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2018年6月 6日 (水)

バラマキ政策を続ける愚?・・・

モリ・カケ疑惑がますます深まる中、現政権は、幼児教育・保育の無償化というバラマキ政策を発表したが、とにかく人気取りで支持率アップが先決で、デンデン親分の三選のためにはなりふり構わずとしか言いようがない。

それでも、与党(自民党・ヌエ党)内では、こんないい加減な政権に対しても、まともに批判すらする人もないとなると、自浄能力はとっくの昔に捨ててしまったらしい。

困った話であるが、『幼児教育・保育は、0~2歳児は住民税非課税世帯(年収約250万円未満)を対象に無償化する』という文面だけを読んで、この法案を支持している国民も多いのだから、なにおか言わんや・・・という心境になってしまう。

この後に続く『3~5歳児は、保護者の所得に関係なく認可保育所や幼稚園、認定こども園の利用者は無償化する』という一文を読んだ人は、認可保育園に入らなければ損だという気持ちになり、入園競争が激化するのは、子育てには縁のない私でも分かる話。

現政権内では、無認可保育園については当初『親が勝手に通わせているのだから、無償化する必要はない』という姿勢だったらしいが、さすがに御用学者の集まりの有識者会議でも疑問がでたらしく、不認可保育園でも、3~5歳児で認可施設の全国平均額である月3万7千円を上限とした所得制限を設けて実施するという案になったらしい。

無認可保育園に通わせるのは親の勝手とはどの口でいうのだろう。これも人気取りのためだけにムリムリ作った『女性が輝く社会』というキャッチコピ-の仕業だろう。無条件で外に出て働かねばならないという脅迫概念を植え付けたことをまず指摘したい。

このため、多くの女性が、例え低賃金であっても外で働くことが『是』という世論が広げられ、『子育ては保育園が行うもの』という概念が出来上がったような気がしてならないのだが、そのことは別の機会につぶやくことにして話を進めてみよう。

『子どもは国の宝である』という考え方はその通りである。だから『社会全体で育てることが必要』ということも、自分で育てるという自由が保障されているという前提なら否定しないが、何が何でも外で働かねばならないという脅迫概念を作っていることから、全面的に『是』とは言い難い。

その是非はともかく、子育て世代の家庭であっては、女性が外に出て働くには、夫が専業主夫となる以外は別にして、我が子を誰かにどこかに預けなければならならず、世の女性たらは夫と共に保育園探しに躍起になっていることは私が今更語るまでもない。

そしてできれば、自宅に近く且つ自治体が認可している保育園に預けたいと思ううのは当然といえばこんな当然なことはない。しかし現実は、そんな条件に見合う保育を探すのは難しく、さらに見つけたとしてもと入れる可能性は極めて低いのが現実だろう。

次善の策は、自宅近くでなければ、最寄りの駅近く。それでも無理だった人は、勤務先まで我が子を抱えて満員電車で、回りの人に気兼ねしながら通勤している姿は現役時代には時に目にしたことがある。きっと現在では、さらに増えているのではないかと想像している。

それでも預ける保育園が見つからないという声は横浜の片田舎で仙人的生活を送っている貧乏老人の私の耳にも入ること。多くの女性たちは、仕方なく無認可の保育園・施設に預けているのだが、こともあろうに、それを勝手だから少しイロをつけてやろうとはなんという言いぐさなのだと怒りがこみ上る。

無認可保育園・施設は利用料が決まっていない場合が多く、より条件の良いとなると、自分の給料が飛んでしまうということも、マスコミはこぞって取り上げている。

 マスコミ情報によれば、認可保育園への入所は、就労状況などを勘案して決められるらしく、一般的に長く働く正社員が利用を認められがちなのだそうだ。その結果、低賃金の非正規社員が無認可保育園・施設に子どもを預けざるを得ず、高い利用料負担を強いられている面もあるというから、二重三重の格差つくりといっても差し支えない。

 なにより、無認可保育所にも入れない『待機児童』の数が昨年10月時点で約5万5千人いることを為政者は分かっているのだろうか。女性が社会に出て働くことが『女性が輝く』というならば、まず誰でもが安心して預けられる保育園を作り、そこで質の高い保育を行うことである。

 質の高い保育をするためには、保育士の質はもとより数の確保が重要である。このためには、保育士の給料を上げることに尽きるのだが、一時は話題になったものの、大幅に改善されたというニュ-スにはお目にかかれない。そして、この話題は最近トント聞かれなくなっているのも悲しい話。

 人気取りだけからの今回の制度設計は、政治音痴の私でもこれだけの欠点を指摘できる。こんなことをやっていては、この国では、子どもを産み育てたいという女性とその伴侶の数は減り続けることは間違いない。

 とにかくカネをバラまけば、支持率が上がるという発想のデンデン一家ではもう何もかもがデタラメそのもの。一刻も早く退場させなければ、国が奇怪しくなるのは誰の目にも明らか。

出生率を高めなければ、少子化に歯止めがかからないことを真剣に考えられるリ-ダ-の出現を切に祈る今朝・・・。(田舎親父)

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