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2018年11月29日 (木)

福島の今・・・

 先日、『浪江町民1万5000人ADR打ち切り 東電拒否で』という新聞の見出しに、またまた東電に怒りを覚える。

 『ADR』というアルファベットの頭文字の正式名称は覚えていないが、福島県に設けられた何とかという(ネットで調べると『原子力損害賠償紛争解決センター』)組織に、住民側が相談し、裁判ではなく話し合いで解決する手続きだという程度の知識は持っているので、見出しを見ただけで大体の想像がつく。

 記事の内容は省略するが、浪江町は住民の声を集約して、町が代表になって東電と交渉していたが、その際、『原子力損害賠償紛争解決センター』が町民(町)と東電双方に示した妥当だと思われる解決案に対して、東電が一方的に拒否したことから町として訴訟で争うことになるということらしい。

 恐らく、この訴訟は今後長い期間続くことだろうことは想像に難くない。場合によれば、町民の代表である町長が、その職を全うできる間に解決できることではなく、高齢化が進んでいることから、次々と亡くなる人が出ても話は進まないかもしれないと思うと、何とも切ない気持ちにさせられる。

このことだけでも、福島原発事故の後始末が何一つ進んでいないことがわかるが、この国の政権は、復興が進んでいると何の臆面もなく発表しているのだから許し難い。

先日は、デンデン首相は国際オリンピック委員会(IOC)のバッハという会長と一緒に福島に出かけて、世界に原発事故の復興が進んでいることをアピ-ルするためにも、『興オリンピック』にすると話していたが、どの面下げてこんなまやかしの言葉が出てくるのだろう。

 福島の放射線の現状を現すこんな文面がある。

〇広島長崎の被爆者手帳は、1ミリシーベルトで医療費無料。

〇病院のレントゲン室は、5ミリシーベルト以下。
〇原発労働者は、10ミリシーベルト以下。
 それなのに

●福島の住人は、20ミリシーベルト以下の中で、子供を産んで育てて、食べて応援させられている。
さらに続く

●病気になっても医療費は自腹。

〇世界基準と言われているのは、1ミリシーベルト以下。
●福島はその20倍!!
●決めたのは、アベ晋三自民党と、創価学会公明党

その通り。実にわかりやすく誰もがなるほどと思う文面ではないか。

 放射線値の世界の基準は、年間1ミリシ-ベルトであることは、私のような浅学人間でも知っていること。20011年3月11日までのわが国もこの値が基準だった。

原発事故によって、とてもこの数値を基準にできないと、緊急措置として、とりあえず20ミリシ-ベルト以下にするという、いわば『仮の数値』だったはずが、今では、この数値がわが国の基準として一人歩きしているのは納得できない。

『復興が進んでいる』とか『事故は完全にコントロ-ルできている』あるいは、『住民は安心して帰還してほしい』という言葉が口にするのなら、まずは放射線値を世界標準の年間1ミリシ-ベルトに戻すことが先決だろう。

都合の悪い真実は全て隠して国民には知らせない体質の現政権が、福島の現実から、絶対に無理なこの数値を基準にするはずがなく、20ミリシ-ベルトの中、ムリムリ帰還を強制される現実を忘れてはならない。(田舎親父)

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