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2018年10月16日 (火)

自国の利益だけ・・・

 かなり以前の話になるが、アメリカのトランプ大統領が国連の演説で、『我々はグローバリズムを拒絶し、愛国主義に基づき行動する』と言う意味のことを発言したという記事に目が留まる。

 この御仁は、最初から『アメリカファ-スト』という言葉をお題目にしたことから、アメリカ人の特に白人中心に広がって、ついには大統領に成り上がった人物だと聞いているので、さほど驚かなかったが、世界の平和を願って設立された国連の公開の場で、ここまで自国中心にことを進めると断言したことにはビックリしたもの。

 『グロ-バル』という言葉が当たり前にように広まっている。英語が苦手な私には、本当の意味は良く理解できていないが、普通には『国際的』とか『地球的』という意味だとされている程度の知識は持っている。

このことから『グロ-バリズム』とは、国際的に通用する考え方や主義、あるいは国境を越えて地球規模で活動を展開する行為や、経済活動においては、自由貿易および市場主義経済を全地球上に拡大させる思想というところだろうと解釈している。

現在は『グロ-バリズム』は当たり前の考え方になって、例えば、WHO(国際保険機構)では国際的な人々の健康を守るル-ルを策定し、経済的な分野ではWTO(世界貿易機関)やIMF(国際通貨基金)という組織で、世界で共通に守る経済の約束事を作り、それを国際標準(グロ-バルスタンダ-ドと言うらしい)にしているのではないだろうか。

もう少し広い意味では、自国優先が第一次世界大戦を生んだことの反省に立って、国際連盟(国連)が作られ、それでも第二次世界大戦が起きたことから、戦後、国連(AU)ができたと教えられ・教えてきた。

詳しく読んだわけではないが、『国連憲章』には、世界各国が意識を共有し、みんなで支え合い、お互いがお互いを頼りにすることによって、二度と再び世界的な戦禍に見舞われないようにするという意味がうたわれているのではないだろうか。

世間しらずの私には、理解できないことが多過ぎるが、経済における『グロ-バリズム』という言葉には、国連憲章にうたわれているように、一国だけの利益や思い込みではなく、国際的なル-ルに立って競争することが『是』であり、これが戦後の基本認識だと受け止めている。

しかし、世界の警察を自認してグロ-バリズムのル-ルの番人を務めることを内外に宣言してきたアメリカの、その大統領が国連の場で、国連が象徴としてきた国連憲章を全否定したことは、アメリカはいかなる手段を持ってでも世界を従わせると宣言したことになる。

真っ先に、西欧諸国からはアメリカのポチのウンコと揶揄されているわが国のデンデン政権は、トランプさまのおっしゃる通りという姿勢を打ち出したことは、国民として大迷惑な話である。

トランプ流の『グロ-バリズム』は、私が思っていたものとは違っているようだが、そんなトランプの発想が世界に広がっているのが恐ろしい。

わが国のデンデン政権がアメリカさまの命令に唯々諾々と従っていることもその一つであるが、先日のマスコミ報道では、ブラジルでは、トランプを崇拝していると明言している、極右・社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員が時季大統領にほぼ決まったという。

 難民を受け入れることに寛容なメルケル政権の与党が、地方選挙で、難民受け入れは絶対反対という極右政党に敗北したのも見逃せない。

アメリカの狂気が世界に広がり、自国だけの発展を考えるという、過去の悲しい世界なに引き戻されてはたまらない。(田舎親父)

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