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2018年9月23日 (日)

二つの小説のような事件?・・・

その1 典型的な推理小説的事件・・・

『サ高住』という言葉の意味を知ったのはそれほど昔のことではない。この言葉を初めて目にしたとき、何かの略語に違いないとり思ったが、記事を読んで『サ-ビス付き高齢者住宅』のことだと知り、この安易な略語を当然のごとく一般化してしまうわが国の構造に対して何とも言えない違和感を覚えたものである。

それはさておき、『サ-ビス付き』とうたう以上は、介護システムが整い介護士の手厚い介護が用意されていることだろうと思ってしまう。その一つには、緊急の場合24時間ボタンを押せば介護士が飛び込んでくれる施設を想像するのは私だけだろうか。

そこまでは無理としても、夜は警備員が常駐し、警報が鳴るとすぐに状況を確認して、必要だと判断すれば介護士に連絡するか、あるいは救急車の出動を要請するようナシステムになっていると期待をこめて思いたい。

そんな東京都の町田市にある『ココファンまちだ鶴川(3階建て)』というサ高住で、殺人事件が起きたというテレビニュ-スにビックリする。21日午前6時10分頃、入居者の男性(70)から『泥棒が入って女房が死んでいる』と110番があったとのこと。

瞬間的には、この男性は旅行でも出かけていたのかと思ったが、それにしては午前6時に帰宅するはずはないだろう。なんとも不可解な事件だと思ったものだが、すぐに違うニュ-スに移ったのでそのときはそこまで・・・。

翌日の新聞の記事によれば、夫婦は約3年前にこの施設に入居し、一階の隣同士の部屋に住んでいたのだそうだ。いろいろな夫婦がいて良いと思うのだが、普通は少し広めの部屋に夫婦で住むだろうに、隣同士とはいえ別々に住んでいたということに、理解しにくい思いが浮かぶ。

毎朝午前6時に夫婦で犬の散歩をするのが日課だったが、初枝さんが部屋から出てこなかったため、夫が玄関の鍵を開けて入ったという。

どんな警備態勢を敷いていたのかはわからないが、普通は外部からの侵入は難しい構造になっているのではないだろうか。遺体の状況からかなり恨みを持った犯行らしいというから、もしも窓を破って侵入するという荒っぽい手口から、被害者はよほど恨まれていたようだ。

普通の見方をすれば、一番疑われるのが夫だろう。しかし、推理小説的にはトンデモない展開になって、思わぬ人物が犯人だったりするのが常套の筋書き。さてこの先どんな動きになるのだろう・・・。

その2 こちらはホラ-小説かな・・・

田舎暮らしに憧れて地方に移住する人が多いという。そんな成功例を紹介しているのが、毎週土曜日の午後6時からテレビ朝日で豊艶『人生の楽園』という番組である。

一時は私も田舎へ移住を真剣に考えたことがあるので、特に用がある場合は別にして、毎週欠かさす見るようにしているが、筋書きは移住先の人々に受け入れられて、活躍している高齢者の話がほとんど。私を含めて、見ている人に何となくホッとした感じを与えることから人気が高いようだ。

そんな話とは裏腹に、こちらは地域社会から『村八分』的に排除されている移住者夫妻の物語である。

その舞台は奈良県天理市。夫妻は母親を伴って1992年に土地を購入して家を新築して移住してきたという。その地には神社の氏子を中心にした自治会があり、年額1万3500円という、私にはかなり高額だと思える自治会費(共益金)を要求されて、払い続けてきたらしいが、自治会は夫妻が集会や神社の祭りなどに参加することを認めず、市の広報誌や回覧板も届けなかったというからなんとも酷い話である。

夫妻はこの仕打ちを20年間我慢していたらしい。ついに限界になって2012年に支払いを断ってからは、完全に『村八分』的な扱いになったと弁護士に相談し、弁護士が人権侵害だと提訴したことで今回大新聞が取り上げたようだ。

記事には、地域には235世帯があり、自治会に所属しているのは52世帯で自治会の構成員として認めていない世帯が183世帯もあるとのこと。この183世帯が疑問を感じていたとしても共益金を払い続けていたとしたらなんとも理解に苦しむ話である。

自治会としても、地域の一員として生活するのだから、共益金野支払いは当然だと考えているとしたらなんとも勝手な理屈である。

きっとこの神社には古いしきたりがあって、氏子はこの古いしきたりをクリアした人に限るという不文律があるらしいが、1万円以上の共益金とは、まるでヤクザの『みかじめ料』では・・・。

まさにホラ-小説にはもってこいの話題である。私は、今回の事件?は移住を考える人たちに対して、よほど移住先のことを研究した上で実行しなければ、この夫婦とおなじような目に会うと警告しているように思えるのだが・・・。

たとえ、両者が和解したとしても、わだかまりは残るはず。もし、今回の話を小説にしたとしたら、著者はどんな展開にするのだろうとぼんやりとが考えている。(田舎親父)

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