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2018年11月 2日 (金)

とある小説を思い出す・・・

 先日、韓国大法院(日本の最高裁に当たるらしい)が、日本の植民地時代に、朝鮮から連れてこられて強制的に労働させられた元徴用工の韓国人ら4人が新日鉄住金(旧新日本製鉄・さらに前身は八幡製鉄)に損害賠償を求めた訴訟で、一人当たり1億ウォン(約1千万円)を支払うように命じる判決をだした。

 この裁判は、原告らは2005年2月に提訴。一、二審では時効などを理由に棄却されたが、12年に最高裁が『個人請求権は消滅していない』と審理を差し戻し、13年にソウル高裁が賠償支払いを命じたが、韓国政府が意図的に引き延ばしていたのだそうだ。

 記事によると、韓国最高裁の13人の判事全員による審理では、7人が『請求権協定は日本の不法な植民地支配に対する賠償請求交渉ではなかった』と結論づけ、強制動員被害者の日本企業への慰謝料請求権は協定の適用対象外だとしたという。一方、協定に含まれるとした反対意見は2人だけとなると、ほぼ全員一致と考えても良さそうだが、これは今後、日韓両国の政権にはとんでもなく重いものになりそうだ。

 今まではリベラル的な言動で硬骨感だと評価していたが外相に任命されたとたんにガラッと態度を変えて親分のお気に入りの言動が目立つコウノタロウという男は、親分と一緒に怒り狂っているという。

 その言い分は、元徴用工の個人請求権は日韓国交正常化に伴う1965五年の日韓請求権協定で解決済みだから、今更・・・というところらしい。記事には、この根拠になっている『日韓請求権協定』が添付されているから、そのまま引用しておく。

<日韓請求権協定>国交正常化を定めた1965年の日韓基本条約と同時に締結された付随協約。第1条で日本の韓国に対する経済協力として、当時の約1080億円に当たる3億ドルを無償供与し、別に2億ドルの長期低利貸付を行うことを定めた。第2条で日韓両国とその国民の間の財産、権利、利益、請求権に関する問題が「完全かつ最終的に解決された」ことを確認。第3条では協定に関する紛争はまず外交で解決し、解決しない場合は仲裁委員会の決定に服すると規定した。

なるほど、親分はじめデンデン一家が青筋を立てて怒り狂うはずである。そのまま読めばその通り、言い分は筋が通っている。この記事で、題名も著者もすっかり忘れてしまっているが、この合意には裏があり、時の日韓政権の幹部が馴れ合いで決めたという小説を読んだような記憶が蘇ってきた。

内容はほとんど思い出せないが、この難しい交渉がすんなりまとまったのは、韓国の言い分通り莫大な金額を支払って、両国の手打ちとなったのは、その裏で韓国政府から、日本の政権の幹部たちに、一部のカネがキックバックされたという筋書きだったような気がする。

当時の韓国の情勢は、ク-デタ-で生まれた軍事政権であり、世間知らずの私でも、国全体が不安定だったことが理解できたことから、恐らく事実なのだろうな・・・と思ったことも思い出す。

証拠はない。しかし、事実だとしたら、いや事実に違いなさそうだ。この協定に関与した人物全員が、絶対に秘密を守ったかというと、きっと一人や二人、側近や家族にその一端をもらしたのではと想像している。となると、この秘密が完全に秘密ではなく、誰かに伝えられている可能性もあるのでないだろうか。

そして、どこからかこのことに関して新しい情報がでてこないとも限らないのでは・・・。もしも新しい事実がでてきたら、日韓の約束が根底から崩れることもあり得る。

私も読んだことがあるが、徴用工の悲惨な生活を描いた小説も多い。戦時中とはいえ、何の罪もないのに日本に連れてこられた中国や朝鮮の人々が過酷な労働を強いられたことは歴史が証明している。そして、わが国がその人たちに戦後十分の償いをしたかといえば、それは『絶対にない』というのが真実。

新聞報道によれば、元徴用工による損害賠償請求訴訟は、高裁と地裁を含めて他に14件あり、今後は一、二審ですでに賠償命令が出たものも含めて日本企業側が敗訴する公算が大きいという。

 韓国政府が認定した元徴用工はおよそ22万人だという。今後、提訴が相次ぐ可能性があるようだ。同様の訴訟が起きている中国や、徴用工問題を『過去の清算』として賠償を求める北朝鮮にも影響を与えることも間違いない。

韓国の歴代政権は、徴用工問題は協定で解決済みという立場を維持してきたが、今回の最高裁の判決を受けて、韓国首相が『司法判断を尊重し、判決と関連した事項を綿密に検討する』と発表したことから、再検討を始めることも確実だろう。

できるだけことを荒立てることなく納めるには、デンデン政権の慰安婦の存在を認めず南京事件も無かったことにする、極右翼的な歴史認識を改めて、真摯に交渉の場につくしかないのでは・・・。

大変な問題である。これ以上デンデン一家をのさばらしておけば、国民の迷惑はさらに倍加すると本気で憂えているが、同時に、横浜の片田舎で、デンデン退場を心から願っている貧乏老人としては、今後の動きが楽しみになってくる・・・。(田舎親父)

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