季節に起きた『アキバ事件』と動機が重なる。

アキバ事件の後、似たような事件が続いた記憶があることから、今回も同じようなことを考えられ、ひょっとして同じような凶行に出る男が現れないとは限らない。

このような事件を防ぐ方法として『防犯カメラ』はかなり有効だろうが、今回でも車掌が駆けつけた時にはすでに事件が起きていたのだから、事件の検証には欠かせないものだろうが、犯人に躊躇させる働きはあっても、完全に防げるとは言えない代物。根本的な解決方法は、新幹線に凶器を持ち込むことができなくするしかないようだ。

安全のために凶器を未然に発見することは必要且つ欠かせないことであることは十分承知しているが、飛行機に搭乗するのにあれほど厳重な検査が必要なのだろうかとは常々思っていること。

何故ならば飛行場の金属探知機は、時計やベルトのバックル、場合によっては靴の金具にまで反応するものだから、あらかじめ引っかからないためにかなりの神経を使うのだが、現在の技術なら、そこを通るだけで瞬時に金属(凶器)が発見できるのではないだろうかと思うのからである。

そんな探知機がないのなら至急開発するべきである。よほどの地方でなければ、駅の改札は自動化されていてスイカなどICカ-ドで通過するようになっているのだから、全くの素人考えであるが、そこに強力な金属感知器を組み入れれば、今回のように複数の刃物(ナイフなど)の凶器を持っていれば、瞬時に発見できるのでは・・・。

 新幹線は多くの国民にとって身近な乗り物だから日常的な安全対策の強化が必要だという意見は当然である。駅員や車掌の車両やホームの巡回頻度を高め、不審者や危険物の発見に力を入れることも正論だろう。警察官が新幹線車両に乗り込むべきだという意見にも、安全対策となると反対する根拠は薄くなる。

現在の予期中には『テロ』という言葉が氾濫しており、今回の事件も『テロ』の範疇にはいるのかも知れないが、『テロ』の原因というか背景には必ず『憎しみ』が存在している。

『テロ』をなくすためには『憎しみ』をなくすことしかないことは語り尽くされているが、世界が狭くなり、さまざまな民族・宗教が存在している以上、全ての『憎しみ』を消すことは不可能だろう。

 『テロ』を根絶することは不可能だろうが、日本人はもちろん、日本を訪れる外国の人たちがそこを通るだけで、さりげなく凶器が発見できる装置があれば、少なくとも未然に『テロ』を防止できる一助にはなるのではと、相変わらず甘い空想を描いている今朝の私・・・。(田舎親父)

« これもトランプ従属・・・ | トップページ | 間もなく刈羽原発が再稼働?・・・ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208744/66827994

この記事へのトラックバック一覧です: 新幹線も危なくなったもの・・・:

« これもトランプ従属・・・ | トップページ | 間もなく刈羽原発が再稼働?・・・ »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ