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2018年6月19日 (火)

学校耐震化の盲点・・・

昨日朝の大阪北部を震源にした震度6弱の地震にはビックリ。戦国時代に伏見城が崩させるほどの大地震が起きたことは知っているが、あの地域は、以来地震らしい地震がなかったのではないだろうか。

私は高校2年生に父親を亡くしたので、高槻市の兄宅に卒業まて世話になったので、高槻という土地名には愛着を感じてからだろうが、高槻市立の小学校のプ-ルの外壁が崩れ落ち、通学途中の4年生の女の子が亡くなったとの報道に、なんとも言えぬ悲しみかこみあげてくる。

テレビの映像を見る限り、女の子を押しつぶして命を奪ったプロック塀は、鉄筋が入っていないことは間違いなさそうだが、私には、そんなブロック塀が現在時点で、学校の外壁に使われていたことが信じられない。

しかも、その高さはブル-サイドまでではなく、さらにその上に2メ-トルほど積み上げられているようだ。多分、後から目隠しの意味で継ぎ足したのだろうと推測しているのだが、その積み上げた部分が完全に倒れ落ちている。

隣接する道路は通学路になっているとのことだから、女の子と友人たちは昨日も危険だという意識はこれっぽっちもなく、安心しておしゃべりを楽しみながら歩いていたに違いない。子どもたちが卒業記念にでも描いたと思われ樹木や子どもの遊んでいる構図の上半分が倒れている映像は悲惨過ぎて言葉を失う。

私には、こんな危険な箇所を、誰も『あそこ危ないのと違う・・・』と大阪弁で言い出す人がいなかったことも信じられない。地域の住民は何年もの間、誰一人として学校に連絡しなかったのだろうか。また、校長はじめ教師たちも全く無関心だったとしたら、地域住民や学校が女の子の命を奪ったと表現しても差し支えない。

私としては、校長は何よりも子どもの命を守るという意識を持っているはずだから、気づいていなければいけないと断言したい。そして、毎年のように教育委員会に改修を要望していたにもかかわらず、教育委員会は予算がないと動かない・・・という筋書きを想像したい。

これなら経験上考えられるが、このことは、恐らく女の子の保護者や弁護士が、責任問題として取り上げるだろうから、今後マスコミが騒ぎだすのではないだろうか。また、そうであってほしいと願っている。

学校の耐震強度が不足していることが大問題になったのは、1995年に起きた、あの阪神淡路大震災後だったと記憶している。

確かにあの大地震では、高速道緒が横倒し。高層ビル倒れたり傾いたりする凄まじい映像が流れ、多くの被災者が小学校に避難していたことから、学校をさらに安全な場所にする方針は間違っていないと思うが、当時も指摘したが、小中学校はたかだか4階で横に長く、しかもだいたいは、L字に建てられていることから、私に言わせれば一番地震に強い構造。そのことを踏まえて、もう少し議論が必要だと発言した記憶が蘇る。

緊急課題はむしろ付帯する塀など危険箇所の見直しだと主張したことも思い出すが、教育委員会が私の意見など採用するはずがなく、見た目に頑丈な太い鉄材でHやXの形で校舎を取り囲む無粋な耐震工事が進められ、各地の学校では今もその姿のまま。

 高槻市立寿栄小学校も耐震工事が進められたと思うが、その当時、誰かか『あのプロック塀が危ないのでは・・・』と気づいていたら、今回の事故は回避できたと思いたい。

 タラ・レバは歴史を語る上では禁句だと知ってはいるが、悲惨な事故を繰り返さないために、もう一度、学校の回りの危険個所を洗い出し、改修を急ぐべきではないだろうか。

多分、主に都市部の学校には、不審者対策として特にプ-ル周辺には外部からの目隠しとして、同じような構造があるはず。そしてそこには、今回の寿栄小学校のように卒業製作の絵があるのも不思議に共通するような気がする。

さらに行政が撤去するという姿勢を示したら、学校や卒業生の保護者、また地域住民から反対意見が生まれるのもお馴染みのパタ-ン。

今回の惨事を繰り返さないために、行政はこの事故が過去のことになる前に、多少の反対意見など無視して、直ちに撤去することを強く進言したい・・・。(田舎親父)

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