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2018年9月18日 (火)

大丈夫なのかなあ・・・

 先日、築地から来月11日に移転される予定の豊洲市場の敷地内で、幅およそ10m、深さが5cmのひび割れが見つかったという記事に驚く。

地盤の沈下が原因だとのことだが、東京都は、補修工事を行うため開場時期への影響はないとし、その日に、予定通り開いた市場関係者による祝賀会の様子をテレビカメラが映し出していた。

ひび割れが見つかったのは、豊洲市場の水産仲卸売場棟の西側で、建物と舗装部分の境目で発生しとのこと。その部分は、土壌汚染対策として盛り土をしていの場所で、盛り土とその下にある粘土層が沈下したとのことらしいが、都は一定の時間が経過すれば沈下は収まるため、今後、突然大きな陥没が発生することは無いと説明しているのだそうだ。

ただ、ネット情報によれば、このひび割れは昨年の秋には発生していたのに、との関係者は知らんふりを決め込み、仲卸業者が指摘したのでしかたなくこれを認めたとある。この情報が正しければ、(これまでの都の姿勢を見る限り本当だと思うが)トンデモない事態になりそうだ。

豊洲は埋め立て地だということはよく知られていることである。先日の台風21号で関西空港が壊滅的な被害を受けたが、この空港も埋め立て地の上に建設した施設で、計画当初から地盤沈下という難題を抱えていたことも私でも知っている事実である。

地盤の沈下は続くという前提の基で、その上に空港や豊洲市場という物凄い建造物を造るということは、当然、いかなる地盤沈下にも耐え得る工法がとられているはずだろうことに疑いを持たなかったが・・・。

こからは全くの素人の経験になるが、私が校長として最初に赴任したのは、大田区の大森第一小学校。この学校は羽田空港の拡張に伴い、いわゆる二重窓の防音校舎になっていたが、赴任して間もなく校舎を全面的に糧帰るという話を聞いて、トンデモない学校に赴任させられたものと驚いたもの。

このことは以前もつぶやいた記憶があるが、その後の1年は校舎の改築のために働かされてようなもので、毎週火曜日の午後は区の営繕課の主査と設定.事務所の責任者との打ち合わせが定例になっていたことも今思うと懐かしい思い出である。

相手は二人とも一級建築士の資格を持つ専門家であり、いろいろと指導受けてなるほどと思うことばかりだったが、その中で特に,ここの土地は海苔の養殖場だった遠浅の砂地だから、極端に地盤が弱いので、この対策が一番大事だと教えられたことを思い出す。

そのため、26m下の安定した岩盤に何本もの太い杭を打ち、その上に校舎を建てなければならないことを初めて知る。何でも現在の校舎は、戦後間もなく建造された建物なので、信じられない数の松の太い杭が地中に打ち込まれているとの説明にも度肝を抜かれたもの。

その結果、直径が1m、長さ20数mの鉄筋コンクリ-トの杭を300本(この数値は定かではないが)が必要になり、それを前提に校舎の建築計画を練ったものである。そのためなのだろうが、建築費が当時の金額で26億円だという金額が今でも頭を離れないが、その後、大田区の学校は全面建て替えがないことから、この金額がネックになっているのはと想像している。

ということから、開催空港はもちろん豊洲市場を造るに当たっては、地盤の沈下を見越して、たとえ安定岩盤が何メ-トル下になろうとも、数千本、あるいは数万本になっても不思議がないほどの大量の杭を打ち込んでいなければならないはずではないだろうか。

ところが、今回の亀裂は建物と道路との境目というから、道路の部分には杭が打ち込まれていなかったことになるのでは・・・。となると、来月開業することはともかく、市場につながる道路部分は今後も沈下し続けることになりそうだ。

私が心配することではないが、開業したら構内の通路はトンデモない数の車両が行き来するに違いない。大丈夫なのだろうか・・・。(田舎親父)

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