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2018年7月25日 (水)

『節電』という言葉が消えた?・・・

 連日の凄まじい暑さの話題がテレビ各局のニュ-スのトップになっている。このことも異常だが、そのニュ-スを当たり前に受け止めている私自身に驚く毎日。

 そして必ずアナウンサ-から発せられる言葉が、これまでの定番の『熱中症にならないように、こまめに水分を取ること』に加えて、『塩分』が入っていることも各局共通。

 さらに今年の最大の特徴が、『エアコンをためらうことなく使うように・・・』という一文が加わる。

改めていうまでもないが、国民のほとんどがあの福島原発事故を経験し、『原発がストップしたので電力不足になる』という、明らかなウソを平気で垂れ流して、『計画停電』という奇妙で奇天烈な政策を押しつけたことを忘れてはならない。

その時、いやと言うほど強要されたのが『節電』という言葉とその実行。政府の魂胆が分かっていても、国民の多くは停電になったら困ると無意識的に思い込まされて、節電にこれ努めたことも忘れたくない事実である。

特に高齢者は『節電』するためには、『我慢』すれ良いと思いこみがちなのは、我慢は戦後の混乱期を生き抜いたことで身につけた、いわば日本人高齢者の特技と言っても良い代物だからだろう。

電気を節約するために、多少暑くても、また寒くても『我慢』すれば良いだけとばかり先ずはスイッチを入れない、冷暖房器具をできるだけ使わないという意識が生まれるのは多くの日本人高齢者の共通の特性では・・・。

特に、30℃程度なら、扇風機や極端な場合団扇で間に合うと思いこみ、せっかく設置していてもスインチを入れない習慣が当たり前になっているようだ。

そして最近のメデヘア情報によれば、エアコンが設置してある室内でも連日熱中症で倒れる高齢者が後を絶たず、そして死亡するケ-スが稀ではないという。悲しいことだが、高齢者のこの習性が仇になっているようだ。

政府としてはこれ以上高齢者を熱中症で殺してはトンデモ自体になりそうだと思ったのらしく、『節電』という言葉を意識的に忘れた振りをして、マスコミに『ためらうことなくエアコンのスイッチを入れろ』と言わせているのだろうが、十分過ぎるほどの電気の供給が可能だという背景があるに違いない。

特に東京電力関内では、原発は一基も稼働していない。にもかかわらず、エアコンをためらわず使っても電気量は十分足りていることを端的に現していることになる。なのに、原発をなんとしても再稼働させたいとい姿勢は、よほど原発利権が手放せないということに違いない。

この猛暑がいつまで続くかはわからないが、このまま数日続けば、高齢者の熱中症による死亡は確実に増えだろう。

ここまで我慢することが美徳だと擦り込まれた高齢者がためらわずにエアコンのスイッチを入れられれば良いのだが、そんなに簡単な問題ではなさそうだ・・・。(田舎親父)

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