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2019年3月 7日 (木)

横浜の片田舎でも起きそうだ・・・

一昨日の朝、京都府の福知山市にある『京都共栄学園中学校・高校』のグランドの法面が崩れている映像をネットで見付け流。崖下の民家の物置が壊れただけの被害だったことなので今後の続報はないだろうが、同時に、私の第一印象は、多分この学校は私立でこの土地に比較的最近になって建てられたのではという思いが浮かぶ。

何故かというと、100年近くの歴史がある地方の学校は、ほとんど例外なく、当時の国や自治体が母体になっているという私の自論があるからだ。

その自論というのは、退職してから地方の活性化に興味関心がわき、廃校の活用という理念の基に、地方に出かけて廃校を探しけと、かなりの廃校を自分の目で確かめたが、その全てが、『平地の少ない土地にも関わらず広い敷地を持っている』こと。

さらに土地の古老の話を聞くと、広さだけではなく、水の得やすくしかも洪水の心配がない土地であることがわかる。

ことさらさように、明治の学制発布以来、古くからそこに住む人々は『おらが学校』という思いが強く、村で一番便利で自然災害の少ない場所を探し出し、広さが足りなければ、山を切り開いて学校を建て、校庭は人々が出入りしやすいように道路に面した側にして村人が集まって、子どもたちと一緒に運動会などを楽しめるようになっているのが共通している。

だから今回、グランド側の法面学校崩れている映像を見たが、歴史ある学校では決して人々の出入りができないような法面で囲むなどといった設計理念はない。

念のために、『京都共栄学園中学校・高校』をネットで調べてみると、昭和23年創設だとある。沿革史には校舎の移転という項目はないが、平成9年に4号館新築竣工とあり5号館や3号館の新築が年を追って続いていることから、平成になって、この地に新たな校舎を作ったのではないだろうか。

映像を見ると、かなり大規模な法面であることから、グランドを作るために、埋め立ててコンクリ-トで固めたものであることは間違いない。そして、法面のすぐ下には民家が軒を連ねて建てられているのは、学校ができた後から福知山の市街が広がり、民家がこのような場所まで建てられるようになったのだろう。

私には、いかなる地域においても、学校は自然災害に対して一番安全だという信念を持っている。科学的根拠はないが、学校建築には一般よりも厳しい基準が設定されていることに加えて、全国的に災害時の非難所に指定されていることから、建築業者の手抜きはほぼないと信じているからである。

事実、あの阪神淡路の大震災で、木造建築はもちろんのこと、鉄筋コンクリ-ト作りの高級マンションや高速道路が横倒しになるほどの被害にも関わらず(御影小学校だったと記憶しているが)私が見た避難所になっていた小学校はほとんど無傷であったことから、現在も学校安全神話の支持者になっている。

ただこの映像を見て、横浜の片田舎に住みはじめた50年前から現在までの風景の変化を思い出すと、新しく建てられた学校も少なくなく、そのほとんどが、傾斜地を切り開いて建てられていることに気付く。私が日頃歩いている場所の学校も今回と同じような法面を持つことも少なくなく、工法も良く似ているような気になる。

これは新しい発見である。早速昨日、近くのここ20年程に新しく開校した小中学校の付近を歩いてみた。

中学校は校舎とグランドが別々になっており、傾斜地を切り崩して作られて確かに同じような工法で法面が補強されているが、法面はグランド側にある近くあり、民家はその崖の上。一方小学校は、グランドは谷を埋め立てたと思われるが、この学校の法面のようなチャチナ工法ではなく物凄い壁面がほぼ垂直に構築されていることから、よほどの大地震でも耐えられるはずと胸をなで下ろす。

しかし、崩落した法面と同じような工法でグランドを広げている学校も多く、造成地となるともっと多いはず。今までは何気なく歩いていたが、少し注意しながら、特に古い法面に焦点を当てて観察してみようと思う今朝・・・。(田舎親父)

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